……いっぱい走って……勝ちます。 ……ぶい
ハッピーミーク(ウマ娘) とは、Cygamesのメディアミックスプロジェクト『ウマ娘 プリティーダービー』の登場キャラクター。
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この記事では架空のキャラクターについて記述しています。 このウマ娘から馬名を取ったとおぼしき現実の競走馬については、 「ハッピーミーク(競走馬)」を参照してください。 なお、「ハッピーミーク」はこちらにリダイレクトされます。 |
概要
誕生日:??月??日 身長:???cm 体重:??? スリーサイズ:B??・W??・H??
のんびり、ぼんやり、ふんわり系ウマ娘。口数が少なく、ぼーっとしていることが多い。何を考えているかわからないと言われがちだが……なにも考えていなかったりもする。
担当トレーナーである桐生院葵の指導のもと、トゥインクル・シリーズでの活躍を目指す。
2021年2月23日、ゲーム版のリリース直前に発表されたオリジナルウマ娘。
初期実装シナリオ「新設!URAファイナルズ」におけるプレイヤーの相談相手兼ライバル(?)である桐生院葵のトレイニーである。
はじめはパッとしなかったものの、桐生院の指導によりめきめきと実力をつけている。
ミークも、常に自分のことを考えてくれる桐生院には感謝している。
一方、もっと距離を近づけたいと思っているのに、桐生院は家の教えを守ろうとするあまり自分から心を開こうとしないので、そのことについて悩んでいるようである。自分も口数が少ないので、あまり話しかけられずにいる。トレーナーは自分の担当のケアをしつつ、ミークや桐生院の相談にも乗って、互いに高め合っていく。
好みが独特である。
水族館が好きで、特にヒトデがお気に入り(他、カメやクラゲといった「ゆっくりしたもの」が好きな様子)。彼女曰く、桐生院はヒトデに似ているらしい。
また、桐生院と一緒に買った靴は「フランスパンに似ている」という理由で選んでいる。
アニメでの活躍
2期10話のファン感謝祭のシーンで白毛のウマ娘の後ろ姿が見られたが、髪の長さがだいぶ異なるので無関係だと思われる。
『うまゆる』では9話に登場。わぴこ走り、アラレちゃん走り、十傑集走りなどあらゆるマンガ走法を披露した。その勢いでエンディングテーマ『Dance 2 Endless Beat』の歌唱メンバーにもなっている。
ゲームでの扱い
ステータス | |||||||||||||||||||
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スピード | スタミナ | パワー | 根性 | 賢さ | |||||||||||||||
??? | ??? | ??? | ??? | ??? | |||||||||||||||
バ場適性 | |||||||||||||||||||
芝 | ダート | ||||||||||||||||||
A | A | ||||||||||||||||||
距離適性 | |||||||||||||||||||
短距離 | マイル | 中距離 | 長距離 | ||||||||||||||||
A | A | A | A | ||||||||||||||||
脚質適性 | |||||||||||||||||||
逃げ | 先行 | 差し | 追込 | ||||||||||||||||
F | A | A→S | F | ||||||||||||||||
(固有スキル:なし) |
- 習得スキル(URAファイナルズ)
- (強化版)
- 習得スキル(トゥインクルスタークライマックス)
概要
NPCとしてのみ登場。育成ウマ娘としてはもちろん、桐生院と違ってサポートカードとしても実装はされていない。
育成ストーリーでの扱いは前述の通り。
実際に対決するのはURAファイナルズ決勝のみ。言うなればストーリーのラスボスとなる存在。
そのためなのかURAファイナルズ決勝以外では対戦することは一度もない。
