概要
ドイツの男子サッカーのリーグピラミッド | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
1部 (所属チーム数:18)
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ブンデスリーガ | ←イマココ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
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2部 (所属チーム数:18)
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2.ブンデスリーガ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ここから上がドイツサッカーリーグ機構運営/ここから下がドイツサッカー協会運営 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
3部 (所属チーム数:20)
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3.リーガ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ここから上がプロリーグ兼全国リーグ兼ドイツサッカー協会運営 ここから下がプロ・アマチュア混合リーグ兼各地のリーグ兼各地のサッカー協会運営 |
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4部 (所属チーム数:93)
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レギオナルリーガ(5地区) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ノルト | ノルトスト | ヴェスト | ズュート ヴェスト |
バイエルン | |||||||||||||||||||||||||||||||||
5部 | オーバーリーガ(14地区) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
オーバーリーガ・バーデン=ヴュルテンベルク | フースバル=バイエルンリーガ・ノルト | フースバル=バイエルンリーガ・ズュート | ブレーメン=リーガ | オーバーリーガ・ハンブルク | ヘッセンリーガ | オーバーリーガ・ミッテルライン | |||||||||||||||||||||||||||||||
オーバーリーガ・ニーダーライン | オーバーリーガ・ニーダーザクセン | NOFV=オーバーリーガ・ノルト | NOFV=オーバーリーガ・ズュート | シュレースヴィヒ=ホルシュタイン=リーガ | オーバーリーガ・ラインラント=プファルツ/ザール | オーバーリーガ・ヴェストファーレン | |||||||||||||||||||||||||||||||
6部 | フェアバンツリーガ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
7部 | ランデスリーガ/グルッベンリーガ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
8部 | グライソバーリーガ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
9部 | ベツィルクスリーガ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
10部 | クライスリーガ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
11部 | クライスリーガ・ツェー | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
これ以下は情報不足により不明 |
海外プロサッカーリーグ | |
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Fußball-Bundesliga | |
基本情報 | |
加盟国 | ドイツ |
大陸連盟 | UEFA |
創設 | 1963年 |
参加チーム数 | 18チーム |
最多優勝 | バイエルン・ミュンヘン |
リーグレベル | 第1部 |
下位リーグ | 2. ブンデスリーガ |
プロサッカーリーグテンプレート |
連邦制を布くドイツ語圏の国(ドイツかオーストリア)での全国リーグは総じて「ブンデスリーガ」となる[1]ため、世の中には数十もの「ブンデスリーガ」が実在するが、一般的にドイツサッカーの一部リーグのことを指すことが大半。他には卓球のブンデスリーガなどが有名。
ドイツでは、1962-63シーズンまで各地域リーグの優勝クラブ参加によるトーナメント(ドイツ・サッカー選手権)で国内チャンピオンを決定していたが、1963年に全国リーグであるブンデスリーガが創設された。当初は旧西ドイツのチームが参加するリーグだったが、1990年の東西ドイツ統一によって旧東ドイツのリーグに所属していたクラブも参加するようになった。
一時低迷していた時期もあったが、2006 FIFAワールドカップ・ドイツ大会によりスタジアムの整備や関心が高まったこともあり、見事に再建。近年ではイングランド・プレミアリーグを抜きサッカーの平均観客動員数が世界一になるほどの盛り上がりをみせている。一方でバイエルン・ミュンヘンと他のチームの格差が年々広がっており、1強独走状態が毎年続いている影響で優勝争いが盛り上がりに欠けるようになっている。
これは経営方針になるのだが、他のサッカーリーグとは違い多額な借金をする事は許されず、特定の選手に破格な年俸を支払う事も健全的な経営の理由から認められない為にスター選手などの獲得が難しい。しかしその健全さが上記の人気につながっており、世界各国のリーグやクラブの模範となっている。
余談であるが、Jリーグはブンデスリーガをモデルとして作られたリーグであり、ブンデスリーガの優勝クラブに授与される皿を模倣したトロフィーのマイスターシャーレがJリーグの優勝トロフィーにもなっている。
また、他の5大リーグと違って1部リーグの所属チーム数は18チーム(だったが、フランスのリーグ・アンも2023-2024シーズンから18チームとなったので唯一ではなくなった。)となっており、シーズン最終順位の下位2クラブは2部に自動降格し、最終順位16位のクラブは2部で3位のクラブとホーム・アンド・アウェー方式のプレイオフ(入れ替え戦)を行う。
2011年11月4日にニコニコチャンネルにブンデスリーガチャンネルが開設された。毎週日本人選手所属クラブの試合を中心に録画生中継で3試合放送しており、そのうち1試合に実況解説がついていたが、2016年6月を最後に配信されていない。
