本当はリョナい世界樹の迷宮とは、吉村美代氏制作の世界樹の迷宮IVプレイ動画シリーズ「死んだらリョナってデリる世界樹の迷宮Ⅳ」に付けられたタグである。
概要
新米ソードマンの少女シャーロットが率いるギルド「ジョン・ドゥ」が織りなす死屍累々(比喩でなく)の冒険譚を描く。
ちなみに「ジョン・ドゥ」とは、英語のスラングで身元不明の死体を意味する。この時点で何かのフラグがバリバリに立っている気がする。
なお、タイトルから自明ではあるが、作中ではビジュアル、テキストともにハードコアな殺戮描写がたびたび登場する。視聴の際は、くれぐれも留意の上、相応の覚悟を持って臨まれたい。
プレイ上の縛り
- 基本条件
- 死亡したキャラはデリートし、そのシチュエーションに沿ってリョナる
- キャラ死亡条件
- ① 一撃で最大HPの75%以上のダメージを受けて戦闘不能
- ② 何れかの部位を縛られた状態で戦闘不能
- ③ 状態異常によるダメージで戦闘不能
- ④ hageは如何なる状態でも全員死亡
- ⑤ その他オイシイシチュで戦闘不能になったらリョナる
- ※ただし、シャーロットは死亡しない(リョナ後蘇生)
ジョン・ドゥ歴代メンバー(訂:鬼籍簿)
※注意!※
以下の項目には、本編のネタバレおよびショッキングな記述が含まれています!
- シャーロット(ソードマン:頭巾)
- 初期メンバー。「ジョン・ドゥ」の命名者にしてリーダー。なにがあっても懲りないしめげない行動力溢れるお気楽娘。食欲魔人で野菜嫌い、じっとしていられない性格。お子様かアンタは。ただし、人事不省に陥ったりすると別の人格が顔を出すことがある。
「主人公的立ち位置を作りたい(たぶん建前)」「頭巾ドマン子何回もリョナりたい(たぶん本音)」という作者の意図により「何があろうと死ねない」宿命を背負わされ、ぶった斬られるわ串刺しにされるわ、挙げ句に胸を踏み潰された上から神経毒を大量注入されるわと、いっそ死んだ方がマシな目に何度も遭わされる。
どうやら回想らしきシーンと所々の描写から見るに、仮面ライダーよろしく改造人間化されている模様。高速治癒能力や有毒環境への適応など、色々な特殊能力を備えている。 - ヴィローズ
- シャーロットの中の人その1。いわゆる、周囲がごく普通に目にしているシャーロットの人格。最近は、自分の不死性に対する自覚が出て来た模様。
- ウォーカー
- シャーロットの中の人その2。凶暴残忍でウォーモンガーなサディスト。実際、F.O.Eだろうと一人で虐殺してしまうほどの猛者。頭も切れ、他の人格の制御も行っている模様。
- キャンベル
- シャーロットの中の人その3。臆病で引っ込み思案。オドオドした口調。「死んでも問題ない」のは、彼女が表に出ているときらしい。そのせいか、いつも泣いてばかり。
- バースデイ
- シャーロットの中の人その4。好奇心旺盛で怖い物知らずのお子様。彼女にはウォーカーの制御が効かないため、表に出ているときに死なれるとキャンベルに交代できず、蘇生できないらしい。
- †イザベラ(フォートレス:紫ツイン)
- 初期メンバー。シャーロットの姉貴分。登場期間が短かったため情報は少ないが、数少ない他キャラの回想からすると、怪物に襲われた孤児院の出身らしい。
最初の冒険にてF.O.Eの一撃により頭蓋を砕かれて即死。栄えある戦死者第一号(厳密には最初に戦闘不能になったのはシャーロットだが)となる。
余談ながら、これによって作者が用意していた初期メンバー中一番分厚い背景が、すべて御破算になったとか。 - †ミリア(メディック:太眉)
- 初期メンバー。「治療不可による無力感に苛まれる序盤のメディックっていいよね」という作者の
