どうせみんな玉葱になる 37564
クアドラプルタマネギとは、スティーブ峰蔵氏が投稿している、DARKSOULS3の協力プレイ動画シリーズである。
本項目では、クアドラプルタマネギ(通称クアタマ)の他に、前作であるDARKSOULS2のプレイ動画シリーズのトリプルタマネギ
(トリタマ)、その他峰蔵氏が投稿している、ソウルシリーズのプレイ動画に関する情報も、併せて記述する。
玉葱みたいなのが概要です
2014年4月29日に投稿された、【ダークソウル2】 トリプルタマネギ Part1 【ゆっくり協力プレイ】
を皮切りとし、2015年3月26日のソロタマネギ
までの間でトリタマシリーズが投稿され、その後峰蔵氏のPS4購入によってクアタマが制作、投稿される。(購入から投稿までの間にBloodborneもプレイしていた様だが、カタリナ装備未登場により、動画化は見送られた模様。)
峰蔵氏とその身内による協力プレイ動画。「カタリナ騎士団としてステージを攻略する」のが動画のコンセプトとなる。峰蔵氏含め、騎士団のメンバーはフロム・ソフトウェアのゲームを数多くプレイしているフロム脳患者歴戦のプレイヤーで、動画内でもフロムゲーのネタがぽこじゃが飛び出すのが特徴。
クアタマシリーズは、Part5を以て本編は完結した扱いとなっており、その後投稿されたPart6以降はOVA(Onion_Video_Advance)とのこと。
そしてついに2019年4月29日、シリーズ最終回となる、【ダークソウル3】 クアドラプルタマネギ Part10(終) 【ゆっくり実況】
が投稿された。その再生時間は、脅威の1時間23分。クアタマPart1からは3年、すべての始まりとも言えるトリタマPart1からは、ちょうど5年後の投稿となり、シリーズは完結となった。
峰蔵氏自身、「シリーズの集大成のつもりで制作した」とコメントしているだけあって、非常に濃ゆい気合の入った作りの動画となっている。クアタマ、トリタマシリーズの思い出をカタリナ騎士団が振り返ってみたり、DARKSOULS以外のゲームの、氏が過去に投稿した動画に関するネタも仕込まれているので、過去の動画も見直してみよう。
シリーズのテーマ曲は、フランスの行進曲「玉葱の歌」。トリタマPart3からOP後に挿入されるようになった謎の提供クレジットは、サンテレビニュースの姫路駅デパートクレジット
が元ネタ。
「わかりました?」「わ か ん ね ぇ よ」
カタリナ騎士団
動画のコンセプト上、メンバーの防具は全員、カタリナシリーズ一式で統一されている為、持っている武器やゆっくりボイスと字幕の色で見分ける必要がある。動画本編では彼らがほぼノンストップで喋り続ける為、プレイ動画とあわせて視聴者を飽きさせない。全員ないし複数人で、まとめて掴み攻撃や範囲攻撃等を喰らいがちなジンクスがある。また、吹っ飛ばされた時や被ダメ時の悲鳴、力尽きた際の断末魔の叫びが個性的なのも特徴。北海道北見市産であるらしい。
カタリナの豊満なボディーで出入り口を塞ぐor闇霊を包囲して袋叩きにする「オニオンサンド」、強敵を閉所に一体ずつ誘導して袋叩きにする「玉葱螺旋(オニオンヘリックス)」といった必殺技を持つ。数の暴力で袋叩きにするのは共通。
「お前はドレミとプリキュアに挟まれたナージャなんだよぉぉぉ!」
主要メンバー
以下はトリタマ及びクアタマを構成する4人を挙げる。
文字の色はクアタマ動画の字幕の色に準じている。
カタリナックル
「貴公らの勇気と、我が剣 そして英雄ジークバルトに」「太陽あれ!」