2022-2023シーズン現在、日本ではスカパー!、abemaで放送されている。
2024-25シーズンのブンデスリーガのチーム一覧
(太字は記事のあるチーム)
チーム | 本拠地 | 前年度順位 | 備考 |
---|---|---|---|
ホルシュタイン・キール | キール | ※2位 | 昇格組 |
FCザンクトパウリ | ハンブルク | ※1位 | 昇格組 |
ヴェルダー・ブレーメン | ブレーメン | 9位 | |
VfLヴォルフスブルク | ヴォルフスブルク | 12位 | |
1.FCウニオン・ベルリン | ベルリン | 15位 | |
RBライプツィヒ | ライプツィヒ | 4位 | UEFAチャンピオンズリーグ出場 |
ボルシア・ドルトムント | ドルトムント | 5位 | UEFAチャンピオンズリーグ出場 |
VfLボーフム | ボーフム | 16位 | |
ボルシア・メンヒェングラートバッハ | メンヒェングラートバッハ | 14位 | |
バイヤー・レヴァークーゼン | レヴァークーゼン | 1位 | UEFAチャンピオンズリーグ出場 |
アイントラハト・フランクフルト | フランクフルト | 6位 | UEFAヨーロッパリーグ出場 |
1.FCマインツ05 | マインツ | 13位 | |
TSG1899ホッフェンハイム | ジンスハイム | 7位 | UEFAヨーロッパリーグ出場 |
VfBシュトゥットガルト | シュトゥットガルト | 2位 | UEFAチャンピオンズリーグ出場 |
1.FCハイデンハイム | ハイデンハイム | 8位 | UEFAヨーロッパカンファレンスリーグPO出場 |
FCアウクスブルク | アウクスブルク | 11位 | |
バイエルン・ミュンヘン | ミュンヘン | 3位 | UEFAチャンピオンズリーグ出場 |
SCフライブルク | フライブルク | 5位 | UEFAヨーロッパリーグ出場 |
前年までブンデスリーガに所属していた1.FCケルン、ダルムシュタットはツヴァイテリーガへ降格。
主なダービーマッチ
- デア・クラシカー : バイエルン・ミュンヘン vs ボルシア・ドルトムント
- ルール・ダービー : ボルシア・ドルトムント vs シャルケ04
- ボルシア・ダービー:ボルシア・ドルトムント vs ボルシア・メンヒェングラートバッハ
歴代優勝チーム
クラブ別優勝回数
優勝回数 | チーム | 優勝年度 |
---|---|---|
32回 | バイエルン・ミュンヘン | 1968-69, 1971-72, 1972-73, 1973-74, 1979-80, 1980-81, 1984-85, 1985-86, 1986-87, 1988-89, 1989-90, 1993-94, 1996-97, 1998-99,1999-00, 2000-01, 2002-03, 2004-05, 2005-06, 2007-08, 2009-10, 2012-13, 2013-14, 2014-15, 2015-16, 2016-17, 2017-18, 2018-19, 2019-20, 2020-21, 2021-22, 2022-23 |
5回 | ドルトムント | 1994-95, 1995-96, 2001-02, 2010-11, 2011-12 |
ボルシアMG | 1969-70, 1970-71, 1974-75, 1975-76, 1976-77 | |
4回 | ブレーメン | 1964-65, 1987-88, 1992-93, 2003-04 |
3回 | ハンブルガーSV | 1978-79, 1981-82, 1982-83 |
シュトゥットガルト | 1983-84, 1991-92, 2006-07 | |
2回 | ケルン | 1963-64, 1977-78 |
カイザースラウテルン | 1990-91, 1997-98 | |
1回 | レヴァークーゼン | 2023-24 |
1860ミュンヘン | 1965-66 | |
ヴォルフスブルク | 2008-09 | |
ブラウンシュヴァイク | 1966-67 | |
ニュルンベルク | 1967-68 |
歴代得点王
通算得点ランキング
順位 | 国籍 | 選手名 | ゴール数 | 期間 |
---|---|---|---|---|
1位 | ゲルト・ミュラー | 365 | 1964~1979 | |
2位 | ロベルト・レヴァンドフスキ | 312 | 2010~2022 | |
3位 | クラウス・フィッシャー | 266 | 1968~1988 | |
4位 | ユップ・ハインケス | 218 | 1963~1978 | |
5位 | マンフレート・ブルクミュラー | 211 | 1969~1990 | |
6位 | クラウディオ・ピサーロ | 197 | 1999~2007,2008~2020 | |
7位 | ウルフ・キルステン | 182 | 1990~2003 | |
8位 | シュテファン・クンツ | 179 | 1983~1995,1996~1999 | |
9位 | クラウス・アロフス | 177 | 1975~1987,1990~1992 | |
10位 | ディーター・ミュラー | 175 | 1973~1982 |
日本人選手
日本では日本人選手が多く在籍しているリーグとしても知られており、過去には日本人で初めてプロ契約を結んだ奥寺康彦が1977年から1986年までプレー。80年代には尾崎加寿夫もプレーしていた。
2002年に高原直泰がドイツでプレーし、2006-07シーズンに日本人として初となる二桁得点を記録する。
2010年代に入ると、香川真司(ドルトムント)や内田篤人(シャルケ)の大活躍によってドイツのスカウトから日本人選手が注目されるようになり、多くの日本人選手がドイツのチームでプレーする機会を得るようになった。2014年には、マインツ時代の岡崎慎司が欧州4大リーグでの日本人最多得点となる15得点を記録。2020年6月には長谷部誠(フランクフルト)がブンデスリーガにおいてアジア人で史上最多となる309試合出場を果たしている。
ブンデスリーガでプレーしたことのあるおもな日本人選手一覧
※太字は2022-2023シーズン現在在籍中の選手(成績は2022年8月1日現在)
関連動画
関連項目
脚注
親記事
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- バイエルン・ミュンヘン
- ボルシア・ドルトムント
- バイヤー・レヴァークーゼン
- VfLヴォルフスブルク
- 1.FCケルン
- VfBシュトゥットガルト
- ヴェルダー・ブレーメン
- 堂安律
- アイントラハト・フランクフルト
- ボルシア・メンヒェングラートバッハ
- RBライプツィヒ
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