シャイニングガンダムとは、機動武闘伝Gガンダムに登場するネオジャパン代表のモビルファイターである。登録番号はGF13-017NJ。
概要
レインの父であるミカムラ博士が制作したモビルファイター。搭乗者はドモン・カッシュ。キング・オブ・ハートたるドモン・カッシュの格闘能力を、遺憾なく発揮させるための独自の機能やシステムが搭載されているのが特徴である。
その最たる機能がスーパーモードで、これは搭乗者の感情を機体に反映させ、その能力を爆発的にあげるというものである。ただしこれは怒りの感情が主な起爆剤になるものであり、逆に言えばそれのみに起因・依存しているきらいがある。この点に関しては搭乗者と同じ武闘家である東方不敗マスターアジアにも欠点として批判され、さらに同じ技術者であるライゾウ・カッシュにも同じような指摘がされている。
これを克服したのが、ドモン・カッシュの「明鏡止水の境地」を会得した状態であり、この場合は機体だけでなく搭乗者も金色に輝く。
余談だが、シャイニングガンダムのモチーフは歌舞伎役者であり、頭部の意匠から特にそれが感じ取れる。
また、自由の女神の中とかよくわからないところから登場することでも有名である。
サバイバルイレブン後も機体はギアナ高地に放置されているようで、その後回収されたかは不明。ただしOPでは毎回ギアナ高地でかつての主を待ち望んでいるかのように佇む姿が映しだされている。
コミックボンボン誌上で連載されたフォトストーリー『機動武闘伝外伝』では、新型モビルスーツ・ニンジャーをベースとして開発されたとされる。また、ゾンビシャイニングというシャイニングガンダムに酷似した機体も登場。ウルベ機動忍軍のシャイニングニンジャ・ホワイト及びブラックと戦っている。ちなみに作中で「ドモンのシャイニング」という発言があるが解説によると実際はシャイニングガンダムをコピーしたデスアーミーらしい。
漫画『超級!機動武闘伝Gガンダム』ではシャイニングガンダムを真っ黒にしたシェイディングガンダム(型式番号:JMF1337SD)が登場している。
尚、小説版ではゴッドガンダムは登場せず最後までシャイニングガンダムがドモンの乗機となっている。
武装
- 頭部バルカン砲
世界一気合の入ったバァァァァルカン! - シャイニングショット
ほとんど使われなかったが、ゲームでは常連となっている武装。アームカバーに内蔵されている。 - ビームソード
二本装備されており、二本ともに長さが違う、要するに太刀と小太刀のようなものである。一部文献ではビームとは名ばかりで、実はナノマシンの集合体であるとも言われている。
必殺技
- シャイニングフィンガー
「俺のこの手が光って唸る!お前を倒せと輝き叫ぶ!」という決め台詞とともに放たれる、輝くアイアンクロー。ちなみに、決め台詞は実を言うと毎回言っているわけではないうえ、技が決まった後で言うこともある。シャイニングフィンガーのエネルギーを放出することも出来るがゴッドガンダムと違い多用されていない。決めのBGMは「燃え上がれ闘志 忌まわしき宿命を越えて」が有名だが、必ずこの曲が使われるわけではない。後のターンXを始めとするパロディやオマージュでは上記の台詞を含めてゴッドフィンガーより使用されている。個別記事参照。 - シャイニングフィンガーソード
シャイニングフィンガーの凄まじいエネルギーで形成された巨大なビームの剣。決め台詞は通常のものに加えて「食らえ!愛と怒りと悲しみの!」が入り、相手を斬りつける際は剣道のように「面」「突き」「胴」などの掛け声も入る。ちなみにシャイニングフィンガーソードという技名であるが、劇中でこう叫んだのはどういうわけか一回だけであり、基本的に「シャイニングフィンガー」と叫ぶ。しかしゲーム作品では見分けをつけるために技名が呼び分けられる。
外部作品などでの扱い
前期主役機であるためか、後継機であるゴッドガンダムが優先されて出番を奪われ、シャイニングが登場する機会は大抵奪われてしまっている。とはいえ他のシャッフル同盟の機体と比較すれば圧倒的に多い。
スーパーロボット大戦ではGガンシナリオが再現される場合は登場するが、MXやNEOの様に原作終了後の扱いだと出てこないこともままある。また、ライジングが出てこない場合、(ラブラブ天驚拳のために)レインが搭乗することもある(そもそもスパロボじゃギアナ高地に放置されることもそんなにない)。
レインでシャイニングフィンガーを使用するとちゃんとフィンガー用の音声台詞が用意されている。
「私のこの手が光って唸る!あなたを倒せと輝き叫ぶ!」
ちなみに残念ながらシャイニングフィンガーソード用の音声は収録されていない。(そもそもレインがシャイニングに乗るIMPACTではシャイニングフィンガーソードを使用するには何故か特殊技能明鏡止水が必要でありレインは所持していない。Rでは音声が無くまた明鏡止水の技能もない為、レインでもシャイニングフィンガーソードは使用できる。こちらではシャイニングフィンガーソード用の台詞が用意されている。)
ガンダムVSシリーズではNEXTにて参戦。2000コスのゴッドガンダムといった感じで、モーションも使いまわされている部分が多い。しかしゴッドガンダムと異なり任意性のスーパーモードが発動出来る(任意での時限強化可能)という強みもある。スーパーモード発動時はシャイニングフィンガーソードを使用でき、威力も凄まじい。また照射型のシャイニングフィンガーも使用できる。一定体力以下でスーパーモードを発動すると明鏡止水でのパワーアップとなり金色となる。しかしゴッドガンダムが一定の体力以下で常時ハイパーモードになるのに対しシャイニングガンダムは体力が一定以下になっても変わらずコマンドでのスーパーモード発動だけで制限時間付きである為注意が必要。
続編のEXVSではアシストですらも参戦していなかった。
そして長らくガンダムVSシリーズで出番のなかったシャイニングガンダムだが、マキシブーストにてアップデートによりようやく参戦。シリーズ初となるクーロンガンダムをアシストに、コスト2500で登場。性能はもちろん格闘機。なのだが他より飛び抜けて性能がいいわけではない。だがこの機体の真価は上記のスーパーモードにある。被弾や攻撃によってゲージが上昇し、いっぱいになったら任意発動、または覚醒で発動する。発動するとシャイニングフィンガーソードを抜刀、格闘のダメージが爆発的に跳ね上がり、格闘攻撃を決めることができれば一気に試合の流れをひっくり返す爆発力を得る。短時間しかこの状態を維持できないため、パートナーと連携してこの状態まで持って行き、一気に勝負を決めていくワンチャン機体となっている。ちなみに台詞が新録されているためゴッドガンダムよりも特殊台詞や他作品のキャラクターとの掛け合いが多い。
また、ことぶきつかさの漫画「ゆけゆけ!シャイニングアッガイ」ではシャイニングガンダムの様なカラーリングのアッガイが登場し、スーパーモードやシャイニングフィンガーまで披露した。ちなみに相手はアッガイマックスター。
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