ニコニコ大百科

究極の現実逃避だよ。宗教だって死んだら酒飲み放題で処女とやりまくれるってのがあるくらいなんだし、
ある意味では人間の本質なんだろう。
喰わず嫌いだと思ってこのての作品読み始めたけど正直かなりきつい。

現実逃避度で言えば、RPGの方が上そう。
創造主の手のひらの上とは言え、自分で操れるし。
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冒険。
この魅惑的な言葉に心惹かれるものは多い。
だが、実際にそれを行なえるものは少ない。
我々には勇気がない。
未知なる危機にたった一つの命は晒せない。
我々には力がない。
襲いくる危険から身を守るすべを知らない。
我々には機会がない。
この世界に、まだ余人の知らぬ秘境がいかほど残っていよう。
だが、それでも、我々は冒険を体験することができる。
そのための方法が、我々には与えられている。
ロールプレイング・ゲーム（ＲＰＧ）だ。
自らの分身となるキャラクターを作り、
架空の世界へと飛び込むことができるのだ。
キャラクターには勇気がある。
危機に立ち向かう心の強さがある。
キャラクターには力がある。
剣を振るい、あるいは魔法を駆使して危険を遠ざけることができる。
キャラクターには機会がある。
ロールプレイング・ゲームの舞台は、さまざまな神秘にあふれている。
勇気も、力も、機会も与えられなくてもよい。
想像力の翼があれば、我々は冒険を作り出すことができるのだ。

ーソードワールドRPGリプレイ集8より引用

慎ましく生きようとする謙虚な主人公が、なぜか周りからもてはやされまくり女からはモテまくりになるのがなろう系のテンプレ
俺なんかやっちゃいました？系とかその最たるもんだよね。

対して、大体なろう以外でも有り触れてる題材じゃないのか、と
でも非該当作品を積極的に掘ってるわけでもないんだろ?　って言えるのが
掲示板でのなろうにあーだこーだ言ってる奴のテンプレ

その辺、男向けも女向けも根本は一緒なんだよな。
自分は特にすごくないけど、凄い異性に一方的に愛されたい、受け入れられたいって。
少年漫画なら、「学年一の美人」。少女漫画なら、どこぞの御曹司とか、非現実的なまでの聖人君子。

昔は本当に顔も能力も平凡な子が「なぜか」ちやほやされてたんだが
なろうだと評価されて当然とも言えるチート性能が無双して「なぜか」平凡を気取ることが多い
俺やっちゃった？系うざいとか格下いびりとかいわれることもあるがその人気は不動

山一個吹き飛ばしたり数万の魔物を一瞬で消しとばして「俺なんかやっちゃいました？」とか言い出す主人公
そんなやつの称号が「賢者」だったり、あるいはタイトルが「最強〇〇は目立ちたくないので隠居しました」みたいだったりする。
これ書いた作者はアホなのか？と思わずにいられない。
しかもそういう作品がごくごく稀に発生するならまだしも、それなりの数作られてるっていうのがもうね。

そりゃメインがニコ動とかyoutubeとかと同じ素人サイトなんだから
部分部分で辻褄が合わないもんなんていくらでも投稿されるし
支持層以外から見たらなんだこりゃってもんも珍しくないわ

そういう部分もお約束やご愛嬌で楽しめないで
一々陰口叩きに興じてる奴のがよっぽどもうねだわ

珍しくもないなら例を挙げて見て欲しいもんだけど多分無理だろうなあ
それにお約束だろうと何だろうと駄文は駄文だからね
俺らはウンコだとわかってて食ってるんだ！俺はウンコが好きなんだ！って主張ならいいけど
それウンコじゃね？って指摘にウンコじゃない！ウンコじゃない！っていうからなろう信者は感覚マヒしてるって言われる

牛蒡が好きで食べてるのに根っこ食うとか頭おかしいわーとか言われてて、木の根っこ好きならこれ食ってるんだろ？とか聞かれて本当にタダの木の根っこ出されてる感じ

>>459
ボカロとか歌い手とか実況とか例のアレとかyoutuberとか
サイト内外で散々殴り合い宇宙してきた歴史があるだろうに何を無理と申すか

>>459
「上げてほしい例」と言うのは、もしや>>458の言う「部分部分で辻褄が合わないもん」？

そっちの方言ってるにしても

ノベマスに幻想入りに茶番多めのゆっくり・ボイロ実況にと
話の辻褄だけ追ってけば粗探しなんぞ難しくもないし

先に挙げたボカロも韻というか曲のリズムの都合上か
同じ視点の筈なのに一人称で僕と私の交じる歌も少なくないし

実況だってわざとじゃないプレイミスや知識・謎解きの覚え違い発言とかも
ガッチガチの縛りプレイとかでもない限り取り直し投稿し直しなんぞしないし

何より支持する人間が一定数以上居て法に反するわけでもないなら
娯楽に関しては楽しんでなんぼなんだから矛盾程度で駄も糞もないわと

>>455
逆に周囲に敬遠されてる異性の良さを俺（私）だけが知っている優越感…系もよくある
凶暴な不良、冷徹な人間、高飛車なお嬢…として嫌われてるが自分の前でだけは…みたいな
>>456
当時じゃ滅茶苦茶叩かれてた平凡だけどモテる系主人公が今じゃ叩かれないどころか
逆に評価されだしてるのは驚くな…
>>457
どうだー！俺凄いだろー！みたいな奴は叩かれるから避けた結果平凡でいたい主人公が生まれた
だが力を誇示したいという心はどうしても抑えられずそんなちぐはぐな主人公が生まれた