峰蔵氏自身がプレイヤーのカタリナ騎士。カタリナ騎士団の実質的なリーダー。トリタマでは素手(素手による攻撃力を高める装備を使用)や骨の拳、クアタマではセスタスとデーモンナックルなどの拳武器を主に使用。骨の拳がリストラされたダクソ3では、骨の拳を求めるあまり亡者化が進行した模様。拳武器以外ではツヴァイヘンダーや狂王の磔、FPリアクター骸骨車輪の盾、暗月の光の剣を好んで使用。
「その車輪しまえよ邪魔臭い!」「断る!」
体力(被ダメージ量に関わるステータス)に能力値を厚めに振っているらしく、被ダメージが他のカタリナよりも低い。
攻略ステージや道中の敵、ボス等の解説役を主に担当。動画シリーズのナンバリングが進むごとに、装備がぽんぽん更新される。(素手こと覇者パンチで戦う初代カタリナックル、ダクソ3での基本形となるmark.06、「センター試験に24色色鉛筆を持ち込むが如き汎用性」のオーニオンブレード、経戦能力の高いリジェネレイトナックル、等)
ネタの引き出しが非常に広いが、妙に古臭い懐かしいネタが多い。吹っ飛ばされた時には、自身の黒歴史の単語を口走るが、これは「自らの羞恥心を転嫁するという クッソしょうもない設定の名残です」とのこと。思わぬアクシデントやボス戦で力尽きる事が多いが、ダクソ3では少なくとも2000体の闇霊を、暗月の剣の誓約霊として葬っている暗月ランカーでもある。
峰蔵氏自身の大百科記事も参照。
カタリジェネ
「てめェの弟を殺ったときのッ!悲鳴を聞かせたかったぜェ!」「ヴィルヘルム弟説とか新し過ぎる」
シリーズ皆勤賞のカタリナ騎士。動画でホストをしている事が多い。能力値は信仰へ厚めに振っており、その名の通りカタリナ騎士団の回復役を務める。命名はナックル。
「カタリジェネと名付けよう」
クアタマでは竜狩りの剣槍をメインウェポンとして使用。というか殆どのシーンで剣槍以外使っておらず、最終決戦も剣槍で戦い抜いた。(一応、直剣を振っているシーンも存在する)また、各種攻撃系奇跡も使用。
ひ ろ が る プ ラ ズ マ
その名に反し、ダークソウル2ではNPCや他のオンラインプレイヤーを殺害しまくっているらしく、トリタマでは報復霊(罪を犯したプレイヤーの世界に侵入し、そのプレイヤーを倒す誓約霊)がレギュラーメンバーと化す程の勢いで侵入されまくっていた。ナックル曰く「大罪人なのでリジェネが一番強いのかもしれない」との事。特に、上記の台詞を吐いたPartでは殺意の高さが顕著だった。しかし、クアタマ最終回では…?「解呪の碑」に免罪を願ったところ、まさかの無実判定。
協力プレイに於いては、ホストが力尽きると即ゲームオーバーなのである意味当然だが、本人の能力も相まって力尽きる事は少ない。代わりに妙に落下死が目立つ。攻略の途中で電話が来たり、花粉症になったり、ガルパンの一気見デスマーチを敢行したり、ダクソ3のTRPGをやったり、ハンバーグが食べられなくなったりと忙しい。
「緩やかな平和の歩み!!」
カタリナウィザード
「俺を無視すると痛い目に合うぜ! 文字通り横槍を入れられるからな」
リジェネ同様、シリーズ皆勤賞のカタリナ騎士。メンバーのボケに対し突っ込む事が多い(ウィザード自身もちょこちょこボケるが)。こちらは理力を厚めに振っており、強力なスペル(魔法)であるソウルの結晶槍や、ソウルの奔流等による遠距離攻撃、牽制を務める。
「クアドラプルタマネギにおける主砲みたいな感じなので」
トリタマ、クアタマを通して、フロムゲー名物であるMOONLIGHTこと月光の大剣を使用しているが、トリタマPart1の時点では熔鉄剣も使用している。ナックルは「カタリマッスル」と呼ぼうとしていたが、恐らく本人の提言によってウィザードと命名された。(命名はPart2。Part1の時点では脳筋カタリナとも呼ばれていた)