リョナラー精神の発露趣向により、薬学科の落第生で路頭に迷っていたところをエカテリーナに拾われて冒険者になったという設定が用意される。
吃音で臆病だが、ほわほわと小動物のような言動で一行の和み成分担当となる。センナとのやりとりは動画序盤の緊張感緩和に大きく貢献したと言えよう。
……が、その最期は、F.O.Eの攻撃で致命傷を負ったところを、こともあろうにエカテリーナに見捨てられるという悲惨なもの。仲間の死体が転がるダンジョンの奥に一人取り残された彼女は、誰に対するものとも知れぬ呪詛を繰り返し呟きながら死んでいった。 - †センナ(スナイパー:ポニテ)
- 初期メンバー。クール系と見せかけて、かなりメタで際どい発言がポンポン飛び出す脳天気とも言うべき不思議な性格。ミリアとのコンビ漫才は、あまりの自重しなさっぷりにシャーロットにすら呆れられていた。
もっとも、脳天気の部分は意図的に演じていた可能性がなきにしもあらず。旅慣れた様子や、修験者か野伏のような台詞が度々顔を出すなど、相手に応じて自分を使い分けていたフシも見られる。
あと、風呂嫌い。
元暗殺者ギルド所属で、仕事でしくじりを犯して逃げ出したところをシャーロットに出会い、ジョン・ドゥに潜り込んだという過去の持ち主。要所要所で垣間見せる死生観や無常観は、それゆえか。自分の過去に対する清算を求めていた節があり、お人好し揃いのジョン・ドゥで過ごす日々は、その望みに十分応えてくれた。
Part.5の惨劇にて、前衛が壊滅した後「もう十分救われた」と言い遺し、エカテリーナの盾となって首を刎ねられる。死に顔が満足気だったのは、彼女への救いが完遂された証だったのかもしれない。 - †エカテリーナ(ルーンマスター:水色)
- 初期メンバー。冒険者になるため実家を飛び出したお嬢様。乱暴な口調の刺々しい性格でありながら、ところどころで垣間見せる媚びないツンデレっぷりが特徴。イザベラはじめ、他のメンバーから「キティ」の愛称で呼ばれるが、本人は死ぬほど嫌がっている。その真っ赤になって嫌がる表情が愛されポイント。
最初の冒険で仲間を見捨てて逃げた負い目からか、他者を守るための強さを追い求め、執着するようになる。Part.5の惨劇をシャーロットと共に生き残った際に見せた号泣や、フィーリス亡き後に遺されたトキノの面倒を一人で見るなど、積み重ねたドラマの数々もあって第二の主人公とも言える視聴者人気を獲得するが、その矢先のPart.11、一度はベラに立ったと思われた死亡フラグが、まさかまさかのリバース発動。F.O.Eの一撃で真っ二つにされた挙げ句、生きたまま頭から貪り食われるという無惨極まりない最期を遂げる。
初期メンバー最後の生き残りである名優の、数々の伏線を残したままでの衝撃的過ぎる死に様に、コメント欄には視聴者の悲鳴と哀悼の叫びが溢れた。 - †フィーリス(メディック:ショタ(※動画中では女性設定))
- Part.2より加入。トキノの保護者で、やたらとよく喋る女医さん。常に年長者らしい余裕のある態度を崩さないが、その余裕にはどこか「作られた」ところがある。むしろ本質の部分では虚無的な一面が垣間見えることも。
以前トキノが実家にいた頃の専属医であり、家族に虐待されるトキノを見かねて連れ出し、あてもない旅を共にしていた。その理由が「トキノに惚れた」という救いのないもの。その関係は肉体関係にまでエスカレートしている。
彼女自身トキノの現状に対しては相当に負い目を感じていたようだが、その結末を見ることなくPart.5の惨劇にて死亡。実際のところ、パートナーにより強く依存していたのは、トキノではなく彼女の方だったのかもしれない。 - トキノ(ナイトシーカー:褐色)
