この記事の各所が右寄せなのは仕様です。 理由はお察しください。 |
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なんJ春のヘイト動画通報祭りとは、悪ノリしたネット掲示板「なんJ」の利用者たちによる、政治系YouTuberに対する悪質な嫌がらせである。
匿名掲示板『5ちゃんねる』の『なんでも実況ジュピター』板の利用者たち、通称なんJ民による日本の政治系YouTubeチャンネルに対する組織的な集団通報である。
主に標的にされているのは、保守系YouTuberのチャンネルであり、中でも特に韓国・北朝鮮などの話題を中心に投稿しているもので、YouTubeの利用規約に反するという規約違反レッテルの通報を組織的に行い、実際にそれらのチャンネルがBANされたり、自主閉鎖に追い込まれたりしてしまうという被害が上がっている。
とは言っても、実態としてはそのようなことを行なったのは後述の通りなんJ民そのものではなくなんJ系のハンJ民である。
この騒動の発端は、保守系ブログ「余命三年時事日記」に扇動された保守派・右派ネットユーザーが、朝鮮学校への補助金を停止することに反対した一部の弁護士に対して集団で懲戒請求を送ったことで、弁護士側が対抗措置を打ち出したことが報道されたためであった。
これに一部の右派ネットユーザーが動揺したのを面白がったなんJ民が、右派ネットユーザーの牙城とされる5ちゃんねるの「ハングル板」へ大挙して押し寄せ、右派のハングル民を煽るなど炎上状態となった。
そうした中で掲示板に
「Youtubeのネトウヨ動画を報告しまくって潰そうぜ」
というスレッドが立った。YouTubeの保守系チャンネルの中でも、YouTubeの規約に反してそうな韓国・北朝鮮・在日問題などに関連する動画を投稿しているチャンネルがリストアップされ、これらを組織的に運営に通報する「祭り」状態となった。
これにより、既に2018年5月に入って以降に保守系のチャンネルが次々とアカウント停止されてしまうという現象が起きている。主にニュースなどで報道された文を引用したものに、文字で主張を加えた形の内容の動画が該当されている。ただ、この辺りはYouTube運営のさじ加減もあり、一概には言い切れない。
こうした動きにより、主に韓国など反日的な国家やその関係者たちを、具体的な根拠に基づいて揶揄した内容の動画を配信していた登録者数17万人を超える人気チャンネルであった「某国のイージス」もターゲットにされ、5月22日にアカウントを潰されている。
とのコメントが紹介しており、このなんJ民による集団通報は犯罪行為にあたる可能性があり、弁護士と相談しているとのこと。
実際にスレッドでは「悪質なユーチューバーを駆逐して、良質なユーチューバーに広告料が回るようにしてやったんだ」などという独善的な書き込みがあり、更には無関係な人気YouTuberも標的にされ、自分たちの言う「罪」をなすりつけようとするなど、悪意ある投稿が続けられている。
自分たちの気に入らない動画に言いがかりを付け、レッテル貼りを行って潰しにかかっているような様は、「言論の自由」や「表現の自由」の侵害であり「言論弾圧」「表現弾圧」だとも取ることが出来る。
しかし、J-CASTニュースによれば積極的に通報を行っているユーザーだけでなく、野球選手をネタにした単なる雑談も目立ち、掲示板乗っ取りの経緯も含めると、暇をもてあましたユーザーたちがおふざけ半分な軽い気持ちで行っている「愉快犯」の色彩が強いとされ、同様に暇をもてあました政治に無知な若者が、煽られる形で盛り上がって話題となった故・SEALDsを彷彿とさせるという声がある。
本来なら規約違反に該当しない内容およびそれを行うユーザーに対し、規約等の拡大解釈等を行って規約に抵触していると無理矢理なこじつけや言いがかりを付けてレッテル貼りを行い、ユーザーおよびその活動の信頼を喪失させたり運営しているチャンネルやアカウントを潰すといったものである。
団体がこれを用いると集団で運営への通報を行うことなどにより、数の暴力で気に入らないユーザーを黙らせることも可能であり、サービスに対する圧力となる行為でもある。
