ニコニコ大百科

>>30
バレるも何もそもそも自分の口でケスラーに伝えに行ってる
キュンメル事件のときに

そういやそうだったっけ
そこで地球教徒と関係切ったとなるとどうやって帝国で出世するつもりだったんだろう

地球教とのパイプをあえて晒したことで、
無視はできても放置はできなくなったってところじゃないかな。
その上で死亡時点でも地球教側（少なくともド・ヴィリエ）からはまだ重要な駒って認識してるし、ルビンスキーと組んで人脈構築してたってことはルビンスキーの動向もある程度把握してるしで、まだ売り玉は残してるって感じかと。

>>29
ただ、4巻の時点で帝国正統政府の樹立を認めたトリューニヒトのアジ演説で第一印象くらいは分かるはずなんだけどね。

事実、それを見たラインハルトは「詭弁と利益誘導で愚民を動かす扇動政治家に人類の未来は委ねられない」とはっきり言ってるから、少なくともトリューニヒトがヤバい奴だと認識しているし。
だからこそバーミリオン会戦後に「奴のようなクズは怒り狂った民衆の中に放りこんでやりたい」って言って堂々と裁けなくなったことを悔しがって、仕方なかったとはいえ勝手にラインハルトの名で誓約して無罪放免にしてしまったヒルダに最初はキツい態度を取ってしまったほどだから。

9巻の地の文によるとあっさりと祖国を売り渡してきたトリューニヒトの行為をロイエンタール達と一緒で全く賞賛していなかったらしいし。

>>34
ヒルダやラインハルトがトリューニヒトに対して感じたのは「危険性」よりクズっぷり、恐れより嫌悪感というところなんじゃないかな。
幼帝亡命受け入れについても「こいつは底なしのバカだ」くらいにしか思ってなさそう。
で、そういった嫌悪感が、トリューニヒトを見る目を曇らせてしまったというべきか。
ゴッドファーザーPART3でマイケルが「敵を憎むな、判断を誤る」と言ったけど、嫌悪感も同じなんだろうな。

まあ、その「底なしのバカ」さすら、「ここが底だと思ってたのか？」と過小評価してたのが総督府高等参事官人事の件だったわけだが……そこまで分析しろというのも厳しいだろうな。そもそもラグナロック作戦自体がフェザーンから持ち込まれた案件で、本来ならもう数年は同盟は後回し（それでなくてもスパイ網半壊してるし）な予定だったんだから。

三国志14のヒルダ
統率14　武力12　知力75　政治87　魅力86

この査定をした奴って本当に原作読んでるのか？
女で艦隊指揮の経験がないから統率武力の低さは仕方ないにしても
知力91、政治92、魅力94のラインハルトに「皇妃は予よりはるかに政治家としての識見に富む」とまで言わしめた人物が中堅上位程度のパラメータってありえんだろ

そのパラメータは中堅上位の域ではないと思うが……
政治87って周瑜同等で郭嘉龐統より高い（英雄集結に単独で入れた場合同率20位）し
今作の知力は戦法計略中心でどちらかといえば軍事向けのステータス（それでも関羽同等）
外交にメリットのある論客、内政にメリットのある名声ももってる

あれは、ラインハルトののろけだから……

戦後の軍縮についてはあまり危惧はしないな。あの世界の一般兵は徴兵が大半、社会に戻せばいいだけ。旧同盟領に至ってはアスターテ後ですらホアン・ルイが警告したように現役層が極めて不足している。平民出身の兵士たちはいくらでも働く場はある。辺境惑星開拓という手法もあるしね。

まあ、士官はリストラは免れないだろうけど。

軍管区司令官に開拓局長を兼任させる屯田制でもとるかね？ メックリンガーの危惧通り、一度中央が弱まれば本格的な群雄割拠になりかねないが。

後世の歴史家の視点から逆算すると、ローエングラム王朝が早期に斃れた可能性は低いからね。
まあ、どこまで続いたかも定かではないけど、少なくともヒルダの代で縮小してないのは確かだね。

これだけ主要キャラなのにいままで大百科無かったのは草

>>38
知政魅合計248は
孫乾251、伊籍248、鍾繇246、蒯越245、賈逵245、歩隲243らと同レベルであって

三国志の主役級である諸葛亮291、荀彧290、司馬懿282、曹操281、周瑜276らには遠く及んでいない

「フロイラインの智謀(75)は一個艦隊の武力に優る」
「皇妃は予よりはるかに政治家としての識見(87)に富む」
「ローエングラム公と並んだ姿はアポロンとミネルバ(86)のようだ」

