アライグマ(けものフレンズ)とは、アプリゲームなどのメディアミックス作品『けものフレンズ』に登場するアニマルガール・フレンズ(動物が擬人化して女の子になったキャラクター)である。
CV:大空直美(ネクソン版)、小野早稀(アニメ版、けもフレ3)
なお、AIアライさんについてはそちらの記事を参照のこと。
あらいぐまラスカルやぼのぼのでお馴染みの動物・アライグマのフレンズ。適応能力が高く、泳ぎや木登り、果ては手に物を持ったまま二足歩行できるものも居たりと、とにかく器用。元々は北アメリカに生息するが、日本やヨーロッパでも良くも悪くも馴染み深い動物である。
そんな適応力の高さ故か、アニマルガールとしてのアライグマは媒体によって性格やベクトル違いなどはあるが、チャレンジ精神溢れる性格となっている。
薄紫色の服と黒色のミニスカートを着ている。灰色で踝部分からが黒色のタイツを履いている。首周りはモフモフしたファーで覆われ、暖かそう。髪の色合いは元ネタであるアライグマの体色を表現した結果。瞳の色は茶色で、自信ありげな表情。
「アライさんにお任せなのだー!」
アライさんはアライグマの名の通り、手を洗っているように見えて……本当は川の中を探っているのだー!
アライさんは手で感じるものを信じるのだ。だから、お前もアライさんの信じる手を信じろなのだ!
さあ、一緒に一山当てに行くのだー!
パッション属性(赤)のレアリティ度2のフレンズとして登場。コスト250・攻撃タイプは近距離・サイズS。特定グループには所属していない。所有スキル「マジカルウォーターハンド」は20秒だけ自分の体力を回復出来る効果。回復量は自身の攻撃力の30%分で、4秒毎に回復。
一人称及び愛称は『アライさん』。関わるほぼ全てのアニマルガール及びパークガイドからもそう呼ばれており、メインストーリーの台詞ウインドウの名前欄も途中から『アライさん』表記になったりする。
どこかアホッぽい感じがする自信一杯な性格。「俺の信じる手を信じろ」とどこかカミナ兄貴的な事を言っているが、その自信に根拠は無い。活躍して自身の名声をジャパリパーク中に轟かせるのを夢見ており、一山当てるべく様々な事件にフェネックと共に顔を突っ込む。
必ず自分の時代が来ると信じて疑わないお気楽ポジティブさの持ち主。深く物事を考えずに突っ走ってしまうため、大抵企みは失敗する。でもめげない。
メインストーリーでは第2章より登場。管理センターから「けものの姿をしたセルリアン」の捕縛依頼を受け、フェネックを巻き込んで行動を開始。以降、主人公たちとチェイスを繰り広げたり、時々共に行動したりする。道具作りに長けているようで、自作イカダで川を渡ったり、足こぎ飛行機を変形機構付きの『アライさん号』に再改造するなど、驚異の技術力を誇る。一方で色々と詰めが甘く、フェネックが手助けしてくれなかったり、出オチを繰り返して「流しの芸人」呼ばわりされるなど、散々な目に遭っているが、本人は割とすぐ回復する。サーバルも間接的な形ではあるがアライさんがとても頑丈であると語っている。一方で度量の広さを併せ持っており、真っ直ぐ突き進むからこそ良い結果を導くことも。
因みに、キツネ・タヌキ系のみ出撃可能な強敵クエスト・イヌガミギョウブ戦で何故か出撃可能だった。もしかしたらキツネ・タヌキ系グループが出来た暁にはそこに所属する予定だったのかもしれない。
ネコ目 アライグマ科 アライグマ属 アライグマ Common raccoon |
フェネックとともにCパートの主役を務め、どういうわけか「パークの危機」であるとして「帽子泥棒(=かばんちゃん)」と「この島にとっての宝」を追って旅をしている。その追跡中、過去の話で登場したゲストキャラクターに出会い、聞き込みをしたり、物語全体の核心に迫る話をするのが毎度の流れ。
一人称はアプリ版と同じく『アライさん』で、フェネックからもそう呼ばれている。人の話を聞かない、あわてんぼうな性格。フェネック曰く「明後日の方向へ全力疾走するのが得意」。そのせいで無駄足を踏むことも多い。大事な話の内容をあまり覚えていないこともあり、しっかり考えて行動するのは苦手。騒動を巻き起こし周囲を巻き込むトラブルメーカーだが、間違った事した場合など謝るべき時はちゃんと謝る素直な面も。