ソウルシリーズの魔術師は、使用するスペルの威力を確保したり、複数のスペルを装備する必要から、それらに関わるステータスを優先すると、防御力や装備の重量などが疎かになりやすい。ウィザードもその例に漏れず、最初の方はドッスンローリングのまま参加しており、カタリナ騎士団の中では戦死、落下死問わず脱落率が高い(途中から中ロリ出来るようになったが、脱落率は相変わらず)。MTGをプレイしているらしく、断末魔の際に強力なカードのテキストを高速で読み上げて死んだり、凶悪なコンボの名前を叫びながら死んだりする。
「あなたがコントロールするパーマネントが1つ墓地に置かれるたび、あなたは(E)(エネルギー・カウンター1個)を得る。
(T),(E)(E)(E)(E)(E)(E)を支払う:あなたのライブラリーの一番上からカードを6枚見る。あなたはその中からカード1枚を、そのマナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。残りをあなたのライブラリーの一番下に無作為の順番で置く。(早口) 霊 気 池 の 驚 異」
カタリナEx-S
「このファランの大剣で狼の如く翻弄してやるわ!」 「まるで荷台から転げ落ちたタマネギのような動きだ!」
トリタマPart4で初登場し、(画面に映るだけであれば、Part1のOPの時点で登場している)クアタマでは皆勤賞のカタリナ騎士。ナックルと共に前衛を担い、クアタマでは狼騎士の大剣やファランの大剣、ゲールの大剣といった、ピョンピョン飛び跳ねるモーションの武器を好んで使用する。えらく俊敏なカタリナ。武器のチョイスが技量寄りなので、技量戦士なのかもしれない。(ファランの大剣、鴉羽など。同じく前衛のナックルは「基本筋バサ」らしい。)
「今更ながら、各カタリナの特性が被っていないってすごいですよね ナックルは近接、リジェネは信仰、ウィザードは魔術 Ex-Sは…」 「自分は?」 「ジャンプ力ぅ…ですかねぇ…」
OVAことクアタマPart6の冒頭で「飛び跳ねる事に執着する」と語られ、最終回では道中の敵の攻撃で派手に吹き飛んだナックルへ「いい跳躍だ」とコメントしている。
また、運命的なまでの受難ぶりも特徴。彼もまた道中やボス戦での脱落率が高い方だが、特にPart9前編
における彼の七転八倒は必見。少なくとも取れ高に関してはMVP。
名前には中の人が好きなMSの名前がそのまま使われており、どうやらALICEも搭載している模様。
グラブル、シャドバ、FGO等のソシャゲにハマっている様で、少なくともグラブルの課金沼に浸かっている模様。
「ゾーイの為にVISAカード取りましたが何か?」(ゾーイという名前の敵キャラと相対しつつ)
「リアルでも命削ってんなEx-S」(道中の敵に瞬殺されたEx‐Sの断末魔を聞いて)
「沼が有効ってどういう事だ?」「課金沼とかじゃないですか?Ex-S」「なんで俺に振るの?」
「今年の累計課金額たった60万でした褒めてえええ!」(ビームマグナムを連射しながら)
断末魔のセリフもそれらのゲームに由来したものが多いが、最終回では遊戯王のカードテキストの高速断末魔を披露した。
その他メンバー
他にもややゲスト的な扱いだが、以下のとても個性的な3名のカタリナ騎士がいる。
サクリファイヤー
「俺のこの手が真っ赤に燃える!!」
トリタマ4に登場した大竜牙とハベルの大盾を装備した他のメンバーよりふくよかな重量級のカタリナ騎士。
ソロタマネギでナックルを普通では行けない場所に行かせる為に呪術で焼きまくったり、未知の場所を歩くための生贄になったり、挙句の果てにカタリナじゃなくなったりしている。
