仲間が信じてくれるなら 仲間の想いに応えなきゃ
それが 僕達がすべきただ一つの事だ―――グラン(漫画:グランブルーファンタジー)
主人公(グランブルーファンタジー)とは『グランブルーファンタジー』の主人公である。
概要
辺境の島ザンクティンゼルで相棒のビィと共に暮らす少年(少女)。
空の彼方を目指し消息が掴めなかった騎空士である父から「空の果てイスタルシアで待つ」という手紙を受け取り、自身も空の果てを目指して旅立つことを決意する。
いよいよ旅立ちを決めた日に不思議な少女ルリアと出会い、彼女を守るために命を落としてしまうが、ルリアの力によって彼女と命を共有することにより救われた。
自分の命を救ってくれたルリアを守るため、そして空の果てイスタルシアに辿り着くため、主人公の空の彼方を目指す冒険がここから始まった。
デフォルトネームはグラン(男性)とジータ(女性)となっており、アニメ版やグラブルVS等ではこの名前が使用されている。
ゲーム本編ではごく一部のイベントを除きボイスが無いが、アニメ版Blu-ray・DVDやグラブルVS等の特典で入手できるボイス付きジョブスキンを設定すると戦闘中に喋るようになる。
キャラクターソングの歌唱も小野と金元が担当している。
ゲーム内4コマ漫画「ぐらぶるっ!」にはほとんど登場せず、2024年1月現在ジータは第260話・511話・1528話の3回、グランは第1514話・1528話の2回となっている。
なお、小説版ではジータは別の形で登場している他、アニメ版においては本編の扱いが不明な第一報時点で声優が決定しており、描き下ろしジョブ「アニメ宣伝隊長」にジョブチェンジした「宣伝隊長ジータ」として広報担当となっている。そのイラスト、スキンになりませんかね。
のちにジータもアニメ出演が決定。12話のキャラクター大盤振る舞いの中には登場しなかったが、最終話に「extra1」という意味深なタイトルがあり、番外編として「本編描写準拠のグラン」に対して「実際のプレイヤー視点に近いジータ」の物語が登場。アウギュステ時点で重課金非常に多くのキャラクター達を仲間に迎えており、本編準拠のグランの話ではできないことを中心とした物語になっている。
基本的に主人公=プレイヤーのため、ゲーム内では基本的にシナリオ中の選択肢以外で主人公のセリフが表示されることはないが、仲間との会話シーンや様々なキャラの反応から「超がつくほどのお人好し」「常に前向き」「若いながらもリーダーシップがあり器も広い」などの人物像が共通して窺い知れる。
名前を呼ばれる場合は、多数のキャラクターからは「団長」、ビィからは「お前」といったように差し替えられている。
また、主人公は様々なジョブにチェンジできる関係上からか、剣、格闘、魔法などのそれぞれの専門家から「天稟」や「天才」などと称されることが多く、シナリオ中でもかなりの実力を秘めていることが示唆されている。
実際に漫画版のグランもザンクティンゼルの森で幼少時から修行に励んでおり、その剣技はルリアと出会った時点で、既に我流でありながら並の帝国兵を瞬殺するほど。
アニメでは第1話時点で帝国兵の鎧を一撃で凹ませていたり、第3話でドランクの魔法を切り払っているなど、やはりその腕は確か。ちなみにアニメ3話では武器の新調シーンが描かれている。
ゲーム的にはリソースを集めることで多種多様なジョブを修得でき、上位ジョブになるとアビリティを最大4種同時に持つことになる。これは長らく主人公のみの特権であったが、SSRキャラクターマギサの最終上限解放で4アビリティが追加されたのを皮切りにその法則が崩れ、2024年現在は最終実装キャラやコラボキャラなどの増加により希少性がほぼ無くなっている。
種族はほぼ確実にヒューマンで、後述のコラボでもヒューマンに属しているが、実際のゲームでの扱いは「種族不明」。これは「バハムートウェポン」を代表格とする種族サポートが存在するこのゲームにおいて、主人公は必ずパーティに組み込まれ、初期配置では先頭に立つゆえの措置であると思われる。
以上のことから、最初から操作できる初期キャラクターにも関わらず、ジョブ・種族・アビリティの自由度等も含め、他キャラクターとは別格の立ち位置に居る稀有な主人公である。
キャラクター性
グラン
エイプリルフールイベントでは一人称が「僕」だが、語尾は「~だぜ」。
情熱にあふれた熱血漢であり、アイドル達を成功に導くためにプロデューサーとして奔走することになる。2016年のエイプリルフール「シアトリズム グランブルーファンタジー」では彼の視点でイベントを成功させるべくあちらこちらを廻ることとなり、事実上彼が主役のイベントとなる。
ちなみに、エイプリルフールイベントでは一貫して、プレイヤー視点が彼等主人公からビィに移る。
アニメ・漫画版では「だぜ」口調は控えめで、エイプリルフールイベントと比較して生真面目な印象を受ける。
グランがメディアミックスに出演する場合、劇中のメインストーリーに沿った立ち位置となっている。
また、アニメでは「方向音痴」という独自設定が付け加えられている。
ジータ
普段の一人称は「私」。2015年のエイプリルフールではジョブにより性格が変化するというキャラクター性を付与されており、ジータちゃん七変化を拝むことができる。グランと別個の存在であるが、二人(とルリア)がどういう関係かは不明。少なくとも台詞上、ジータが団長であることは間違いないと思われる。
アニメでは見た目の都合上性格はエイプリルフールのようには変わらないが、お人好しでワーカーホリック働いていないと落ち着かない。水着状態でビットをばったばった薙ぎ倒す、寒い場所でも水着で平然と戦う、よそ見していても帝国兵を余裕で薙ぎ倒すなど、グランと比較して廃人仕様異常な強さを発揮している。
プリンセスコネクト!
