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サマバケ!すくらんぶるとは、ILLGAMESのエロゲーである。
概要
| ゲーム情報 | |
|---|---|
| ジャンル | 3Dコミュニティ観察&介入シミュレーター |
| 開発元 | ILLGAMES |
| 販売元 | ILLGAMES |
| 機種 | Windows |
| 発売日 | 2024/8/30 |
| 価格 (税込) |
8,800円 |
| 対象年齢 | 18 |
| その他 | -- |
| ゲームソフトテンプレート | |
2024年8月30日に発売されたアダルトゲーム。通称は「サマバケ!」「サマすく」など。
2023年8月末を以て販売停止したILLUSIONの事実上の後継[1]であるILLGAMESが開発・販売している。
ILLUSIONの人気作であったジンコウガクエンや人工少女シリーズを想起させるようなオープンワールド風の作りが特徴で、豊富なカスタマイズができるキャラメイクで作ったキャラクターをゲームに登録し、一人操作キャラを選んでキャラクターたちと関係を育んだり、観察するのが主な目的となるゲーム。夏休み設定なので、学園ではなく、卯乃見町という架空の町が舞台となっており、神社やビーチ、駅前など町内の様々なところを移動し、生活していく。
当然エロゲーなので、他のキャラクターとキスやハグどころかその先の性行為が出来る[2]。というかそっちがメインで、亜空間に飛ばされるが相手が拒まなければ好きな場所で致すことができる。また、Hシーンには心の声というシステムが搭載されており、挿入中や行為中にエコーがかかった心の声を聞くことができる。
ジンコウガクエンシリーズと同じく、数多くの個性や貞操観念、学力などのパラメーターを設定でき、それによりキャラクターの行動や起こすアクションも様変わりする。ただし、ジンコウガクエンシリーズと異なる部分もいくつか存在し、またコイカツシリーズと異なり同じUnity製ではあるものの、ModdingのフレームワークであるBepinExを回避する仕様のためMOD開発が非常に困難であり、そのころのような有志によるカスタマイズには期待しないほうが良い。
性格は女に10、男に2存在するが、男性格には声優が存在せず、無声。8性格追加されるDLCが2024年11月1日に発売され、これで女は16、男は4性格の20性格となった。スタジオ機能についてはILLGAMESブランドではDigital Craftという名前に変わっており、前作のハニカムを所持していれば9月25日に配信されたアップデートで転用可になった。
ゲーム内の機能としてキャラクターカード、自分のタウン(セーブデータ)を共有することが可能。これで他の人のつくったキャラをよんだり、その世界の人間関係の推移を見ることができる。
DL版のみでパッケージ版はない。現在はAmazon、FANZA、DLSiteで購入可。
9月20日にローカライズ版の開発が告知された[3]。さしあたっては英語版、簡体字・繁体字中国語版を予定している模様。
割り込み問題や成功率関連などで不満もあったが、11月22日に配信されたバランス機能により、過去の『ジンコウガクエン』シリーズのような調整も可能になった。
システム要件
| 最低環境 | 推奨環境 | |
| OS | Windows® 10 / 11 (64-bit) | |
|---|---|---|
| DirectX® | DirectX® 11 | |
| CPU | Intel® Core™ i3-8100 以上 | Intel® Core™ i7-8700 以上 |
| RAM | 8 GB 以上 | 16 GB 以上 |
| VRAM | 3 GB 以上 | 6 GB 以上 |
| グラフィック | NVIDIA® GeForce® GTX 1060 または AMD Radeon™ RX 480 以上 | |
| ストレージ | 未定 | |
| ネットワーク | インターネット接続環境 | |
| 接続機器 | ホイールマウス、キーボード、ディスプレイ(解像度 1280x720 以上、16:9比率のみ) | |
前作のハニカムとかわりなし。なお、イリュ、イルゲー恒例だが普通のエロゲと異なり、3Dをゴリゴリつかうゲームなので推奨はあくまで普通の画質でプレイできる程度のものと考え、最高画質かつ、FHDを超える解像度でやるとなれば青天井となっていく。
参考までにRTX3070(≒2080Ti)程度のグラボで4K30fps程度という報告が上がっており、マシンスペックが相応に要求されることがうかがえる。
とはいえ、RTX3000番代までの世代でかつCPUが12世代以降のi5以上(Ryzenなら5600X以上)ならばFHD程度の最高画質で60fpsは確保できるので、同程度を目標にするなら新規に購入検討する場合はBTOで16万~20万円程度の価格帯で見繕えば問題はないだろう。ただしこれもゲームに登場させる人数で変わってくるので、これはゲームのデフォルトで設定されている12人程度ならばという前提で考えていただきたい。
容量は未定となっているが、フォルダーは20GB程度。3Dデータ読み込みには時間がかかるため、SSD、理想を言えばM.2にインストールするのが望ましい。
