東方三ボス同盟とは、ボディ・マハッタヤ・銀河氏による東方二次創作動画シリーズである。
概要
2009年2月15日、第一作となる「東方手描き動画に初挑戦してみた!
」を投稿。
その後、同作品の続編を発表し、シリーズ化に至る。
往年の名作「キン肉マン」のパロディを多く取り入れ、他にも各方面の作品からの小ネタを盛り込んでいる。
最近では「がんばれゴエモン」や「パワポケ」等のネタも多い。
特にキン肉マンへの愛は並々ならぬものがあり、名シーンの再現度は高い。
その無意味に熱いストーリー、超展開など、「ゆで理論」の扱いには定評がある。
内容としては、常春の国マリネラ(あるいは幻想郷)を舞台に、
迫りくる謎の脅威に対して三ボスたちの熱い友情で立ち向かう、というもの。
クライマックスでは、アニメ版キン肉マンの主題歌がBGMで挿入される傾向にある。
当初は慧音を主人公の位置に据えていたが(アリスはハブられていた)、
作を追うごとにアリスをキン肉マンポジションに置いた展開へとシフトしていく。
登場人物
三ボス同盟
- アリス・マーガトロイド
- 本シリーズの主人公格。
第一作で三ボス同盟から除け者にされていたが、二作目から積極的にストーリーに参加する。
上海と自演会話をしたり、音楽ジャンルで「洋楽」などとのたまい、寝付きが絶望的に悪く、おまけにクソレズのダメ妖怪だったが、数々の死闘を通して三ボスたちと、ひいては強敵たちとも熱い友情で結ばれていく。
戦闘スタイルは典型的なパワーファイターでありながらも、 - 「幻惑の琉球人形」という返しを使うテクニカルな一面も。
「奇跡の逆転人形師」。なんという冷静で的確な判断力なんだ!
必殺技は「魔彩光のシャン海バスター」「首吊りホウ莱ドライバー」。妖怪強度は95万。 - 上白沢慧音
- 第一作では主人公として活躍していたが、二作目以降は三ボス同盟のまとめ役という役どころに落ち着く。
- テリーポジションあたりに位置しているからか、いろいろと地味。
- 寺子屋を開いているが、生徒達が色々と濃い。
- 必殺技はアームロック。
- 河城にとり
- 抜群の存在感を誇る名脇役。サブエピソードでよく取り上げられる。
- 斜に構えた言動も多いが、心根は優しい子。河城にとりスマイル。ぴゃ!
- 外伝では大将棋で椛を地底送りにしたうえ巻き上げた金で核爆弾を作り、守矢神社に売ったりしている。
- 宗派は浄土真宗。
- 必殺技は「ポロロッカスペシャル」。
- 星熊勇儀
- ロビンマスクとバッファローマンを足して二を掛けたようなチートキャラ。敵はほぼ瞬殺。
- 敵勢力の目的を考察しようとしたり、「技」や戦法を駆使するなど、知性派の側面も色濃く打ち出されている。
- その上、神の弾幕を正面から受け止めるパワーキャラでもある。
- 必殺技は「ハリケーンミキサー」「ハリケーン三歩必殺」。
- 紅美鈴
- おそらくラーメンマンポジションなんだろうが、他の四人に比べるといささか扱いが薄い。
- と言っても活躍の機会がないわけでもなく、お嬢様(レミリア)の助言によって強敵を打ち破る心優しき拳士。
- 基本的に口の悪い面子が揃う三ボス同盟の良心的存在。
- 必殺技は「命奪崩壊拳」「極彩色の紅魔館落地(ホンモーガンドロップ)」。
強敵たち
- 八坂神奈子
- 外の世界での経験から、幻想郷を「金」という信仰で支配しようと目論む山の神。
- しかし実際は家族の為なら土下座も辞さない思いやりを持っている。
- 三ボスの友情パワーに触れて改心した。
- はずだったが、ちれいでんに核爆弾を売りつけたり、命蓮寺を破壊すべく刺客を送ったりしている。
- 小悪魔
- 三ボス同盟を打倒して出番を奪わんとする中ボス連合の頭目。
