「ソフィーのアトリエ2 〜不思議な夢の錬金術士〜」とは、
コーエーテクモゲームスのガストブランド(以下ガスト)より2022年2月24日に発売したゲームソフトである。
概要
ゲーム情報 | |
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ジャンル | 錬金術再生RPG |
開発元 | コーエーテクモゲームス (ガストブランド) |
販売元 | コーエーテクモゲームス |
機種 | PS4 Switch Win (Steam) |
発売日 配信日 |
2022年2月24日 2022年2月25日 (Steam) |
価格 | 8,580円 (税込) |
その他 | 有料DLC有 |
ゲームソフトテンプレート |
2021年10月2日に「TGS2021」にて、2022年に25周年を迎えるアトリエシリーズの25周年記念作品第1弾として発表された。
アトリエシリーズ全体として初の主人公続投が行われた「秘密」シリーズのライザに続き、「不思議」シリーズの第一作目主人公ソフィーが再び主人公を務める不思議シリーズの四作目。
時系列としては『ソフィーのアトリエ』と『フィリスのアトリエ』の間の物語となっている他、ある意味で「不思議」シリーズの起点となるゼロの物語とのこと。なお、インタビューでソフィーとプラフタ以外の過去作のキャラクターは登場しない事が明言されている。[1]
グラフィック面は『ライザのアトリエ2』までのノウハウを活かしたうえで、多彩な表情、感情表現を見せられるようになった。
キャラクターデザインは過去の「不思議」シリーズ同様、NOCO&ゆーげん氏が担当する。
価格は通常版が表の通りで、特典付き商品が税込で以下の通り。
また、セーブデータ連動特典としてDX版の「不思議」シリーズ及びPS5版を除く『ライザのアトリエ2』のデータがあれば、それぞれのタイトルごとにソフィーの専用衣装が追加で手に入る。
さらに、本作の早期購入特典と『BLUE REFLECTION TIE/帝』の早期購入特典のデータがあれば、あちらとこちらでそれぞれ早期購入連動特典が解禁される。なお、あちらの早期購入特典はパッケージ初回生産分とDL版の、PS4/Switch版が2021年11月3日まで、Steam版が2021年11月22日までの購入に付属となっている。
『Tales of ARISE』とのコラボも行われ、お互いにコラボDLCが無料配信される。
PC版システム要件
最低 | 推奨 | |
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OS(64bit) | Windows 8.1/10 | |
プロセッサー | Intel Core i5 6600以上 AMD Ryzen 3 1200以上 |
Intel Core i7 6700以上 AMD Ryzen 5 1500X以上 |
メモリー | 8GB以上 | 16GB以上 |
グラフィック | NVIDIA GeForce GTX1050以上 AMD Radeon RX 560以上 (1280x720) |
NVIDIA GeForce GTX1070以上 AMD Radeon RX 580以上 (1920x1080) |
サウンド | 16bitステレオ48kHzWAVEが再生可能 | |
DirectX | Version 11以上 | |
ネットワーク | ブロードバンドインターネット接続 | |
ストレージ | 25GB利用可能 | |
補足 |
ストーリー
故郷キルヘン・ベルを離れ、旅を続けていた錬金術士
ソフィーが体験した数多の冒険のうち、ひとつの物語。夢幻世界「エルデ=ヴィーゲ」で離ればなれになった
相棒のプラフタを探し求めるソフィーの冒険譚と、
巡り合う仲間たちとの絆と心の継承を描きます。
今作のシステム
調合
調合システムは「不思議」シリーズ恒例の「パネル調合」をベースとしている。
材料ごとに設定されたパズルピースの様な「錬金成分」を、錬金窯の中に見立てたパネルにはめていくのは従来通りだが、本作には「リンク成分」という光る錬金成分が存在し、同属性のリンク成分が上下左右に隣接するとリンクが形成され、リンク数に応じてボーナスが加わる仕組みとなっている。
更に本作では通常パネルの他に効果が高くなる代わりに配置が難しくなる「リバースパネル」という上級者向けのパネルを選択できる様になっている。
また、ストーリーを進めると(小さい方の)プラフタで調合出来たり、仲間が調合の手伝いをしてくれる「協力スキル」が発動するようになる。
レシピにはソフィーにしか作れない物とプラフタにしか作れない物があり、ゲームの攻略には二人が協力して調合を行っていく必要がある。
戦闘
『ソフィーのアトリエ』では4人パーティだったが、今作では前衛3人後衛3人の6人パーティによる「マルチリンクターンバトル」となっており、敵との戦闘開始及び終了時はフィールドからシームレスに移行する「シームレスバトル」を採用している。
更に前衛後衛を交代しながら攻撃が可能な「ツインアクション」やコンビ必殺技「デュアルトリガー」等のコマンドが用意されている。
採取
『ライザのアトリエ』の様に同じ採取ポイントから採取道具によって取れる素材が変わるのは廃止したが、採取道具がいくつか入手できるのは従来通りとのこと。
