左:日本人女性、右:日本人男性 |
日本人(にほんじん、にっぽんじん)とは、日本国の国籍を持つ人間のこと。日本人だからといって日本民族(大和民族)とは限らないことには注意(後述)。
アメリカで生まれた人もフランスで生まれた人も日本の国籍を持てば日本人になることができる。
また逆に、日本に生まれ育った人がアメリカで国籍を取得した場合は日系人になる。
全てではないが、日本人は髪の毛が黒い人が多く、肌の色は茶色に白と少しの黄色を混ぜたような色が多い。
文化的に日本人と認められる、生物学的特徴が日本人である、政治的に日本国籍を有しているゆえに日本人であるといったものはアイデンティティとして時に対立し時に一緒のものとして語られることがある。
日本人のデータ
- 人口:平成30年現在約1億2643万5千人[1](2017年現在世界では11番目の多さ)[2]
- 平均寿命
- 平均身長(20歳-29歳)
- 平均体重(20歳-29歳)[5]
- 平均ペニスサイズ[6] :勃起時12.7㎝、平時8.1㎝
- 平均バストカップ(女性):Cカップが25.6%(下着メーカー・トリンプ調べ、2016年)[7]
- 平均給与(全年齢):432万円(平成29年)[8]
- 相対的貧困率:16.1%(2012年、国民生活基礎調査による)[9]
- 有給取得日数・取得率(全体):9.3日・51.1%(平成30年)[10]
- 平均初婚年齢:男性31.1歳、女性29.4歳(平成30年)[11]
- 妻の初婚率:20歳-24歳=23.78%、25歳-29歳=55.70%(平成30年)[12]
- 経験人数の平均:全体=8.1人、男性11.1人、女性5.1人。20代=男性7.4人、女性5.6人[13]
- 年間自殺者数(平成30年):20,840人(最高数は平成15年の34,427人)[14]
- 中絶数(平成29年):164,621人[15]
- 女子人口千対:20歳未満=4.8、20歳-24歳=13.0、40歳-44歳=3.2
- 平均睡眠時間(平成28年):男性7時間45分、女性7時間35分。15歳-24歳は8時間28分[16]
- 合計特殊出生率(平成29年):1.43人[17]、最低は平成17年の1.26人
- 小学生のなりたい職業(平成30年)[18]
- いじめ認知件数(平成29年):414,378件件[19]
- 大学進学率(平成30年):男性56.3%、女性50.1%[20]
- 交通事故件数(平成30年):430,601件、死者数:3,532人[21]
- 犯罪件数(平成30年):817,338件[22]
- 幸福ランキング:58位(2019年)[23]
- 好きな食べ物[24]
- 好きな国(2018年)[25] :1位アメリカ、2位スイス、3位オーストラリア
- 政治活動(2018年):1位署名活動(10.7%)、2位集会や会合に出席(5.2%)、3位献金・カンパ(4.6%)[26]
- 宗教の信者(2018年):仏教31.4%、神道2.5%、キリスト教1.2%、無宗教62.3%[27]
日本人の歴史
アマテラスは引きこもり、紫式部は腐女子、清少納言はブログ女、紀貫之はネカマ、かぐや姫はツンデレ、聖武天皇は収集ヲタで正倉院はヲタ部屋、後白河法皇は最新流行の追っかけ、秀吉はコスプレじじぃ、狂言は第一次お笑いブーム、鎌倉末期は新興宗教ブーム、戦国の茶道は萌え喫茶ブーム、江戸期に入るとエロパロ二次創作がこれでもかってぐらい溢れかえっていたらしい。
事の良し悪しは置いといて、日本人は伝統的に変態遺伝子を受け継いでいるのは事実だ。
外国人から指摘されたとしても悪びれる必要はない。堂々と千年変態だと答えればいい。
現在は深刻な少子高齢化に悩まされており、2060年に8674万人になる見込み。
日本人の食文化
味噌汁やお刺身、寿司といった海外ではあまり見られない形態の料理が多いのが特徴と言える。また大豆という食材一つから味噌や醤油といった調味料、潰して絞り取った豆乳から豆腐、発酵させて納豆と手間暇かけて多くの食材を作り上げる。このことから日本人の食文化は加工から加工へと繋げることで多彩な味を作っていることが予想できる。
その食への熱意からか、日本人は食に関することとなると途端にアグレッシブになり、馬鹿馬鹿しい議論が白熱することがしばしば起こる。(例として挙げられるのはきのこたけのこ戦争、目玉焼き闘争など)また不可能とされてきたマグロの養殖や、しいたけの人工栽培を可能とする変態技術をもつ日本人の食へのこだわりは、他国を圧倒するほどである。
日本人と日本民族(大和民族)の違い
日本国は単一民族国家とされることが多いが、日本民族、琉球民族、アイヌ民族、朝鮮民族が雑居している。また日本民族も歴史的には大和民族(近畿地方)が中心とされてきたが、それ以前は隼人や熊襲、蝦夷が異民族とされた時代もあり、古事記にはその痕跡が見られる。最近の例で言えば、日本から移住したものとして日系アメリカ人や日系ブラジル人が多くを占める。内なる多民族性としてアイヌ人や小笠原諸島の欧米系島民は民族的には日本民族では無いが同じ日本人として生活するなど、文化や人種的交雑によって広がりを見せている。
現在は標準語として明治時代以降国語化された日本語を使うものが多数である。神代文字があったとされるが証拠は見つかっていない。
男性は日本男児、女性は大和撫子と美称される。近年はスポーツ界等でサムライ〇〇、〇〇なでしこといったフレーズが冠されることが見られる。
系統