公式ページの注釈ではIntelのCoreシリーズ推奨となっているが、Ryzenシリーズでも基本的に動作に支障はない。
キャラクリエイトについて
コイカツシリーズを意識した外見の豊富な設定項目が特徴。特に胸のこだわりようは相変わらず。カラーピッカーや色指定など、コイカツMODに存在した機能も一部使われている。
しかし、児童ポルノ関連からか、極端なロリキャラは相変わらず作りにくい傾向がある。
あまりにも設定することが多すぎて正直めんどくせえって人の為に、目や髪の長さ、全体的なイメージなど好みに合わせた生成機能や、キャラカードを組み合わせた融合機能などお手軽なクリエイト機能も多く存在する。記事作成者の印象としては、生成機能はそれなりに有能であり、ベースを作る分にはとても使える。
一切キャラクリせずに公式の用意したキャラクターや、公式のアップローダーから取ってきて遊ぶことも可能。キャラクターの服もここで設定し、自分のイメージにあった服を着せることができる。
また、この機能で性格や個性などを設定する。これも多岐にわたって面倒くさいのでランダムに任せることも可。
ジンコウガクエンシリーズとの違い
基本システム・日常パート
- 大人の事情からかあくまで交流する相手は町の住人設定なので、クラスメイトや学生とは限らない
- 例の弱みは消滅し、プレイヤーやNPCが自慰行為や浮気を目撃したときに使えるように仕様変更。それをオネガイゴトといい、それを使ってアレを見せてもらったり、ヤラせてもらうよう強要できるようになった。
- 第三の選択肢が出現する個性、難聴は鈍感に名称変更。
- コミュニケーションとして日常・恋愛・Hの会話を選ぶ要素は旧作から引き継がれているが、今作ではそこから更に盛り上げ方や話の内容の深度などを決められ、それにより結果も変化するようになった。
- 時間ごとの回数制限が撤廃され、何度も話しかけることが可能になった。ただし、しつこくやるとそのコマンドが拒否られる場合もあるので、その場合は次の時間を待とう。
- コマンドについて実行前に成功確率が参照できるようになった。なお100%が上限に。
- 舞台は街全体なため、学校はその中で登場するが、マップは教室のみ。また、学園外で活動するためか夜の時間帯も追加された。
- キャラクリエイトはコイカツベース。容姿でいじれる項目は大幅に増加。ついでにアクセサリーも大幅に拡充されており、より個性をつけやすくなった。
- ジンコウガクエンで存在した関係性を参照できるモードは地蔵から、神社にいる兎の神様の像から聞き出す設定になった。
- 関係性参照(いわゆる地蔵モード)のページにペア記録が追加。その名の通り任意のキャラ二人選択して関係性や、エッチした回数、接触回数などを確認できる。
- 部活のかわりにバイト(巫女[男巫]・カフェ店員・ビーチ監視員)が用意された。ただし違いは服装くらいで金銭の要素もなく、追加のセリフがあるわけでもないのであくまで雰囲気要素。
- デート要素は廃止。そのかわり日曜昼にバーベキューを誘われる仕様になった。
- ジンコウガクエンでは喧嘩を仕掛けるとリアルファイトが繰り広げられていたが、今作では口喧嘩とマイルドになった。貶し方というパラメーターが追加され、叫喚、論破、皮肉の三種から選ぶ。
- 妊娠イベントはなし。
H関連
- 絶頂モーションが体位別に用意されるようになった。ただし、精液ぶっかけるモードは削除され、体位別に固定された。
- 行為・体位は最初から全開放されており、好きな体位で行うことができる。
- 相変わらず条件は厳しいが3Pが本格的に実装された。
- 心の声が追加され、行為中に女性の心中が聞けるように(絶頂時と行為前は聞けない)。女性でもプレイヤー操作の場合は心の声は聞けない。
- アヘ顔は廃止され、脱力状態に置換された(心の声はちゃんと聞こえる)
- コンドームはない。行為中に中出しか外出しかを選べるのみ。デフォルトは外出し(Out)になっている。
- 性別にふたなりが追加され、専用セリフも存在する。
その他
バランス設定
ジンコウガクエンのカスタム設定と同じく、プレイヤーとNPC・NPC間の関係値倍率調節や、みんなで◯◯の可不可や逃走禁止などの住人の行動制御などがユーザーの自由に調整できるようになった。またプレイヤーの会話に反応しないよう設定でもできるため発売当初からの大きな不満要素だった割り込み問題も解消された。
その他にも、Hシーン中の感度をドラッグで調整できるようになったり、全員を発情状態にできるなど細かいところまで手の届く機能が追加され利便性が大幅に向上した。
FAQ
なかなかオネガイゴトができない
オネガイゴトをするには前提となる自慰や浮気行為の発見が必要になるが、当然ながら人がいるところではしないので、人気がないところ、例えば神社などでさがしてみよう。
また、現在マップ数が少ないため10人以上登録すると人が溢れやすくなり、必然的にそういうことをする余地が少なくなるので発見もしにくくなる。もしそういうプレイを中心にしたいなら最初から登録人数を絞ってみるのもアリだ。個性にスケベをつけるとなお効果的(ただしその場合は特定の主従関係にならないので注意)。
キャラがエッチさせてくれないんだけど?
