レライタムとは、2021年3月24日生まれの競走馬である。
リアルダービースタリオンの馬の一頭。競走馬デビューは2023年11月17日。
父サンダースノー、母シュシュブリーズ、母父フジキセキ。
半姉クールフォルテ(父クロフネ)、半兄モーメントキャッチ(父モーリス)、全弟ヴァンディヴェール、半弟シャインブラスト(父パイロ)、半弟シュシュブリーズの2025(父ドレフォン)。
近親にはルヴァンスレーヴ、チュウワウィザードなど。
父サンダースノーはアイルランド生産・UAE調教、史上初のドバイワールドカップ連覇を成し遂げ、現在は日本で繋養されている種牡馬。
当初はセリを目標に芝・ダートどちらでも走れる種牡馬を、ということで候補に選ばれ、視聴者アンケートでは3位であった。しかし、上位の種牡馬が種付できるか不透明であったこと、事前アンケートでは当馬が1位であったこと、そしてダーレー・ジャパンが特別に枠を開けてくれるということから判断し
、最終的に当馬がシュシュブリーズのお相手となった。
2021年3月24日4時44分、ニコニコユーザーが見守る中、鹿毛の牡馬が誕生。
額の右寄りに一つの角が鼻梁側にやや伸びた四角形の星と、左前脚と右後ろ脚に白・左後ろ足に小白。
出生当日の体重は60.5kg。
2022年3月17日、半姉のクールフォルテの6戦目(浦和桜花賞)の特番内にて、セリではなく自持ちになったと発表され、併せて厩舎もクールフォルテと同じ大井競馬・福田真広厩舎になると発表された。
2022年4月1日、藤沢牧場を卒業し、育成牧場であるエクワインレーシングへ移動。
藤沢牧場での最後の馬体重は396kg。
2023年3月20日にエクワインレーシングを卒業、翌21日に無事大井・福田厩舎に入厩。
エクワインレーシングでの最後の馬体重は491kg。
2023年3月23日の名前決め特番
にて、事前に募集されていた競走馬名候補の中から順位決めアンケートが行われる。
その結果、上位3つの馬名で申請され、第1希望の馬名は似た名前の現役競走馬がいるため(ツイート
)、第2希望の「レライタム」で馬名登録されたことがリアダビ公式Twitterより発表された(ツイート1
、2
)。
馬名由来は「アイヌ語の風(レラ)と刀(タム)に本馬幼名ライタを組合せて」。
入厩後、4月21日の能力試験にも無事合格。新馬戦へ向けての調整を続けていたが、6月5日の調教後に脚の腫れが見つかり、疲れも出ているということでエクワインレーシングへ戻り立て直しをはかることとなった。
検査の結果、第一指骨骨折(球節の剥離骨折)が見つかったものの、深刻な故障ではなかったため約4ヶ月の休養と調整を経て10月3日に帰厩。11月2日の調教試験にも無事合格し(先の能力試験から6ヶ月経過していたため、新馬戦に出走するには調教試験に合格する必要がある)、いよいよ待ちに待った新馬戦に挑むこととなった。
…が、当初出走を予定していた1600mの新馬戦が頭数不足で開催されず、レライタムにとっては距離が短い1400mの新馬戦へ出走することに。
さらに、前夜からの大雨により大井競馬場の馬場の砂入れ替え後初めての不良馬場での開催。一抹の不安を残したままの本番となってしまった。
11月17日 大井競馬場第3レース 2歳新馬戦(ダート外/右回り1400m) 鞍上:山崎誠士
7頭立て3枠3番、最終4番人気でのデビュー。馬体重489kg。
パドックでの雰囲気もよく、ゲート入りもスムーズ、あとは無事にゴールしてくれれば…と皆が祈る中でのスタート。道中は行き足がつかず後方からの競馬となる。山崎騎手が追い通し、4コーナーから直線に入ったあたりで4番手まで位置を上げたところで中継カメラからフレームアウト。このまま4着での入線になるかと思われたが、残り100mあたりで急加速。フレーム外から弾丸のごとく飛び込むと、先頭を走る6番マドモアゼルレンヌを猛追、クビ差2着に食いついた。
