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この項目ではイベントとしての「SNOW MIKU」について記述しています。 キャラクターとしての「SNOW MIKU」については「雪ミク」を参照。 |
SNOW MIKU(イベント)とは、クリプトン・フューチャー・メディアが主催を務めるイベントである。
「SNOW MIKU」はさっぽろ雪まつりの期間に合わせて開催されるイベントで、クリプトン・フューチャー・メディアが主催している。雪ミク(初音ミク)が主役となって北海道の冬を盛り上げる。
イベントの開催に合わせ、雪ミクとラビット・ユキネの衣装がテーマに沿って募集されており、ユーザーによる最終投票を経て決定されている。ラビット・ユキネは2014年に行われた雪ミクのペットの公募企画によって誕生したキャラクター。詳細は「ラビット・ユキネ」の記事を参照。
イベントの内容は毎年異なるが、概ね下記によって構成される。
クリプトン・フューチャー・メディアとグッドスマイルカンパニーが主催となり、雪ミクとラビット・ユキネの衣装案がpiaproにて募集される。
テーマは毎回異なり、その前のイベントの最終日や終了後に発表される。最終候補が主催者によって数点(近年では6点)まで絞られたのち、最終投票へと移る。
最終投票ではインターネット上でユーザー参加型の投票が行われ、最終的に採用作品が決定される。採用作品の発表は8月頃に行われることが多い。
さっぽろ雪まつりにて雪ミクとラビット・ユキネの雪像が毎年制作されている。いずれも大通会場での展示だが、年によって場所が異なる。(西11丁目会場での展示が多い)雪像のデザインは前述のねんどろいどフィギュアを元にして制作される。
夜間には音楽と照明を用いたライトアップショーが行われている。
2021年と2022年については後述の通りオンラインでの公開となった。
過去には会場でグッズ販売が行われていたが、2024年以降はメインイベントに吸収される形となり、会場での物販は行われていない。
さっぽろ雪まつり会場とは別の屋内会場にて行われるイベント。さっぽろ雪まつりの開催期間のうち、土日を含めた数日で行われる。主に雪ミクに関する企画展示、ステージイベント、物販などが行われる。
当初は札幌市の会場で行われていたが、2021年以降は小樽市で行われるようになった。
詳細は「雪ミク電車」を参照。
運行期間は毎年異なるが、概ね12月頃から運行開始される。「SNOW MIKU」の広告を兼ねているもののメインイベント終了も運行しており、例年は3月頃まで運行されている。
各企業とコラボし、雪ミクをテーマにした期間限定商品が販売されたり、雪ミクと連動した企画やキャンペーンが各店舗・各施設にて行われる。
デジタルコンテンツのコラボなどもあり、会場に行くことが困難な遠隔地のファンでも「雪ミク」の魅力に触れることができる。
piaproとのコラボでは企画展に向けてイラストの募集が行われる。(前述の衣装募集とは別である)採用された作品はメイン会場にて展示される。
公式の記載に合わせ、年度は年を跨いでからのもので表記する。(例えば、2010年から2011年にかけての冬は「2011年」と表記する)
「雪ミク」だと全ての年度が対象となるため、ニコニコ静画などのイラスト投稿サイトでは、「雪ミク2011」のように「雪ミク+年度」という形のタグがよく使われる。また、ファンの間では各年度ごとに愛称が付けられることも。愛称については「初音ミク公式イラストに付けられた愛称一覧」を参照。
| 2010年 | 2011年 | 2012年 | 2013年 | 2014年 | 2015年 | 2016年 | 2017年 | 2018年 | 2019年 |
| 2020年 | 2021年 | 2022年 | 2023年 | 2024年 | 2025年 | 2026年 |
| SNOW MIKU 2010 | |
|---|---|
| 開催期間 | 2010年2月4日~2010年2月11日 |
| 衣装テーマ | - |
| 衣装原案 | - |
| メインビジュアル | - |
| テーマソング | |