銀英伝の中心人物でこのような評価がある人物に対して伊籍ごときと同レベルの査定をしてやってるんだから満足しろと言うのは間違ってるわ

>>44
知力は多分に軍事向けステータスだって言ってる（戦術指揮に影響する点が大きい）のになんで知政魅合計なんて指標で捉えてるのよ
荀彧はまだしも諸葛亮含め部隊指揮タイプの武将と並べてるのも謎だし、その指標だと龐統や陳宮越えてるのもスルーだし、魅力13のオーベルシュタインは204で文聘同レベル査定ってことになるぞ

「一個艦隊の武力に優る」といっても、>>37で認めてるように艦隊指揮経験もない以上、一個艦隊を率いさせて水準レベルの指揮ができるわけじゃないから知力75は（三國志14の査定方式では）妥当だし、
一方でそういうたぐいの智謀そのものについては個性の「先見」（独自個性、特定範囲内士気上昇）「諫止」（被挑発期間短縮）で、政治家としての識見は>>38でも挙げた「論客」（外交優遇）と「名声」（地域担当官時土地占領拡大）で表現されてるから、前線投入する価値もある
魅力86も王元姫同等だから十分でしょ（なお容姿は魅力値に直接影響しない）

もう一つ言うと、先月以降のDLCは基本ノイエ水準っぽい（要するに原作野望篇まで。列伝もノイエ範囲内）というのは念頭に置いておくべきだし、そもそも能力は銀英伝側の公式監修済みなのも明言されてる

>>43
ルパートやイワンの記事もないのに今さら何を

あとまぁ政治も割と妥当かな。
バランス感覚のある優秀な政治家だとは思うし、摂政皇太后となったあとは手腕を発揮するだろうけど、本編のキャリアのほとんどはあくまで秘書官。複雑な行政機構を直接動かした経験があるわけじゃないし。どっちかっていうと政治72のヤンの方が盛りすぎ（イゼルローンの実質市長としての経験あるけどキャゼルヌ先輩がおるし）。

「皇妃は予よりはるかに政治家としての識見にぜいたくがゆるされる富む」はまあ、性格的な面とかラインハルトを内政ユニットに回すなんて贅沢が許されるわけないとか、そんな感じだろう。
あと、ラインハルトの身内女性への評価を全部文字通りに受けるなら、アンネローゼが宇宙一の料理人（チシャを除く）になっちゃうから。

ユリアンがあれはカイザー最大ののろけではないかって述懐してたよね。

>>35　>>36
トリューニヒトであることを抜きにしても、国家元首が堂々と宣戦布告も同然な演説を行って戦端を開く原因を作った戦犯者であることは紛れもない事実なのに、それを最低限の責任を取らせず無罪放免にしてしまうのはさすがにどうかとは思う。

そもそも、ラインハルトがヒルダの案を受け入れずヤンとサシで勝負したこと自体が最初から間違ってたわけだけど・・・。

しかし、あそこまで独断で大軍（しかもミッターマイヤー、ロイエンタールのような重鎮）を動かしたり相手国元首の処遇を決めたりして事実上、帝国ナンバー2のような働きをしちゃったら、それこそオーベルシュタインに粛清されるか、ガイエスブルグ戦後の時みたいに危険視されて「出過ぎた真似はしないでもらいたい」とか釘刺されてもおかしくなかった気がする。

オーベルシュタインはヒルダが皇妃候補と目されてた時期に、ラインハルト相手に釘を刺してたよ。
皇妃に過大な権力与えるなとか、過去の事例として皇妃の親族を皆殺しにした事例を上げたりと牽制はしてる。

あとマリーンドルフ伯にも釘は刺しに行ってる。（ただしマリーンドルフ伯の事は、良識家と認定して引き下がってる）

むしろヒルダの方がオーベルシュタインの事を強く警戒してたよ。

バーミリオンでの独断専行に関しては
・結果的に最善唯一の策だった
・ヒルダ自身に戦力はなく、双璧がヒルダの手駒になったという状況でもない
・将来的な問題として皇妃は必要で候補はヒルダしかいない
・そもそもオーベルシュタインが総参謀長としての仕事できてない
んで、ヒルダの方からこれ以上でしゃばらない限り、あまり強く出れないんじゃないかな。