特番で見守っていた視聴者、ゲストの村上卓史氏、実況の清水久嗣アナ、運営石崎氏、さらには福田調教師や鞍上の山崎騎手をはじめとした関係者をも驚かせるデビュー戦となった。
2戦目は12月5日の大井競馬場第10レース ひばり特別(1800m)に出走…するはずだったのだが、当日になって競馬場の電気系統のトラブルによりこの日の開催そのものが取りやめとなってしまった
。
代替開催はあるのか、次走はどうなるのか…など心配されていたが、12月9日に代替開催があること
、レライタムのひばり特別への出走
が各公式よりアナウンスされた。
ちなみに大井の代替競馬は実に27年ぶり、さらに土曜日のナイターというかなり珍しい内容での開催であった。
12月9日 大井競馬場第10レース ひばり特別(ダート外/右回り1800m) 鞍上:山崎誠士
8頭立て5枠5番、最終5番人気での2戦目。馬体重495kg。
格上挑戦ではあったものの待望の1800mであり、またパドックでの雰囲気も良く推奨4番手に挙げられるなど視聴者・関係者共に緊張と期待を抱く中でのスタート。ゲートは問題なくスタートするも追走できず後ろからの競馬となる。今回も山崎騎手が追い通し、3コーナーに入る頃に鞭が入るとじわじわエンジンがかかり始める。しかし直線に入る頃に直前を走る1番をかわそうと動いた直後その1番が外に膨らんだため大外を回らされることに。大外を回るロスもあって再加速するも1番もかわせず4着での入線となった。
しかし上がりタイムは最速であり、格上挑戦・前残り馬場・前半の走行フォームの問題(藤沢牧場長曰く「当歳の走り方」)がある中では大健闘であった。
山崎騎手曰く「(追い通しで)疲れたものの、前回よりいい競馬ができている」、福田調教師からも「結果は残念だったが、かなりいい内容だった」という評価。今後の成長にさらに期待が持てる一戦だったと言えよう。
12月28日 大井競馬場第9レース セラフィナイト賞(準重賞・ダート外/右回り1800m) 鞍上:山崎誠士
6頭立て3枠3番、最終4番人気。馬体重492kg。
まさかの準重賞、前走以上の格上挑戦となった3戦目。パドックではややトモの緩さを感じさせたものの全体的な雰囲気は普段と変わらず、視聴者・関係者ともにさらなる緊張と期待を抱きつつ見守ることとなった。
ゲート内ではやや落ち着きなくスタートも出遅れ気味、二の足もつかず後ろからの競馬となる。今回は3コーナー前あたりで自らじわりと差を詰めていけるなど「いけるか?」と思わせる部分もあったものの、4コーナー~直線では伸びを欠き、最下位の6着で入線。準重賞レベルの他馬との差を痛感するレースとなってしまった。
とはいえ、もともと晩成型であろうと目されている本馬であり、「じっくりコトコト」育てていくスタンスに変わりはないと思われる。今回怪我などの問題はなかったものの疲れが溜まってきているようだ、ということで放牧に出されることとなった。
4月23日 大井競馬場第5レース 3歳(七)(八)(九)(ダート内/右回り1600m) 鞍上:山崎誠士
10頭立て8枠10番、最終1番人気での発走。馬体重500kg。
約4ヶ月ぶりの復帰戦は自己条件に戻り、パシュファイヤーとメンコを装着してのレースとなった。
パドックの雰囲気は悪くなく、推奨1番手に選ばれたり解説できょうだいの話題が出るなど、レース前からのまさかの展開に視聴者も盛り上がりつつ緊張と期待を抱いて見守ることとなった。
ゲート入りはすんなり、スタートもやや上に行く感じではあったものの悪くはなかった。当初は馬群中団あたりにつけるものの反応が悪く、これまでも指摘されていた向こう正面~3コーナーあたりで失速する悪癖が出てしまう。山崎騎手も押したり鞭を使うなどした結果直線ではじわりじわりと伸びを見せ、5着でのゴール。ちなみに上がりは2位のタイムであった。
