あるいは、かつて「甘造」と呼ばれた生放送主。
当初は別の名前でゲーム実況を行っていたのだが、生放送をするようになって当時の視聴者によって「甘造」と名づけられた。「まだなんとかなる」と言って結局なんともならない甘えまくりのゲームスタイルにちなんだ若干不名誉な愛称である。その後、TRPGを遊ぶ際に名前とは別に苗字を求められ「吹逸」を自身で当てたところから「吹逸甘造」となった経緯。
ちなみにときどき「かんぞうさん」と呼ばれることがあるが、そのたびに「誰がレバーやねん」とツッコんでいるらしい。
生放送主:甘造
元々ゲーム動画を投稿していたのだが2009年頃に一度身を引いた。その後、友人のないとー氏と2人で生放送主・ゲーム動画投稿者として活動するようになる。生放送はアカウントを新たに甘造として、 動画投稿は旧take4アカウントをないとー氏が扱うといった感じで分かれており、大昔の甘造のゲームプレイなどはないとー氏の投稿動画で確認することができる。
その頃の甘造については「生放送単語記事:甘造」「生放送単語記事:ないとー」も参照されたい。
本項は「動画・単語記事:吹逸甘造」であり、ないとー氏と離れ、 ピン芸人として大地に立った吹逸甘造を取り扱っていく。
なお、まったくの余談ではあるが、ないとー氏は現在バンドマンとしてyoutubeで活動しているようだ。
吹逸甘造大地に立つ
上記の経緯から、2009年頃は2人で面白可笑しく動画投稿しており生放送も行っていたが、ないとー氏の上京などもあり関係は自然解消。その後はコミュニティは継続使用しつつピン芸人として生放送を行っていた。生放送界隈では風来のシレン外伝のタイムアタック大会に出場したりと精力的に活動していた。
吹逸甘造のアカウントでは2015年頃になってようやく動画投稿を行っているが、初めてらしからぬ声の張り方・話の盛り上げ方・しっかりラインのひかれた下世話なアレそれはまさしく過去の経緯の賜物である。
ボイスロイド動画投稿者となってからは、再び生放送でしか甘造節は聞けなくなったが、最近はすこし大人になった吹逸甘造がいて、ハッチャケたチバシゲル…じゃなかった、逆立ちしながらロックマンをやってたころの甘造はあんまり姿を現していない。
高いテンション、聞き取りやすい声、多大な知見をフルに生かし、ボイロ勢のスマブラ大会ではMC及び実況・解説を一手にひきうける。もちろんプレイヤーとしても相応のウデマエであり、リンクを持ちキャラに界隈では緑の悪魔(BoWリンクは青いが)として名高い。 闘会議2019スマブラSPniconicoチャンピオンシップにも出場しておりベスト16までコマを進めた経歴がある。
他にマリオカートなども得意な方で、なのそんでは雲上クラスのnanoなりすに次いでいい位置につけていることが多い。
なのそんとの関係
ルナハ村の主要なメンバーのうちの1人で、なのそんへの参加はルナハート氏からなのそん主要メンバーとのひきあわせがあったことによる。
視聴者からは見えない裏方作業など、何かにつけて微に入り際に入り先回りして準備していることが多く、マグナム氏と並んで「気配りの人」とされる。 なのそん三銃士は2022年のクリスマス企画での三銃士質問ラジオでこれに触れ「非常に感謝している」「頭が上がらない」「足を向けて寝れない」と賞賛しきりであった。ルナハ村でも同様のことを行っていて重宝がられており、1村に1人は欲しい存在である。
ここまで書くとなんと聖人君子かと誤解するが、この吹逸甘造もしっかり狂人でありいたずら心も満載である。 実は、朝ご飯(絵師)に「コメント読みをそら先生のささやき声にして、これききながらリングフィットすると脳がバグるほどいいよ!俺の背後で頑張れって囁いてくれる!!」とよからぬことを吹き込んだ張本人である。 哀れ朝ご飯氏の脳は蕩けて使い物にならなくなってしまった。まあ、大半は朝ご飯氏側の視聴者のせいでもあるが…
昨今なのそんで熱を帯びてきているTRPG方面では、多くのシステムに精通していることから第一人者の立場におり、 シナリオをまわず立場ばかりが巡ってきていた。しかし、最近はじょかあき氏らをはじめとして複数の者がそれぞれ異なった方向でシナリオを差配することも多くなり プレイヤーとして甘造の熟達したプレイングを見れることもちょくちょく出てきたことは僥倖であろう。
おっぱいのこと