- Part.2より加入。フィーリスの被保護者。無口な箱入り娘風。年齢はとてもここには書けない。
低LVナイトシーカー、しかも前衛という「殺してください」と言わんばかりの組み合わせで当初から視聴者に前途を不安視された。実際の冒険でも、ついフラフラとどこかへ行ってしまうなど仲間の手を焼かせているが、観察眼や戦闘での駆け引きなど腕は確か。
その出自は、冒険者ギルドを仕切る富豪家の一人娘。継母に虐待を受けていたところを主治医のフィーリスに連れ出されて出奔。その際、書類上は死んだことにされている。
Part.4にて拘束を喰らったまま戦闘不能となり、脱落。死亡条件②の適用第1号となる。ただし、設定上まだ「生きて」はいる模様。半身不随で施療院に入院したままフィーリスの帰りを待ち続けていたが、そのフィーリスが先に戦死。エカテリーナにとっての、ちょっとしたトラウマとなった。
最近では、だんだんとフィーリスへの依存が薄れてきた描写が見られる。 - †ミクリ(ソードマン:褐色(※動画中では女性設定))
- Part.4より加入した僕っ娘。実戦参加はPart.5より。エカテリーナと実家が隣同士という幼馴染。エカテリーナを「エッちゃん」と呼び、何かと付きまとっては鬱陶しがられている。「殴られると喜ぶ」と自ら公言したためにM気質と思われがちだが、エカテリーナの反応を見て面白がっているあたり、S気質も相当なものではないだろうか。
…と、初っ端から濃いキャラクターを見せて将来を嘱望される暇もなく、初登場回で串刺しにされてあっさり昇天。Part.5の惨劇の犠牲者第1号である。 - †グラハム(フォートレス:逆毛)
- Part.6より加入。エカテリーナにドツかれ、マルグレーテの色香に惑わされ、シャーロットに「おじちゃん」呼ばわりされ、と女性陣に振り回される常識人ポジションの若年寄(ただし本人はまだ17歳)。微妙に「健気な弄られキャラ」属性の持ち合わせがあるためか、視聴者人気は高い。
小物臭漂う外見のせいかどうかは知らないが、行動の端々にいろいろと迂闊な面が目立つ。そのせいで何度も死にそうな目に遭っているが、そのたびにギリギリのところで生き残っているのは流石フォートレスの面目躍如といったところか、あるいは三枚目のお約束と言うべきか。
なお、現在のところパーティの白一点だが、それで「もげろ」の声が碌に上がらないあたりがジョン・ドゥのジョン・ドゥたる所以。もっとも、死んだところで逆毛のリョナなんぞ誰得か、という問題はある。
故郷に残してきた養父と、ルカという妹がいる。元々グラハム兄妹は故郷の村で忌み子扱いされ、余所者だった養父に押しつけられた過去を持つが、当の養父からは実子以上に愛され、厳しく育てられてきた様子が垣間見える。
Part.20にて、次元斬の直撃を回避できず戦死。最期まで仲間を庇っての立ち往生だった。 - †ベラ(メディック:眼鏡)
- Part.6より加入。素行の悪い患者たちに振り回される、苦労人なお医者さん。治療の腕は一級品であり、安静を命じられた入院中に抜け出して体を動かしては怪我を悪化させる何処ゾの脳天気に至っては、施療院が匙を投げて彼女に全権を委任するほど有能。
ハイラガードの出身で、かつて冒険の中でパートナーを犠牲にして生き延びた経験の持ち主。施療院の密命を受けてシャーロットを監視していた。ジョン・ドゥに対しては見切り時を測っていたようだが、情が移り始めて死亡フラグ成立かと思いきや、そのフラグが逆方向のエカテリーナに炸裂というイレギュラー。これでほっとしたのか、生来の蟲嫌いが顔を出すなどパーティに打ち解けた様子を見せ始める。