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- |
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雪ミク生誕の年。今までの初音ミクになかった白と青を基調としたデザインが衝撃を与えた。
さっぽろ雪まつりにて初音ミクの雪像が初めて制作されたのもこの年であり、計2基の雪像が制作された。
この時、特に人気だったのはグッドスマイルカンパニーから発売された「ねんどろいど 雪ミク」である。特設の物販会場が設けられた地下鉄の駅、つどーむ会場最寄の札幌市営地下鉄東豊線栄町駅には初音ミクのポスターがびっしりと貼られ、見事なまでにみっくみくにされた「痛駅」と化した。
開催時の正式名称は「SNOW MIKU for SAPPORO 2010」であるが、後年の表記に合わせて公式で「SNOW MIKU 2010」という表記を使用することがある。
| SNOW MIKU 2011 | |
|---|---|
| 開催期間 | 2011年2月7日~2011年2月13日 |
| 衣装テーマ | - |
| 衣装原案 | - |
| メインビジュアル | - |
| テーマソング | |
|
- |
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その翌年の2011年、第62回さっぽろ雪まつりでは街全体がみっくみくにされていたといっても過言ではなく、路面電車・北海道新聞にも雪ミクが登場。
更に、イベントが多数開かれ、さっぽろ雪まつりに合わせて「SNOW MIKU for SAPPORO 2011」が開催された。(2010年と同様に「SNOW MIKU 2011」の表記が使用されることもある)雪まつり会場では雪像2基に加え、氷像も1基作られた。
イベントと連動したコラボレーションとして、グッスマからは前年同様に2011年モデルとして「ねんどろいど 雪ミク たのしい雪あそび・エディション」が発売。2011年1月27日には「初音ミク -Project DIVA- 2nd」、2011年1月31日には「初音ミク -Project DIVA- Arcade」でそれぞれ雪ミクのモジュールが配信された。すすきのにある商業施設「ノルベサ」ではpixiv・Kaikai Kikiによる初音ミクイラスト展示コーナーや、初音ミクグッズ売り場が設置された。
2010年のものと衣装デザインがよく似ているが、マフラー・手袋・イヤーマフを身に付け、より冬らしい装いとなった。なお、この衣装の雪ミクは北海道内の企業とコラボを行う際にビジュアルとして採用されることが多く、イベントが終了した現在でも各所で目にすることができる。(コラボについては「雪ミク」の記事を参照。)
| SNOW MIKU 2012 | |
|---|---|
| 開催期間 | 2012年2月6日~2012年2月12日 |
| 衣装テーマ | 雪や氷を彷彿とさせる『宝石』 |
| 衣装原案 |
雪ミク:菜々香
ラビット・ユキネ:-
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| メインビジュアル | ぷちでびる |
| テーマソング | |
|
- |
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この年度は雪ミク衣装の公募が初めて行われた年。翌年以降もテーマを変えながら衣装が公募され、雪ミクにとって毎年恒例の行事として定着することになった。
2011年12月18日には、新たに公募と投票でデザインが決定した2012年バージョン「ふわふわコートの雪ミク」についての情報がお披露目され、翌19日から札幌市の路面電車をフルラッピングした「雪ミク電車」の運行(~2012年3月30日まで)ならびに、「初音ミク -Project DIVA- Arcade」の雪ミク2012モジュール配信が開始された。
