ニコニコ大百科

>>480
そもそも、アニメ的には曖昧にした方が良いから気絶させる描写を入れる意味が無いので……

あと、先に言い損ねたけど、実はミーアを責める根拠が『登場人物視点でも』『視聴者・読者目線でも』存在しないのですよね。
登場人物からすると、どの道レムノ王国入りする予定だったキャラバンが妙な盗賊に襲撃を受けただけであり、ミーアを責める理由が無い。
視聴者や読者の『神の俯瞰視点』から見れば、（次か次の次に分かる事だけど）あの襲撃はミーアにもキャラバン隊にも責任が一切ないのでやはり責める理由が無い。

今回に関しては完全に、要暗殺対象が来ますよと事前アポイントを連中に入れて、熱烈暗殺歓迎会の待ち伏せランデブーポイントに誘導してくれちゃった人に全面的な責任がある（）
無論、信頼できる味方の筈なのにそんな連中に変質してるとは当の本人達はまったく気づいてなかったんだけど。

>>459
制作のシルリンは今季はラグナクリムゾンと掛け持ちだし
来季も2作品抱えてる
恐らく少し前まではめふら映画の制作もやってただろうし

まあ品質自体はいい方なんだけど

「一言私に注意してくれてたら…」はまぁミーアには言う資格はあるが
ミーア自身「私がシオンにもっとストレートに思いを伝えていたら何か変わったのか？」と
後に自問自答してるし、前の時間軸は致命的にお互いのコミュニケーションが足りなかったんだな
まぁ仮にコミュニケーションをとっていてもどの道バッドエンドは避けられなかったんだろうけど…

和気藹々としていても、静寂の森事件が発生するとディオンとリオラがミーア殺しに来るから手の打ちようがない。
というか、ミーアが原因とならず、ティオーナの側についていても、ディオンがミーアの首を落とす。

まして当時のミーアに教育されていた帝国の常識自体が黒幕が仕込んだ破滅への仕掛け、だなんて誰一人気付くことは出来ないだろうから完全に詰んでるのよなあ。普通は肉親に笑顔で死ねと考える悪意は想定しないし……
始まりの思惑が、何から何まであまりにも邪悪過ぎる。

初期時間軸のセントノエルではミーアの悪評を（主にシオンとラフィーナへ）流されまくってたからコミュニケーション取られるはず無いんだよね。
シオンとラフィーナは高潔ではあるけど潔癖でもあるからなおさら。
ミーアはこのことを知らない（知りようがない）からまじで何が起こったのかわからん内に詰んでる。接触を図っても拒絶されているし。

結果的にシオンから学園で軽蔑してる発言された（しかも帝国の状況が悪化して孤立し、打ちのめされている時に）後しばらくして突然現れ、（無力に打ちのめされながらも必死に駆けずり回り、帝国を救おうとしていたのに）お前は間違っている死ねと言われたような状況になってる。

ここまでされてもシオンのことをそれほど恨まず、歪まなかったミーアはやはり異端の存在だな…

断罪王ルートのシオンって罪には公平に罰を与える機械みたいな王さまになってたけど命で償わなければならないほどの罪を犯していないミーア様を処刑させてしまった時点ですでに正しさが保てなくなってたよね

割と初期シオンとミーアは対照的に描かれている気がする。

初期シオンが早熟の天才、しかし成長が歪でどこか幼稚、完璧主義者だが視野が狭い、最終的な損得は考慮せずその場の最善（しかもかなり独善より）で行動するベター選択タイプ。

ミーアは大器晩成型の秀才、前世の七転八倒の結果妙に老成気味、怠惰で妥協したがるが視野が高くて広い、どれだけ苦労を負っても最終的な利害を第一に行動するベスト希求タイプ。

これだけならどちらが良い悪いは無いのかもしれないけど、断罪王に繋がるシオンは加えて、現行の法治国家の秩序では否定されている『罪の妥当性を確かめる事無く、自分の思い込みと民衆の要求だけで裁く』『人々の憂さ晴らしを目的とした刑を是とし、自分達が正義であるというパフォーマンスを行う』という実際的には非情に古臭い旧時代的な行動傾向が強いからねえ……
つまり独善よりで古臭いタイプの独裁者なんで非常に危うい。冷徹な癖に何処か無責任さも感じるからね、断罪王。

細かいことはいいのでミーア様が毒からぎりぎり助かるも車椅子になって
病んだラフィーナ様に監禁されレズレされながらシモの世話までされるルートください

そういえば未だに「ミーアが悪い」「シオン達が正しい」ってコメントしてる人ら居るけど、そろそろ革命の裏事情が映るけど大丈夫なのかね？
ミーアがどうこうはともかく、シオン側の裏事情が冷戦時代のソ連ばりに酷すぎるのを見て、掌を返す柔軟さがあればいいけど、もし間違いを認められない人だったら断罪王並に逃げ場を失って発狂しない？

上坂さんの嘔吐の演技に素直に感心した。
やっぱ、プロの声優さんはすげえな。

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残念なお知らせ
この作品は5巻ぐらいからの方が面白い
現在のペースだと3クール目くらいからが本番なので続きがアニメ化されないと悲劇

