NumberPLUS「Number競馬ノンフィクション傑作選 名馬堂々。」

NumberPLUS「Number競馬ノンフィクション傑作選 名馬堂々。」(Sports Graphic Number PLUS)とは、日本の名馬のグラフィック本である。

概要

スポーツ誌老舗「Number」が送り出す、過去の名馬の記事から厳選したグラフィック本。2021年10月27日出版。

時期的にアプリゲーム「ウマ娘」の便乗本とも受け取れるが、ベテラン誌ならではの卓越した描写、写真の魅せ方、真摯な取材の取り組みは他の追随を許さない。また、「ウマ娘」登場の競走馬以外にもディープインパクトなどの「ウマ娘」未実装の競走馬も収録されていて、近代日本競馬本の決定版とみていいだろう。

2024年4月11日には第二弾として、競馬ノンフィクション選集「名馬堂々Ⅱ」が出版された。

収録記事

名馬堂々。

[甦る奇跡のレース]
オグリキャップ 1990「日本近代競馬、最良の日」

[世界最速牝馬を訪ねて]
ホーリックス 1989「ニュージーランド発、オグリの記憶」

[出場全騎手の証言]
メジロマックイーンvs.トウカイテイオー 1992「第105回天皇賞、2強激突の果て」

[稀代の逃亡者]
ミホノブルボン 1992「ダービー必勝宣言」

[時代遅れの男が掴んだ夢]
ウイニングチケット 1993「柴田政人、26年目の追憶」

[名ステイヤーへの鎮魂歌]
ライスシャワー 1995「京都という運命に生きて」

[ダービー異色馬列伝]
フサイチコンコルド 1996「秘密兵器と呼ばれて」

[蹄跡を追う]
ナリタブライアン 1994-1998「駆け抜けた怪物」

[歴史は繰り返す]
スペシャルウィーク 1998「約束された逆転の血」

[永遠の快速馬]
サイレンススズカ 1998「理想のサラブレッドに見た夢」

[凱旋門賞挑戦記]
エルコンドルパサー 1999「ロンシャンに賭けた日」

[最強の証明]
グラスワンダー 1999「人智を超えた4cm」

[覇王の引退]
テイエムオペラオー 2001「時が流れる、お城が見える」

[史上最強馬のダービー]
ディープインパクト 2005「独走という至福」

[大いなる計画]
メイショウサムソン 2007「義理人情と凱旋門」

[ドキュメント・天皇賞秋 2008]
ウオッカvs.ダイワスカーレット 2008「1分57秒2+13分の伝説」

[府中に響いた歓声]
キズナ 2013「馬と人が紡いだ“絆"の物語」

[最強配合の結実]
オルフェーヴル 2013「黄金色に輝く猛走」

[同級生の成長曲線]
ゴールドシップ&ジャスタウェイ 2011-2015 「暴れん坊と優等生、最強のふたり」

[笑顔の天才騎手]
福永洋一 1968-1979「伝説への旅」

[一世一代の逃走劇]
プリテイキャスト 1980「宝石の目覚め」

[7冠馬の海外挑戦]
シンボリルドルフ 1986「皇帝が拓いた道」

[チーム・トウカイテイオーの真実]
トウカイテイオー 1993「不協和音の軌跡」

[無冠名馬の功績]
マルゼンスキー 1976-1977「もうひとつの最強馬伝説」

[日本競馬革命前夜]
サンデーサイレンス 1994「猛き血の衝撃」

名馬堂々II

[スペシャルインタビュー]
福永祐一 「これからも競馬と共に」

[19万人の記憶]
アイネスフウジン 1990「ナカノコールの残響」

[復活前夜]
トウカイテイオー 1993「誇り高き選択」

[雪辱の季節]
ビワハヤヒデ 1993「がんばれ、がんばれ」

[盟友の回想]
メジロマックイーン 1994「さらばわが友よ」

[ファイター一代]
ナリタブライアン 1994「南井克巳、ひたむきな蹄音」

[ヒーロー誕生]
フジキセキ 1994「夢の始まり」

[豪脚解剖]
ヒシアマゾン 1994「“シンザン型”にふさわしく」

[短距離王者ラストラン]
サクラバクシンオー 1994「最後にして未知」

[砂の女王の遍歴]
ホクトベガ 1996「夢は夜ひらく」

[革命児を悼む]
サイレンススズカ 1998「明日なき暴走の果て」

[掟破りの2冠]
セイウンスカイ 1998「世代を超えた逃走劇」

[世界制覇へのアプローチ]
シーキングザパール&タイキシャトル 1998「2つのルート」

[ダービーに臨む]
ジャングルポケット 2001「オレたち発展途上組」

[相棒とともに]
スティルインラブ 2003「マイ・ハッピー・ライフ」

[当代穴馬考]
ヒシミラクル 2003「嵐を呼ぶ芦毛」

[名牝賛歌]
ファインモーション 2003「飛べよかし!」

[名伯楽が振り返る]
キングカメハメハ 2004「異端から飛び乗った王道」

[番狂わせの真相]
ハーツクライ 2005「ディープインパクトを倒せ」

[陣営の覚悟]
ディープインパクト 2006「最後の秋」

[29年目の涙]
ブエナビスタ 2011「一等星が呼んだ“優等生との縁”」

[無二の鞍上が語る]
オルフェーヴル 2011「暴君が教えてくれたこと」

[怪物追想]
ドゥラメンテ 2015「血は生きていく」

[ドキュメント天皇賞・春]
キタサンブラックvs.サトノダイヤモンド 2017「ビッグマッチの明暗」

[“世紀の対決”の記憶]
アーモンドアイ 2020「有終のサンセット」

[女傑を支える男たち]
クロノジェネシス 2021「人馬一体の極致」

[荒ぶる魂を胸に]
ソダシ 2022「追い込んで、奮い立たせて」

[名牝の系譜]
メジロ牧場 1967-2011「女たちがつなぐDNA」

[伝説は死なず]
武田文吾 1907-1986「名匠の手綱」

[作家と天才]
風を見ていた武豊 1989

関連動画

関連リンク

• ディープでも、オグリでもなく…武豊を驚かせた“表紙を飾る馬”の名前「実は、サイレンススズカにしようと思っているんです」 - Number EX

関連項目

• Number(雑誌)
• 競馬
• 競走馬
• 奇跡の名馬
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