この行為は無能な働き者とされることが多く、一般的に自治厨と呼ばれるユーザーにより行われる。
また、逆に内容や言動等に規約違反が存在したり各種マナーに抵触するにもかかわらず、レッテル貼りであると主張することもあるため注意が必要である。
アカウント潰しが上手くいったことになんJ民の多くはご満悦の様子だが、正直言ってYouTubeにしてみれば、サイトの発展に貢献している人気のYouTuberを数多く失ってしまう事態となり、えらい迷惑な話である。
アカウント停止にされたチャンネルには10万人や20万人以上のチャンネル登録者がいたものもあり、それだけ閲覧者(もしくは閲覧する機会)が減ってしまうため、動画を見てもらう、投稿してもらうことで経済的な利益をあげているYouTubeにとっては痛手である。
しかも、言いがかりやレッテル貼りによる組織的な集団通報によって運営がアカウント停止を行ったというならば、YouTube自体のマイナスイメージとなりサイトの信頼性に関わってくる。
少なくともアカウント停止されたチャンネルの運営者や支持者たちは、停止の理由が不当なものであればYouTubeに悪い印象を持ち、その話がネット上に挙げられれば情報社会の現在では世界中に拡散されることとなる。
なんJ民の中には悪質YouTuberを退治してサイトに貢献したと思い込んでいる者も多いようだが、実際はむしろYouTubeの評判をガタ落ちさせかねない事態に陥らせている状況である。
悪乗りしたなんJ民と祭りに共感した数多くのネットユーザによる、自称保守系YouTuber達に対する組織的かつルールに則った集団通報である。
ちなみにこの記事はもともと「なんJ民の言論弾圧通報祭り」というタイトルであり、なんJ側では「ネトウヨ春のBAN祭り」、Wikipediaでは「差別動画大量通報騒動」と呼称されている。
掲示板の書き込みを参考に、この記事の問題点を考えてみよう。
YouTubeにおける通報とは、基本的に「この動画は規約に違反しているのではないでしょうか」という指摘でしかない。実際に削除された動画というのは、YouTubeの運営によって規約に反しているという判断を下されているのだ。集団でレッテル張りによる通報を行ったくらいで動画が削除されるほどYouTubeはいい加減なサイトではない。
何も無条件で凍結させているわけではない
我々も「この動画は規約上問題が在るのではないでしょうか」と事前にお伺いを立てている
どういったアカウントを凍結するかという決定権はyoutubeさんサイドにある
その上でご自分の意志で凍結していらっしゃるのだからすなわち責任はyoutubeさんサイドにある
なぜ我々が責められなければならないのか
なぜ我々がネトウヨさんに謝罪せねばならないのか
むしろ大沢たかおさんこそが我々に謝罪すべきではないだろうか
…とはなんJ民の言い分である。
また集団通報には、なんJ民だけではなく、彼らに共感・便乗した多くのネットユーザーも参加しているだろうということは銘記しておきたい。
(※上記の「言い分」の最後の行には唐突に「大沢たかおさん」が登場しており、「大沢たかおさんが規約上問題のある動画を投稿していた」と受け取れなくもない文章になってしまっている。だがこの文章はとある元ネタを改変したものであり、最後の行だけ改変せずに元の文章がそのまま残されているだけである。すなわち大沢たかおさんはこの騒動には全くの無関係。)
今回の祭りで削除されている動画の多くは、YouTubeの「悪意のある表現に関するポリシー」(リンク)に反しているという趣旨で通報されたと考えられる。ここではこの「悪意のある表現に関するポリシー」を題材に考えてみたい。
「悪意のある表現に関するポリシー」では悪意のある表現すなわちヘイトスピーチを、以下のような特性に基づいて個人や集団に対する暴力を助長したり差別を扇動したりするような表現と定義している。
非常にシンプルかつ明確な基準である。常識的な表現をしていればこの基準に引っかかってしまうことなどあり得るだろうか?