……と思ったけど、よく考えたらオーベルシュタインって、キルヒアイスや双璧、シュトライトらに対しても、直接釘を刺しには行ってないのよね。ラインハルトに進言するだけで。
主君を差し置いて軍務尚書が注意すると、自分がナンバー2になっちゃうという意識があるのかもしれない。

>>52
言われてみれば、ヒルダの策はオーベルシュタインが提案してもおかしくなかったんだよね。ヤンと戦えば多くの戦死者を出してしまうんだから、それだったら被害を少なくするためにも先に首都を制圧して停戦させて、後はバーラトの和約後みたいに謀殺してしまえば済むんだから。

それをしなかったのは、自由惑星同盟の象徴的英雄であるヤンを直接討伐することによって反帝国勢力の人心を挫くことも考えていたということなのかな。

1巻の頃に「自分の機略に優秀な指揮官がいれば、イゼルローンごときいつでも奪還してみせる」とか思ってる。まあ、まだキャラが固まってなかったってのもあるだろうけど、ああみえて武人の矜持やヤンの策を見破ったという自負もあったんじゃないかな。自分なら勝てると。
んで、バーミリオンで「罠です。戻るべきではありません」だけじゃ何の役にも立たないことを思い知らされ、物語後半の謀略キャラへと成長した、絶対零度の剃刀はむしろヒルダの智謀から吸収した……まで深読みすると、さすがに摂政皇太后陛下びいきすぎか。

ラインハルトには奇跡的に巡り会えた嫁だよな
あのラインハルトが自分より評価していているんだから

>>40
>>41
リストラ士官の再就職先のひとつに、帝国議会の勅選議員ってのはあると思う。
銀河の、それも全星系ひっくるめた政治的な統合のためにはどうせ憲法と議会は必要になってくるし、そうなればダブつく士官をそっちに回した方が「帝室の藩屏」も確保できて一石二鳥でしょ。
まあ、目端がきいたりスキルがある士官なんかは他業種に転職して稼げるだろうし。

議会の制度設計するとき地球の歴史くらいは調べるだろうし、ラインハルトについた残留貴族とあわせて退役将校を貴族院議員に任命ってのはあるだろうね
それはそれで保守派の牙城になって軍部予算の縮小反対とかで揉めそうだけど

バーミリオンでのヒルダの独断専行は結果はどうあれ、ユリアンの言葉を借りると『悪い前例を残してしまった』ことは確実な気がする。
ヒルダの場合はなまじ多大な成果を出してしまって免罪までされてるから『結果良ければ全て良し』じゃ、後世の帝国で臣下が主君の意に背いたり預かり知らない所で越権行為や独断行動を行ったりするのが通例化してしまいかねない。

ヒルダの前例があるから「帝国の害を除くため」or「皇帝の御為」と言い訳して真似しようとして
『かつて皇妃ヒルダは皇帝ラインハルトに背いて独断で行動したが、命を救って帝国に勝利をもたらして何の罰も受けなかったのだから、成果さえ出せば同じことしても大丈夫だろ』
とか浅はかなことをしでかす奴らが現れるかもしれない。

実際、作中で弁務官になったレンネンカンプが暴走したり、フンメルが色々と卑劣な小細工をしたり、グリルパルツァーが浅はかな策略をしたのも後者2名はラインハルトのことを全く理解してないから論外だけど、本来は上司に忠実なレンネンカンプだったらこんな軽挙はまずしないはずなのに独断専行に移ってしまったのは、ヒルダの前例の影響も少なからずあったのかも。

1度目は例外、2度目は前例、3度目からは慣習。
そのレンネンカンプ、フンメル、グリルパルツァーと片っ端から処罰されてるから、「安易には」浅はかなことできないんじゃないかな。
（安易じゃなければ、そもそも独断専行できないイエスマンでも、将官としては困るわけで）

まあ、ヒルダ自身は結構気にしてたかもしれん。
幕僚総監就任時は軍事以外の相談は極力さけてたり、皇妃時代は公衆の面前での発言自体を極力避けたり。

昔、銀英伝の感想を漁った時、割と嫌われてる印象あって理由は具体的に書かれてないしなんでだろうと思って
女性人気ないのかなとか邪推したけど
良く考えれば1番人気キャラはヤンだからまあ嫌う人もそりゃあいるのか