月読きすめとも名乗る、というか元がこの名前であり、キスミィはニックネーム的なもの。実際にYoutubeやpixivアカウント、質問箱などでは月読きすめ名義である。
概要
なのそんやふにんがすからチェックし始めた人には、さぞ月読アイだらけの作成物なんだろうなと思われがちだが、その実態は数多くのボイスロイドを使用して独特の世界を構築している猛者。
名前の変遷についてはニコニコ動画内を検索するとわかるが、月読きすめという文言がかかるのは2018年2月頃までで、キスミィという文言は2018年夏頃から見られるため、このあたりが切り替えの時期とみられる。また、Twitter上で本人が質問箱にて答えているが、好きなキャラが「月読アイ」と「キスメ」であるところから名前を「月読きすめ」とし、もっとニックネームっぽくしたいので「キスミィ」となったとのこと。
なのそんとの関係
元々はねこどん氏のディスコードサーバに集まっていた1人で、ねこどん氏が入村したあとに村長より勧誘があったとのこと。同じようにねこどん氏がらみの村民としてセーバー氏・しぃな氏などがいる。
なのそんメンバーとしては一番最初にふにんがすに乗り込んだ人物でもあるが、そういう意識はされていないのか集合絵などではなのそん三銃士らと固めて描かれることは少ない。
(キスミィは2021/6/12からの参加で、ねこどん氏が2021/7/3、ピスタチオ氏・じょかあき氏・Nano氏が2021/9/3)
voiceroid遊劇場などでのゲームプレイ画面もマルチプレイの場合にはねこどん氏やしぃな氏と遊んでいた物をベースにしている。例えば、しぃな氏の動画「【Phasmophobia】時給3万5千円の女やで葵ー!【琴葉姉妹実況】」が、キスミィのvoiceroid遊劇場として「役ついなの 正気を削るゴーストハント」のゲーム部分となっている。
ねこどん氏と共になのそんへ合流した頃はまだ月読きすめであったためか、なのそん内では「きすめさん」と呼ばれることもあるが、現在では次第に「キスミィさん」で統一されてきている。
春部かすけ式月読アイ
キスミィと同じく重度の月読アイ推しであるさも氏が自分の理想を体現する専用3D月読アイを欲したことが発端で さも氏が有償で三面図デザインを春部かすけ氏に、MMD製作をREI氏に依頼。
これの依頼・製作時にアドバイザーとしてキスミィがわりとがっつり関わっている。その様子もさも氏の動画に描写されているので是非確認してほしい。なお、さも氏の御厚意でこの春部かすけ式月読アイがニコニコ立体にてフリー頒布されている。使用の際は篤く感謝しよう。
動画投稿
初投稿は2014年で2本ほど東方艦隊娘系の動画を上げているが、現在は非公開とされている。現在確認できるものでの最も古いものは、2015/07/14のGakkou 4 Gurasi! 2【がっこうぐらし!×L4D2】。作成の経緯としては、常に4人での協力が求められゾンビと戦うL4D2とがっこうぐらし!がダブったかららしい。これを含め3点のがっこうぐらし!MADを投稿したのち、2016/02/10よりキスミィのキスミィによるキスミィのためのキスミィワールドというべき?世界線の投稿を今に至るまで継続している。
劇場・遊劇場を主軸とするため、VOICEROID非実況動画祭には第三回より何度も参加して妄想の一端を撒き散らし、更なる視聴者を巻き取っているほか、手抜き祭にも参加している。
プロの犯行と見紛う演出と抽象的描写が素晴らしい。ピクトグラムや実写映像も多用し、シャフト系アニメとりわけ化物語系の描写に近いか。動画内で語られていることが全てではないため、非常にフロム脳も活性化するだろう。深く内面を語り合うキャラクター達と相まって、ダークな雰囲気を醸し出している。