Cygamesが提供していたゲームプリンセスコネクト(プリコネ)に、女性主人公「ジータ」がゲスト出演。CVはグラブルのエイプリルフールイベントやアニメ同様金元寿子氏が担当していた。
SRキャラクターになると「クンフー」ジョブとなる。この時のイベントでもジョブにより性格が変化するキャラ付けが生きており、「クンフー」状態のジータは口調も性格も変化する。
このゲームでの外部出演で、ジータの設定が公開されている。
年齢 | 17歳 |
誕生日 | 3月10日(うお座) |
血液型 | O型 |
種族 | ヒューマン |
趣味 | 冒険 |
誕生日の3月10日は、グランブルーファンタジーのサービス開始日である。
このゲームでは種族がヒューマンになっている。
ジータが身に付けているカバンにはビィの形をしたストラップが付いている。
プリンセスコネクト!Re:Dive
身長 | 156cm |
体重 | 45kg |
年齢 | 17歳 |
誕生日 | 3月10日 |
血液型 | O型 |
種族 | ヒューマン |
ギルド | ??? |
趣味 | 冒険、おしゃべり |
続編である『プリンセスコネクト!Re:Dive』でもジータが引き続きプレアブルキャラとして出演(ガチャ限定で高レア)。こちらではファイターで固定されており(彼女のキャラクターストーリーの内容的にも今後のアップデートで追加される可能性はある)、騎空士志願で旅を続けている。なお、物語の舞台であるランドソルでも父は行方不明の模様。
性格はアニメ準拠のお人好しで修行してない(動いていない)と落ち着かないタイプ。
ジータの使用する技名などには、原作で使用されていた名称がそのまま使用されている。
一部スキルはSEも原作準拠。
能力は前衛物理型で単体火力が高め。ユニオンバースト(必殺技)は「テンペストブレード」。
スキル「ウェポンバースト」によってユニオンバーストを放つのに必要なTPを回復させることで、ユニオンバーストを素早く放つことができる。
2019年4月に追加された専用装備「アシュケロン」を装備することで、スキル「ワイドブレード」が強化される。
強化後は使用時に自身のTPを200、自分以外の味方全てのTPを100回復させる効果が追加される。
これにより味方全員のユニオンバーストの回転が速くなり、あたかもグラブル内のジョブ「剣豪」を彷彿とさせるような立ち回りが可能となる。
(ちなみにアシュケロンはグラブルでは別のジョブの専用武器である)
2021年9月7日にコラボキャラとして初の☆6が実装された。
☆6になるとこれまでのファイターからザ・グローリーに変化し、さらにスキルとユニオンバーストが変化する。これまでの☆6はUBのみの強化であり、スキルも強化するというのはジータが初となる。
ユニオンバーストは「星河一天」。威力がアップしたほか、自分に物理攻撃バフもかける。
ワイドブレードは「アウレア」に変化、TP回復量は据え置きだがダメージが大幅アップ。スキルなのに☆5までのユニオンバーストと同じダメージ倍率にもなる。
ウェポンバーストは「トリプルアタック」に変化。敵単体へのダメージが追加されたほか、TP回復量も30上昇。
これにより☆5までとは比べ物にならないくらいアタッカーとしての性能が強化された。
公式一コマ漫画「プリコミ」及び公式四コマ漫画「ぷりこねっ!りだいぶ」にも同作のキャラ達同様書き下ろされており、『神撃のバハムート』『Shadowverse』のコラボキャラであるモニカ・ヴァイスヴィントやアリサと共に実質プリコネ本作のキャラクターと同等の立場と云える。ただし、現時点ではギルドに所属しており他キャラとの交流も描かれているモニカと違って単独行動であり、そのためか主人公を騎空団に勧誘している。
歌唱曲一覧
- キミとボクのミライ
- 歌唱:ジータ、ルリア、ヴィーラ、マリー
- 2015年4月1日のエイプリルフール企画として登場。CDにはソロバージョンも収録。
- 歌唱:グラン、カトル、シス、シエテ
- 「グラフェス2022-2023」で登場したバージョン。2024年3月末発売予定のベストアルバムにAnother Ver.として収録される。
- OVER THE SKY
- 歌唱:グラン、ジータ、ルリア、ビィ
- キャラクターソング第12弾として登場。グラブルVSではこの曲のアレンジ曲がジータのテーマ曲として使用されている。
- ツバサのプロローグ
- 歌唱:ジータ
- プリコネのグラブルコラボシナリオのEDテーマとして登場。
関連動画
関連静画
関連項目
- グランブルーファンタジー
- 小野友樹(グラン役声優)
- 金元寿子(ジータ役声優)
- 関連キャラクター
- プリンセスコネクト!(外部出演)
グランブルーファンタジーの登場キャラクター | ||
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メインキャラクター | 主人公 - ビィ - ルリア - カタリナ - イオ - オイゲン - カイン | |
サブキャラクター | ファラ - ヴィーラ - フェリ- モニカ | |
パーティキャラクター |
ヨダルラーハ - ゼヘク - ローアイン - ジン - アリーザ - ククル - ディアンサ - |
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十天衆 | ||
召喚石キャラクター |
ジ・オーダー・グランデ - エウロペ - サテュロス - ゴッドガード・ブローディア |
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