夕立(艦これ)単語

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ユウダチ

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「さぁ、素敵なパーティしましょ！」

夕立(ゆうだち/ゆふだち)とは、艦隊これくしょん～艦これ～に登場する、大日本帝国海軍・白露型駆逐艦4番艦「夕立」をモデルとした艦娘である。

担当イラストレーターは玖条イチソ、担当声優はタニベユミ。

概要っぽい？

良家のお嬢様っぽい、どことなくほんわかとした雰囲気のある艦娘っぽい。一人称は『あたし』『夕立』が混在してるっぽい。
腰まで伸びる白に近い金髪と額で蝶結びとなるリボンがチャームポイントっぽい。提督がセクハラをしても「新しい遊びっぽい？」と言われるほどには寛容・・・というよりいっそ危機感がないといったほうがいいっぽい。入渠する際には「ごっはん～ごっはん～♪」と楽しみにしているっぽい。

通称「ぽいぽいさん」。これは語尾の“～っぽい？”という不確実な物言いが理由っぽい。
これは正確さに恵まれない情報ばっかりで、折角の戦果も大雑把であるという来歴のパロディと提督たちは読んでるっぽい。

だがその史実は「阿修羅の如く活躍した艦」「バーサーカー」とまで言われるほどに無双したっぽい
（詳しくは下記参照っぽい。本人曰く「結構頑張ったっぽい」）
おかげでどこかの妖怪「首おいてけ」のネタが好まれてるっぽい。また、交戦開始時に記事冒頭の台詞を言うため、「レッツ　パーティ」繋がりでどこぞの最終兵器大統領や奇天烈活劇の奥州筆頭ネタも二次派生で多いっぽい。

なお、白露型の例に漏れず手足が長く、垢抜けた見た目をしているっぽい。さすがに駆逐艦最胸部装甲の持ち主であるあの子にはかなわないがかなりのものを持ってるっていう噂っぽい。なおノーブラであるっぽい。

着任数80万人突破記念掛け軸をしたためたのも夕立っぽい。
女の子らしい丸文字を毛筆で崩れず書いているため意外と達筆っぽい！？
また、掛け軸下のハンモックに花束と特徴的な額のリボンのついた人形が詰め込んであるっぽい。

改二が実装されたっぽい！

「ソロモンの悪夢、見せてあげる！」

それまで能力は他の駆逐艦とほぼ変わらないっぽい夕立だったが、運営から「武勲艦は強化する予定」とのことなので同じく武勲艦である綾波や時雨、雪風などと一緒に改二実装が期待されてたっぽい。

その後2013年 10月4日のアップデートでとうとう二段階目の改造が可能になったっぽい。
必須レベルは55っぽい。新規装備品に12.7cm連装砲のバリエーションモデルがついてくるっぽい。

グラフィックも差し替えられ、目の色が緑から赤に変わり禍々しさ倍増したっぽい。冗談でもなくソロモンの悪夢とか妖怪艦橋おいてけとか鬼畜艦といった風情が強調されたっぽい（狂犬がデザインモデルっぽい）
他、艤装部分の帆とマフラーといった死亡フラグ史実要素や、頭頂部の二つに分かれたアホ毛が実に垂れ耳っぽいなど、改造前よりも尖ったデザインとなったっぽい。(なお、目だけは改造前の名残の強いタレ目である、この辺りに本当にそれだけの戦果をあげたの分からないという部分の名残があると思われるっぽい)

ステータスは特に火力・雷撃の２つのステータスが驚異的な伸びを見せ、特に火力に関しては球磨や長良や重巡に匹敵するっぽい。（砲サイズ補正や装備ボーナスを含むと実践火力は大きく劣るっぽい）
こと夜戦では格上食いも多い等、文字通り「駆逐艦単騎で大物を沈めまくる」ための艦娘へと変貌するっぽい。この夜戦火力を分かりやすく表すと、夜戦特化の艦種でもあり（雷巡を除いて）夜戦火力上位をほぼ独占する重巡さん達の中に一人だけ駆逐艦が紛れ込むくらいっぽい^[1]。
この火力で燃費は改造前と変わらないのでコストパフォーマンスも非常に高いっぽい。

一方でセリフは好戦的なものが少し増えたものの、おおむね改造前と殆ど変わらないっぽい。
つつくと「てーとくさん、ご用事はなぁに？」と、禍々しい見た目になっても中身はやっぱり夕立のままっぽい。

夜戦マップやルート固定に駆逐艦が必要なマップでは、同じく改二の実装された時雨や、元からステータスの高い島風・雪風あたりと一緒に多くの提督が重宝してるっぽい。ぽいぽい教信者も順調に増えてるっぽい？

更に、2018年 8月1日のアップデートで改二限定の時報が実装されたっぽい！

史実っぽい？

駆逐艦「夕立」は白露型駆逐艦の4番艦として1937年 1月7日に佐世保工廠にて竣工した。横須賀鎮守府を母港としている。

ちなみに「夕立」という名前は初代ではなく2代目。(初代は初代神風型駆逐艦夕立)

太平洋戦争開戦時は同時期に竣工した姉妹艦「村雨」「春雨」「五月雨」と共に1940年 11月、第2艦隊第4水雷戦隊に編入され第２駆逐隊を編成していた。

1941年 12月より比島ビガン攻略作戦、リンガエン湾上陸作戦、タラカン上陸作戦、バリックパパン攻略作戦、スラバヤ沖作戦に参加。

1942年 3月には比島保定作戦、マニラ湾封鎖作戦に加わり、6月のミッドウェー海戦では攻略部隊に属していた。

さらにインド洋通商破壊戦やガダルカナル島輸送作戦(いわゆる鼠輸送)に6回従事している。

そんな数々の戦場に出撃した「夕立」の戦歴の中でもっとも有名なのは、彼女の最後の戦いともなった第三次ソロモン海戦である。

この戦いで吉川潔中佐率いる「夕立」は戦艦「比叡」を旗艦とした挺身攻撃隊（敵の飛行場を砲撃する部隊）の一員として参加、艦隊前衛にて警戒行動を行っていたが右舷にて敵影を発見する。

