レライタムとは、2021年3月24日生まれの競走馬である。
リアルダービースタリオンの馬の一頭。
父サンダースノー、母シュシュブリーズ、母父フジキセキ。
半姉クールフォルテ(父クロフネ)、半兄モーメントキャッチ(父モーリス)、全弟ヴァンディヴェール、半弟シュシュブリーズの2023(父パイロ)。
近親にはルヴァンスレーヴ、チュウワウィザードなど。
父サンダースノーはアイルランド生産・UAE調教、史上初のドバイワールドカップ連覇を成し遂げ、現在は日本で繋養されている種牡馬。
当初はセリを目標に芝・ダートどちらでも走れる種牡馬を、ということで候補に選ばれ、視聴者アンケートでは3位であった。しかし、上位の種牡馬が種付できるか不透明であったこと、事前アンケートでは当馬が1位であったこと、そしてダーレー・ジャパンが特別に枠を開けてくれるということから判断し、最終的に当馬がシュシュブリーズのお相手となった。
2021年3月24日4時44分、ニコニコユーザーが見守る中、鹿毛の牡馬が誕生。
額の右寄りに一つの角が鼻梁側にやや伸びた四角形の星と、左前脚と右後ろ脚に白・左後ろ足に小白。
出生当日の体重は60.5kg。
2022年3月17日、半姉のクールフォルテの6戦目(浦和桜花賞)の特番内にて、セリではなく自持ちになったと発表され、併せて厩舎もクールフォルテと同じ大井競馬・福田真広厩舎になると発表された。
2022年4月1日、藤沢牧場を卒業し、育成牧場であるエクワインレーシングへ移動。
藤沢牧場での最後の馬体重は396kg。
2023年3月20日にエクワインレーシングを卒業、翌21日に無事大井・福田厩舎に入厩。
エクワインレーシングでの最後の馬体重は491kg。
2023年3月23日の名前決め特番にて、事前に募集されていた競走馬名候補の中から順位決めアンケートが行われる。
その結果、上位3つの馬名で申請され、第1希望の馬名は似た名前の現役競走馬がいるため(ツイート)、第2希望の「レライタム」で馬名登録されたことがリアダビ公式Twitterより発表された(ツイート1、2)。
馬名由来は「アイヌ語の風(レラ)と刀(タム)に本馬幼名ライタを組合せて」。
入厩後、4月21日の能力試験にも無事合格。新馬戦へ向けての調整を続けていたが、6月5日の調教後に脚の腫れが見つかり、疲れも出ているということでエクワインレーシングへ戻り立て直しをはかることとなった。
検査の結果、第一指骨骨折(球節の剥離骨折)が見つかったものの、深刻な故障ではなかったため約4ヶ月の休養と調整を経て10月3日に帰厩。11月2日の調教試験にも無事合格し(先の能力試験から6ヶ月経過していたため、新馬戦に出走するには調教試験に合格する必要がある)、いよいよ待ちに待った新馬戦に挑むこととなった。
…が、当初出走を予定していた1600mの新馬戦が頭数不足で開催されず、レライタムにとっては距離が短い1400mの新馬戦へ出走することに。
さらに、前夜からの大雨により大井競馬場の馬場の砂入れ替え後初めての不良馬場での開催。一抹の不安を残したままの本番となってしまった。
11月17日 大井競馬場第3レース 2歳新馬戦(ダート外/右回り1400m) 鞍上:山崎誠士
7頭立て3枠3番、最終4番人気でのデビュー。馬体重489kg。
パドックでの雰囲気もよく、ゲート入りもスムーズ、あとは無事にゴールしてくれれば…と皆が祈る中でのスタート。道中は行き足がつかず後方からの競馬となる。山崎騎手が追い通し、4コーナーから直線に入ったあたりで4番手まで位置を上げたところで中継カメラからフレームアウト。このまま4着での入線になるかと思われたが、残り100mあたりで急加速。フレーム外から弾丸のごとく飛び込むと、先頭を走る6番マドモアゼルレンヌを猛追、クビ差2着に食いついた。
特番で見守っていた視聴者、ゲストの村上卓史氏、実況の清水久嗣アナ、運営石崎氏、さらには福田調教師や鞍上の山崎騎手をはじめとした関係者をも驚かせるデビュー戦となった。