距離なのか気分なのかはたまた走法なのか、どこに問題があるのかは断定しがたいものの改めて課題を突きつけられた一戦となった。
5月15日 大井競馬場第1レース 3歳(七)(八)(ダート内/右回り1600m) 鞍上:山崎誠士
12頭立て4枠4番、最終5番人気での発走。馬体重502kg。
前走に引き続きパシュファイヤーを装着してのレース。
若干腹周りが気になるもののパドックの雰囲気はよく、推奨3番手に選ばれたり解説者に「レラタイム」 と言い間違えられ草まみれになったりしつつ、視聴者は緊張と期待を抱いて見守ることとなった。
ゲート内では隣の馬がチャカついた影響でやや落ち着きなく、スタート直後に挟まれてしまったことで伸び上がるような形になり最後方からの競馬になる。道中も馬群についていくのが精一杯という感じで、3コーナーあたりからムチが入り直線でじわじわと伸びを見せるも10着でのゴールとなった。
舌を出しながら走っている様子も確認され、今回はいまいちレースに集中できていないのでは?という懸念を抱かせる結果となってしまった。
6月4日 大井競馬場第5レース 3歳(九)(十)(ダート内/右回り1600m) 鞍上:山崎誠士
13頭立て7枠11番、最終4番人気での発走。馬体重504kg。
前回の課題を踏まえ、レースに集中させることを狙い深めのブリンカーを装着してのレース。
まさかのパドック推奨2番手に選ばれ(いつもながら馬体やパドックでの雰囲気は良かった)ざわついたり、幼馴染である「まろ」ことサブノプレミアムと一緒に走るということで懐かしさを抱く視聴者も多かったり、と様々な盛り上がりを見せつつ皆が緊張と期待を抱いて見守ることとなった。
ゲート内ではやや落ち着きなく、スタート時に立ち上がってしまい出遅れ、最後方からの競馬となる。だが前走とは異なりしっかり追走はできており、山崎騎手の指示に応えて道中じわりじわりとポジションを上げていく。大外を回される形にはなったが、3コーナーあたりでムチが入るとさらにスピードを上げ、6着での入線となった。
掲示板入りは逃したものの、走行フォームが改善されていたり騎手からの指示にきちんと応えることができているなどレース内容は今までで一番良いものであった。
しかし今回ゲート難の悪化がみられ、このままでは人馬ともに負傷などのリスクが高まるということで福田師から去勢の告知がなされた。
リアダビ現役馬としては初のセン馬となることが確定したレライタム。競争能力に関しては光明の見える内容であったため、去勢による気性の改善から競走馬としての立身出世を狙う形となる。
6月6日、去勢
6月8日にニコニコがサイバー攻撃によって停止するという企画存続すら危うい騒動が発生するも、8月5日に復旧。奇しくも休養期間と重なるという、妙な奇縁?運の良さ?を発揮した。
8月13日 大井競馬場第5レース 3歳(六)(七)(八)(ダート内/右回り1600m) 鞍上:山崎誠士
10頭立て7枠7番、最終4番人気での発走。馬体重497kg。
通常去勢を行った場合3か月は間を空けるところ、体重も大きく減ることなく体調に問題もなかったようで2か月で復帰となった。
ゲートは尾持ちをしたもののスムーズに入り、ゲート内でも特に暴れることなく、去勢の効果があった模様。しかし発走後は出足なく最後方となる。道中も2頭最後方の内を走り続け、直線では大外を回るものの、上位集団は垂れることなく44秒台でゴール。レライタムは垂れた馬を数頭交わすだけで7着となった。去勢明けとはいえ、砂を被るのを嫌うような様子も見られ、まだまだ雌伏の時は長そうな結果となった。
9月10日 大井競馬場第2レース 3歳(八)(九)(十)(ダート外/右回り1400m) 鞍上:山崎誠士
14頭立て4枠5番、最終6番人気での発走。馬体重491kg。
