ソード・ワールド2.5の種族一覧とは (ソードワールドニテンゴノシュゾクイチランとは) [単語記事]

ソード・ワールド2.5でサポートされているプレイアブル種族の一覧。
2.0で見慣れた種族も多い中、新規種族も数種類ほど実装されている。

収録順の種族一覧

太字：2.5からの新種族

ルールブックⅠ

ルールブックII

ルールブックIII

ティエンス
レプラカーン

アウトロープロファイルブック

アルヴ
ウィークリング(一部の種族が変更)
シャドウ
ソレイユ

大雑把な種族の特徴

種族	種族特徴
出典	概要
人間	［剣の加護／運命変転］	穢れ	0
I-65頁	ラクシアでもっとも多く見られる種族。すべての人族の祖とも言われる。能力は平均的だが、強力な種族特徴ゆえに評価は高い。というか何をやるにしても、だいたい人間が強い。種族特徴は「サイコロをひっくり返す」というもの。
エルフ	［暗視］［剣の加護／優しき水］	穢れ	0
I-66頁	湖や川など、淡水の水辺や湖畔を好む種族。人間より背が高く、容姿端麗。頭がいい傾向にあるため魔法使い向きである。ただし体は華奢なのでシューター以外の戦士技能には不向き。種族特徴のおかげで夜や暗い洞窟でも目が利く。一応泳ぎが得意だが、あまり活きることはない。（※2.5では毒・病気属性への耐性を得た）
ドワーフ	［暗視］［剣の加護／炎身］	穢れ	0
I-67頁	頑固で一本気な種族。人間より背が低いが、頑健かつ強靭な肉体を持つ。手先は器用だが、鈍足になりがち。足の遅さを気にしなければ前衛職を任せされることが多い。種族特徴により夜目が利き、炎属性のダメージを一切受け付けない。ひとりいると、一部ダンジョンのギミックが無効化される恐れがあるほどの種族特徴である。
タビット	［第六感］	穢れ	0
I-68頁	ラクシアのモフモフ担当で、身長1mの直立するウサギ。頭の良さ以外は飾りであり、魔法職のために生まれた種族。ただしプリースト技能だけは習得できない。非常食ではない。種族特徴は専用技能なしでも危機感知判定できるというもの。活かすなら、危機感知判定する技能を取らずにセージ技能をコツコツ伸ばすといい。
ルーンフォーク	［暗視］［ＨＰ変換］	穢れ	0
I-69頁	魔動機文明時代につくられた人造人間。人間とほぼ違いはなく、見分けるために首と身体のどこかが硬質素材に覆われている。疑似的な魂を持つ関係で、プリースト技能を習得できず、蘇生のルールも異なる。筋力と器用さを活かすため戦士職が向いている。種族特徴により暗い中でも活動でき、HPを消費してMPを回復できる。［ＨＰ変換］を使いこなせると冒険にかなり貢献できる。
ナイトメア	［異貌］［弱点］	穢れ	1
I-70頁	突然変異の忌み子。穢れを持って生まれ、その影響で角が生え、肌に痣を持つ。更に異貌化という、角が肥大化し肌が青白くなる変化を行える。それなりに高ステータスなので魔法剣士向き。種族特徴は、異貌化すると魔法が扱いやすくなるメリット特徴と、生まれた親に応じてダメージが増えてしまうデメリット特徴の2つ。弱点という名前だが弱点ではない（ルール処理的な意味で）。
リカント	［暗視（獣変貌）］［獣変貌］	穢れ	0
I-71頁	尻尾と耳を持つ種族で、さらに頭部を肉食獣に変貌させる力を持つ。かなり密偵向きだが、素の筋力・生命力は心許ないので戦士向けかと言われると疑問符。かといって魔法職向けとも言えない。種族特徴は頭部を肉食獣に変貌させている間、「暗視を得る」「筋力ボーナス上昇」「発せる言語が固定」という内容。言語固定の関係で、大半の魔法が使えなくなる欠点がある。
リルドラケン	［鱗の皮膚］［尻尾が武器］［剣の加護／風の翼］	穢れ	0
II-25頁	直立した小型ドラゴンで、翼があるが加護がないと飛べない。恐ろしい見た目に反し社交的。筋力や生命力に長けるため、メイン盾とされることを想定されている。器用度やら知力やらは期待しちゃいけない。種族特徴で防護点が上がったり尻尾を振り回せる。さらに一定時間飛行できるようになり、飛行中は命中・回避に補正が入る。
グラスランナー	［マナ不干渉］［虫や植物との意思疎通］	穢れ	0
II-26頁	子どもぐらいの小さな種族で、陽気で能天気な放浪を好む。マナに反応しにくい体質ゆえMPを持たない。筋力も生命力も期待できないが、シューターやアルケミストやらなら活躍できるが、金は掛かろう。種族特徴は、抵抗に成功した魔法の効果は消滅するというもの。半減ダメージや1Rだけ受ける、というタイプの魔法メタ。‥‥‥もう片方の種族特徴については説明しない。
メリア	［繁茂する生命］	穢れ	0
II-27頁	人間植物。目立つ場所に咲いた花を除けば人間そっくり。短命種と長命種に別れている。圧倒的な生命力を持ち、運が良いと前衛までやれる。基本的にはタフな後衛を務めることになるが。種族特徴は、寝る必要性がなくなるというもの。徹夜しても早朝にHPとMPが回復するのは便利だが、代償として昼寝しても回復できない。
ティエンス	［通じ合う意識］	穢れ	0
III-65頁	魔法文明時代につくられた魔物と人間を合成したと言われる種族。体内のマナが結晶化した宝玉が露出しており、自分の意思で仮死状態になることもできる。ステータスはナイトメアに引けを取らないほど優秀で、種族特徴的にはライダー向き。種族特徴は「互いによく知るキャラクター1人とテレパシーで意思疎通できる」というもので、言語の壁を越え、動物とも意思疎通できる。この力で騎獣を鼓舞し、命中や回避に補正を与えることも可能。
レプラカーン	［暗視］［見えざる手］［姿なき職人］	穢れ	0
III-66頁	毛の生えた大きな耳を持つ、小柄な種族。滅多に人前に姿を見せないが、技術力は高い。突出した器用度が売りだが、他ステータスは評価に欠ける。それを種族特徴で補えるようなビルドが望まれるだろう。種族特徴は「暗くとも目が利く」「装飾品を多く付けられる」「透明になれる」という3点。器用貧乏さを装飾品でごまかし、透明化で密偵としての役目をこなすのが基本か。