ベンソン級駆逐艦の「よく期待されてた」ラフィー。第三次ソロモン海戦で結構活躍した。戦艦?なぁに?
ラフィー(アズールレーン)とは、ベンソン級駆逐艦7番艦『ラフィー』をモチーフとしたSTGアプリ『アズールレーン』の登場キャラクターである。
KAN-SEN名 | |
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ラフィー USS Laffey,DD-459 |
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基本情報 | |
所属 | ユニオン |
艦種 | 駆逐艦 |
レアリティ | SR→SSR |
CV | 長縄まりあ |
イラスト | 夢咲楓 |
艦歴 | |
国籍 | アメリカ |
出身地 | カリフォルニア州 サンフランシスコ市郡 |
造船所 | ベスレヘム・スチール社 ユニオン鉄工所 |
艦級 | ベンソン級駆逐艦7番艦 |
進水日 | 1941年10月30日 |
就役 | 1941年-1942年(アメリカ軍) |
最期 | 1942年11月13日(沈没) |
備考 | |
戦闘時以外はいつも眠そうにしてる。テンションが低い小動物属性。
顔を突いてくるのが好き。ちなみに耳は本物ではないらしい。
【ユニオン】所属メンバーの1人。眠たげで気怠い言動が特徴的な女の子。
普段は小動物のようにおとなしいが、内に秘めた想いは非常に強く、
仲間を無暗に傷つける相手には容赦しない。戦闘の実力も折り紙つき。
その貫禄を見込まれて合同大演習にもお呼びがかかり、渋々参加している。ーーーーアズールレーン クロスウェーブ公式サイトより
ユニオンに所属する駆逐艦。レアリティはSR。CV:長縄まりあ
主人公4人組の一角にして初期艦として選択できる1人。なのでLive 2Dモデルもある。
指揮官に構って欲しくてちょっかいを出したり、眠いからと居眠りや二度寝をしたり、どこからともなくワインのボトルを取りだしラッパ飲みしたり(ワインはラフィットという銘柄で中国語での名前ネタ。正月イベントではプリンツ・オイゲンと共に日本酒をお代わりしていたり、春のお花見大会でも酒を飲んでいたのでかなりイケるクチらしい)と、その言動はフリーダムで気ままな小動物を思わせる。
一方で戦闘以外やる気ないと言ったり、戦闘開始時に自己リミッター解除と呟いたりするなど、戦闘狂としての一面も持ち合わせる。特に史実で致命傷こそ与えたものの沈没させるまでには至らなかった戦艦比叡には並々ならぬ執着があるらしい。まさに、重桜に鬼神や悪夢がいるなら、ユニオンには戦神がいる、を地でゆく駆逐艦娘。
主人公4人組で仲が良い他、史実繋がりでヘレナとも親交があるらしく、ロード画面でヘレナに甘えている様子が確認できる。人気投票で入賞した際のコメンテーターは自称アイドルの長女ベンソンとウサウサ星人な末妹のベイリー。ウサギモチーフということ以外はあまり似てない。
2018年3月14日にはログイン画面でのイラストが初期艦3人の集合イラストとなり、静画にはその絵の作者が関連イラストを投稿していた。
正月期間限定発売の衣装『雪うさぎとりんご飴』が実装されてるにゃ。さらに、2019年1月31日からは旧正月期間限定販売の衣装『春待ちウサギ』も実装されてるにゃ。
余談であるが、ゲーム「ゴシックは魔法乙女」とのコラボで同ゲームに彼女が登場した際、性格の要素として次のものが挙げられている。「趣味:睡眠」「好きなもの:りんご飴」「嫌いなもの:睡眠をジャマするもの」とのこと。
ベンソン級駆逐艦はウサギを共通イメージとしているらしく(ウサギはウサギでもこのウサギはヴォーパルバニーだが)、ふわふわの銀髪をウサミミの装飾が付いた髪留めで二つ結びにし、その瞳は紅い。
身に付けたシャツとピンクの上着はブカブカで立ち絵では肩が大きく露出してしまっている。白いニーハイソックスと赤いミニスカートもなかなか際どい。ちなみに赤と白のストライプ。
正月期間限定衣装の『雪うさぎとりんご飴』は白い犬を連れ、紫の花と雪うさぎ柄の着物姿。髪は2つのお団子にしてりんご飴を手にしている。着物の色に合わせたのか頭のウサミミが黒になっている。