2戦目は12月5日の大井競馬場第10レース ひばり特別(1800m)に出走…するはずだったのだが、当日になって競馬場の電気系統のトラブルによりこの日の開催そのものが取りやめとなってしまった。
代替開催はあるのか、次走はどうなるのか…など心配されていたが、12月9日に代替開催があること、レライタムのひばり特別への出走が各公式よりアナウンスされた。
ちなみに大井の代替競馬は実に27年ぶり、さらに土曜日のナイターというかなり珍しい内容での開催であった。
12月9日 大井競馬場第10レース ひばり特別(ダート外/右回り1800m) 鞍上:山崎誠士
8頭立て5枠5番、最終5番人気での2戦目。馬体重495kg。
格上挑戦ではあったものの待望の1800mであり、またパドックでの雰囲気も良く推奨4番手に挙げられるなど視聴者・関係者共に緊張と期待を抱く中でのスタート。ゲートは問題なくスタートするも追走できず後ろからの競馬となる。今回も山崎騎手が追い通し、3コーナーに入る頃に鞭が入るとじわじわエンジンがかかり始める。しかし直線に入る頃に直前を走る1番をかわそうと動いた直後その1番が外に膨らんだため大外を回らされることに。大外を回るロスもあって再加速するも1番もかわせず4着での入線となった。
しかし上がりタイムは最速であり、格上挑戦・前残り馬場・前半の走行フォームの問題(藤沢牧場長曰く「当歳の走り方」)がある中では大健闘であった。
山崎騎手曰く「(追い通しで)疲れたものの、前回よりいい競馬ができている」、福田調教師からも「結果は残念だったが、かなりいい内容だった」という評価。今後の成長にさらに期待が持てる一戦だったと言えよう。
12月28日 大井競馬場第9レース セラフィナイト賞(ダート外/右回り1800m) 鞍上:山崎誠士
6頭立て3枠3番、最終4番人気。馬体重492kg。
まさかの準重賞、前走以上の格上挑戦となった3戦目。パドックではややトモの緩さを感じさせたものの全体的な雰囲気は普段と変わらず、視聴者・関係者ともにさらなる緊張と期待を抱きつつ見守ることとなった。
ゲート内ではやや落ち着きなくスタートも出遅れ気味、二の足もつかず後ろからの競馬となる。今回は3コーナー前あたりで自らじわりと差を詰めていけるなど「いけるか?」と思わせる部分もあったものの、4コーナー~直線では伸びを欠き、最下位の6着で入線。準重賞レベルの他馬との差を痛感するレースとなってしまった。
とはいえ、もともと晩成型であろうと目されている本馬であり、「じっくりコトコト」育てていくスタンスに変わりはないと思われる。今回怪我などの問題はなかったものの疲れが溜まってきているようだ、ということで放牧に出されることとなった。
4月23日 大井競馬場第5レース 3歳(七)(八)(九)(ダート内/右回り1600m) 鞍上:山崎誠士
10頭立て8枠10番、最終1番人気での発走。馬体重500kg。
約4ヶ月ぶりの復帰戦は自己条件に戻り、パシュファイヤーとメンコを装着してのレースとなった。
パドックの雰囲気は悪くなく、推奨1番手に選ばれたり解説できょうだいの話題が出るなど、レース前からのまさかの展開に視聴者も盛り上がりつつ緊張と期待を抱いて見守ることとなった。
ゲート入りはすんなり、スタートもやや上に行く感じではあったものの悪くはなかった。当初は馬群中団あたりにつけるものの反応が悪く、これまでも指摘されていた向こう正面~3コーナーあたりで失速する悪癖が出てしまう。山崎騎手も押したり鞭を使うなどした結果直線ではじわりじわりと伸びを見せ、5着でのゴール。ちなみに上がりは2位のタイムであった。
距離なのか気分なのかはたまた走法なのか、どこに問題があるのかは断定しがたいものの改めて課題を突きつけられた一戦となった。
5月15日 大井競馬場第1レース 3歳(七)(八)(ダート内/右回り1600m) 鞍上:山崎誠士
12頭立て4枠4番、最終5番人気での発走。馬体重502kg。
前走に引き続きパシュファイヤーを装着してのレース。
若干腹周りが気になるもののパドックの雰囲気はよく、推奨3番手に選ばれたり解説者に「レラタイム」 と言い間違えられ草まみれになったりしつつ、視聴者は緊張と期待を抱いて見守ることとなった。
