mono(漫画)とは (モノとは) [単語記事]

漫画
mono
作者	あfろ
出版社	芳文社
レーベル	まんがタイムKRコミックス
掲載	まんがタイムきららミラクまんがタイムきららキャラット
巻数	既刊4巻（2024年 4月時点）
漫画テンプレート

monoとは、あfろによる4コマ漫画である。
『まんがタイムきららミラク』2017年 5月号にゲスト掲載、同年7月号、8月号、10月号、12月号に連載された後、『まんがタイムきららキャラット』2018年 2月号より連載されている。

まんがタイムきららキャラット 2021年 3月号では、同じあfろ作の「ゆるキャン△」とのダブル表紙を飾った。

ストーリー

「mono」というタイトルには「いろんな物」という意味が込められている。^[1]
先輩に憧れて入ったはずの写真部が、先輩が卒業し自分と霧山アンしかいなくなり、抜け殻のようになっていた雨宮さつき。二人は漫画家の秋山春乃と出会い取材に付き合う傍ら写真部らしい活動をしていく。そして映画研究部の敷島桜子と出会った二人は、写真部と映画研究部を合併して「シネフォト研究部」を立ち上げ、秋山先生達も含めて活動範囲を拡げていく。

登場人物たちは甲信地方を中心に積極的にアウトドア活動を行っている。また「ゆるキャン△」とおぼしき作品の聖地巡礼を行ったり、ゆるキャン△の登場人物が出演したり色々とつながりが多い。

登場人物

雨宮さつき（あまみやさつき）: 高校2年生。先輩に憧れて入った写真部が、憧れの先輩が卒業したためやる気を無くし抜け殻のようになっていた。霧山アンの叱咤を受け一念発起してネットオークションで中古カメラを買おうとしたところからmonoの物語は始まる。
映画研究部と合併したシネフォト研究部では部長を務めている。

霧山アン（きりやまあん）: さつきの同級生。さつきが好きで、彼女を追う形で同じ高校に入学し、興味のない写真部にも一緒に入った。明るくムードメーカー的な存在。アクションカム使いで、ひねり揚げが好物。

敷島桜子（しきしまさくらこ）: 高校2年生。映画研究部の部長。部員が自分と幽霊部員の田島さんだけになったので廃部しようとしていたが、写真部の2人からの合併の提案をあっさり承諾し一緒に「シネフォト研究部」を立ち上げた。
飄々とした天然キャラ。大食いとスケボーが特技。お菓子工場でお菓子を袋に詰めるバイトをしている。

秋山春乃（あきやまはるの）: 漫画家。伊勢出身だが訳あって実家に帰らず、甲府にある駄菓子屋「袴田商店」を営んでいる祖母の家に居候している。さつきがネットオークションで購入した中古カメラの持ち主で、いつまで経っても物品が届かないことでさつき達が押しかけた事から知り合った。
前作『猫を乗っけてちょっとそこまで』が連載終了し、今は写真部の女子高生が主人公であるアクションカムを題材とした4コマ漫画を描いている。
普段はぐうたらしており、よく締め切りに追われる。車の運転は非常に荒かったが、講習を受けて上達した（ただし変な姿勢で運転する癖がついた）。

駒田華子（こまだかこ）: 春乃の高校時代の同級生だが、卒業後も伊勢に住んでおり時々春乃の所にバイクで遊びに来て行動を共にする。そのためにバイクも大型に買い替えた。モトブロガーだが動画の更新頻度は遅い。
単行本2巻のカバー裏で、長野に引越し転職したことが語られている。

玄熊虎代（くろくまとらよ）: 春乃の知り合いのホラー漫画家。実家は神奈川の某有名神社。代表作は大ヒットホラーコメディ『この犬どもめ』で、『地獄の黒犬示録』というタイトルで実写映画化されている。たびたび春乃達の相談に乗り、依頼を受けて山梨までやって来たり取材旅行の最中に偶然出会ったりしている。
真夏でも真っ黒なゴスロリ衣装を着ている。無類の猫好き。