第3次スーパーロボット大戦αとは、『スーパーロボット大戦α』より続く、『αシリーズ』の最終作である。正式タイトルは『第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ』。
概要
今作のシステムの基本は『第2次α』と変わりはないが、『パイロット養成』にて『SP回復』が取得できなくなった。また、『MX』で採用されていた『インファイト』と『ガンファイト』は採用されていない。ユニットをフル改造すると、『フル改造』ボーナスが出る。
主人公は今回も4人から選べる。今作では主人公にスーパー系、リアル系と明記しておらず、明確にスーパー系とリアル系という区別をしていないのが特徴である。これについて「リアル系、スーパー系という概念がなくなってきているため」と寺田貴信プロデューサーはインタビューで答えている。その為、それに近い 体裁はとっているものの、これまでのようにリアル系というには、設定がぶっとんでる機体が存在している。コンセプトとしてはトウマ・カノウとセレーナ・レシタールは新規プレイヤー向けの主人公であり、クスハ・ミズハとクォヴレー・ゴードンはこれまでシリーズをやってきたファン向けの主人公とされている。難 易度的にはトウマ・カノウが若干難しいとされるが、全体的に難易度は低めである。
今回は攻撃とは違い、『歌』で能力アップやポイント回復な ど、様々な能力をもたらすユニットがいる。『ガオガイガー』のマイク・サウンダース13世と『マクロス7』の熱気バサラ、ミレーヌ・フレア・ジーナスの3 人が扱える。『プロトデビルン』の場合、バサラが歌を歌うと、ダメージを喰らう。
2周目の53話以降はイデオンに気を付けなければならない。ゲームオーバーをすると、またその面を一からやり直す必要がある。これは、イデオンの特有する『あること』に関係している。是非ともプレイして確かめていただきたい。
2 周目以降は『EXハードモード』が選択できる。武器の改造が出来ず、常に熟練度に関係なく『HARD』状態のまま、戦闘に挑む事になる。このモードをクリ アすると、『スペシャルモード』がプレイ可能となり、最大15改造ができて、最初から『ハロ』や『鋼の魂』など、強力な強化パーツを持っている状態でのプ レイとなる。
また、シナリオを全てコンプリートすると、バンプレストオリジナルキャラクターのみでプレイ出来る『スペシャルステージ』がプレイ可能にな る。
参戦作品一覧
赤太字はスパロボ初参戦。黒太字はαシリーズ初参戦。●は機体のみの参戦。●は据置機向けスパロボ初参戦。☆はαシリーズ皆勤賞作品。カッコ付きは機体が参戦しているが参戦リストにはクレジットされていない作品
今作は『αシリーズ』の終結と言う事もあり、過去最大の31作品から参戦があった。特に『マクロスシリーズ』の層が厚く、『愛・おぼえていますか』、『マクロスプラス』、新参の『マクロス7』の3作品で構成されている。時空により時間の誤差があるため、『トップをねらえ!』のヱクセリヲン乗組員が10秒後、『α』などからの参戦は3年後、『マクロス7』の舞台は35年後と、相当時間差がある。
スパロボ初参戦作品は『機動戦士ガンダムSEED』、『勇者王ガオガイガーFINAL』、ゲスト参戦の『電脳戦機バーチャロン』シリーズ2作品(『電脳戦機バーチャロン オラトリオ・タングラム』『電脳戦機バーチャロンマーズ』)の計4作品。『ガンダムSEED』はアンケートにより参戦した作品であり、その結果、いきなり地球圏で決戦など、かなりきつい戦いが強いられる作品となった。
『α』より『新世紀エヴァンゲリオン』や『トップをねらえ!』、『α外伝』より『マクロスシリーズ』の2作品、『勇者ライディーン』、『超獣機神ダンクーガ』が復帰参戦した。また、『マクロス7』が据え置き機初、『伝説巨神イデオン』が久々の参戦となった。『チェンゲ』は前作に引き続きブラックゲッターのみのゲスト参加。機体のみのゲスト出演の物も含めれば計38タイトルもの作品が参戦していることになる。
関連動画
関連項目
- スーパーロボット大戦α
- スーパーロボット大戦α外伝
- 第2次スーパーロボット大戦α
- スーパーロボット大戦シリーズの一覧
- GONG
- クスハ・ミズハ
- クォヴレー・ゴードン
- セレーナ・レシタール
- トウマ・カノウ
- 真・龍虎王
- ディス・アストラナガン
- 雷鳳
- 大雷鳳
- バンプレイオス
- 俺のヴァイクラン
- シヴァー・ゴッツォ
- バーロー帝ルアフ・ガンエデン
- チーフ(スパロボ)
- ケイサル・エフェス
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