翌年1月20日には新千歳空港において雪ミクのカプセルフィギュアが他の北海道名物のカプセルフィギュアと混ざって発売され、また、2月10日から雪ミクの切手が発売され(さらに11日には中の人の藤田咲が札幌中央郵便局の一日郵便局長を務めた(バイトから昇進したわけではないことに注意)、2月6日から北海道のファミリーマートがコラボするなど雪ミクはさっぽろ雪まつりになくてはならないものとなってきている。
さっぽろ雪まつり会場では雪像3基に氷像1基と、前年以上に盛り上がりを見せたが、そのうち雪像1基が気温の影響で倒壊し、近くを歩いていた女性が怪我をする事故が発生した。雪像は場所を移し、2月11日には倒壊対策を充分に施された上で再制作された。[1]・・・目が怖いと評判である・・・
この年からはイベント名が縮められて「SNOW MIKU 2012」という表記に変わり、現在も公式で見慣れている表記となった。
| SNOW MIKU 2013 | |
|---|---|
| 開催期間 | 2013年2月5日~2013年2月11日 |
| 衣装テーマ | 北海道にぴったりの『お菓子』 |
| 衣装原案 |
ラビット・ユキネ:-
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| メインビジュアル | CHRIS |
| テーマソング | |
|
- |
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2013年の雪ミクは、前年6月にコスチュームが決まるという早さ。色合いがそれまでの青を基調としたものから、ミクの髪の毛の色をそのまま生かしつつ赤を加えたものとなった。[2]ちなみにこの色合いは「いちご大福」と形容されている。
その結果、記念グッズとしていちご大福が作られたり、ファミリーマートの雪ミクタイアップ商品もいちごづくしとなった。
前年の雪像の倒壊事故を受け、この年以降の雪像は壁から像が前半分のみ浮き上がるような形で制作されるようになった。
北海道とクリプトン・フューチャー・メディアが主催となり、公認ソングも募集された。採用された曲はこちら
。翌年以降は公式ソングが設けられため、一般公募されたのはこの年が最初で最後である。
また、雪ミクのグッズやイベントと直接関係があるわけではないが、2012年12月6日発売の「龍が如く5」では、さっぽろ雪まつりの風景が登場し、その中にミク雪像があったりする。(この動画
の56秒あたり参照)
| SNOW MIKU 2014 | |
|---|---|
| 開催期間 | 2014年2月5日~2014年2月11日 |
| 衣装テーマ | 北海道の冬をイメージした『魔法少女』 |
| 衣装原案 | |
| メインビジュアル | 猫魚 |
| テーマソング | |
2014年の雪ミクの衣装は、「魔法少女」というテーマを事前に指定した上で募集された。
魔法少女らしくペットも同時に募集され、ウサギに決まった。[3]その名前も公募され、「ラビット・ユキネ」という名前に決定した。[4]以降雪ミクとともに活躍するようになる。
また、公式で初めてテーマソングが設けられた年でもある。そのためか、雪ミクのアンセム(名曲)として現在もなお人気が高い。(2013年のものは、あくまで「公認ソング」という扱いである)
| SNOW MIKU 2015 | |
|---|---|
| 開催期間 | 2015年2月5日~2015年2月11日 |
| 衣装テーマ | 北海道の冬をイメージした『植物』 |
| 衣装原案 |
雪ミク:たらん
|
| メインビジュアル | Nardack |
| テーマソング | |
2015年の雪ミクの衣装は、「植物」というテーマを事前に指定した上で募集された。雪ミク、ラビット・ユキネ共に北海道の代表的な花である「すずらん」をモチーフとした装いとなっている。植物の葉をイメージしてか、髪色も2013年のように緑色となっている。
2014年10月24日にオープンしたばかりの「ミライスト・カフェ」ではコラボメニューが展開された。
2014年12月20日には雪ミクスカイタウンもオープンするなど、雪ミクにとっては躍進の年となった。
| SNOW MIKU 2016 | |
|---|---|
