ニコニコ大百科

>>149
＞儒学、占星学、主観主義哲学、ロマン主義哲学、蒙昧主義哲学、心霊学(スピリチュアリズム)、神秘学(オカルティズム)とかも広義の学問
＞ロマン主義哲学や主観主義哲学とかにとってエビデンスは「みんなで楽しくやれ」ないから論外

伝統的にはどれも意義がある学問だったんだろうし、“ゴッドハンド”藤村が言うような「みんなで楽しくやれる」学問だったのかもしれんけど
エビデンスとその検証を学問とするなら正直言ってそれらはそびえ立つクソ、ゾンビの群れに見える

学問には科学と技術（サイエンスとアート）の2面があって、ニコ百で荒れているAIイラストのようなものが技術
技術だけでは社会を大きく歪めるから科学的根拠と影響の予測が必須になる。
昔は工業汚染で健康被害が多発していたが、工場への責任を追及するには
サイエンスが必要になった。そのサイエンスを作ったのが（もっと狭い範囲での）論文の査読や学界の討論ということになる。

>>150
チバニアンの場合は地質の鑑定ではなく誰の手柄にするかで揉めていた。揉める気持ちは分からなくもないが。

>>151
確かに

>>152
科学と技術をそういう風に別物扱いするのは反技術主義・反近代主義・キリスト教由来のアカデミズムとかに由来する考え方で、現代と古代の学界では科学＝技術＝科学＝工学な場合もある
たとえばAIはCS（コンピュータサイエンス）の一部。CSはJISで「情報科学」「情報工学」などと和訳されていて、その解説としてはCS＝「計算機による情報処理に関する科学技術の一分野」。
「基礎科学」というグループに「情報科学」（CS）が含まれることもある

あと翻訳の関係で、テクノロジー≒技術学・技学≒テクノロジー≒技術≒エンジニアリング（工学）

近代までは技術・科学・哲学・宗教は「錬金術」として混然一体だった
古代ギリシャでは「技術」（テクネー）は、真理探究も数学も金もうけも意味するもので、技術はプラトンによれば【本質的な理論的働き】、アリストテレスによれば【真理を持つ制作的活動】


https://kotobank.jp/word/%E5%9F%BA%E7%A4%8E%E7%A7%91%E5%AD%A6
>現実には【基礎科学と応用科学の区別は絶対的なものではない】。たとえば【電子工学や薬の生産など】では、基礎研究の成果が密接に開発研究と結び付いている。そうした【科学に直接基礎を置くいくつかの技術】においては、基礎科学の成果は直接、応用科学の体系に組み込まれる。

https://w.wiki/6DT2
>基礎科学は、【真理の探究を目的とする科学】であり、数学・物理学・化学・生物学・地球惑星科学（地学）・【情報科学】・天体物理学・素粒子物理学（素粒子論）などとされる。
>JIS（日本産業規格）では、【コンピュータサイエンス】（computer science）の和訳として「計算機科学」、【「情報科学」、「情報工学」】が載っている。そしてコンピュータサイエンスは【「計算機による情報処理に関する科学技術の一分野」】だと書かれている。

>>152
https://w.wiki/6hNe
>テクノロジーまたは科学技術、科技、【技術学】とは「特定の分野における知識の実用化」…「科学的知識を個別領域における実際的目的のために工学的に応用する方法論」を指す概念。
>テクノロジーやテクニック（技術）の語源は古代ギリシア語「テクネー」であり、これは技術・学術・芸術・知識（エピステーメー）や制作的な理知（ロゴス）・能力等をも指す。
>テクノロジーは技学、技術とも和訳されている。【エンジニアリング（工学）も「技術」と和訳されることがある】。

https://w.wiki/3Dhe
>古代～中世にわたって原始的な【科学の試行錯誤を行った技術・哲学・宗教思想・実利追求などの固まり】は、【錬金術】と呼ばれる。16世紀以降、主に「科学革命」によって神秘性や思弁性が消えつつあった錬金術は、近代的な科学および科学技術へと変化していった。

https://w.wiki/4Xxe
>【技術知】またはテクネー、テクネとは、古代ギリシアで尊重されていた「制作活動一般に伴う知識や能力」のこと。【「技術」】とも和訳されており、古代ギリシア哲学では技術は【本質の、または真のロゴス（理知）】を持っている。技術（テクネー）は【学術・芸術・知識（エピステーメー）や制作的な理知（ロゴス）・能力等】も指す。また、テクネーは英訳で「アート」（芸術）や「スキル」（技能）ともされる。
【ソクラテスとプラトンとアリストテレス】は、【金儲け術・政治技術・職人芸・学問をも技術の一部】として論じている。