2022年のなのそんクリスマス企画にて執り行われたなのそん第三回学力テストでは、大は小を兼ねるの意味を問われ 他の回答者が「何が」については言及せずに「大きさは関係ない」とか述べるにとどめる中、甘造は「おっぱいのことだろ!!大きいほうがいい!!!」とはっきり断言し、その場で女性陣に断罪された。
そう、吹逸甘造は対象年齢レーティングが上がってしまいそうな内容も割と臆せずに口走ってしまう狂人なのである。
投稿動画
好きなものがコロコロ変わって都度全力投球する性格上、より熱中できるタイトルがポップアップして現行のものに対する熱が徐々に奪われるとうちきりにしてしまうことがある。これについては本人もわかっている。しかし、それが甘造であると割り切って応援して戴きたい。
ゴールデンサン~ダークネスサンライジング~とマイリストには題されているが ここに登録されている12作品はすべて削除されており、果たして甘造は伝説のロック鳥を見つけることができたのか謎に包まれている。…え、何の動画かわからない?いいんだよ、黄金の太陽 漆黒の夜明け実況プレイなんて動画はなかった。なかったんだ。
とにかく、このシリーズの動画を2015年まで続け、次の題材からは動画が残っている。
生放送を切り取り動画にする
前述の経緯もあって、現在の吹逸甘造アカウントに残っている初期の実況動画は当然生声で、生放送していたものをカット編集して動画としたものになっている。
【実況】キラキラネームで越えてゆけ
現存するもので最古のものは2015/02/20投稿の俺の屍を越えてゆけ2の実況プレイ。
心愛、核、天照、本気、晴流夜、月姫、歌音、輝星稀、三二一、波波波。いずれも輝羅輝羅一族の誇る豪傑たちである。 キミは全部読めるかな?
【実況】フーライの樹海不思議発見
ときどきパートの冒頭にでで小芝居をしてくる実写風来人は吹逸甘造その人である。
【実況】ファイアーエムブレムif
風来樹海の20あたりから平行で開始。初見で難易度ルナティックをやるという命知らずなプレイ。誰もが失踪・うちきりを予想したものだったが…
「暗夜ルナを初見で制覇した男」というタグが今後の展開をぶち壊してパート0についてしまっているが… そうつまり、前2作のように打ち切りではない…僥倖っ…!なんという僥倖…!
なんとDLC含め全ルートある。マイリスもルート分けしたものもあるので、確認してほしい。
ボイスロイドあらわる
甘造はやや独特のイントネーションからもわかるとおり、東北生まれの東北育ち。ゆえに、東北姉妹推しである。 ただし、動画投稿においてはボイスロイドのもつキャラクター性をしっかりとつかんで、様々なボイスロイドを起用している。
風来のシレン実況1回目マムル(冒険の記録での回数を1回目の表示でフェイの最終問題をクリアし、コンドルマークとマムルマークをつけるプレイ) をチャレンジしているときの面白死亡シーンを纏めた動画だが、これの後編からボイスロイドが初めて投入された。もちろん東北ずん子である。
この動画後、新たに作成されたシリーズは複数のボイロを前面に押し出して茶番もねっとりという感じで、急激に生声実況はナリをひそめていく。
【ボイロ実況】ファイアーエムブレム コトノハ776
サブタイトルに「手ごわすぎるシミュレーションでお姉ちゃんを泣かせたい」と据えて2017/01/01より本格的なボイロ実況を開始。
本作はパート10で打ち切りとなったがその後も同様のスタイルを続ける、その下地にはなったのではなかろうか。その後も、様々なボイロ劇場動画を作って調声などの技術も少しずつ獲得してゆく。
やっぱり風来に戻ってくる
しばらくはifのDLCと並行してボイロ劇場を作っていたが、、甘造はやっぱりローグライクの人。すっかり手になじんだボイロをひっさげ風来系に戻ってきて2作品をほぼ同時期に始める。どちらもカットを多用して面白いところ、あぶないところ、うまく切り抜けたところなどを束ねて動画にしている。
モン娘ボイロと水奈瀬コウの奇妙なダンジョン
2020/11/04から魔物娘と不思議な冒険(風来的なローグライク)をテーマにした いたいけな少年の性癖を開拓するゲームである。 なお、Nintendo switchでDLできる真っ当?なゲームである。えっちではない。
【シレン5+】ハラペコ風来あかりちゃん
モン娘ダンジョンに遅れること10作品、ほぼ同時進行でスタート。
生放送