| 開催期間 | 2016年2月5日~2016年2月11日 |
| 衣装テーマ | 北海道の冬を楽しむ『ウインタースポーツ』 |
| 衣装原案 | |
| メインビジュアル | 豆の素 |
| テーマソング | |
衣装のテーマは「北海道の冬を楽しむウインタースポーツ」。昨年までのファンタジーな装いから一変、現代的な装いの雪ミクとなりイメージががらっと変わった。
当時は雪ミクとラビット・ユキネの衣装案が別々に募集されていたが、同一の作者がダブルで受賞する快挙となった。(後述のとおり、雪ミクとラビット・ユキネの衣装案は後にセットで募集されるようになった)
公式ページへのリンクは関連リンクを参照。公式ページにはイベントスケジュールも。会場は、さっぽろ雪まつり大通会場11丁目とサッポロファクトリーとSound Lab moleとなった。
雪ミク雪像は毎年恒例となる、さっぽろ雪まつり大通会場11丁目に展示された。
| SNOW MIKU 2017 | |
|---|---|
| 開催期間 | 2017年2月6日~2017年2月12日 |
| 衣装テーマ | 北海道の冬をイメージした『星空/星座』 |
| 衣装原案 |
雪ミク:西名_にしな
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| メインビジュアル | comet |
| テーマソング | |
衣装のテーマは「北海道の冬をイメージした星空/星座」。この年の衣装は中国人がデザインしたものが採用され、外国人による衣装デザインとしては初の快挙となった。夜空をイメージした暗い群青色、指揮者をイメージした燕尾服のようなデザイン、アイテムの指揮棒が特徴的。
毎年恒例の雪ミク電車だけでなく北都交通とコラボしたラッピングバスが登場し、札幌~千歳間を結んで札幌市外にも活躍の場を広げた。
「星」がテーマとのことでプラネタリウムとのコラボなども行われた。
| SNOW MIKU 2018 | |
|---|---|
| 開催期間 | 2018年2月5日~2018年2月12日 |
| 衣装テーマ | 北海道の雪をイメージした『どうぶつ』 |
| 衣装原案 | 鯛ちゃどん |
| メインビジュアル | やすも |
| テーマソング | |
衣装のテーマは「北海道の雪をイメージした『どうぶつ』」。この年から雪ミクとラビット・ユキネの衣装デザインをセットで募集するようになった。北海道の道鳥にも指定されている「タンチョウ」と巫女をイメージした和のデザインとなっている。
衣装デザインの公募が開始されたのは動物をテーマにしたアニメ「けものフレンズ」が話題となった時期と重なり、奇しくも「動物」づくしの年となった。(寧ろ同作品の影響を受けたような気がしてならない)その流れからか「けものフレンズ」ともコラボを行い、ラビット・ユキネもフレンズ化して仲間入りを果たしている。
こちらも当然の流れというべきか、「動物」ということで札幌市円山動物園ともコラボを行った。(こちらは同時に「けものフレンズ」ともコラボを行っており、3者入り混じってカオスなことに)
| SNOW MIKU 2019 | |
|---|---|
| 開催期間 | 2019年2月4日~2019年2月11日 |
| 衣装テーマ | 北海道の雪をイメージした『プリンセス』 |
| 衣装原案 | - L F - |
| メインビジュアル | KEI |
| テーマソング | |
衣装のテーマは「北海道の雪をイメージした『プリンセス』」。きらびやかなドレスやキラキラとしたティアラなど、まさにプリンセスにふさわしい豪華な装い。二重構造のスカートやティアラが僅か右に傾いていたりと、アシンメトリーなデザインも特徴的。なお衣装デザインを担当したのは2017年にもラビット・ユキネの衣装デザインを手掛けたのと同一人物で、2度採用となるのは史上初の快挙。
この年は「雪ミク10周年」という記念すべき年で、歴代の雪ミクに関する展示が行われたり、歴代の雪ミクがデザインされたスタンプラリーなども開催された。展示についてはさっぽろ創生スクエア内の「札幌文化芸術交流センター SCARTS」が会場となったが、前年の2018年5月31日にオープンしたばかりの札幌を代表する高層ビルである。