元記事の作成者の主張するような「規約の拡大解釈やこじつけ」程度によって削除されてしまったような動画があったとすればそれは動画の表現方法に相当な問題があったとは考えられないだろうか?
…とはいえ、削除されてしまった実際の動画を見ることは叶わないので厳密な検証は困難だろう。BANされてしまった保守系YouTuber・削除されてしまった動画の復活を待ってから議論を進めるべきだろう。
なお、レッテル張り批判を繰り広げながら、直後に「同様に暇をもてあました政治に無知な若者が、煽られる形で盛り上がって話題となった故・SEALDsを彷彿とさせるという声がある。」「この行為は無能な働き者とされることが多く、一般的に自治厨と呼ばれるユーザーにより行われる。」という正真正銘のレッテル張りを敢行する元記事のダブルスタンダードぶりを指摘しておくものである。
実際に無数の通報が舞い込んでいるわけだから、迷惑を被っているのは間違いないだろう。問題は誰が迷惑をかけているのかだ。そもそもの原因はYouTubeのポリシーに触れてしまうような害悪動画を無数に量産し続けた自称保守系YouTuber諸氏にあるわけであるから、責任の所在はもちろんなんJ民やその他一般ユーザーではなくて自称保守系YouTuberにあるのだ。
元記事では「サイトの発展に貢献している人気のYouTuberを数多く失ってしまう事態となり、えらい迷惑な話である。」「なんJ民の中には悪質YouTuberを退治してサイトに貢献したと思い込んでいる者も多いようだが、実際はむしろYouTubeの評判をガタ落ちさせかねない事態に陥らせている状況である。」といみじくもYouTubeの行く末を案じた指摘がなされている。
しかしながら、YouTubeは過去にISILのプロパガンダやテロリストスカウトの舞台となってしまったり、米大統領選挙の際にヘイト動画が大量に投稿されてしまい大手企業が広告を引き上げてしまったなど暗い過去がある。過去への反省からYouTubeのみならず、Xvideosやhotgooといったアダルトサイトに至るまでヘイト関連への対応が厳しくなっているという世界的な潮流があるのだ。つまり、大量削除事件の根底には、日本の自称保守系YouTuberが運営の規制が及ばないことに胡坐をかいて世界的な潮流に乗り遅れてしまっていたという問題があると言えるだろう。
このような考察を踏まえると、もちろん世界的な潮流に取り残されてしまった日本の自称保守ネットユーザーは不満だろうが、不当な削除・BANが明るみに出ない限りYouTubeの評判が下がるということはないだろうと予測できる。
ところで、この世界的な流れに反してわざわざヘイトスピーチに関する規約を削除した動画投稿サイトがあるらしいっすよ?
上述のように主張されていたが、そうしたなんJ民の祭りにより保守系政治関連の動画を投稿している「ぎっくり」氏のチャンネル『ゆっくり保守チャンネル』がアカウント凍結に追い込まれたことにより遂にボロがでる。
なんJ民たちは保守チャンネルがアカウント停止したことに歓喜しご満悦な様子だったが、それから間もなくぎっくり氏はニコニコ動画にて、今後の方針やアカウント凍結の決め手になったとされる動画について丁寧に説明した動画を2018年6月1日に投稿した。
問題とされた動画だが、そこには沖縄における自称平和活動家(ヘイワ活動家)たちが、在日米軍を酷く罵倒(「死ね」「Die」などを連呼)・脅迫(犯罪予告)し、在日米軍関係者の車を進路妨害して、罵倒しながら窓を叩いて脅すなど、もはや犯罪・テロに値する行為を働く様子が写されている。
また、それを踏まえて、かつて起こった在日米軍関係者による日本人女性惨殺事件を紹介し、在日外国人の犯罪をを許せないとしながらも、上述の自称平和活動家たちもそれと大差無く同類の存在であると批判している。
これがYouTubeの利用規約に引っかかったというのだが、果たして差別やヘイトの表現などと言えるのかは疑問である。