ミーアの誕生日は12月16日なのか（公式X〈旧Twitter〉より）。

ミーア殿下ハマり役だよね、すみぺ。
ギロチンBGMやOPも無駄に耳に残るしわりとスタッフに恵まれてる

10話11話のミーア姫、常に生命の危機に晒されてるのにずっとどっしり構えてるからここらへんも周りから叡智に見られるポイントなんだろうな
ミーアからしたらそもそも一回死んでるし　革命や戦争を防がないことには目先の命なんて気にしても仕方ないって考えてるからそういう立ち振舞になるんだろうが

実体験として「脅している（≒対話で事を進めようとしている）内は命の危険にさらされることは無い」と知ってるからねえ…… ついでに言うと、直接的な暴力に変顔してても実は内面イメージで、実際の表情は冷静だとかのケースもあるので実際傍から見れば胆力の塊にしか見えないし。

11話まで来たけどどうにもシオンだけ好きになれないんだよな
完璧主義なのに現時間軸以前から他国の姫のミーアに対して無礼かましてたり今回の決闘他も他国の王子としてむしろそれ戦争に繋がるだろな行動多かったり、駄目なタイプのなろう系主人公感がすごいわ

>>497
後々自嘲気味な笑いを浮かべる様になる程に黒歴史製造真っ最中だからね……
後に「自分は家族すら色眼鏡で見てて直視してなかったのか……」と頭抱えたりするレベル。

早熟の神童で見た目のコミュ能力が高かったせいで『大人的な交流能力が育ってない』のに自覚すらなく、どこか幼稚なまま成長してきた感じ。マセて人生分かったつもりになってる子供のまま、大人に成長してしまうところだった（他の貴族キャラが未来では大人になっていた中、シオンだけが大人になり切れてなかった）。

後世になってミーア姫の伝記に
「レムノ王国の革命騒ぎを聞きつけて僅かな護衛のみで潜入し、反乱分子と軍を和解させて１人の血も流さなかった」
なんて書かれてたら絶対盛られてるって思われそう

>>lv343465742

>>497
だいたい>>498が言ってくれてる通りで、アニメの話数でいえばあと40話もすればそのへんもしっかり
成長に向かうので、原作に触れる機会があれば彼のことも温かく見守ってあげてほしい

スマン気を悪くしてほしくないんだけど、アニメから入ったせいか
イマイチ面白く感じないんだ。
どうしてそう感じたかうまく言語化できないが、
強いて言うなら世界観が伝わってこない事とか王位に近い姫・王子がこんな
軽々しく他国に首突っ込むのか？って考えてしまうんだが、そこらへん
は原作の方でちゃんと書かれてたりする？

>>502 アニメでやってる第一章は原作の小説だと141話、漫画だとアニメ9話辺りが最新でそこまでで33話とアニメは大分端折っているから分かりずらいのはしょうがない。なので小説か漫画を読む事をおすすめするよ。

>>503 やっぱそうなのか、10巻までkindleunlimitedにあるから試しに読んでみるよ。サンクス

そういえば1話を見たときはたそっぽい演技だなって思ったんだけど

それぞれの国にお国柄があって、王族はその価値観の中で動いてるってのを念頭に置かないとね
サンクランド王国：正義の執行者。悪は絶対に見過ごさない
レムノ王国：力こそ正義。強い男にしか発言権は無い
ティアムーン帝国：身分の差は絶対。下々の者の生活など上に立つ者は気にもしない

シオン周りの掘り下げも原作のサンクランド編までいかないとだからな
ミーアキックからちょっとずつ変わりながらなんだけどスポットあたるのがアニメからだとちと遠い

>>506
どの国も民衆がいつ蜂起してもおかしくない思想やな
不思議やなぁ……

何がヤバいかって、思想と教育の根幹が歪んでるせいで『良い子』程ヤバイ事になる。
サンクランドですらともすれば能力不足で至らないだけなのに「出来ない事が悪」と極論に走りがちで、ヴェールガの説く「人は皆役割があり、出来る事が違うのだから別の事をやって分担すればいい」という考えから盛大に逸脱しやすいのよね……

特に帝国は親に従順な良い子程親に言われるままに弱者を踏み躙る様に育つので、ミーアみたいな誰がなんと言おうと自分の都合（内容が自己保身+良心）で助けたい相手を助け救いたい相手を救う自分ファーストな性格じゃないと改革も救済もできないというとんでもない罠があるからね……

正しくある事に拘泥するとかえって自縛するか自爆するのよね、現実でもそうだけど。
ミーアの全力で責任の分散に苦心する事は裏を返せば『自分の分は責任を取る』覚悟の表れでもあり、無責任に見えてむしろ他人の分の責任まで背負って足掻きまくってるのが彼女の宿命である（）

>>509
その点については、原作第15巻の特典SSでエメラルダが痛感している。ティアムーン帝国の建国の真実を知ってなお、「見渡す限り一面の農地＝くだらない田舎の風景」と無意識に思ってしまう自分がいることに、彼女は恐怖すら感じた。