また大通会場11丁目における毎年恒例の雪ミク小雪像だけではなく、大通会場2丁目には雪ミクAR雪像、そして大通会場4丁目には何と初音ミクと戸山香澄(バンドリ! ガールズバンドパーティ!)とのコラボ大雪像が制作された。もちろん、初音ミクが大雪像になるのは初の出来事である。
雪ミク電車内には、奇しくも同じ10周年を迎えるProject DIVAシリーズのポスターが掲示され、「雪ミク2019モジュール」が描かれていた。前年には毎年恒例の雪ミクモジュールが配信されなかったことで実装が絶望視されていた中、期待の高まる広告にファン達は大いに沸いた。(その後は無事に配信され、何と「雪ミク2018モジュール」とセットで配信されるという豪華ぶり)
メインビジュアルは初音ミクの生みの親でお馴染み、KEIが担当。以前からSNOW MIKUや雪ミクスカイタウンなどで雪ミクのイラストをたびたび描きおろしており、実は雪ミクとも縁が深いイラストレーターでもある。
さっぽろ雪まつりが「初音ミク」づくしとなる、まさに「雪ミク10周年」にふさわしい特別な年となった。
| SNOW MIKU 2020 | |
|---|---|
| 開催期間 | 2020年2月4日~2020年2月11日 |
| 衣装テーマ | 北海道の雪をイメージした『楽器』 |
| 衣装原案 | メープル |
| メインビジュアル | はねこと |
| テーマソング | |
衣装のテーマは「北海道の雪をイメージした『楽器』」。雪ミクは「ホルン」をモチーフとした、マーチングバンド風の衣装。ラビット・ユキネはトランペットを携えている。この年の衣装デザインも中国人が担当しており、2017年、2018年、2019年に次ぎ、外国人がデザインする衣装が採用されるのはこれで4年連続の採用となる。いかに雪ミクが国境を越えて愛されているかが伺えるであろう。
今回のメインビジュアルを担当したのは、「SNOW MIKU 2018」の雪ミク衣装募集の際に最終選考まで残った(が残念ながら不採用となった)作者であり、雪ミクが縁となる大抜擢となった。
サッポロファクトリーでは「音」をテーマにした展示などが行われた。またSEGAの出展では、発売間近となる「初音ミク Project DIVA MEGA 39's」、そして前年のマジカルミライで発表され話題となった「プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat.初音ミク」の体験プレイイベントなどを行った。
毎年恒例の雪ミク小雪像のほか、「Re:ゼロから始める異世界生活 氷結の絆」とコラボした中雪像が大通会場7丁目に制作された。
余談だが、この年のさっぽろ雪まつりは中国で新型コロナウイルスが感染拡大していた時期の開催となり、(とりわけ中国からの)海外観光客の減少や、団体での児童の来場取りやめが影響し、前年に比べて来場者が激減した。
「ミライスト・カフェ」ではSNOW MIKU 2015以降、毎年コラボメニューの提供を行ってきたがこの年が最後となり、惜しまれつつ閉店となった。
| SNOW MIKU 2021 | |
|---|---|
| 開催期間 | 2021年3月19日~2021年3月21日 |
| 衣装テーマ | 北海道の雪をイメージした 『イルミネーション』 |
| 衣装原案 | 杏夏蜜柑 |
| メインビジュアル | necömi |
| テーマソング | |
衣装のテーマは「北海道の雪をイメージした『イルミネーション』」。衣装デザインは日本人が担当しており、実に5年ぶりの出来事である。木々をイメージしたスカート、電飾があしらわれた髪飾り、時計がモチーフとなっている帽子が特徴的。さっぽろホワイトイルミネーションや時計台などを彷彿とさせる、「札幌愛」に溢れたデザインとなった。
なお、この年はメイン会場を小樽市に移しての開催となり、SNOW MIKUとしては初の試みとなる。(さっぽろ雪まつりが新型コロナウイルスの影響でオンライン開催となり、雪像は大通会場ではなくさっぽろ羊ヶ丘展望台にて展示)会場のウイングベイ小樽は小樽築港駅に直結しており、JRを使用する場合はアクセスが容易。