三ボス同盟の友情パワーを封印するも、早苗の尊い犠牲によって呼び起された不屈の友情の前に敗れ去る。
自身が三ボスに抜擢された暁に三ボス同盟の仲間入りをすることをアリスと誓う。
だが新作での三ボスの座は……スタンド使いに持って行かれた。
その後は熱い友情でアリスを幾度となく助ける。恐らく現時点で最もアリスの友人ポジに近いキャラだと思われる。
「悪魔にだって友情はあるんだ!」は名言。
必殺技は「デビルバスター」。チャームポイントは下まつ毛。70万妖怪強度と意外に強い。 - 洩矢諏訪子
- 守矢神社編の黒幕。守矢神社の信仰を失墜させる工作を蔭ながら行い、
最終的には五人の壱ボス騎士を差し向けて守矢神社の経営権を手中にせんとした。
その動機はかつて信仰を奪われた神奈子への復讐。
一度はアリスをダウン寸前まで追い込むも、不死鳥のごとく甦る友情パワーを目の当たりにし、負けを悟る。
己の行為を悔み、神奈子と和解した。どう見ても帽子が本体。
登場キャラ最高値の7200万妖怪強度を誇る。
必殺技は「ミシャグジ断頭台」。 - 風見幽香
- 打倒アイドル妖怪、旧作再興の悲願を果たすために「恐怖の将」の復活を画策する、
「最強の妖怪」にして「究極加虐生物」。
その圧倒的なオーラとプライドは、アリスの闘志を折ってしまう程である。
妖怪強度は100万ながら、地獄の業火の如き旧作スピリッツと、今は亡き三ボスへの贖罪の念で、数字以上の能力を発揮している。
更に諏訪子のフェイバリット「ミシャグジ断頭台」やシャン海バスターの返し技「リベンジバスター」をも使いこなす技巧派。
しかしアリスと死闘を演じるうちに友情にも似た感情に目覚めてしまい、図らずもアリスを救うことになる。
ついには己の信ずる旧作スピリッツを違えた恐怖の将と決別し、その復活を阻止した。
アリスの友情パワーに魅せられた妖怪が、またここに一匹……。 - この試合の直後幻想政府に捕らえられ、外伝では地底世界で奴隷労働させられているが、彼女にとってはこれすら気軽なレジャーでしかない。
必殺技は「フラワリングトーホールド」「妖怪ロケット」「ウォーターブリッジ」。 - 古明地さとり
- 地下帝国(あるいはちれいでん)の主。地上の罪人等を買い取り奴隷としてダイヤ坑道で働かせている。
- だがこの坑道は紅魔館の直下で核爆弾を使用するための物だった。
- 紅魔館を吹き飛ばしてその後釜に収まる事を画策していたらしいが、
- それを知った幽香と三ボス同盟が駆けつけた事で阻止された。
- さとり自身の戦闘能力は高いとは言えないが、相手の心を読むことで仕掛けてくる技がわかるため、
- どんな技に対してもカウンターを決める事ができる。
- この能力によって幽香を圧倒し、慧音をも敗北寸前まで追い込んだが慧音の策にはまり、
- 自分の力で止めをさそうとした所を本能でかえすアームロックを決められ敗北する。
- しかし敗北しても地底の妖怪のしつこさを発揮し、おくうにプランCを命令する。
- 霊烏路空
- さとりの命令に従い核爆弾を食べてパワーアップし、宇宙へ飛び立つ。
- さとりの真の目的は地上に大穴を開けて地底に太陽の光をもたらす事だった。
- 人工太陽を作り出し地上を吹き飛ばそうとするが、上海インパクトで追いかけてきた三ボス同盟と
- 幻想郷の未来を賭けたドッジボールの末人工太陽は爆発し、幻想郷は守られた。
- その後おくうはどうなったかは不明。
五ボス(かませ)
- 東風谷早苗
- 血祭りにあげられたりダークゴッドパワーを注入されて意識不明になったりと、なにかと災難な役どころ。
中ボス連合との闘争時には、いの一番にリングに上がるなど、アリスとの仲は意外といい。
ケロちゃんの髪留めが奇跡の源(神奈子は?)。自機昇格イェーイ。 - 鈴仙・優曇華院・イナバ