この時、挺身攻撃隊は待ち伏せていたアメリカ軍に囲い込まれつつあった。

すぐさま味方艦隊に警報を送り、ここで「夕立」が取った行動が妹艦「春雨」ともに米軍艦隊の先導艦である駆逐艦「カッシング」への突撃であった。(この時夕立は敵艦７隻を確認しており、その先頭に向かって2隻で突撃)

慌てた「カッシング」は左に舵を切ることになるが、これが後続の艦隊の混乱に繋がる。(これによって挺身部隊は先制攻撃を仕掛けることに成功)

敵の先導艦が左に舵を切ったところで取り舵を切り一回りした後(「春雨」は直進して離脱)、「夕立」は今度は単艦で米艦隊に突撃した。

その頃、米軍は探照灯を照らした「比叡」に砲撃を開始しており、夜陰に乗じた「夕立」の接近に気付いていなかった。

また混乱により米艦隊の艦列が乱れていたこともあり「夕立」を味方だと誤認していたらしく、米艦隊を中央突破するまで敵艦から一発も砲撃されなかった。

当時の状況を簡単にまとまると（●→日本海軍　○→アメリカ海軍）

●　　　○
●　　　○
●　　　○　　　●←夕立
●　　　○
●　　　○

と言う風に「まず、何から撃とうかしら」とばかりに攻撃を開始する。

23時54分1500メートルの距離から魚雷8本発射してから航行不能(敵味方両方から撃たれて機関停止、特に味方からの誤射に関しては戦訓として識別強化を強く訴えるほどなので相当数受けたっぽい？)になる00時26分までに(この間32分)アジ歴からの結果報告では防空巡洋艦および巡洋艦各1隻轟沈、防空巡洋艦および巡洋艦各1隻大火災、駆逐艦2隻火災(14日の報告では防空巡洋艦1隻轟沈、防空巡洋艦1隻大火災、巡洋艦および駆逐艦1隻火災となっている。)

と報告上戦果が恐ろしいことになっているが、これは両軍が混戦であったため戦果の誤認や、また友軍の誤射も多く正確なものではないかもしれない。(図鑑で言う頑張ったっぽい？というのはそのあたりからか)

しかし、「夕立」が獅子奮迅の活躍をしたことは間違いない。「夕立ったら結構頑張ったっぽい？提督さん褒めて褒めてー」

また、機関停止により航行不可能になるや艦長の吉川潔中佐は「帆を張れ！」と命令を行っており、帆走による戦闘続行と士気の高さが伺える。

さすがに帆船としての戦闘はできませんでした。

その後、救助に駆けつけた「五月雨」「雷」によって生存者は移乗した。「艦隊が戻ってきたっぽい？」

それから「雷」は既に大破していたためそのまま待避し、「五月雨」が「夕立」の撃沈処分を試みたがドジっ子のため失敗し、敵艦隊が接近したためやむなく放棄。ちなみに大破していたが沈んでいない。

その後漂流中の船体は重巡「ポートランド」が撃沈し、同作戦に参加した「比叡」「霧島」「暁」、そして同様に大暴れした「綾波」らと共に枕を並べて鉄底海峡（アイアンボトム・サウンド）に沈むこととなる。
余談だが、このアイアンボトム・サウンドには、その1ヶ月前のサボ島沖夜戦で「吹雪」「古鷹」も沈んでいる。

アメリカ海軍の第一夜戦損害
 軽巡洋艦ヘレナ：小破
軽巡洋艦アトランタ：大破、戦闘終了後自沈
軽巡洋艦ジュノー：大破、撤退中伊26潜の雷撃により撃沈
重巡洋艦サンフランシスコ：大破
重巡洋艦ポートランド：大破
駆逐艦カッシング、モンセン、ラフィー、バートン：沈没
 駆逐艦アーロン・ウォード：大破
駆逐艦ステレット：中破
駆逐艦オバノン：小破
駆逐艦フレッチャー：なし

駆逐艦「夕立」を失った吉川潔中佐は前線勤務を強く希望し、その後新鋭夕雲型駆逐艦7番艦「大波」駆逐艦長に任じられ、再び戦場に舞い戻ってくるが、また別の物語である。（残念なことにこの「大波」は2022年 7月現在、艦これの艦隊に復帰していないこともあり・・・）

2019年秋イベントにて被害者であるアトランタが実装。時報や節分限定ボイスにて夕立を「ナイトメア」と呼んでいるのが確認された。

戦後は…

他の多くの駆逐艦と同じく、海上自衛隊の初代及び二代目むらさめ型護衛艦に名前が継承されている。現代の「ゆうだち」は4代目に当たる艦で、勿論護衛艦隊のワークホースとして元気に現役である。「まきなみ」「すずなみ」「しらぬい」と共に第3護衛隊群第7護衛隊に所属。現在は大湊を母港としている。

そしてよりにもよって何と命知らずなことに中国海軍フリゲートから、射撃管制レーダーの照射を浴びたのが護衛艦ゆうだちだった。照射を浴びただけでそれ以上の荒事には至らなかったが、これは準戦争行為と見做されてもやむを得ない危険行為であり、仮に自衛隊法や交戦規則が改定されていた場合、素敵なパーティに至ったかもしれない…

いやまあ仮想対抗勢力の火器管制レーダーの電波情報取り放題って段階で、十分素敵なパーティなんですが。