日本人を含むアジア人は南方アジア人と北方アジア人にわけられる。現代日本人は北方アジア人的特徴が色濃く認められるが、形質人類学的には日本人の元は南方アジア人であったと考えられている。日本の縄文時代人は低身長で、顔が幅広く高さが低く凸凹に富んでいた。これらの人々の特徴は南方アジア人の範疇に属する。ただし遺伝学の分野では、縄文人は北方アジア人との関係が深いと言われている。縄文人と弥生人の骨から抽出したミトコンドリアDNAを分析した研究によれば、縄文人は現在の日本本土の日本人や沖縄の住民、アイヌ、朝鮮半島住民、モンゴル人と近縁な関係にあり、東南アジア人や南太平洋の人々とはあまり関係がなかったという。考古学の証拠からも、旧石器時代に日本列島とアジア大陸北部の沿海州やシベリア都の強い文化的つながりが認められる。
寒冷適応をとげた北方アジア人の特徴が日本列島の人骨に現れてくるのは、弥生時代から古墳時代である。この時期、朝鮮半島から相当数の人々が日本列島へ渡来し、稲作をはじめ多くの新しい技術やブナをもたらした。これらの人々は縄文人に比べて高身長・高顔を特徴とし、弥生時代に北部九州や山口県西部に移住し、在地の縄文人と混血を重ねながら全国へ広がっていった。現代日本人の遺伝子分析によれば、日本人はアイヌ・沖縄の人々と、それ以外の人々という二つのグループにわけられるという。
混合の度合いには地域差が見られ、一般的に見て大陸に近い九州北部や本州西部で縄文人由来の遺伝子の比率が低く、弥生人由来の遺伝子の割合が高い。ここを中心に日本列島を南北に行くほど非連続的に縄文人由来の遺伝子の比率が上昇する。九州北部や本州西部では縄文系:弥生系の比率は1:2~1:3程度だが、琉球列島では1:1以上、東北では1:2以上まで上昇する。アイヌはほぼ縄文人を核としているが、ニヴフなどのより北方のシベリアより渡来した集団の遺伝子を1~2割受け継いでおり、これらは本州以南ではほとんど見られない。
また弥生人の系統にも地域差が見られるほか、台湾方面より黒潮に乗って日本列島にたどり着いた海洋民族の遺伝子も確認されている。
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関連項目
脚注
- *人口推計(平成30年(2018年)12月確定値,令和元年(2019年)5月概算値)(2019年5月20日公表).総務省統計局.2019年6月20日閲覧
- *The World Bank - World Development Indicators - Population, total(2017)2019年6月20日閲覧
- *“海外在留邦人数調査統計”.外務省.(平成29年(2017年)10月1日現在)2019年6月20日閲覧
- *“平成29年簡易生命表の概況”.厚生労働省.2019年6月20日閲覧
- *“厚生統計要覧(平成29年度)”.厚生労働省.2019年6月20日閲覧
- *“男性器の大きさについて”.大東製薬工業株式会社.(2012年11月7日)2019年6月20日閲覧
- *“トリンプが「下着白書」を発表 日本人女性のカップ数が年々大きく”.Peachy.(2017年6月20日18時30分)2019年6月20日閲覧
- *“平成29年分民間給与実態統計調査結果について”.国税庁.(平成30年9月)2019年6月20日閲覧
- *“相対的貧困率等に関する調査分析結果について”.厚生労働省.(平成27年12月18日)2019年6月20日閲覧
- *“労働者1人平均年次有給休暇の取得状況”.厚生労働省.()2019年閲覧
- *“平成30年(2018)人口動態統計月報年計(概数)の概況”.厚生労働省.2019年6月20日閲覧
- *“平成30年(2018)人口動態統計月報年計(概数)の概況”.厚生労働省.2019年6月20日閲覧
- *“ニッポンのセックス”.相模ゴム工業株式会社.(2013年1月)2019年6月20日閲覧
- *“平成30年中における自殺の状況”.警察庁.(平成31年3月28日)2019年6月20日閲覧
- *“平成29年度衛生行政報告例の概要 ”.新聞.(平成30年10月25日)2019年6月20日閲覧
- *“平成28年社会生活基本調査”.総務省統計局.2019年6月20日閲覧
- *“平成29年(2017)人口動態統計(確定数)の概況”.厚生労働省.(平成30年9月7日)2019年6月20日閲覧
- *“小学生白書web版”.学研教育総合研究所.2019年6月20日閲覧
- *“平成29年度(2017年度)児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査”.文部科学省.(平成30年10月25日)2019年6月20日閲覧
- *“女子の大学進学率、男子と格差 45道府県で下回る”.朝日新聞デジタル.(2018年10月9日19時43分)2019年6月20日閲覧
- *“交通事故発生状況”.交通事故総合分析センター.2019年6月20日閲覧
- *“犯罪統計資料 平成30年1~12月分【確定値】”.警察庁.2019年6月20日閲覧
- *「世界幸福度ランキング」2019年版が発表。日本の順位はどうなった? HUFFPOST 2019年03月20日17時27分
- *“45年で日本人はどう変わったか(1)~第10回「日本人の意識」調査から~”.NHK放送文化研究所.(2019年5月1日)2019年閲覧
- *“多様化か画一化か~「日本人の好きなもの」調査から~”.NHK放送文化研究所.(2007年12月)2019年閲覧
- *“45年で日本人はどう変わったか(1)~第10回「日本人の意識」調査から~”.NHK放送文化研究所.(2019年5月1日)2019年閲覧
- *“日本人の宗教的意識や行動はどう変わったか~ISSP国際比較調査「宗教」・日本の結果から~”.NHK放送文化研究所.(2019年4月1日)2019年6月20日閲覧
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