貞操観念のパラメーターが高めないし高いだとまず恋人状態にならないとエッチをOKしてくれない。高めならばそれでも押しまくればなんとかなるが、高いだとほぼ無理なのでその場合はまずは順序を踏みましょう。
また、高いの場合は外で誘ってもほぼ確実に乗ってくれないので、家に連れ込むか、ついてきてコマンドで特定マップにあるSEX専用のスペース(駅前のラブホテル・ビーチの公共トイレ・神社の蔵)に連れ込む必要がある。Hしようコマンドが0%判定でも、好感度が十分高まっていれば案外連れ込んでもそのままSEXできたりするのでとりあえずやってみる価値はあるだろう。
一方、貞操高めの場合は誰かいる場合はHしようコマンドを使っても乗ることはないが、マップに二人きりのときは承諾してくれる。タイミングをうまく狙おう。
そんな七面倒臭いことせずにさっさと抜きたいヤりたい場合は最初からキャラの貞操観念を低いにするのが一番早い解決策である。操作キャラにチャームでもつけておけば初対面でほぼ確実にエッチをOKしてくれる。
割り込みがうざすぎる
現状ではシステム上どうにもなりません。ジンコウガクエンシリーズではやってくれた、パッチでプレイヤーへの割り込みをなくすオプションが追加されることを祈りましょう。
→11月22日に配信されたアップデートでバランス機能が追加。これにより、その設定に割り込みをさせないオプションが追加され、この問題が解消された。
相手が水着を着ているとそこから移動できない、連れ込めない(必ず拒否される)
おそらくバグないし仕様。相手から誘われる場合は普通にできるのでバグかも? 公式の修正を待ちましょう。
(コイカツにはあった)フリーHモードは?
現状ではありません。追加ディスク・DLCないし無料アップデートでの追加を祈りましょう。
登場する性格
あくまで記事作成者の印象だが、現在の所、使いどころが限られるような尖った性格はおらず、汎用性に富んだ性格が揃えられている。
無印
普通(CV 夏乃うめ)
ジンコウガクエンシリーズの月や楚、コイカツシリーズの几帳面あたりがベースか。
丁寧な口調。普通の子というよりは清楚のほうがイメージに近い印象。「おのれー」が訛ってる。
生意気(CV 逢坂菜乃花)
いわゆるメスガキっぽい性格。プレイヤーには挑発的だが、心の声では割とデレ。
クール(CV 春山色葉)
コイカツシリーズの素直クールと勝ち気あたりがベースか。クーデレっぽい印象。
ギャル(CV 山吹うらら)
ジンコウガクエンシリーズでいう晴か。コイカツシリーズのミーハーとギャルをあわせた雰囲気。
健気(CV あかしゆき)
ジンコウガクエンシリーズの純、コイカツシリーズのもじもじあたりがベースか。
妖艶(CV 真壁由依)
コイカツの艷やかや誠実あたりがベースか。妖艶さもあるが、淑女っぽいイメージが強い性格。
小悪魔(CV 奥寺かすみ)
純真無垢(CV 榎本ねむ)
母性(CV 白月かなめ)
やや若めの母性的というかんじ。コイカツシリーズの母性的と誠実のいいとこどりな印象。
ヤンキー(CV 関田いおり)
コイカツのボーイッシュと不良少女をあわせたイメージ。男性的な口調が目立つ。
好青年
豪快
性格追加パック
お嬢様(CV よもぎかすみ)
やんちゃ(CV 麦畑穂香)
いわゆるアホの子枠か。ジンコウガクエンシリーズの然をタメ口にした感じ。
のんびり(CV 夕姫みなみ)
ジンコウガクエンシリーズの緩、コイカツのものぐさ枠と思われる。
オタク(CV shizuku)
「んんwww◯◯ですぞwww」とか言ってきそうな性格。コイカツのオタク女子枠か
元気活発(CV 鏡くるみ)
性格名の印象に反して丁寧語を使うキャラ。ジンコウガクエンシリーズの活あたりか。
無口(CV 夕蜂小鈴)
飄々
無邪気
関連リンク
関連項目
脚注
- *公式では認めていないが、元々はILLUSION開発のTwitterが、販売終了と時を同じくしてILLGAMES変わったことなどからユーザーからはそう見られている
- *男×女、女×女のみ。男×男はジンコウガクエンシリーズと同様、可能だがHシーンは存在せず暗転で飛ばされる。
- *https://x.com/projecti18/status/1836948393995743710

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