そもそもこの動画は実際に沖縄で起こっている騒動を写したもので、喋っているのは動画内の自称平和活動家たちであり、ぎっくり氏自身はその説明をしているのに過ぎず、彼自身が発言しているわけではない。もちろん差別言語とされることも何一つ口にしておらず、しているのは動画内の自称平和活動家(大事なことなので2回言いました)である。
上段の『ゆっくり保守チャンネル』のチャンネル停止に関する文章のうち、「決め手になったとされる動画」という表現は少しわかりにくい。これを具体的に言うと、「そのチャンネルに投稿された動画のうち、規約違反で削除された3つ目の動画」ということである。
YouTubeでは、規約違反(コミュニティガイドライン違反)で動画が1つ削除されるたびにYouTube運営から警告が発せられ、3か月間はその警告が有効となる。そして警告有効期間中に2つ目の動画が削除されるとチャンネル停止リーチの状態になる。そこからまた3か月間経過しないうちに3つ目の動画が削除された時点で、チャンネルは停止される。この3つ目の削除動画が上記のものというわけ。
この「3回動画を削除されるとBAN」という方式が『スリーアウト制』として野球好きのなんJ民の琴線に触れたため、彼らが集団通報に熱中する一因になったのではないか……という説もあるらしい。
なお、原則として審判の裁定に異議を申し立てることはできないとルールに記載されている野球(※監督が裁定の訂正を促す「アピール」はできる)と違って、YouTubeの動画削除判定は異議申し立てを受け付けている。規約違反で動画が削除された際に表示される警告文の中にもその申し立て方法が明示されている。
この「異議申し立て」をすると、Googleの担当チームが再審査を行う。再審査の結果として削除が誤りだったと判断された場合、削除された動画が復活したり、停止されたチャンネルが復活することもある。
上記のように『ゆっくり保守チャンネル』の投稿者ぎっくり氏は特に3つ目の動画の削除について強く不満と疑問を呈しているが、それまでに削除された別の2つの動画も含め3つの動画全ての削除について異議申し立てを行った。その後、異議申し立てがYouTubeに認められてチャンネルは復活した。
ただし、これまで削除されたものとは別の動画に規約違反要素が含まれていると、そちらで改めて通報されてチャンネルが再度停止されてしまうことになる。ぎっくり氏は過去にYouTubeに投稿した動画のうち大半(数百本)を非公開化することでこのリスクに対応。ヘイトスピーチを禁じる規約が無いニコニコ動画では公開を継続しているため、ニコニコ動画での視聴をチャンネル登録者に呼び掛けている。
上記の「経緯」からすると、まるでネット上の住民の自発的意思による運動であるかのように思えるかもしれない。
だが後に、これらの通報は「K」という謎の人物によって報酬を支払われた者たちによって主導された、「カネで作られた運動」ではないかという疑惑が浮上した。
この「祭り」のメインスレッドである「Youtubeのネトウヨ動画を報告しまくって潰そうぜ」の81スレッド目に2018年5月29日に書き込まれたレスが以下のものである。
報酬の支払いでKさんとトラブったからもう足洗うわ。
消える前に報酬一覧載せとく。守秘義務とかもう知らん。
○通報
・モバイルアプリ版(選択のみ):一律50円
・ウェブ版(詳細報告あり):100~700円(送信前にスクショを撮ってKさんに報告、通報内容の詳しさで金額が決まる)
※英文併記ボーナス:3割増
○動画削除
・ワンアウト&ツーアウト:1000円
・スリーアウト:2000円
※削除まで至らない処置の場合は5割減(俺はここで揉めた)
○垢BAN(スリーアウト報酬とは別)
・小規模垢:3000円
・中~大規模垢:4000円
・イージス竹中級:5000円
○ハッシュタグでTwitter拡散
・1いいね:5円
・1RT:20円
さらに、この「祭り」を行っている「ハンJ民」をユーザー名とするツイッターユーザーがうっかりと漏らした以下のツイートもこの疑惑を補強した。
ポストを読み込み中です
https://twitter.com/J92194312/status/998716731794190336
ポストを読み込み中です