旧正月限定衣装の『春待ちウサギ』では、梅の木に腰掛けた姿。普段の衣装にも少し近い洋服に東煌の要素を取り入れた服だが、いつもはツインテールにしている髪の毛を下ろしている。足元のスリッパがなんともラブリー。
2019年4月26日には、「アズールレーン×ココイチ・パスタデココ」のコラボ記念として、着せ替え衣装「ウサウサ店員さん」が実装された。
この衣装は企業コラボの関係上、再販は厳しい状況だと思われるにゃ。なので、ほしい指揮官はなんとしても5月8日までに買うことにゃ。と思ったら再販されたので、未入手の指揮官は次の再販を待つことにゃ。
2019年10月31日には、アイドルイベント「激奏のポラリス」に伴い、アイドル風着せ替え「ウサウサアイドル・てきとー」が実装された。
長姉ベンソンの設定に従い、ウサウサ星出身のアイドルとして活動する姿である。だが、本人は相変わらずのやる気なし全開のテンションであり、着せ替えのタイトルまで「てきとー」になっている身も蓋もない状態だ。
2019年12月26日には、待望のケッコン衣装「ウサウサブライド」が実装された。
これで初期艦にケッコン衣装が揃ったわけである(Z23から目をそらしつつ)。この着せ替えをラフィーにあげたい指揮官は、指輪を買いにショップに行くことにゃ。
2020年4月15日には、アズールレーン(アニメ)BD5巻封入特典として、着せ替え「ピクニック・ハプニング!」が実装された。
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https://twitter.com/azurlane_staff/status/1249927571136905216
私服姿でシートの上に座り、お弁当を広げた様はとてもほのぼのとしている。価格は7500円と少々お高いが、このあまりに可愛い戦神の姿を手に入れたい指揮官は、頑張って買おう。ただし、シリアルコードはAndroid端末限定となっているのでご注意。
スキル2:殲滅形態(要改造)
20秒毎に40.0(70.0)%で発動、殲滅形態になり、強力な弾幕を放ち、10秒間自身の装填が200%アップする
駆逐艦には珍しい火力が高めで雷撃が低めの砲撃型。主人公四人組のバランス担当。
発射速度を早めて敵戦艦や重巡を蜂の巣にするもよし、一撃の威力を高めて敵戦艦や重巡を沈めるもよし、好みのスタイルを選択しよう。だが、どちらかと言うと発射速度重視の方が相性が良い。速度の速い連装砲には100mm二連装九八式高角砲T3があるが、惜しいことに通常弾であり、重装甲の相手にはダメージを大幅に減衰させられてしまう。かと言っていわゆるコンセント砲、127mm連装両用砲MK12T3では「ソロモンの戦神」の発動率が落ちてしまう。
このようなジレンマを抱えているため、同じ主人公組の砲撃特化のZ23、雷撃特化の綾波、回避特化のジャベリンのように尖った性能はない。だが、これはあくまでノーマルでの話。
2018年3月27日にラフィーの改造が実装された。同じ初期艦組のジャベリン、綾波にはすでに改造が実装されており、共に駆逐艦トップクラスの実力を誇っているところから、ラフィー改についても期待の声が上がっていた。
改造後の姿は、見ていただければご理解いただけるかと思うが、改造前よりはるかに勇ましく、そしてある意味あぶない格好になっている。具体的に言えば、ビキニトップスにミニスカートの上から黒系のコートを羽織る形になった。ウサ耳をはじめ、各部アクセサリーも黒系にピンクのアクセントというカラーリングに統一されている。そして、拳銃型の砲台を両手に持ち、華麗な二丁拳銃のガン=カタスタイルをとっている。なお、あの部分はまるで成長していないみたいだが。
改造の条件としては、駆逐艦改造図T1:13枚/T2:13枚/T3:10枚に加え、T3の強化パーツも主砲パーツが20枚、魚雷パーツは30枚要求される。それに加えて改造資金が36,800、必須レベルは90に達する。ジャベリン改と綾波改は魚雷T3が40枚だったので、パーツの要求量はさらに多い。
だが、それに見合った、いやそれ以上の性能向上を見せている。まず、耐久・火力・雷装・回避の各パラメータの大幅上昇は言うにおよばず、各武装の補正も強くなり、特に主砲は165%という凄まじいものになる。(駆逐艦の主砲攻撃なのにスキルなしでダメージが3桁に届くという事態に……)