ゲート内では隣の馬がチャカついた影響でやや落ち着きなく、スタート直後に挟まれてしまったことで伸び上がるような形になり最後方からの競馬になる。道中も馬群についていくのが精一杯という感じで、3コーナーあたりからムチが入り直線でじわじわと伸びを見せるも10着でのゴールとなった。
舌を出しながら走っている様子も確認され、今回はいまいちレースに集中できていないのでは?という懸念を抱かせる結果となってしまった。
6月4日 大井競馬場第5レース 3歳(九)(十)(ダート内/右回り1600m) 鞍上:山崎誠士
13頭立て7枠11番、最終4番人気での発走。馬体重504kg。
前回の課題を踏まえ、レースに集中させることを狙い深めのブリンカーを装着してのレース。
まさかのパドック推奨2番手に選ばれ(いつもながら馬体やパドックでの雰囲気は良かった)ざわついたり、幼馴染である「まろ」ことサブノプレミアムと一緒に走るということで懐かしさを抱く視聴者も多かったり、と様々な盛り上がりを見せつつ皆が緊張と期待を抱いて見守ることとなった。
ゲート内ではやや落ち着きなく、スタート時に立ち上がってしまい出遅れ、最後方からの競馬となる。だが前走とは異なりしっかり追走はできており、山崎騎手の指示に応えて道中じわりじわりとポジションを上げていく。大外を回される形にはなったが、3コーナーあたりでムチが入るとさらにスピードを上げ、6着での入線となった。
掲示板入りは逃したものの、走行フォームが改善されていたり騎手からの指示にきちんと応えることができているなどレース内容は今までで一番良いものであった。
しかし今回ゲート難の悪化がみられ、このままでは人馬ともに負傷などのリスクが高まるということで福田師から去勢の告知がなされた。
リアダビ現役馬としては初のセン馬となることが確定したレライタム。競争能力に関しては光明の見える内容であったため、去勢による気性の改善から競走馬としての立身出世を狙う形となる。
6月6日去勢
6月8日にニコニコがサイバー攻撃によって停止するという企画存続すら危うい騒動が発生するも、8月5日に復旧。奇しくも休養期間と重なるという、妙な奇縁?運の良さ?を発揮した。
8月13日 大井競馬場第5レース 3歳(六)(七八)(ダート内/右回り1600m) 鞍上:山崎誠士
10頭立て7枠7番、最終4番人気での発走。馬体重497kg。
通常去勢を行った場合3か月は間を空けるところ、体重も大きく減ることなく体調に問題もなかったようで2か月で復帰となった。
ゲートは尾持ちをしたもののスムーズに入り、ゲート内でも特に暴れることなく、去勢の効果があった模様。しかし発走後は出足なく最後方となる。道中も2頭最後方の内を走り続け、直線では大外を回るものの、上位集団は垂れることなく44秒台でゴール。レライタムは垂れた馬を数頭交わすだけで7着となった。去勢明けとはいえ、砂を被るのを嫌うような様子も見られ、まだまだ雌伏の時は長そうな結果となった。
*サンダースノー 2014 鹿毛 |
Helmet 2008 栗毛 |
Exceed and Excel | *デインヒル |
Patrona | |||
Accessories | Singspiel | ||
Anna Matrushka | |||
Eastern Joy 2006 鹿毛 |
Dubai Destination | Kingmambo | |
Mysterial | |||
Red Slippers | Nureyev | ||
Morning Devotion | |||
シュシュブリーズ 2011 黒鹿毛 FNo.9-f |
フジキセキ 1992 青鹿毛 |
*サンデーサイレンス | Halo |
Wishing Well | |||
*ミルレーサー | Le Fabuleux | ||
Marston's Mill | |||
ブリズデロートンヌ 2005 黒鹿毛 |
*シンボリクリスエス | Kris S. | |
Tee Kay | |||
オータムブリーズ | *ティンバーカントリー | ||