選ばれたのがどんなバ場・どんな距離だろうと適性Aという変態万能ウマ娘であり、ステータスも全てCからC+(わずかに変動する)と穴がない。脚質適性は先行と差しで、枠番に応じて作戦をスイッチしてくる。スキルも、どんな状況でも役立つものを取得しているので鋼の意志を持っていない。
しかし突出した能力がないために、満を持しての出走ながら最大のライバルというほどにはなっておらず、人気上位は他に譲る。数多く出走するネームドウマ娘の一人の域は出ない。
逆に言えば水準は満たしているため、どの条件でも十分に優勝をかっさらう資格はあるので、ウイニングライブ(うまぴょい伝説)のメインに入り込むことは少なくない。
ライブ歌唱音源はないようで、ネームドウマ娘の誰かからランダムに選出される。この仕様はプレイアブル未実装のウマ娘で共通の仕様な模様。
完全なNPCだがネームド扱いではあり、モブウマ娘と違って実況にちゃんと名前を呼ばれるし、専用の勝負服を着用してくる。
逆に、GII以下のレースに出走する姿を我々が見られない都合上、半袖体操服姿を見ることができない(ストーリー内でジャージ姿は見られる)。
ライブシアターは今のところ「所持している育成ウマ娘」しか選択できない仕様なので、彼女を選択することはできない。彼女をセンターに据えたライブが見たい場合、必然的にURAファイナルズ決勝に敗退する(そのうえで彼女が勝つ)必要があるが、何周もしていればそれなりの確率で遭遇することになるだろう。なお目覚まし時計を鳴らす前にライブを見ることはできないので、ミークがセンターのうまぴょい伝説を見たい場合は必然的に自分の育成ウマ娘のグッドエンドを諦める必要があるので注意。
なお、アオハル杯シナリオだと桐生院トレーナーは登場しないもののURAファイナルズ自体は開催され、決勝では当然イベントはないがいつも通りミークが出走しており、強さもほぼ変わらない。
しかしアオハル杯に優勝してここまで辿りついた場合、アオハル杯で鎬を削ったライバルであり段違いのステータスを持つビターグラッセとリトルココンが殴りこんでくるため、ミークの立場はだいぶ厳しくなる。また、この2人がちゃんと担当トレーナーのスキルを習得しているため、鋼の意志のないミークについて改めて考え直す必要が出てきてしまった。
クライマックスシナリオでも登場。オールスター色が強いため、トレーナー陣も含めオリジナル組が揃って再登場となった。気配を消すのが得意らしく、接近されたのに気付かなかったリトルココンを驚愕させ、その体捌きをビターグラッセから感心されている。なお、桐生院トレーナーがスポーツ万能故か、ウマ娘としても身体能力がかなり高い模様。
最終レースであるトゥインクルスタークライマックスにはファイナルズ同様に出走(3連戦のルールであるため3戦とも)してくるが、今回ついに鋼の意志を習得。テコ入れが入ってから習得したあたり実利的である。
加えてコーナー巧者が弧線のプロフェッサーに昇格し、人気薄なので事実上確定発動が見込める伏兵○を習得している。
一方、平べったいステータスはそのままなのだが、バランス調整により「根性」が要求される要素として「追い比べ」が追加されたため、ミークの平均的ステータスにもメリットが増え、スキル追加との合わせ技でURAファイナルズ以上に侮れないと言える存在になった。
(逆に根性を切り捨て気味の最適化ステータスだったビターグラッセとリトルココンは、平均値がミークと同レベルに抑えられたのも合わせて相対的に弱体化している)
「勝負、したいです」
2022年10月、URAファイナルズシナリオのアップデートが発表。11月17日に実装された。
いくつかの要素があるが主にハッピーミークの存在にフィーチャーしたものになっており、ミークが他の関係者のようにトレーニングに登場。一定確率で対決を挑んでくる状態になり、そのトレーニングを行うことでイベントが開始。
この対決イベントでプレイヤー側が勝利を重ねることで、育成面での恩恵が得られると同時に、URAファイナルズ決勝戦のミークが強化される。