新馬以来の1400mであり、短距離のペースで勢いを覚えればという挑戦となった。
ゲートはスムーズで発走は問題なくも相変わらず出足なく後方2頭目の位置に。道中もずっと後方で変わらず。短距離のペースについていけないのか3コーナーまでに加速する周りに追い抜かれ最後方に。直線ではコース半ばを進み垂れる馬をかわすことはでき何とか9着でゴールとなった。
レース後はクラスを下げるためにも間を空けるとのことで放牧となった。去勢の影響か調子も崩した模様。
12月6日、帰厩。
12月30日 大井競馬場第2レース 3歳(一)(二)(ダート内/右回り1600m) 鞍上:本田正重
11頭立て2枠2番、最終3番人気での発走。馬体重501kg。
福田師曰く「放牧後もなかなか調子が上がらない」とのことだったが、11月中旬辺りから急遽良化の兆しが見え、年末を視野に入れて調整され出走にこぎ着けた。鞍上は普段から調教をつけてもらっていた大木天翔騎手に乗り替わるはずだったが、当日朝の調教中に馬に足を踏まれてしまい負傷、急遽まさかの本田正重騎手にお願いすることとなった。
ゲートはスムーズで発走は問題なしも、やはり出足がなく後方4頭目の位置に。しかし道中は気を抜かずに後方5頭目の位置で追走し、3コーナーを過ぎたあたりで鞭を使いながら押すと、じわじわと上がっていく。そのまま外を回って直線でも脚を使い続け、1頭、また1頭と抜き去り、最後は勝ち馬エロースから2馬身差の2着まで追い上がった。
惜しくも勝利には届かなかったものの、前走までとは比べ物にならないほど『競馬』になっており、応援していた人々に希望と期待を持たせるレース内容となった。
1月13日 大井競馬場第8レース C2(十四)(十五)(ダート内/右回り1600m) 鞍上:本田正重
13頭立て7枠11番、最終7番人気での発走。馬体重502kg。
鞍上は引き続き本田騎手となる。
スタートは問題なく、いつものように下がることなく騎手の押しに応えるように先頭集団の後ろで1コーナーへ。そのまま道中は先頭集団の後ろ外の位置で遅れることなく追走し、3コーナーから外を回って直線に。直線ではレライタムを真ん中に3頭が逃げる1番を追うものの逃げ切られ、追い上げた3頭が内から順にゴールする形となりレライタムは3着となった。
前走より着順は下げたものの、騎手の指示に応え前目に付け直線では先団をかわすという形ができ、前走以上に今後に期待の持てるレースとなった。
1月28日 大井競馬場第5レース C2(十二)(十三)(ダート内/右回り1600m) 鞍上:本田正重
10頭立て2枠2番、最終5番人気での発走。馬体重499kg。
ゲートで隣の3番が少し暴れるものの影響なくスタートはスムーズで、ガンガン追う騎手に応え2F目は11秒台も出し、まさかのハナを取る。リスナーも運営も驚愕の中、コーナーを利用しそのまま逃げ、今度はペースを落としつつも道中も先頭となる。しかしペースの遅さからか3コーナー前に後ろから上がってきた8番に先頭を譲り塞がれ、さらに合わせるように2頭が追い越し4コーナーでは4番手に下がり、これはダメかと思われた。しかし、ペースを上げて追い抜く3頭に慌てることなく内でこらえ、直線に向くと加速し始め開いた内から伸びない3頭に並ぶ。さらに鞭に応えるように内からどんどん伸び、大外から圧倒的1番人気の7番がほぼ同時に3頭を交わしていくものの外に回した分脚色はレライタムが上回り、最後は7番に3/4馬身、3着にはさらに3馬身離しての1着でゴール。11戦目にして念願の初勝利となった。
1番人気が中央転厩馬で時計も十分であった馬を降しての驚愕の勝利であり、また本田騎手もドヤ顔するほどの会心の騎乗であり、船橋トップ騎手のすごみも感じるレースであった。
2月20日 大井競馬場第8レース C2(七)(八)(ダート内/右回り1600m) 鞍上:吉原寛人