- 勝手にリングに上がり、意味もなく瞬殺された。椛と並ぶイケメン。
- 火焔猫燐
- ちれいでんの奴隷監視役をしている。
- 椛に靴を舐めさせようとしたり、バケツで水をかけてきた幽香を雇われ警備隊長だった勇儀に懲らしめさせようとするなどある意味典型的な監視役。
- 猫状態では橙同様やっぱり真っ白。
- ダイヤ坑道の秘密を知った椛を死体燃料にしようとしたが、見切りをつけた勇儀の当て身で倒される。
- 寅丸星
- 留守の多い聖に代わる命蓮寺勢のとりまとめ役。どことなくトランスフォーマーの司令官っぽい。
- 鈴仙、椛に次いで現れたイケメン。もちろんかませ。
その他
- 犬走椛
- 元々は中ボス連合の一人。上海をバラバラに切り裂いた張本人。
闘争後は主に解説役として活躍する。明らかにカナディアンマンポジ(椛≒楓ということか?)。
そのキャラ位置上、辛辣な意見やネガティブな発言が多い。鈴仙とイケメンの双璧を為す。
守矢神社の熱心な教徒。 - レミリア
- テレパシーで美鈴にアドバイスを送る紅魔館の主。
- 声だけの出演にも関わらず、溢れんばかりのカリスマを迸らせている。
- 射命丸文
- 試合の実況担当。地味に皆勤賞を達成している(第一話は声のみ)。
どこで試合が行われようと駆けつける姿勢は実況の鏡である。意外と体型がちんまい。 - 八雲紫
- 試合の解説担当。解説にもかかわらず式を質にいれて実費で試合を観戦している。
お洒落さんなのか動画毎に服装が変わっている。 - 八雲藍
- 八雲紫の式。紫が冬眠中に早苗さんが売りに来た壷を勝手に一千万円で買ってしまう。
- この壷はクーリングオフしたようだが、第二作のエンディングにて紫の宣言どおり質に入れられている。
- 橙
- 八雲藍の式。藍が紫に無断で買った壷をなんとかしようと家を飛び出したが、途中の魚屋で食べたイカのせいで腰が抜けて行き倒れてしまった。
- それ以来ずっと猫のままになっている。しかも何故か真っ白だがどこもおかしいところは無い。
- 上海人形
- アリスの娘(みたいなもの)。
- 中ボス連合との対決を強制するための人(形)質にされたり、恐怖の将復活の依代にされたりと、本作の隠れヒロイン。
- 彼女がいなければシャン海バスターは使えない(無理に使っても首のフックが甘いため脱出可能)。
- 上海インパクト
- 上海人形がプルトニウム239に漬かって突然変異をおこし巨大化した姿。
- ただ巨大になっただけでなく、三ボス同盟5人が座る操縦室があり口から乗り込む事ができる。
- 単独で大気圏を突破し、おくうの投げつける人工太陽を2度受け止め2度投げ返す程度の能力を持つ。
- 最期は燃料切れで人工太陽を受け止めきれず爆発したが、お陰で幻想郷は守られた。
- 恐怖の将
- 幻想郷を旧作時代に戻そうと画策する謎の覆面。
試合中にアリスの妨害をしたり、堂々と約束を違えたりと余りにも卑怯。
その正体はm(この文章は削除されました)。あたしゃここにいるよーッ! - 比那名居天子
- 外伝にちょっとだけ登場。暇を持て余し「星でもおっこちてこないかしら」などと言っていたら・・・。
- 上から来るぞ!気をつけろ!
用語
道具
- 友情テレカ
- 三ボスが持っている友情アイテム。仲間が困った時にテレカを掲げると、他のメンバーが持っているテレカがそれに反応して光って危機を伝える。
光った枚数を考えると、どうやらアリスは持っていないらしい。が運良く合流できている。
どうみても有情と書いてあるが、あくまで友情テレカである。
関連動画
東方三ボス同盟守矢神社編
帰ってきた東方三ボス同盟編(仮)
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関連項目
- 3
- 0pt