カタリナファイヤーはソロタマネギにて生贄扱いされたり、クアタマ5で招集されなかったばかりか、最終回では何故か名前すら挙げられなかったりと、何故か扱いが悪い。
エレメンタラー
「あごめんぬくもりと間違えた」「顔がぁぁぁぁぁ顔があぁぁぁあああぁぁあぁぁ」
トリタマ4とクアタマ5に援軍として登場した主に呪術を使うカタリナ騎士。
どちらも巨人の木の実の種(ダークソウル3では巨人樹の種)を使って闇霊だが味方として参加している。
ただ、うっかりFF(フレンドリーファイヤー)をしてしまったり逆に仕返しされてしまったり、詠唱で足を踏み外して戦闘になってしまったりと、どうもドジっ子らしい。
しかし、不意を突いてきたミミックの攻撃を紙一重でかわすことができたりと力量はかなりのもの。
ホッピー
「盾ってなんだっけ・・・」「これのことさ(ドヤァ)」
クアタマ5で援軍として登場したこれまた重量級のカタリナ騎士。
グレートクラブとヨームの大盾を装備しているが、ホスト以外全員闇霊で巨人樹の種を使った協力プレイの状況でグレートクラブを振り回す豪快なカタリナ。
だが、混戦状態のさなかガーゴイルを倒すなどjack-0の名(本人曰くキャラ名)に負けぬ活躍をする。
カタリナの騎士ジークバルト
「薪の王に、太陽あれ」
ゲーム内に登場するNPCだが、彼らカタリナ騎士団にとってのキーパーソンであるため、併せて記述する。
「酒と謳歌の国」カタリナ出身の、重大な使命を秘めた騎士。新たな戦地へ身を投じたカタリナ騎士団と出会い、騎士団の戦いは彼の歩みに沿うように進み始める。彼がイルシールの地下牢に囚われた際には、理論上最大人数のカタリナ騎士が、救出の為にイルシールに侵攻した。
俺は油で揚げた関連動画が好き
余談
ちなみにメンバーはACVからのチームメンバー
で、ウィザードは33番機、Ex-Sは21番機、リジェネは47番機、エレメンタラーは77番機となっている。
それを踏まえた上で峰倉氏のACV動画を改めて見てみると、違った楽しみ方が出来るかもしれない。
まさかの復活
「ただの殴り合いになっているじゃあないですか!」
「ア イ ア ム チ ャ ン ピ オ ン」
「デスティニーも楽しいけどやっぱEx-Sみたく相手の手の届かない範囲からボッコにする「つまんねぇ試合」するの楽しいなぁ!!」
「バカヤロォォォォォ!峰蔵ァ!誰を撃ってる!ふざけるなぁぁぁ!」
2020年12月31日、峰蔵氏が大晦日スペシャルとして投稿した動画において、まさかのクアドラプルマキオンタマネギとして復活。
以前より峰蔵氏は、マキオンことEXTREME VS. MAXI BOOST ONのシルバースモーによるプレイ動画「マキオンタマネギ
」シリーズを投稿していたが、本動画において久々の騎士団メンバーの登場となった。
登場メンバーは峰蔵氏ことナックル、リジェネ、デスティニーEx-S、エレメンタラー。そこに、家庭版マキオンを持っていない為不参加となったウィザードに替わり、クアタマ本編には未登場だが、シリーズのOP撮影には参加している(筈だが動画を調べてもどこに参加していたのか分からない)「カタリナジェイド(仮)」が登場。
「だってみんな同じ面してんだもん」「いたけど本編には出番がなかったとかMSV味ある」
ゲームの性質上、4人での協力プレイでは無く、メンバーによる2vs2の対戦動画だが、年末年始に相応しいカオス極まりない非常ににぎやかな動画となっている。
来世は玉葱を挟んだ関連項目にでもなるんだな
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