また、本作では対応する採取道具を装備して大採取ポイントという特定の場所を調べると「大採取」というミニゲームが発生する。このミニゲームの結果に応じて素材の品質や個数、属性等が変化する様になっており、上手くできれば狙った性能の素材を出すことも。
天候操作
エルデ=ヴィーゲでは天候がランダムで変わるということが無い。しかし、「夢空の秘石」というモニュメントによってそのエリアの天候を任意で変えることが可能となっている。天候によっては通れなかった場所に道ができたり、採れる素材が変化する。
温室栽培
アトリエの近くに「温室栽培器」を設置し、素材の栽培と収穫が可能に。種は調合で作成し、温室内は「晴れの温室」や「雨の温室」等、天候を操作する事が可能となっている。
ここでしか手に入らない特性もあるらしい。
登場人物
- ソフィー・ノイエンミュラー(Sophie Neuenmuller) CV:相坂優歌
─「あたしの夢は、錬金術でみんなを幸せにすることだからね!」
-みんなを幸せにする錬金術士を目指す少女-
『ソフィーのアトリエ』の物語の後、亡き祖母と同じ公認錬金術士を目指し旅に出たが、大樹の渦によってエルデ=ヴィーゲに飛ばされプラフタとは離れ離れになってしまう。
ずぼら傾向は加速気味らしい…。
- プラフタ(Plachta) CV:井口裕香
―「当然です。錬金術なら、このくらい簡単です。」
-未熟なる未完の賢者-
ソフィーたちより前にエルデ=ヴィーゲにやってきて、自分のアトリエで錬金術の探究と知識の蓄積に明け暮れている錬金術士の女の子。
ソフィーの相棒のプラフタとおんなじ名前だがソフィーのことは知らず、幼い容姿で子供らしく感情的な面を見せることもある様だ。
- ラミゼル・エルレンマイヤー(Ramizel Erlenmeyer) CV:高橋李依
―「まあまあ、とりあえずやってみなさいな。考えるより即行動、ってね!」
-豪快なる異才の錬金術士-
エルデ=ヴィーゲに住む人々のまとめ役となっている錬金術士。
明るく温和で皆から頼られているが、正義感が強く豪快な性格でもあり、錬金術士なのに自慢の腕っぷしで魔物に立ち向かうこともあるという。この人はこの人でとある人物と同じ名前だが…?
- アレット・クラルティ(Alette Claretie) CV:悠木碧
―「くんくん……間違いない、これはお宝の香りっ!」
-夢はお金持ち! お調子者の商人兼調達屋-
エルデ=ヴィーゲの各地で拾ったものを売っている商人兼調達屋の少女。
お転婆なお調子者でドジを踏むこともあるが、夢はお金持ちになることで、エルデ=ヴィーゲにしかないお宝を探しているという。戦闘では得意の格闘術を駆使して戦う。
- アリオス・エンデルス(Olias Enders) CV:前野智昭
―「オレ様はオリアス・エンデルス。世界最強の超用心棒だ!!」
-自信溢れる「オレ様用心棒」-
エルデ=ヴィーゲにある町「ロイテール」にて用心棒として活動している青年。
自信家で軽口が多いものの面倒見が良く、一度受けた依頼はしっかりやり遂げる為、住民からの信頼は厚いらしい。戦闘では銃剣の付いたライフルを使って戦う。
- ディーボルト・レーヴェレンツ(Diebolrd Lewerenz) CV:河西健吾
―「期待に応えられるよう、全力を尽くそう」
-失意の元騎士団長-
二振りの剣を携えアリオスと共に用心棒をしている男性。
誠実で真面目だが、堅物で口下手らしい。
元騎士であることには何かしら理由がある様だが、その実力はこの世界でもトップクラス。
- プラフタ(Plachta) CV:井口裕香
―「まるで、『夢』に導かれたように……。私は以前にもここに来たことが……?」
-人形の体を持つソフィーの相棒-
人形の体に魂を宿した大昔の錬金術士だが、今はソフィーと共に人間に戻るための旅の途中。
今作では、夢に見たのとそっくりな大樹から突如現れた渦に巻き込まれてエルデ=ヴィーゲに飛ばされてしまい、ソフィーと離れ離れに…。
- エルヴィーラ(Elvira) CV:上田麗奈
―「ようこそ、私の世界へ――」
-夢にあこがれる世界の創り手-
夢幻世界「エルデ=ヴィーゲ」を創り出した神。
妖艶な見た目とは裏腹に性格は幼い。エルデ=ヴィーゲの住民からは世界の創造神として崇められているが、何かコンプレックスがある様で、ラミゼルとしか会おうとしない。
- ピリカ(Pirka) CV:早瀬雪未
―「お客さんがボクの目覚まし時計ってことだね」
-不思議な力を持つ商人-
ロイテールで商店「ピリカ堂」を営む女性。
道具の複製能力を持つ家系出身で、仕事熱心。しかし昼寝好き。
能力や服装がとある人物を想起させるが…?
- カトリーナ・バルバストル(Katrina Balbastre) CV:沼倉愛美
―「あら、いらっしゃい。注文ならわたしじゃなくてノームに頼んでね」
-不真面目なサボリ魔店主-
ロイテールの食事処「水晶の輝き亭」店主。愛称はカティ。
食事処の店主だけあって料理は一級品。そして高い情報収集能力で「エルデ=ヴィーゲ」中の情報を集めている。しかし、店主としては普段サボっている。
- ノーム・デュモルティエ(Gnome Dumortier) CV:大野柚布子
―「いらっしゃいませ。何かご入り用でしょうか?」
-働き者の心優しい青年-
「水晶の輝き亭」の従業員。サボリ魔店主に代わり実質的に店を切り盛りしている。
カティには何か恩義がある様で、彼女の力になりたいと考えている。
関連生放送
PV
関連項目
関連リンク
脚注
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