ボイスロイド立ち絵は様々な絵師のものを多種多様に使用しているが、次第にドラスティックなシーンの演出などに必要となったためか、絵師に依頼して描いてもらったものや、自身で描いた絵も巧みな映像加工を施して使用している。後ろ姿の立ち絵なども依頼したうえで公開を許可しており、後続の動画作成者にもありがたい存在である。
動画には他のシリーズ内で別のシリーズの小ネタやその後が語られたりするので、全てを見ておかないと判然としない内容が時々含まれる。シリーズの枠に捕らわれず投稿順に全部見ていくのがよいだろう。なお、マイリストは投稿作品もあるがキスミィ自身の個人用となっており、シリーズは投稿作品のみという管理のされ方をいるので注意。
イカレたVOICEROID達
キスミィが構築するVOICEROID劇場やvoiceroid遊劇場の披露の場。「voiceroidファンのダークサイド」なんてタグまでついている作品もあり、グロ方面に若干視聴注意なものもあるが 遊劇場では題材ゲームと自身の世界ストーリーをうまく折り合わせて構築されている。
この世界観についていけないという諸氏は多いと見えて、キスミィからも「イカレたVOICEROIDの振り返り【~平成】」が用意されている。ただ、全話のネタバレが詰め込まれているものになるため、一通りをみてからの整理のために視聴するのをお勧めする。
なお、代理投稿を依頼した動画「琴葉姉妹と正気の沙汰じゃねぇドライブ #Heart【おまけ】」があり、キスミィのマイリストには含まれていない。シリーズ側には登録されているので見逃すということはないと思われるが気を付けたい。
登場人物概要
上記動画に重複しネタバレを強く含むが、下記ボックス内に登場する主要なキャラクターについて簡単にまとめておく。キスミィワールドを深く理解するための一助となれば幸い。配慮として冒頭に空白を設けているので不要な方はボックスごとスクロールされたし。
主要人物
- 月読アイ
- キスミィの世界を司る幼女。母として月読ギャラ子、兄として月読ショウタを持つが、月読ギャラ子という母は闇のゲームにギャラ子をハメて母親という存在にしたもの。兄とはそれ以前から兄妹の関係性をもつが、世界そのものすら構築できる月読アイにとって正しく血縁関係にあたるかはまだ語られていない。
- 弦巻マキの近所に住む、遊びたい盛りの幼稚園児。先天的に偉そうで傍若無人。東北きりたんとは悪態を吐きあえる対等の悪友。結月ゆかり・琴葉茜とはゲームを遊ぶ仲ではあるが、月読アイのほうが立ち位置が上の描写。結月ゆかりは「大切なおもちゃ」くらいの認識。
- 隠しアイテムの位置が判るなど世の理を「女の勘」で看破できる幼女。鬱映画好き。
- 登場作品
- 東北きりたん
- 物語進行の中心的人物の一人。小学生とは思えない程発言は大人びている。責任あるしっかりした人間でいたいと思い行動している反面、すぐに不機嫌になるなど子供じみたところもたくさんある。基本的には内向的ながらも「外」にむかって強く進む芯の太さをもつ。
- 長姉に東北イタコ、次姉に東北ずん子をもち、一家で霊感がある。転校したさきの学校にはあまりうまくなじめていない様子だが、同様以上に過酷な状況にある同級生・音街ウナの友人としてストーリーを進める。親しい友人関係としては、悪態を吐きあえる対等の友人として月読アイ、家出時の居候先にまで出来るほど波長のあう京町セイカ。同級生の音街ウナなど。
- UFOや宇宙人といったロマンが大好き。IT関係にもめっぽう強くハッキングからクラッキングまでお手の物らしい。ハードウェア側にもつよく、PCの依頼修理請負などネットで商売もする。
- 登場作品
- 京町セイカ
- 音街ウナ
- 結月ゆかり
- 弦巻マキに依存気味で他に遊び相手の居ないダメなおねえさん。本作では大人であり、働いてもいる。弟がいるらしいが詳細不明。