>>152>>154-155
分子考古学がある時代に文系と理系という分け方はさほど好きじゃないけど、「ITやAIは単なる技術」と思っている人がどちらかと言うと文系に多い印象はある
実際、「コンピューターサイエンスは情報科学とも情報工学とも和訳されますよ、そしてAIはコンピューターサイエンスの一部です」とか伝えると文系のほうが混乱しやすい

「科学と技術はもともと別物で～」とか「学問のほうが技術より根本的で～」とか歴史っぽい話をする人も
古代～中世の錬金術や、古代ギリシャのテクネーについて知らないことが珍しくないような

だからって文系学問が不要とは思わんが、文系としてやっていくなら学問史と技術史の概要くらいは知っておく必要があると思う
批判的思考、解析、査読といった技術が未発達で捏造事件が起きたこと、分子レベルで解析する分子考古学が1980年代には既に存在していたこと等々も含め

なんで上がったん？

吉野ヶ里遺跡で見つかった有力者の墓と思われる石棺の影響だろうな。扇情的なメディアが宮野卑弥呼の墓かと煽ってる影響もありそう

>>154
工学はサイエンスだけど「工業」は技術だよ。同じように医学はサイエンスだけど医療業は技術。
しかし医療業がいくら頑張っても健康被害は改善しない。
サイエンスによる効能の研究や、病原体や有毒物の調査が必要だった。

>>159
一行目にはまあまあ同意するけど、二行目以降は不正確でしょ
■古代ギリシャ：プラトンやアリストテレスによれば、学問や科学も「技術」（テクネー）
■古代～近世：技術と科学と思想は「錬金術」としてカオスな集合体だった
■近代～現代：テクノロジーには「技術」、「技術学」という意味があり、エンジニアリングには「工学」、「技術」という意味がある
という実例が>>154-155で挙がってるから

そもそも工学はエンジニアリングなので、「工学はサイエンス」という文から始まってる一行目も割りと疑わしいが

いやー>>159は、全体的に日本語としてかなり分かりにくいと思うが
「医療業がいくら頑張っても健康被害は改善しない」って部分とか

健康被害とその改善方法を研究し解明することが医学で、健康被害を改善することが医療(業)だから
医学がいくら頑張っても健康被害は改善せず、医療業がいくら頑張っても健康被害は解明されない、と言うべきじゃないの

そりゃ「サイエンスによる効能の研究や、病原体や有毒物の調査が必要だった」だろうけど
そういう研究調査がいくら頑張っても解明が進むだけで、改善を進めるのは医療だろう
科学（サイエンス）と技術（テクノロジーやテクニック）をそんなきっぱり別物扱いできるとはそもそも思えないけど

>>152は単純に読めば学問には理論と応用の両側面があってお互い補いあわなくちゃいけない云々程度の話な気がするので>>154や>>156は過剰反応に見える
急上昇の原因らしいTwitterにそういう文脈があるのか知らんが

>>158
なるほど、ありがとうございます

>>160
工学としては最低限の証明がないと認められないだろう。証明自体は既存の学問の流用であることもあるが。
工業や技術は「法律の範囲内」であれば認められるため机上論に破綻があったとしても通ってしまう。
逆に、規制を増やすには事故、災害の発生後に工学などの証明が求められる。

特許なども「技術」に付与されるもので、工学上の答えを申請するのは難しいだろう（不可能ではないかもしれないが）

>>161
医学として根拠が無ければ処方薬は貰えないし、汚染物の拡散を止めてもらうこともできない
今では何でもない手当ても、過去の医療的な証明を反映している

医学に関して言えば脚気論争という良い反例があってな
理論はボロボロだし根本的に間違っていた栄養説が極めて有効だった、
もっと言えば江戸時代の漢方医が「治療法」をとっくに知っていたという歴史的事実に学んでいるから
「科学」と「技術」は両輪であるという基本的姿勢があるんだよ

今も対処療法的に非合法オピオイド（密造品）が貧民街で買える国もあるらしいが
麻薬としての中毒性も高く、やはり医学的治験結果と投薬量、投薬期間の裏付けがあった上で処方を目指すべきだと思うよ
末期医療だと医者に貰おうが非合法で買おうが余命は大差がないのだろうけど、対処療法の副産物として健康体の麻薬中毒者も発生している

オピオイドなんかアメリカで合法に処方されて死者出しまくってるやん

>>164
たとえば『世界大百科事典』では「技術　technology⁞engineering」という項目のページがあるそうな
https://w.wiki/67za
“いやエンジニアリング（工学）は技術とは全然違うんだ、「工学としては最低限の証明がないと認められない」んだ”とか言いたいのであれば
じゃあ、事典や辞書を超えるあなたの専門的知力を使って事典や辞書を書き直してくれ、くらいしか言いようがない