人気漫画家に沢山アンチがいるようなもんで、流行りもの、人気者が叩かれるのは世の常。
それに、有事にオドオドするしか無い、本当の平凡だと物語にならないから、行動力はそれなりにあったり、大事な場面で勇気を振り絞ったりするし。
キョンとかシンジくんだな。

あと、今は最初からチート全開なのが人気だけど、昔は「実はすごい力持ってるけど、皆には隠してます（前半）」系が人気だったよね。
と言うか、何故か隠すのがお約束だった。

敵が多いとか利用したがる変なのがよってこないように隠したいんだけどやむを得ない事情で力を発揮して全力で隠すなら筋は通ってると思うが
無自覚に力ぶっ放して俺またなんかやっちゃいました？はどの辺に魅力があるのかよくわからん
最大限好意的に解釈して子供っぽくて親近感があるってとこだが
なぜか転生前は社会人とか謎設定があることもあるし

しかしおっさんになると社会の中の役割とか能力に見合った評価とか力をもつものの責任とか考えることが増えるけど
ガキの頃はもうちょっと純粋に強大な力や後先考えない行動力を評価してたような気がする
ウルトラマンと怪獣が街壊すのみてもすげえつええ！ってだけで被害総額とか補償とか面倒なことは思いもしなかった

>>465
何故か隠すのはスーパーマンからの系譜じゃないかなあ
彼はどういった理由で正体隠してたんだっけか

>>467
スーパーマンとして救えない人を救うため。というのはあったな
介護問題とかスーパーマンでは手出しできない社会問題を知ってもらう為にデイリープラネットに入社して記者になったという話は見たことがある

なろう系の大半が作品の完成度で四半世紀も前のダンバインとかの過去の転生作品に及んでないのも、現実逃避してるだけの作品って揶揄される
原因だろ
元の世界の家族や友人との関係とかその辻褄が
しっかり描写されてるなろう系ってあるのか？
ダンバインは家族崩壊してたとはいえ描写は
ちゃんとあった訳だし、主人公が初めての転生者じゃなくて、過去の転生者の痕跡がしっかり
異世界に残ってたりと辻褄もあってるし、主人公が元の世界に戻った時、持ってた武力に困惑したりとなろう系に有りがちなイキりもないし

一括りにしないでちゃんと探せばそういう作品もあるだろ
どれだけの数があると思ってるんだ

ダンバインは異世界転移ものな

つか富野の御大にかてない奴は認めないは流石にハードル高くね？

転生と転移は似ているようでぜんぜん違う。
前の世界で死んでるか死んでないかくらい違う。

まぁ現実逃避なのは否定しない。
つーか、全てのフィクションはそうだろう。
『小説が書かれ、そして読まれるのは、人生がただ一度である事への抗議からである』って意見もあるし。

>>469
冨野監督が見たら鼻で笑いそうなレスだな

いわゆるチート／異世界転生っていうのは
「力を持ってるんだったら迷うな、悩むな、ウジウジするな。
新しい場所に着いたんならさっさとその現実に適応して、前の世界のことなんざ引きずるなよウジ虫」
っていうウジウジ主人公への反感がムーブメントの根底にあって、
その価値観で見るとダンバインとか冨野作品の大半は駄作中の駄作ってことになるから単純に比較はできないよ

スパシンやってたような源流の源流辺りの人らはともかく
にじファンの崩壊前、なろうへの転生チートの流入以前から
既に前向きな原作主へのアンチやウジウジするオリ主のテンプレも出来てたし

俺だったらこうする的な二次創作から遺伝子を継いでる部分があって
そこには何かに対する不満や反感も含まれているのも確かだけど
今のチート・転生を動かしてるメイン層は全然反ウジウジ一辺倒ではないと思う

ここの掲示板を見てて思ったけど、もうエヴァみたいな「ごみ溜めのような苦しい世界でも、僅かな希望があると信じて生きていく物語」は時代遅れで今は「主人公の行動一つでヒロインにチヤホヤされたり強大な敵をばっさばっさとなぎ倒していく物語」の方が求められやすいんだろうか

今考えるとどうしてエヴァのような作風が流行っていたのかよく分かんなくなってきたわ...

今風の大陸の豪傑か何かかな？

>>477
サイクルで陰陽が回ってるってだけじゃないかなぁ
もっと前は熱血系主人公ばっかで、エヴァのヒットでセカイ系が流行った。
そこからまたグレンラガンのような熱血主人公が来たから、もう少ししたらまた妙に悟ったような、達観しているような、悪く言えば高二的ダウナー系主人公が流行るよ。タブンネ。

最近の（既に最先端ではないっぽいが）流行はおっさんだな
特に短慮でも熱血でもなく人生に大体の見通しを立ててそこそこ落ち着きある態度で問題を淡々と解決してヒロインの恋愛攻撃をかわしたり受け止めたりする奴