じゃんぐるちほーでかばんちゃんの発案したイカダに助けられたのをきっかけにかばんちゃんの存在を知る。かばんちゃんに助けられた多くのフレンズに出会い、終盤にはかばんちゃんに尊敬の念を抱くことになるのだが、ややこしいことに、追跡している「帽子泥棒」とかばんちゃんが同一人物だとは夢にも思っていない。
すぐ暴走するアライさんを温かく見守ったり、制止することのできるフェネックはよきパートナー。基本的に止めても無駄であることを悟っているようで、明らかに暴走しているような状況でも、よほどのことがない限り引き止めたりはしないようだ。
第11話「せるりあん」にて、ついにターゲットである「帽子泥棒」(かばんちゃん)を発見。サンドスターが噴き出る山の頂上にて泥棒を取り押さえた。自分が最初に見つけたから自分のものだと考えているアライさん、念願の帽子を取り戻しご満悦。だが、サーバルから目の前の相手が「かばんさん」だと知らされ驚愕する。更に事態を察したフェネックから勘違いだった事を指摘され、かばんちゃんに謝りながら帽子を返却している。その後はかばんちゃんたちに同行し――
(※ネタバレのため反転)超大型セルリアンのエサとなるサンドスターローを取り除くフィルターを張るため、四神の石板をみんなで掘り起こし元の場所に戻すことに成功。終始暴走しっぱなしではあったが、アライさんの(持ってきた赤い羽根とフェネックの方角知識の)存在が、本作最強の敵となる黒セルリアンを打倒するチャンスを生むこととなった(結果的に(本当の意味での)「パークの危機」を救うことに)。
第12話「ゆうえんち」では、これまでの追跡の旅の理由と発端を明らかにする。
(※ネタバレのため反転)噴火によるサンドスター放出の日、風で飛ばされていたミライさんの帽子にラッキービーストが反応し、四神の石板についての情報を映し出した。これを「お宝」だと考えワクワクのアライさんだったが、その際に帽子に付着していたミライさんの髪の毛とサンドスターが反応、アライさんは驚いた拍子に、帽子の赤色の羽根をつかんだまま崖から転落してしまう。そのまま帽子を被ってどこかに行ってしまった「帽子泥棒」(=かばんちゃん)を捕まえて「お宝」を手に入れるため、フェネックを巻きこみ追跡を開始した……というのがことの始まりだったらしい。
セルリアン退治&かばんちゃんが何のフレンズか判明記念パーティーにも参加。他のフレンズと協力して大破したジャパリバスを改造・製作した特製船をプレゼントした。
第12.1話「ばすてき」でもフェネックとともに登場し、12話までの裏話が語られた。コノハ博士とミミちゃん助手にアホの子扱いされつつ、とはいえ、なんだかんだ信頼されているらしいシーンが描かれるとともに、事実上の13話目にして、初めて何かを洗っている(エア洗い)場面が映された。
アニメOPの「ようこそジャパリパークへ」ではアライさん役の小野早稀さんが「どうぶつビスケッツ」の一員として参加し歌っている。また、アニメEDの「ぼくのフレンド」の映像の各所にはフレンズらのシルエットが潜ませてあるが、ボーカルに入る前の前奏部分の映像の右下に隠れているのはアライさんのシルエットのようだ。
「提案がある! 一兆円くれ」
第12話にて初登場。上記の台詞と共に衝撃の登場を果たす。こちらでは普通に『アライグマ』と呼ばれている。
アライグマであることに飽きたと菜々に相談し、様々なアニマルガール達になるべく本人たちにパーク各地に話を聞きに行く。踏んだり蹴ったりな道程の果てに視えた結論とは……?曰く、「もっと可愛くて人気のあるアニマルガールに生まれたかった」とのことだが、フライ氏の美麗なイラストによりアライグマもかなりの美少女となっている。必見である。
その後、ジャパリパークの園長となる夢を抱き、その足掛けとしてジャパリパーク観光大使に立候補しているが、ただでさえ対抗馬が強敵・クジャクな上に、衝撃的なスピーチを繰り広げてしまう。野望は大きいが中々上手くいかないようだ。
「アライさんにおまかせなのだ!」
リリース時の初期メンバー。けもトークアイコンの背景色は赤。一人称は「アライさん」、他のフレンズのことは「お前」もしくは敬称を付けないフレンズ名で呼ぶ。