>>165>>167
そうなるべきだと言うなら同意するが、「～べきである」ことと「～である」ことは全然違うから脚気論争も起きたわけで。
「工学としては最低限の証明がないと認められない」べきであるとしても、実際にはそうではない
だから今でも　技術≒テクノロジー≒エンジニアリング（工学）≒技術　という複雑なことになってる


ID: s5E0X7+TdSがこれ以上スレチな話したいなら、せめて情報源を出してくれ

s5E0X7+TdSは「証明」とか工学・学問は技術と違って証明が必要だとか同じフレーズでスレ違いな自説を繰り返してるが
考察スレで突然「証明」と工学・学問についてスレ違いな自説を語り始めたI+6SLf5NNnと同一人物なんじゃないかな
https://dic.nicovideo.jp/b/a/%E8%80%83%E5%AF%9F/541-#564

ソースを出した相手にソース無しで自説を語り続ける（そして「ソース出せ」とツッコまれる）ところも似てる

アメリカだと医者が大丈夫とか言って手軽にオピオイド系鎮痛薬で解決させようとするね
皆保険もないから金払えない患者と医者の双方にとってお手軽な解決策
中枢神経系に作用するから鎮痛効果が高いかわりに依存リスクも高い
で、これらの話はすべて本文に無関係

まだ記憶喪失のフリ続けてんのか？

>>172
思い出そうとすると気分が悪くなるってさ

【旧石器発掘ねつ造】次々と石器を発掘し“ゴッドハンド”と呼ばれた男性…実は200か所以上の遺跡で“ねつ造”していた【平成の記憶】
https://www.youtube.com/watch?v=JqJ1SG_5ogo&ab_channel=TBSNEWSDIGPoweredbyJNN

多方面に迷惑かけておいてあの頃の事思い出そうとすると辛くなる、とか調子の良いこと言ってんな
なんで被害者面してんだよ

ゴッドハンドの捏造に加担して、今もほら話や創作紛いの歴史とかで観光資源作ってる自治体の連中が被害者面してんのも嫌
批判は許さん！って同調圧産んでた発掘界隈の空気と言い、根本的な体制の駄目さにメス入れてないし

>>139
詭弁はよしてくれ
俺は考古学の基本的な目的も方法論も知らないような奴が、ネット上の付け焼き刃の知識で、ゴシップ的な解説をしてるのを批判してるだけ。それを見たアホがそれを賞賛して、事実誤認や偏見が再生産されてるのが見てられない。黒歴史解説動画とか最たるものでしょう。
だから、考古学を知り尽くしてるとか勝手に抜かさないでくれ。当時のことを知ってるわけでもないし。
旧石器捏造事件は考古学最大の汚点だし、擁護の余地はない。
ただ、汚点につけ込んだ、こうだったら面白いという憶測や根拠のない事実が、確証された事実のように扱われ、語られてるわけだ。
黒幕がいたら面白いとか、考古学界で卑劣ないじめがあったら面白いとか。
この語られ方は捏造石器を疑いもせず受け入れた研究者達と全く変わらないと思わない？
当時の研究者も、中期旧石器があれば面白いと思っていたわけで、実際に相当する年代の地層から石器が出て来たときいたら何の疑いもなく飛びついた。
やってること同じだよ。当時の研究者もそれを批評してるネット民も。それが気持ち悪いと思ってるだけ。

俺にとってはまだ小学校にも入ってない頃のことだからコイツの事件知ったのはだいぶ後年になってからだったけど
司法上罪に問えないってのはともかく、どう考えても説明責任あるのを逃げてんのもアレだし、それよりも該当の遺跡とか外部の(=海外の)調査チームに依頼して調べるくらいやった方がいいんじゃとも思ってるんだけどな
歴史改竄に至ったゴッドハンド事件並みの規模のもんはそうそうないけど、都合のいい個人発端の虚実に大御所すら乗りかかって、いざバレたらこいつの責任だの全員の責任だの醜いもめ方する事件ってのはいまだに稀によくあることよなぁ

本当に考古学をメチャクチャにしたのは件のジジイを寄ってたかって吊し上げて精神的にも社会的にも殺して満足するようなそのへんの無知無学なキノコ連中ってのが1番笑えねえ案件

>>173
今の時代に藤村氏とコンタクト取れる記者ガチで何者だよ

ニュートンやダーウィンといった偉大な科学者を産み、科学立国を自負していたイギリスでピルトダウン人事件が起きたのも根底に同じものがある
当時ネアンデルタール人やジャワ原人など原型人類に至る様々な大発見がなされたがイギリスはその熱狂から取り残されていた
世界を支配する大英帝国からそういった発見がされないことが学者たちには我慢出来なかった
その『夢』を叶えてくれたのがピルトダウン人だった
彼らも日本の考古学界も『夢』から覚めるのを恐れた