やや高めの明るい声でハキハキと喋る。東北訛りなイントネーションがあるがそこもまた魅力。前述のとおりスマブラ大会では実況の英傑であり雰囲気の盛り上げと的確な解説の二刀流をこなす。
多数の声色を駆使したTRPGのキーパリングも冴える。口癖のような、決め台詞のような「よろしい、ならばダイスを振りたまえ!!」はじょかあきなど、彼を手本とする数々のKP・GMに受け継がれつつある。
Among Us
ニコニコ動画上では、末法アリス氏が2021/02/06に投稿した 【Among us】桜乃そらの宇宙人狼【voiceroid実況】にて 最初にその名前を見ることができる。なのそん・ルナハート杯のほかゆりそんや風うさぎ組、過去にはデンカロンパやけむり氏主催会などあちらこちらへと精力的に参加している。
メインカラーは頓着していないのか、茶色・黄緑・薄い水色と様々なカラーを使用していることが多い。
基本的には「なんとかなる、大丈夫なんとかなる!」の甘造面が出ているようで、序盤にひっそりと脱落していることが多い。しかし、「なんとかなる」が本当になんとかなってしまうことも結構あり、想い人のバウンティハンターに一切の仕事をさせずヤンデレで2人生存勝利を挙げたりとドラスティックな勝ち方をする。
大昔のピスタチオ殿下の分析データによれば、インポスターよりはクルーのほうが勝率が高いとされているが、あまりクルーとして議論誘導をおこなったりする強い姿勢はみられない。ただ、人の話を聞いて細かな違和感に気づく鋭さを持ち合わせているため、咄嗟のごまかしが通用しない強みはあるか。第三陣営で小さな嘘をついてとぼける、気ままに悪さをしているほうが性に合っているように見える。
ずんだイム(東北スラ子)
これは、東北ノイズ氏が性癖(甘造の動画とは無関係)によってTwitterへ生み出したものなのだが、これにいち早く甘造が反応し、動画と甘造自身のメインアバターとしても使用を願い出たことにより ノイズ氏が立ち絵として仕上げ・差分追加を行って実現したものである。
一般的な立ち絵として静画ページからダウンロードできるので、興味があったら使ってみてほしい。
TRPG
いまや「吹逸甘造といえばシノビガミのGMである。」と前置いてもいいくらいで、シノビガミではシナリオを自作するなどPCの知識はもちろんのこと、公式シナリオやゲームシステムにも深く精通している。シノビガミ以外でも様々なシステムに詳しく、最近なのそんで再燃したTRPG熱をうけて第一の牽引者として活動している。
なのそんやルナハ村の多くのメンバーが、気心知った友人のみで卓を囲むものであるところ、甘造は気軽に様々な卓やキャンペーンへと参加したり、シナリオを書いたりして手広く交友を拡げており、放送主界隈においても「甘造といやぁ、ちょっと名の知れた本格の…」と聞くところである。
大機忍試し 優勝
そうして予てから名を売っていた甘造ではあるが、昨今で目覚ましいところを上げればやはり「大機忍試し」があるだろう。
大機忍試しとは、TRPG関係で手広く展開するVtuber賽振マーチ氏が公募したシノビガミの(特殊な)大会の1つであるのだが、身内大会ではなく優勝チームには賞金まで出る上、なんとシノビガミの生みの親である河嶋陶一郎氏まで参加するという大きなもの。
甘造は友人の爺メール氏とともにこれに出場し、大会前の身内練習・予選・本戦まですべてにおいて全勝という華々しい結果を残した。なお決勝の相手チームは手練手管を知り尽くしたいつものシノビガミ仲間であり和気藹々としつつも人読みまで含めた高いレベルの試合であった。
リプレイコンテスト 月夜杯 金賞
シノビガミ公式である冒険企画局が2023年2月19日まで開催したコンテスト企画において、 GM甘造、PLかがりめ氏・月鋸氏で、コンテスト用シナリオ月夜杯をまわしたリプレイログをテキストで仕立てて提出。
惜しくもプラチナ賞(該当者なし)を逃したものの88作品中から見事ゴールド賞の4枠内に選出された。
関連
関連静画
生放送・動画のファンアートと、なのそんアートに甘造をみてとれる。
関連リンク
- 生放送単語記事:甘造 ないとー氏と2人組でやってた頃の吹逸甘造の記事
- 吹逸甘造@すいーつあまぞう 吹逸甘造のTwitter
関連項目
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