アライグマのけもトーク数は86個と全フレンズ第2位の数であり、フェネックと共演するけもトークは40個あり、アライグマのあーかいぶトークでも4つで共演しているのでぎりぎり過半数越えをしている。ちなみにフェネック側のあーかいぶトークでは7つ全てで共演するか「アライさん」の名前が出てくる。また、サーバルを加えた3人で登場するけもトークも各種あーかいぶを除き12個ほど存在する。
第?世代では常に「アライさん」呼びするのはフェネックだけであり、他のフレンズからはアライグマ呼びである。ただし初期のけもトークの一部で他のフレンズも「アライさん」呼びをしているものがある。フェネックは親友だと言っており、一人で居るときもなんやかんやでフェネックのことを考えてしまうこともあるようだ。
その関係性は他のフレンズにも知られているようで、一人で居る事を「フェネックはどうしたの?」「今日は一人なの?めずらしいわね。」と聞かれることもあり、フェネックの方も「ひとりなんてめずらしいねー。」「今日はあの子は一緒じゃないんだ。」など言われることもある。
ちなみにフェネックが居ないときのアライさんはよく迷っているらしいが、フェネックが居る場合でも全く迷わないわけではなく「そうでもない」ぐらいである。というのもフェネックの方はフェネックの方でアライさんの目的地を知りつつも「アライさんが自分で行き先に着けるのか見たくてさー。」と積極的なナビゲートをしない場合があるようである。ちなみに他のけもトークでは「おたからよりも、おたから探しをしてるキラキラしたアライさんの目が好きなのさー。」といった事が語られている。
相変わらず「おたから探し」に勤しんでおり、「おっきなもの」や「キレイなもの」が好きらしい。なおフェネック曰く「ガラクタが多い」「美味しそうなものも好き」らしい。またサーバルのことをさばんなのトラブルメーカーと言った際には「アライさんもいい勝負だと思うよー。」と言われている。またこれに付随してか、舞台版をオマージュしてか、荷物運びをしているけもトークもいくつか存在しており、トナカイからはクリスマスのお手伝いをしてもらったという話も出ている。この荷物運びについては「博士になんだかわからないものを見つけたら持ってこい」と言われている事が語られている。
イヌガミギョウブからタヌキの仲間に含まれた際には否定しているが、とあるけもトークでは「同じクマだとは思えないのだ!」「~アライ『グマ』なのだ。」といっており、自認はクマの仲間だと思っている可能性がある。また本人は洗っているわけではないと否定しているが、洗い癖は様々なけもトークで見られ、割と積極的に洗おうとしていることもある。その関係か水場は「こころのふるさと」だという。ちなみにあまり視力は良くないらしく、「アライさんは手で感じる物を信じるのだ。」と言っている。
ハブからのハムハム感想として「なんという噛み心地の良さ!噛めば噛むほど味が出る、こんな尻尾、初めてだ。」と最高評価を受けており、少なくともけもトーク内ではアライグマを超える評価は出てきていないようである。
珍しい行動をするあそびどうぐは「タライ(タライで洗う)」「洗面器(すりすり)」「アライグマの石像(ピカピカにするのだ!)」、すごく珍しい行動をするあそびどうぐは「ピコピコもぐらたたき(うまく狙えるかな?)」でペア相手はフェネック。
「とうとうアライさんの時代が来るのだっ!」
2018年10月30日の第2世代エリア「サバンナ」解禁と同時に観察可能になった。けもトークアイコンの背景色は赤。一人称は「アライさん」、他のフレンズのことは「お前」もしくは敬称を付けないフレンズ名で呼ぶ。
大体のフレンズからアライさん呼びされている他、ミライさんからも「アライグマはみんなにアライさんと呼ばれていて~」と解説されて以降はアライさん呼びになっている。なお、ラッキービーストⅢ型は一貫して「アライグマ」呼びである。
この世代でもフェネックとの共演が多く、本人のけもトークで観察を除いた11個中8個で一緒に登場していたり、サーバルのことを「サバンナのトラブルメーカー」と認識していたり、お宝探しに勤しんでいたり、洗い癖があったりと第?世代と通じる部分も多い。