初の試みとして、会場をオンラインで体験できるVRコンテンツが公開された。
| SNOW MIKU 2022 | |
|---|---|
| 開催期間 | 2022年2月5日~2022年2月12日 |
| 衣装テーマ | 北海道の雪をイメージした『海』 |
| 衣装原案 | でつ |
| メインビジュアル | ワダアルコ |
| テーマソング | |
衣装のテーマは「北海道の冬をイメージした『海』」。船長を意識した帽子、海の波のような独特の形状のツインテールなどが特徴的で、「蟹」のモチーフがあちこちに散りばめられている。短パンを履いており、雪ミクの衣装デザインとしてパンツスタイルが採用されたのは意外にも初めてのことである。
前年に引き続きウイングベイ小樽での開催となる。さっぽろ雪まつりでの小雪像制作が予定されていたが、この年も新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、オンラインでの公開となった。オンラインさっぽろ雪まつり2022では小雪像の制作過程を紹介したり、公式テーマソングを用いたライトアップショーの動画が公開されたりした。
なお、この年は毎年恒例で行われていた雪ミク電車の運行が中止となった。詳しい経緯は「雪ミク電車」の記事を参照。
| SNOW MIKU 2023 | |
|---|---|
| 開催期間 | 2023年2月4日~2023年2月5日 |
| 衣装テーマ | 北海道の雪をイメージした『空模様』 |
| 衣装原案 | Isakytm |
| メインビジュアル | 餡こたく |
| テーマソング | |
衣装のテーマは「北海道の冬をイメージした『空模様』」。2013年や2018年のように「和」の要素が取り入れられたデザインとなっており、夜明けの空をイメージした薄い青紫~赤紫系統の淡い色合いの衣装である。アイテムの大きな筆が印象的だが、作者によると空を描くためのものだと言う。
この年は新型コロナウイルスが落ち着いてきたこともあり、前年よりも規模を拡大しての開催となった。雪像も3年ぶりに一般公開される。メインイベントのみ開催期間を短縮し、2日間のみの開催となる。(雪像の公開はさっぽろ雪まつり開催期間と同じ)
10周年を迎えるマジカルミライとの連動企画も行われ、札幌で行われた3DCGライブも話題となった。
なお今回のメインビジュアルの担当は「SNOW MIKU 2019」でサブビジュアルも担当しており、この抜擢はSNOW MIKUのファンにとってはちょっとしたサプライズだったかもしれない。
この年は「空」がテーマということで北海道エアシステム(HAC)と雪ミクのコラボレーションが実現。イベントの連動企画ではなく「北海道を応援する雪ミク」としてのコラボであり、こういったコラボはこれまで2011年のビジュアルが使用されることが多かったが、広告塔として2023年のビジュアルが大抜擢された点が異例とも言える。(コラボによって雪ミクのラッピング機も登場したが、こちらには2011年のビジュアルが使用されている)
| SNOW MIKU 2024 | |
|---|---|
| 開催期間 | 2024年2月10日~2024年2月11日 |
| 衣装テーマ | 北海道の冬をイメージした『ごちそう』 |
| 衣装原案 | shiro |
| メインビジュアル | 裕 |
| テーマソング | |
衣装のテーマは「北海道の冬をイメージした『ごちそう』」で、作者によると北海道のご当地グルメである「スープカレー」がモチーフとなっているとのこと。和洋折衷のエプロンドレスに食材の飾りがあしらわれており、他の年度の雪ミクと比べると珍しい暖色系の配色が特徴的である。
スープカレーモチーフとのことで札幌中心部の各スープカレー店とのコラボが行われた。実はとあるスープカレー店とは以前から毎年恒例でコラボが行われていたのだが、その店を含め今年は17店舗に規模を拡大して展開された。
今回のメインビジュアル担当も「SNOW MIKU 2019」のサブビジュアル担当からの起用となり、昨年と微妙に繋がりがあったりする。