強化後はアオハル杯での決勝グラッセココン並の基礎能力となり、脚質のみとはいえNPCウマ娘としては異例の適性S、そして鋼の意志を搭載。また、今までは先行の場合と差しの場合があったのだが、このバージョンは差し固定になっている様子。更に一番人気で固定されている為伏兵を除外、迅速果断が中盤で発動するので中盤以降後ろに居ても油断ならない
(特に鋼の意志が価値を持ってくる中距離以上だと)無礼てかかれる実力ではないので、初心者や周回でゆるい育成をしている場合はミークと仲良くしすぎないようにした方がいいだろう。
こちらの状態のミークに勝つと通常よりステータス・スキルポイントがアップ、新スキル「前だけ見据えて」→「限界の先へ」のヒントが入手できる
解説「いつも以上に闘志がみなぎって、やる気充分のようですね
強い精神力と鋼の意志で、ファンの期待に応えてほしいですね」
2023年2月25日アップデートで追加された新シナリオ「グランドマスターズ ―継ぐ者達へ―」で桐生院葵トレーナーとの馴れ初め(トレーナー契約)が判明したり、彼女の心境がより深く描かれるようになり、更に他シナリオではURAファイナルズ決勝のみの出走だったのが、ビターグラッセ・リトルココン共々各ウマ娘の目標レース(シニア級)で出走するようになった。
ミークはグラッセ・ココンと比べスキル数こそ少ないもの、アップデート後の強化版であるため、差しSかつ高いステータスでスキルの相性が良い中距離・長距離だとプレイヤー担当ウマ娘の育成が不十分な場合、一番人気も獲られる程でかなりの強敵になっている。勿論その後のSWBCやグランドマスターズにも出走するので油断大敵である。
元ネタ推測
少なくとも、ハッピーミークという競走馬はアプリリリース時点では現実に存在しなかった。
これまでこの作品に登場した架空の名前を持つウマ娘は、モデルになっている競走馬がいることがその名前などから推測できるようになっていたが、ハッピーミークは今のところ有力な候補が挙がっていない。
キャラクターデザインの面から推測できることは、以下の通り。
上記の特徴を持つ、競馬史に名前が残るほどの競走馬が、アプリ版開発時点ではいないと推察された。
デザイン意図としては、「全てのウマ娘のライバル」という架空のキャラクターを作るために、現実の(開発中に存在した)有力競走馬になるべく似ないような毛色や勝負服が設定されているのであろう。
「ミーク(meek)」という名前も「おとなしい、従順な」の他に「意気地が無い」という意味があり、競走馬の名前にふさわしいとは言いがたく、比較的現実に被りにくい名前とも言える。
しかしながら、それでもファンの間ではいろいろな元ネタ候補が挙がっている。
なお、冠名「ハッピー」を実際に使った馬主には、1962年-1989年の間活躍した藤田晋がいる(ハッピープログレスなど)。偶然にもCygamesの親会社、サイバーエージェントの社長(1973年生まれ)と同姓同名であるが、ハッピーミークのキャラクターデザインの時にあやかったかどうかは不明である。
ちなみにサイバーエージェントの藤田も2021年から馬主業へ参入したが、今のところ冠名は採用しておらず、白毛馬も保有していない。そして「ハッピーミーク」は下記の通り別の馬主が登録した。
Happy are the meek. で「幸いなるかな、柔和なるものよ」を意味する成句なので、ここから取っている可能性もある。新約聖書『マタイによる福音書』5章5節(山上の説教)からの引用[1]で、blessedをhappyに置き換えたものもたまに使われる。
実馬の登場
2022年2月8日、「リトルココン」「ビターグラッセ」が相次いで実際の競争馬名として登録され、オリジナルウマ娘と同じ名を持つ競走馬が現実に登場することになった。
両頭のオーナーである山口功一郎は、ハッピーミークも申請中である旨のツイートをしていたが、2月10日、「アモーレエテルノの2020」が「ハッピーミーク」として登録された。
こちらのハッピーミークは、芦毛の牝馬である。
年を取ると白くなるのだが、2歳なのでまだ黒っぽい。
関連動画
関連静画
関連項目
脚注
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