https://twitter.com/J92194312/status/1002445615458967552
これらの情報を突き止めた愛国系ブロガーらは「【緊急拡散】春のBAN祭りは、組織的犯行の可能性!」というブログ記事でこの情報を拡散するなどして警告を広めたが、謎の人物「K」の正体に迫る情報は未だ突き止められていない。疑惑は深まるばかりだ。
ぶっちゃけた話、この「K」とはYouTubeやニコニコ動画で「KAZUYA CHANNEL」というチャンネルを設けて配信を行っている大手YouTuberの「KAZUYA」氏のことである。
と言っても、実際に「KAZUYA氏が金銭を支払ってハンJ民を雇って通報を行わせた」という事実は恐らくない。
「Youtubeのネトウヨ動画を報告しまくって潰そうぜ」スレッドでは2スレッド目ごろから、「チャンネル消されてないネトウヨが俺らの黒幕ってバレちゃうね」「ライバルが消えてKAZUYAさんの1人勝ちってマジっすか?」「文句あるならKAZUYAより多く金くれや」「真の保守たるKAZUYAさんが削除騒動に絡んでるわけないだろ KAZUYAさんの話題はもう終わりの方向でヨロ」「それもそうやな KAZUYAさん5月締め分レポート格納しました」「KAZUYAさんが自分のパイを増やすために同業者潰ししてるってマジなのですか 最低ですね」と、「この通報~大量BAN事件の黒幕はKAZUYAであり、ライバルを消すためにハンJ民にお金を払って通報を行わせている」と匂わせるような書き込みがなされるようになった。
これらの書き込みはおそらく、KAZUYA氏のチャンネルが大手にも関わらずBANされないことを見たハンJ民が、嫌がらせや悪ふざけとして広めようとした陰謀論である。KAZUYA氏はこの祭りを素早く察知し、通報対象と成りうるような動画(1200本以上、過去投稿動画の95%以上)を早急に自主非公開化したためにスリーアウトを免れていた。その後2018年7月18日に一端チャンネルをBANされるも、YouTubeから利用規約に違反していないと判断いたとのメールを受け取って復活している(動画の自主非公開化は継続)。
その後、さすがに「KAZUYA」では騙せないと思ったスレ住民やツイッターユーザーが「K」とぼかして書いたところ、狙い通りに真に受けてしまった人々がブログで拡散し始めた、という経緯となる。
ハンJ民らの中には、安倍晋三内閣総理大臣の以下のような発言を引用し、「本件は首相案件です」「総理のご意向やぞ」「首相の御心を察して忖度するのがこの国の国民の義務やからな」などと通報活動の動機について嘯いている者もいる。
一部の国、そしてまた民族や文化を排除しようという、あるいは憎悪をあおるような過激な言動は、これは極めて残念であり、決してあってはならないと強く感じたところでございますし、まさにこれは日本国民また日本国の品格に関わることであろうと、このように思うところでございます。
人権侵害が認められる場合においては、当該人物に対して勧告を行っているものと承知をしておりますが、今後、一部の国、民族を排除しようというそういう状況であるにもかかわらず、そういう言動がなくなっていないということは極めて残念であります。
政府としては、一人一人の人権が尊重される豊かで安心できる成熟した社会を実現するため、粘り強く、様々な対策を講じていきたいと考えております。
(第190回国会 参議院 予算委員会 - 17号 平成28年03月18日 より)
もちろんこれらはおそらく単なる口実と思われる。しかし以上の引用内容は国会会議録検索システムからも探し出せることができ、これ自体は正真正銘、安倍晋三内閣総理大臣のお言葉である。
こうした保守系チャンネルの相次いで閉鎖に追い込まれている現状は、遂に新聞沙汰になるまでに問題視されるようになった。
自身もチャンネル閉鎖に遭った作家の竹田恒泰氏は、2018年7月5日の夕刊フジにおいて
不当な表現活動はしていないが、アカウントが突然停止し、動画を投稿できなくなった。同様の事例が多発し、外部による組織的な妨害工作の可能性がある。『言論弾圧』『言論人の暗殺』ではないか