そして、極めつけが改造の最終段階である戦術啓発で身につくスキル「殲滅形態」である。20秒毎に70%(初期40%)で発動し、特殊弾幕を発射。10秒間自身の装填が200%アップする。この特殊弾幕は正面に鋭角なV字に拡がりつつ的に向かっていくもので、接近すれば一つの目標に全弾叩きこむことも可。発射後に海面に立つ衝撃波?の起こす波がすごくカッコいい。
装填のアップもとてつもない効果をもたらす。これまでは相性が悪いと言われていたいわゆるコンセント砲などの回転が遅い砲でも、素晴らしい回転率を発揮することになる。ひいては、もう一つのスキル「ソロモンの戦神」も発動しやすくなるわけで、一石二鳥、一石三鳥の効果となる。最終的には全てのバフが上乗せで反映されているのか、それとも何らかの制限がかかっているかは今後の研究の余地があろう。だが、いずれにしても凄いことに変わりはない。
当然、魚雷もあっという間にゲージが貯まり、どんどん発射できるようになる。対空砲も回転が良くなるため、耐久の高い敵航空機もハエのごときに叩き落とせるだろう。
ソロモン海戦名物の武勲駆逐艦。日本ではどうしても綾波や夕立がメジャーになってしまうが、アメリカ側にもこういう駆逐艦がいるぞ、という存在である。
ベンソン級駆逐艦7番艦DD-459〈USS Laffey〉は1942年3月31日竣工。艦名はアメリカ南北戦争で英雄的な行動をとったというバートレット・ラフィーにちなんだもの。ちなみに同時期日本で竣工した駆逐艦は夕雲型の巻雲や風雲のあたり(秋月型はもうちょっと後)。
日付を見ても判るとおり、太平洋戦争序盤のアメリカ側が最も余裕がなかった頃に竣工したラフィーは、訓練もそこそこに8月には真珠湾方面にて潜水艦の哨戒任務を行っていた。9月15日に空母ワスプが日本の潜水艦伊19に撃沈されたとき、その乗員を救出した艦のうちの一隻でもある。その後、64任務部隊に同行してニューカレドニア方面に展開する。
10月11日のサボ島沖夜戦では軽巡ヘレナと共に重巡洋艦青葉を砲撃、戦端を切り開いた。激しい砲撃戦の末に、重巡古鷹と駆逐艦吹雪を撃沈、青葉を大破させた(この関係か古鷹と出撃時に特殊台詞がある)。
しかしラフィーが最も活躍したのは11月11日~12日の第三次ソロモン海戦第一夜戦。これまたソロモン名物・敵味方入り乱れる大混戦である。前述の夕立が大暴れしたことで知られるが、こちらのラフィーも負けず劣らずの大暴れをしたのである。
フレンドファイヤが多発する中、まず探照灯を照射していた日本の駆逐艦暁に気づくや主砲を発射、航行不能に追い込む。その後暁はアトランタ、サンフランシスコ、ヘレナの集中砲火で撃沈された。
さらに相手を探して闇夜を突き進むラフィーは、敵の巨大艦船に10mの位置まで接近、スレ違いざまに艦橋付近にありったけの弾薬をブチ込む(魚雷も叩き込んだが、至近距離過ぎて不発だった)。この巨大艦船こそが戦艦比叡。探照灯を照射して集中攻撃を受けていた比叡は、この攻撃により操舵故障、主砲停止、司令は負傷するなどの大損害を受け、戦線を離脱、後に自沈処分。とはいえラフィーも無事では済まず、至近距離過ぎて主砲こそ食らわなかったが副砲の15cm砲をたたき込まれ、主砲2門が使用不能になる。
そのまま比叡から離れたラフィーは、ここで何故か夕立ばりに反転し、再度日本側の艦列に突撃。もう1つの戦艦、霧島に接近するが、離れた比叡からの主砲の直撃を受け、霧島、または長良の攻撃により沈没(あまりの混戦のため諸説あり、駆逐艦朝雲の雷撃、魚雷の誘爆による自沈という話もある)。竣工からわずか8ヶ月の短い艦生であった。
その名は1年と経たずにサムナー級駆逐艦21番艦DD-724『ラフィー』へ引き継がれる(なお、こちらのラフィーも先代ラフィーに勝るとも劣らぬ相当の武勲艦。興味がある人はどうぞ調べられたし)。
1992年、アイアンボトムサウンドの底に沈むラフィーが発見された。数多くの敵味方の艦と共に、彼女は今もそこで眠り続けている。
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最終更新:2024/11/08(金) 07:00
最終更新:2024/11/08(金) 06:00
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