- プレイするゲームのダメージが操作者に及ぶ世界のせいなのか、初作動画で数千回死にまくりいつのまにやら頭を吹き飛ばされても死なない不思議な体となっている。月読アイの大事なおもちゃとされていることから、ナニカサレタヨウダなのかもしれない。
- 二面性があるのかシリアスなパートでは音街ウナを突き放しつつも受容するような口ぶりで篭絡しており、最初期のころの雰囲気は失われつつある。
- 音街ウナの脳をいじくった謎の帽子おたまん帽を怪しい笑みとともに与えたのも彼女であり、どうにもただ者ではなくなってきた。今後深く焦点があたりそうな人物とみて間違いはない。
- 登場作品
そのほか
動画のメインキャラクターを務めた登場人物として琴葉茜・弦巻マキ・月読ギャラ子(ギャラ子 NEO)・水奈瀬コウがおり、さらに端役も併せるとvoiceroidのみならずガイノイドやCeVIOなども含めかなりの人数となるのでここでは割愛する。
シリーズ・初回動画
生放送配信
初放送は2016/06/14の「ボイロ実況かP4ゲーム配信(バイハ7)」。それ以降も作業配信orゲーム配信という感じ。時々、動画素材にするための撮影やリハが行われるが、まったく関係がないこともある。
以前は何の枠か、ということに頓着なく枠の中でいろいろしてたようだが、いつのころからか【作業放送】【脳死ゲーム枠】【お絵かき枠】【苦行枠】など枠タイトルを銘打つようにでも最近またやらなくなった。
2022年夏ごろからは25歳までには神絵師でありたいなどとこぼして頻繁にお絵かき放送を行っているようだ。
Among Us
2022年夏頃からAmong Usの生放送を行っていないが、ふにんがす・なのそんでのプレイに参加はしているほか、月読宇宙村(参加者全員がガチの月読アイ推しの村)などでも遊んでいる。
ベースカラーは薄いピンク。過去には薄い黄色のことも。幼稚園児や小学生低学年が着用するような黄色い帽子をつけ、その姿はまるで月読アイそのものであり、しばしばキスミィをあらわすアバターとしても月読アイが用いられる。
全てを俯瞰して誰がどのロールを担当しているのかを把握する戦い方を基本とし、マッドメイトなどでは早い段階から的確にインポスターを識別して補助していくほか、ナイスゲッサーやイビルゲッサーでも鋭い一刺しをいれてくる。ただ、ゲッサー職では引き金が非常に軽く、面白さを優先して撃ってしまう。インポスターとしてもキルの思い切りが良すぎて、後先考えずに通路のど真ん中に死体を拵えることも。
うまく騙されてしまうと全体把握そのものが失敗してしまうため、惨敗を喫することも多い。自身の情報で会議を先導していく立ち回りではない点もふくめて挽回することが難しいようだ。ノイズを撒いたりすることも少なく、クルーであれインポスターであれ盤面を整えたくなるのかもしれない。
逸話の数々
狂人の巣窟であるなのそんにおいては「並みの狂人」という程度ながらも、隣村のふにんがすでは異彩を放つようで「ガチャ狂い幼女」だのなんだのと結構な認識を受けている。
…他にも枚挙に暇がないが、全部拾うと本項だけで辞典が出来るので割愛する。
掲載候補があれば下部掲示板にてソースを添えて頂きたい。
関連事項
関連静画
- VOICEROID劇場・VOICEROID遊劇場のために依頼した画像や、動画に対する支援絵がみられる。
関連リンク
- https://twitter.com/oz963mt
- https://www.youtube.com/channel/UCkrhTUYqGPAXwNOhBrLjzUQ
- https://peing.net/ja/d3ad5818dcc22ad本人への質問箱
関連項目
子記事
兄弟記事
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