と語っており、特定の主張を狙い撃ちにした外部ユーザーらによる『攻撃』の疑いがあり、これによって感情任せな誤った言論規制につながる危険性があるとしている。
夕刊フジによれば、問題視された動画や閉鎖されたチャンネルには、『朝鮮』『中韓』などと掲げられたものが目立ち、竹田氏も韓国外交や慰安婦問題などをテーマにした動画が対象にされていたという。
これには「ヘイトスピーチ反対」などと訴える左派系ネットユーザーたちの警戒・監視の対象にされた可能性があるとしており、朝鮮日報は、「ネットユーザーたちは(中略)『ネット右翼のユーチューブ・アカウント停止祭り』を行った」「韓国を中傷する嫌韓動画は20万-30万本が削除されたと推定」などと伝えているという。
YouTubeの投稿ルールには、上述した通り「人種や民族的出自などに基づき、暴力や差別を扇動する」とされる動画の投稿を禁じており、主に閉鎖されたチャンネルはこれに反したと主張されている。
しかしこれには落とし穴があり、実はYouTubeから投稿者に対し、動画のどの部分が投稿ルールに反しているのか、具体的なことは一切通知されないため、その動画が本当にルールに反しているのかは、かなり漠然としたものとなっている。
竹田氏は、こうした本当に投稿ルールに反しているのかハッキリしていないにも関わらずチャンネル閉鎖される状況には怒り心頭で、
気に入らない動画は、見なければいい。特定の動画を削除させることを狙っているなら、ユーチューブの警告制度の悪用であり、姑息(こそく)だ。言論で対抗しろ、と言いたい
とも語っており、同じくYouTubeで流されている動画番組に出演している、自民党参院議員の和田政宗議員も
明確な人権侵害があれば、閉鎖は仕方ないが、根拠がはっきりしない。言論活動の委縮(いしゅく)につながりかねず、ユーチューブは、閉鎖の明確な根拠を示すべきだ
と、YouTube側の投稿ルールに反するかどうかの根拠不十分さや管理のいい加減さを指摘し、こうした誤った言論の規制は自由な言論を侵害し、言論者たちの活動を萎縮させて言うべきことが弾圧されて言えない状況になりかねないと主張している。
また、竹田氏は出版社WACのオピニオン誌である月刊『WiLL』において、同じくチャンネル停止の被害に遭ったKAZUYA氏と対談しており、自身の動画チャンネルにおいても語り合っている。
対談の中では、KAZUYA氏が騒動について週刊新潮に書いた記事に対し、根拠の無い酷評をした香山リカ氏に根拠を示すよう問いただすも、話をそらしてばかりで会話にならなず、その内容をブログにまとめたことや、深夜から未明にかけて違反警告が連続で届き、「注意してください」と警告文に書かれていたにも関わらず、注意する余地も無い寝ている間にチャンネルが凍結されたことから、YouTubeの検問が人によって行われていない可能性についてなどが語り合われている。
掲示板
16693 ななしのよっしん
2024/09/15(日) 16:32:39 ID: UoCnadEBOs
>>16653
これの年前後から雑談スレに限っては住民層変わった感覚ある
憑いてたアフィが変わっただけかも分からんが
16694 ななしのよっしん
2024/11/24(日) 23:15:51 ID: 0PpcfcGLCQ
反差別・反ネトウヨまでは良かったが、右派言説と親和性が高いオタク文化に代わる何かを求めて
よりにもよってそれより下劣ななんJや嫌儲、淫夢文化を持ち上げたのはリベラルの最大の悪手だったと今なら言える
ゴミ拾いをしてくれるなら不良もOKの理論で歓迎し、自らも下品に悪ふざけしてたら皆去っていくのは当たり前
16695 名無し
2025/01/02(木) 06:19:16 ID: G8JXxSCAgu
最近になってデマ垂れ流すインフルエンサーやら政治家に対してマジでやってくれ。
急上昇ワード改
最終更新:2025/02/16(日) 21:00
最終更新:2025/02/16(日) 21:00
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