13頭立て6枠10番、最終2番人気での発走。馬体重504kg。
鞍上は本田騎手が落馬負傷で療養中のため、金沢所属だが短期で大井に来ていた地方のトップ騎手の一人である吉原寛人騎手に乗り替わりとなった。
スタートはまずまず。前に進出する11・12番に譲り控えるものの先行集団の外に付ける。コーナーは外外で回ったため少し下げるが向こう正面では内に2頭を置いて先頭から3馬身ほどで追走。3コーナーから前がペースを上げ少し離され5番手で直線となるが、外に回してから鞭に応えるように加速し馬場の半ばから前の4頭をすべてかわし、狙ったように2着馬に3/4馬身だけ抜けてゴール。見事な末脚で2勝目を飾った。
3月10日 大井競馬場第10レース りゅうこつ座特別C2(二)選抜特別(ダート外/右回り1800m) 鞍上:吉原寛人
10頭立て7枠7番、最終2番人気での発走。馬体重499kg。
特別戦で相手はかなり強化されたが、連勝の勢いで久々で待望の1800mとなる。
まずまずのスタートから勢いをつけて先頭をうかがうも、コーナーで最内の1番に譲り1馬身差の二番手で向こう正面へ。道中も二番手外で追走し、3コーナー手前で内外からペースを上げる後続馬に抜かれ、空いた内を通って五番手で3・4コーナーを回り直線へ。直線は馬場の半ばから長い外回りの直線もあって今までで最速の上りを見せるものの、前を行く4頭には届かず0.6秒差の5着となった。
この後は年末から連戦であったことから放牧となる。
4月24日、帰厩
5月15日、20時に馬房定点枠内にて運営よりお知らせタイム
があり、今後出走予定の1レースをもって南関での出走を終了し、その後岩手競馬への移籍が発表された。移籍理由として、南関に比べて長距離ダート番組が多い事、12月31日の桐花賞(ファン投票による重賞)で出走を目指すこと等、前向きな移籍であることが伝えられた。馬主の変更もなし。
厩舎は村上卓史氏の紹介で伊藤和忍厩舎で、時期は先方の都合もあり早くて6月末ごろ。ひとまず2025年内いっぱいまで岩手競馬で走らせ、その後はさらなる移籍含め見定める予定とのこと。芝出走の可能性もあり。(詳細はリンク先の配信参照)
6月10日 大井競馬場第10レース 万緑特別 C2(一) 選抜特別(ダート外/右回り2000m) 鞍上:矢野貴之
14頭立て3枠4番、最終1番人気での発走。馬体重497kg。
前走に引き続き特別戦で初の2000m、そして(現時点では)南関競馬の最終出走となる。
午前中から続いた雨は上がったものの稍重馬場の中、好スタートから先頭集団の内側につけ、最初のコーナーで隙を伺う。若干囲まれる形のまま位置を維持しつつコーナーへ(前に壁ができても砂が被らない位置取りだった模様
)。最後の直線で大外から上がっていた7番の開いた内から飛び出し先頭の9番と並ぶ。1番も内から追い上げてきて3頭によるデッドヒートを繰り広げ、最後の最後で抜け出すと半馬身差の1着でゴール。
運営・関係者、そして多くの現地リスナーを前に、馬群をものともしない堂々とした走りを見せた。
また応援配信枠にて運営より、早くも数日後に移籍先へ移動となること、順調であれば早々に走らせたい意向、先方の厩舎から配信許可が下りた旨が改めて発表された。
7月8日 盛岡競馬場第7レース B2(ダート/左回り1600m) 鞍上:高橋悠里
7頭立て3枠3番、大井での実績から最終1.3倍の1番人気での発走。馬体重495kg。
初盛岡競馬場・初左回り・初坂と初物尽くしの岩手移籍初戦となる。
スタートはやや左を物見しながらであったがスッと3番手に。スタート地点の引き込み線からそのまま向こう正面とほぼ直線の900mを外目3番手で追走し坂を上って3コーナーへ。3コーナーからの下り坂を利用しつつ減速し始めた前2頭を外から捲っていき、直線に向いて先頭を捉える。直線は躱した2頭が減速する中垂れることなく突き放し、9馬身差離してのゴール。