| SNOW MIKU 2025 | |
|---|---|
| 開催期間 | 2025年2月8日~2025年2月9日 |
| 衣装テーマ | 『キラキラスノーマテリアル』 |
| 衣装原案 | ねこねこ |
| メインビジュアル | tokki |
| テーマソング | |
衣装のテーマは『キラキラスノーマテリアル』。「マテリアル」とは物質、原料、材料を意味する。衣装にはクリスタルや雪玉があしらわれている。全体的に鉱石を彷彿とさせるような鈍い色合いで、これまでの色鮮やかなデザインとは異なる斬新な色使いが印象的。それでも雪ミクらしい青系統でしっかり纏められており、絶妙なバランスである。
今回のメインビジュアル担当は「SNOW MIKU 2020」サブビジュアル担当からの起用となる。
この年は雪ミクスカイタウンがちょうど10周年を迎える年でもあり、それに合わせてリニューアルが行われる。
また連動企画として、初音ミクシンフォニーの札幌公演が「札幌コンサートホール Kitara」で行われる。札幌での初音ミクシンフォニー開催はこれが初となる。札幌公演では「SNOW MIKU歴代公式テーマソングメドレー」が演奏されるなど、SNOW MIKUを意識した内容となっている。
| SNOW MIKU 2026 | |
|---|---|
| 開催期間 | 2026年2月7日~2026年2月8日 |
| 衣装テーマ | 『しあわせパティスリー』 |
| 衣装原案 | cold_air |
| メインビジュアル | ぶーた |
| テーマソング | |
衣装のテーマは『しあわせパティスリー』。「パティスリー」とは「お菓子」「菓子店」を意味するフランス語で、2013年を彷彿とさせるようなテーマに決定した。菓子店らしいエプロンドレス、ロールケーキやドーナツを模したお菓子のアクセサリが特徴的。雪ミクらしいブルー、雪ミクには珍しいピンクがバランス良く取り入れられ、淡い色合いながらとてもカラフルな印象に仕上がっている。
衣装発表は2025年6月30日という例年より早い時期に行われ、これにはファンも驚かされた。(2017年以降は8月から9月にかけて発表されるのが慣例となっていた)意図したものかは不明だが、同じく6月に発表が行われた2013年と奇しくも状況が重なる。
今回のメインビジュアル担当は、雪ミクスカイタウンのグッズや10周年企画のためにたびたびイラストを描き下ろしており、雪ミクに縁がある人選となった。
掲示板
2 ななしのよっしん
2025/02/20(木) 11:04:58 ID: rm7BK0XG+n
「雪ミク2010」から「雪ミク2025」まで、「SNOW MIKU 2010」から「SNOW MIKU 2025」まで、リダイレクト記事の作成と修正が終わりました。
今後はこちらのページにリダイレクトされるようになります。
あと公式で使われているタグに「SNOWMIKU2025」「SNOWMIKU2024」「SNOWMIKU2023」があるのですが(他の年度は公式で使われてないようです)、そこまで普及しているとも言い難いので一旦保留にします。こちらは要望があれば作成していきます。
3 ななしのよっしん
2025/02/20(木) 13:17:03 ID: rm7BK0XG+n
さっぽろ雪まつりの掲示板で提案していましたが、雪ミク関連の内容をこちらに移植しました。
元々は「雪ミク」に移植する予定でしたが、イベントの記事ができたことによりこちらの記事が適切と判断し、このような形となりました。
4 ななしのよっしん
2025/10/23(木) 09:38:57 ID: rm7BK0XG+n
折り畳み(<summary>と<details>)のバグが相変わらず直っていないようですが、ページの分量が増えてきたこともあり、苦し紛れにアンカーとリンクでページ内に飛べるようにしました。
使いづらかったら修正するのでご意見お待ちしております。
急上昇ワード改
最終更新:2025/12/13(土) 19:00
最終更新:2025/12/13(土) 19:00
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