一人頼朝とは、傍らの太刀しか頼りになるものがない、頼朝の孤独を言い表した文言である。
嘘である。
『ひみつのアイプリ』の青空ひまり、星川みつきのデュオ曲「ムテキDUOエナジー」のメロにある、以下の歌詞の空耳。
もともとアバンのアホアホダンスの曲として期待されていたデュオ曲だったが、上記の歌詞が拍の区切れの都合で「ひ・とりよりとも・だちといっしょ・なら」と区切られたことがすべての原因となってしまう。結果、初出のアニメ6話が流れしばらく経った頃には、上記歌詞が「一人頼朝 太刀と一緒ならもっと楽しいよね」という空耳歌詞で定着してしまった。
結果として、一人頼朝、二人義経だの頼朝と太刀のカップリング曲だの、散々いわれなき異名を得ることとなった(とはいえ、空耳の浸食度合いではシリーズの先輩の「乙女アテンションプリーズ」とかよりはマシだろう)。
詳細はぼっちじゃシーソー乗れないの記事でだが、青空ひまりの2曲目のソロ曲「パステルステップデイズ」の歌詞が孤独なものにダメージを与える要素があったがために、頼朝も一緒に煽られることになった。
果てには、頼朝と一緒にシーソーするなどとも言われる羽目になった(頼朝の風評被害ひどいな)。
しかし、ちょっと待ってほしい。一人頼朝の空耳が成立するような、「一人より友」という歌詞は、結構な確率で成立しないか?という疑問がある。
正直、ローラー作戦での調査なのだが、実は意外にも有史以来一人頼朝が成立する歌詞の歌がほぼないという結論が出つつある。「一人より」に対応する言葉としては、「二人」または「みんな」が定番となっているようだ。
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最終更新:2025/12/11(木) 08:00
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