南関C1の実力を見せつ圧倒的1番人気に応える圧勝となった。
7月20日 盛岡競馬場第11レース 夢・希望 未来へ前進B2一組(ダート/左回り1600m) 鞍上:高橋悠里
9頭立て8枠8番、最終1番人気での発走。馬体重496kg。
今回は8歳馬だが元中央OP馬でありかつ昨年まで南関競馬A2クラスの1枠1番ラストマンと人気を分け、2頭が突出する形となる。
レースは、スムーズにスタートし2番手に。そのまま長い引き込み線から向こう正面と追走し外目2番手と前走とほぼ同じ展開で下り坂になる3コーナーへ。4コーナーで中団後方から上がってきたラストマンが外からまくってくるも、抜かれることなく併せるように2頭先頭で直線へ。直線はラストマンと他馬を突き放してマッチレースの様相となり叩き合いになるも、8歳とは言え元A2クラスで差し馬の脚の違いを見せつけたラストマンが半馬身だけ突き抜け惜しくも2着となった。
負けたとはいえ3着以下を10馬身離し、また翌日の一つ上のB1級よりも早い時計であり本馬とラストマンが突き抜けていたといる結果であった。
8月5日 盛岡競馬場第8レース クラスペディア賞B2一組(ダート/左回り1600m) 鞍上:高橋悠里
10頭立て1枠1番、最終1番人気での発走。馬体重499kg。
レースはスタートから3頭が先頭を争うようにペースを上げ、先頭から3馬身ほど3・4番手の最内と若干苦しい位置につくことに。しかし3・4コーナーでは前についていけない馬を内で交わし、3番手で迎えた直線では、外に出し前2頭を少しずつ交わして1と3/4馬身差離してゴールとなった。
この日は午前中まで雨が続き重馬場となり相当な高速馬場となっており、ペースの速さもあり1分37秒3と重賞並みの時計を叩き出した。
なお集中力を持たせるため久々のブリンカー使用となったが、まったく逆効果だったとのこと。
8月19日 盛岡競馬場第11レース B1二組(ダート/左回り1600m) 鞍上:吉原寛人
8頭立て5枠5番、最終1番人気での発走。馬体重500㎏。
鞍上は騎乗経験がありまた同日1レース前の地方交流重賞で盛岡に来ていた吉原寛人騎手に乗り替わりとなった。またこのレースは前々走で惜敗したラストマンとの再戦となる。
スタートはまずまずで番手を狙うように進むが、内から1番ラストマンが上がるのを譲りその後ろにつける形となる。その後は徐々に先行集団から離され、砂被りを嫌がったかやや首を上げてペースが上がらず、鞭が何度か入るが反応は鈍く、3コーナーに入るころには先頭から少し離れた6番手に。最内でコーナーを周り5番手で直線を迎え、大外に出して垂れてきた2頭を交わすもそこでゴール。
ラストマンからは8馬身以上、2着にも1馬身半届かずの3着となった。
8月22日、今日のシュシュブリーズ枠内の一部として厩舎定点開始。
9月8日 盛岡競馬場第11レース 爽秋特別A二組(ダート/左回り1600m) 鞍上:高橋悠里
10頭立て3枠3番、最終1番人気での発走。馬体重502㎏。
鞍上は高橋騎手へ乗り替わり。組替えにより突然のA級へ昇級となり、リスナーや関係者をおどろかせたが、相手の多くも同様にB級からの昇級であるため、実績から1番人気となった。
スタートは良く押して進出し、積極的に前に行く馬がいなかったので逃げの形となる。道中・コーナーと安定したペースで逃げそのまま直線に。直線では垂れることなく2馬身差でゴール。危なげなくA級での勝利を挙げた。
伊藤調教師によると、今回は浅めのブリンカーをつけていきっぷりがよかったとのこと。またこれで通算の獲得賞金額が1000万を越えた。
9月21日 水沢競馬場第11レース 青藍賞オープン(M2・ダート/右回り1600m) 鞍上:高橋悠里
11頭立て6枠6番、最終7番人気での発走。馬体重501㎏。