……が、そんなことで見逃してくれる程この動画の死亡フラグは甘くない。Part.15にて爆弾カズラの炸裂を受けて重傷を負い、離脱しようとしたところを蛾に捕らえられ、幼虫の餌となって果てる。斯くしてしっかりとフラグは回収されたのであった。
なお、このドサクサにまぎれてシャーロットは通算5回目の戦死。どんだけ死ぬのかねチミは。 - †マルグレーテ(ダンサー:褐色銀髪)
- Part.6より加入。「あらあらうふふ」系な一行のお姉さん格。年上風を吹かせながらどこか虚無的で脆さの目立ったフィーリスと違って、常に大人の余裕を失わないイイ女。ちなみに、ジョン・ドゥで最も怒らせてはいけない人。
元々は良家のお嬢様だったが、結婚した相手を短期間に失うこと立て続けに3回。すっかり悪評が立ってしまい嫁の貰い手がなくなったという過去の持ち主(夫3人が3人とも冒険者だったのだから不思議なことではないのだが……)。そのためか、決して自分の姓を名乗らない。そして一人で生きていくために残されていた道が、自らもまた冒険者となること。彼女にとっては、かつての夫達と同じ道を自分が歩む皮肉な結果となった。
Part.20のホロウクイーン戦にて、次元斬の直撃を何とか生き残ったものの、前衛が壊滅した状態では戦況の覆しようもなく、衆寡敵せず戦死。シリーズ初hageの掉尾を飾った。 - †リーシャ(ソードマン:褐色2Pカラー(※動画中では女性設定))
- Part.12より加入。視聴者投稿キャラ第一号。不敵な態度を取り、行動に際しては入念な仕込みを行う一方で、いざ戦闘となると一番危ないポジションに向かって真っ先に斬り込んでいく命知らず。
どうやら、次元斬か何かで「別のタルシス」から飛ばされてきた模様。以前所属していたパーティの仲間を怪物に皆殺しにされた過去を持ち、そのため戦闘では強烈な殺意と憎悪を剥き出しにして後先考えない戦い方をする。あまりの捨て身っぷりに、シャーロットにまで窘められたほど。
Part.20のホロウクイーン戦にて、他の仲間より一足先に深手を負って倒れる。ウーファンの援護によって何とか立ち上がった彼女にとどめを刺したのは、あろうことか本性を現したウォーカーだった。 - †ヒカリ(ルーンマスター:白)
- Part.17より加入。「剣術師」の異名を取るルン子……と見せかけて実はゾディ子らしい。ハキハキと前向きな明るい性格でムードメーカーの素質ありと思いきや、肝心というか相当にクリティカルなところで大ボケをかましてくれる(いいのか、この動画でそれは……)。ルンマスと言えば後衛という通念を覆し、マンゴーシュ片手に前衛で吶喊していくという二つ名通りの鉄砲玉娘。剣使いというよりは剣マニアな一面が垣間見られる。
Part.20のホロウクイーン戦にて、次元斬の直撃を受け闇の狭間に飲み込まれる。以降、彼女の姿を見た者はいない。 - バーリニア(ルーンマスター:ジト目青)
- Part.22より加入。第3期メンバーの中では最も落ち着いた常識人。
- エリヤ(ナイトシーカー:ピンク)
- Part.22より加入。気弱コンビその1。
- ルナ(ルーンマスター:白)
- Part.22より加入。気弱コンビその2。いつも飴を舐めており、ときおりシャーロットを餌付けしている姿が見られる。
- サツキ(スナイパー:ポニテ黒)
- Part.22より加入。ちょっと吃音ぎみ。
関連動画
関連商品
本当はリョナい世界樹の迷宮に関するニコニコ市場の商品を紹介してください。
関連コミュニティ
本当はリョナい世界樹の迷宮に関するニコニコミュニティを紹介してください。
関連項目
- 3
- 0pt