セプテンバーソング |
日付 | タイトル | 内容 |
2020年4月14日 | シュシュブリーズのお婿さんを決めよう2020#31 | レライタムの父馬を決める配信。 |
2021年3月24日 | 【イケメンの次男坊が誕生しました!】今日のシュシュブリーズ 3月24日 | レライタム誕生時の定点放送。 ※誕生の瞬間は14:00頃 |
2022年4月1日 | シュシュブリーズの2021エクワインレーシングに移動 | 育成牧場であるエクワインレーシングへの移動配信。 ※移動開始は44:00頃 |
2023年1月27日 | シュシュブリーズの21の調教を見に行こう | エクワインレーシングでの調教の様子見学。 |
2023年3月23日 | シュシュブリーズの2021の競走馬名を決めよう | レライタムの競走馬名を決める番組。 |
2023年4月21日 | 1回目の能力試験をみんなで鑑賞する番組。 | |
2023年11月17日 | ケガを乗り越えついに迎えたデビュー戦。はたして結果は・・・ | |
2023年12月9日 | レライタムの2戦目を見に行こう! #53 | 1度は幻となった第2戦。はたして結果は・・・ |
2023年12月28日 | レライタムの3戦目を応援しよう! #54 | さらなる格上挑戦となる第3戦。はたして結果は・・・ |
2024年4月23日 | レライタムの4戦目を応援しよう! #59 | 自己条件に戻った第4戦。はたして結果は・・・ |
2024年5月15日 | レライタムの5戦目を応援しよう! #60 | 引き続き自己条件の第5戦。はたして結果は・・・ |
2024年6月4日 | レライタムの6戦目を応援しよう! #63 | 引き続き自己条件の第6戦。はたして結果は・・・ |
2024年8月13日 | レライタムの7戦目を応援しよう #65 | 去勢後の復帰戦となる第7戦。はたして結果は・・・ |
リアルダービースタリオン | |
シュシュブリーズの2018 - オーバーザリミッツ - ファニーフラッシュ - クールフォルテ - モーメントキャッチ - レライタム - ヴァンディヴェール - シュシュブリーズの2023 |
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繁殖牝馬 | シュシュブリーズ |
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種牡馬 | ホッコータルマエ - クロフネ - モーリス - サンダースノー - パイロ |
定点放送 タイムシフト |
今日のシュシュブリーズ - 今日のオーバーザリミッツ - 今日のファニーフラッシュ - 今日のクールフォルテ - 今日のモーメントキャッチ - 今日のシュシュブリーズの息子(次男) - 今日のシュシュブリーズの息子(三男) |
関連項目 | ダービースタリオン - フジキセキ - リアルダビスタ用語集 |
関連リンク | 公式ツイッター - ニコニコチャンネル |
競馬テンプレート |
掲示板
63 ななしのよっしん
2024/08/29(木) 15:35:09 ID: 3NOqNLrhl7
レース後2週間経っても更新されないので、情報が埋もれる前に履歴として更新しました
64 ななしのよっしん
2024/09/08(日) 22:26:55 ID: kHxWmmwaov
65 ななしのよっしん
2024/09/10(火) 21:38:01 ID: G8O+a8Gv6L
取って良くなるのは昭和の金八先生の不良なんで
レースの結果はこんなもんとしか
平場で長い距離ある競馬場の厩舎に転厩でもしない
限り本年度中の引退は不可避かな
本気で走ってないかもしれないが本気で走ったところで
というスピードなので
急上昇ワード改
最終更新:2024/11/08(金) 09:00
最終更新:2024/11/08(金) 09:00
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