岩手競馬移籍後着々とクラスを登りついに初の重賞であり、また本来予定ではなかったが状態も良いため初の水沢競馬場でもあり力試しでの参戦となる。相手は岩手の重賞やJpn常連のヒロシクンはじめヘリオスやライアン、そして同年齢で地元生え抜きのフジユージーンにライバルのラストマンを下したスプラウティングなど、思った以上に岩手競馬のマイルトップ層が揃うレースとなった。
スタートはまずまずだったが行き足の差で8・9番手外でスタンド前に。徐々に前がつまり1コーナーは逃げる2番ヒロシクンや先行集団のすぐ後ろの5・6番手外で向こう正面を迎え、3・4コーナーでは垂れる数頭を交わすもその前に外から2頭にかわされ、5・6番手で直線に。直線は伸びる内の2頭をとらえられず、10番スプラウティングにクビ差迫るも先頭から2秒差の7着でゴールとなった。
レースは、逃げる2番ヒロシクンがさらに最速の上りを見せ上がってきていた4番フジユージーンを寄せ付けず逃げ切りでゴール。M2ながら岩手競馬の頂上決戦のようなレースであった。
| *サンダースノー 2014 鹿毛 |
Helmet 2008 栗毛 |
Exceed and Excel | *デインヒル |
| Patrona | |||
| Accessories | Singspiel | ||
| Anna Matrushka | |||
| Eastern Joy 2006 鹿毛 |
Dubai Destination | Kingmambo | |
| Mysterial | |||
| Red Slippers | Nureyev | ||
| Morning Devotion | |||
| シュシュブリーズ 2011 黒鹿毛 FNo.9-f |
フジキセキ 1992 青鹿毛 |
*サンデーサイレンス | Halo |
| Wishing Well | |||
| *ミルレーサー | Le Fabuleux | ||
| Marston's Mill | |||
| ブリズデロートンヌ 2005 黒鹿毛 |
*シンボリクリスエス | Kris S. | |
| Tee Kay | |||
| オータムブリーズ | *ティンバーカントリー | ||
| セプテンバーソング |
※第7戦目の動画はリアダビカメラが間違えて別馬を撮っていた為ないとのこと。
※第8戦目の動画がない理由は不明。
※第16~19戦目はリアダビカメラの映像がないため動画が作られるかは未定。
| リアルダービースタリオン | |
| シュシュブリーズの2018 - オーバーザリミッツ - ファニーフラッシュ - クールフォルテ - モーメントキャッチ - レライタム - ヴァンディヴェール - シャインブラスト - クールフォルテの2024 - シュシュブリーズの2025 |
|
| 繁殖牝馬 | シュシュブリーズ |
|---|---|
| 種牡馬 | ホッコータルマエ - クロフネ - モーリス - サンダースノー - パイロ - チュウワウィザード - ドレフォン |
| 定点放送 タイムシフト |
今日のシュシュブリーズ - 今日のオーバーザリミッツ - 今日のファニーフラッシュ - 今日のクールフォルテ - 今日のモーメントキャッチ - 今日のシュシュブリーズの息子(次男) - 今日のシュシュブリーズの息子(三男) |
| 関連項目 | ダービースタリオン - フジキセキ - リアルダビスタ用語集 |
| 関連リンク | 公式ツイッター - ニコニコチャンネル
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最終更新:2025/12/26(金) 17:00
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