本人に言ったわけではないが、コツメカワウソのアライさんの声真似に対してフェネックが「本物はもっと情けない声なのさー。まあ、その情けないところが可愛いんだけどねー。」という感想を言っているけもトークがある。
ファニー属性(赤)のけも級(レアリティ度)4のフレンズとして登場。たいきスキル「アライさんにおまかせ」は1ターンの間大幅に狙われやすくなり被ダメージが50%減少する効果。いわゆるタンクポジション。
探検隊の一員としてサーバル、フェネックと共にミライさんの元でセルリアン退治をしながら、自分が隊長になることを夢見ていた。サーバルが巨大セルリアンに輝きを奪われ、ミライさんが看病のために離脱したことで、探検隊の隊長の仕事はパークに新しくやってきた主人公が引き継ぐことになるが、アライさんはアライ先輩を名乗り、後輩のために偵察をしてきてやるのだと、巨大セルリアンと反対方向へ向かってしまう。
シナリオ中ではメインストーリーと並行した「アライさん隊長日誌」で主役を務める。飛び出した先で別個体のサーバルと出会ったアライさんは、フェネックとサーバルの3人で「アライさん探検隊」を作る。そしてヤマバクの案でアメリカレアに占ってもらうために水辺エリアを目指す。ところがレアの元まで辿り着いたときには既に主人公たちは巨大セルリアンを見つけて追いかけていったとレアから聞かされる。そこでアライさん探検隊のやるべきことを占ってもらい、「ふたりめのサーバルが生まれた意味を探せ」という答えを手に入れる。そしてサーバル自身がもうひとりのサーバルに挨拶にいきたいという答えを出すと、探検隊の拠点へ戻ることに決める。
カニクイアライグマがアライさんとよく間違えられることに不満を持っており、アライさんをライバル視している。カニクイアライグマのフレンズストーリーでは、我慢の限界が来た彼女からリンゴを洗う競争を仕掛けられる。
ちなみに、カニクイアライグマの相棒のオジロスナギツネはやはりフェネックとよく間違えられる。
何故そういう発想に至ったのかは不明だが、下記の「うどんをうつアライさん」がニコニコに投稿されて以降、うどんをうつアライさんシリーズが前衛的けものフレンズの一大ジャンルとして確立。うどんや心臓ともちつもたれつの関係だったり、盛大にふっ飛んだりふっ飛ばされたり等一際異彩なはっちゃけっぷりを披露している。
また、呼び名「アライさん」から某野球選手を連想する視聴者が多いのか1話「さばんなちほー」のCパートでの台詞「パークの危機なのだ!」を「カープの危機なのだ!」ともじったコメントなどを始めとした野球を混ぜたネタなどでもよくいじられている(参照→25番というフレンズ)
そしてついには広島のラジオ局RCCラジオで放映されている「RCCカープナイター」にて、小野早稀さん演ずるアライさんによる番組ジングルが作成されている。
なお、本ジングルの作成にあたってのインタビューによれば、小野早稀さん自身もカープファンである、また、アライさん役が決まったときに真っ先に思い浮かんだのが件の野球選手であった、とのこと。
「ばすてきコンビ」や「どうぶつビスケッツ」、あるいは「けものフレンズの楽曲一覧」の記事を参照のこと。
掲示板
1241 ななしのよっしん
2023/11/26(日) 03:45:15 ID: QCkeIh89l6
ほうれんそうマンとゾロリの関係性とまでは言わないが
脇役ながらけもフレを象徴する顔だと思う
このコンテンツでパッと浮かぶのってやっぱサーバルかばんアライさんフェネックだろうし
1242 ななしのよっしん
2023/11/26(日) 13:14:03 ID: tXhaYKkFXe
確かに、けもフレの顔と言っても差し支えないかもね
1243 ななしのよっしん
2024/03/12(火) 23:29:19 ID: i65q1rVUcy
Twitterずんだもん界隈のみんなはアライさん界隈に帰るのだ…
急上昇ワード改
最終更新:2024/11/09(土) 07:00
最終更新:2024/11/09(土) 07:00
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