ニコニコ大百科

持つ国持たざる国の違いだよね
いくら工業生産力があっても、市場がなければ意味がない。ドイツ然り。
世界恐慌で、フランスはなんとかブロック経済を形成できるだけの植民地市場を確保していたけど、アメリカと中国市場依存だった日本は、井上財政の失敗もあって危機的な状況に陥った。
だから石原莞爾達はは満州を新たな市場にしようと満州事変を起こし、高橋財政の後押しもあって、結果的に日本は恐慌を世界に先立って脱出したんだけど…
もとから満州市場に目をつけていて、尚且つ進出を一度日本に阻まれていた米国からすれば、面白いわけないんだよね…この時点で日米対立は決定的になってしまった。

賛成多数であった人種差別撤廃法案の否決、日英同盟の破棄、日系移民の禁止等アメリカによる反日政策は
真珠湾攻撃の20年以上も前から始まっている。決して左翼勢力が云うような
「満州事変以降、日米関係が悪化した」というわけではない。しかも、中国の門戸開放を主張する一方でアメリカの影響力の強い地域に対しては徹底して外国の勢力を排除している矛盾。当時のアメリカは今の中国並みの強欲な帝国主義国家であったのである

>>299
「当時の日本は間違っていた！」という認識だけでは、それこそまた間違いを繰り返すだけになるんじゃないか。
不適合（間違い）の原因を究明せずに是正処置をすることは不可能だろ？
間違いか否かの判断は個人に委ねて、事実を知ることや教えることが重要だと思うけどね。

学校教育では現代史を軽視する傾向（時間が足りなくて現代史は駆け足になりがち）があるんで、そこの所をどうにかしてほしいもんだ。
縄文や弥生の人間がどこに住んでたかよりも、明治～平成までに何が起きたかを知る方がよっぽど大事だろうに。

歴史っていうのは現代との関心と一セットで考えるべきなんだけどねえ。
とりあえず俺は国家の成立から現代までに権力構造がどう変わるのか追ってみよう、という名目で教えて納得させている。

>>303
歴史というものは過去からの流れで出来ているんだから、学ぶのなら流れ全体を把握する必要があると思うけどなあ
問題はその流れが何千年にも渡っているので学校教育内では学ぶ時間が不足気味になるということだが、これは人類はそれだけ長い間生きて来たという証なんじゃないかな


…そう言えば現代史は歴史の科目ではなく公民という別の科目で習った気がする

>>297
そもそも日露戦争の終わった時点から外交で負けていたからな。
アメリカは満州利権が欲しかったのに締め出した
この時点からアメリカは大陸からの
日本の追い出しの計画も練っていた。
日本の切り崩しの為に何年も外交戦略を進めていた

そして日本とアメリカの本質は当時と全く変わってないよ。
日本は情報と外交を軽視し独占に拘り自滅する。
アメリカは金と利益の為に長期的な目標で動くが
その強欲さで最後にミスをする。
このミスが中華民国が中華人民共和国に負けて
今の状態を作ってるし
韓国のロビー活動での金に一部米議員議員が陥落して
日本とアメリカの不和の種が育ちつつある。
中共台頭で日米関係が冷戦時期以上に大事になってる中で

韓国人の組織的な技術強盗に対して
日本の議員、企業中枢も買収されて
対策や規制の法も作れてないしな。
諜報戦や情報戦では完全に負けてるよ

第二次世界大戦で浪漫を感じるのは、イギリスが対ドイツの暗号対策のためにケンブリッジとオックスフォードの中心に暗号解読の為の組織を作って頑張ってたあたりの話。
こういったら売国奴扱いされちゃいそうだけど、やっぱり歴史を見た時に勝った方から見た方がスカッとして楽しいね。
勿論負けた側も負けた側の浪漫があるんだけど、「嗚呼、この先は…」って知ってると中々楽しめない。

>>281>>283>>285
当時のマスコミが暴走と言うが内務省や陸軍省自ら新聞の検閲やりまくってたのを忘れてないか？
・1937年7月13日、内務省警保局図書課「時局に関する記事取扱に関する件」
・1937年8月2日、憲兵司令部警務部長通牒「時局に関する言論、文書取締に関する件」
・1937年8月13日 内務省警保局図書課長より警視庁特高部長殿　北支事変に関する出版物取締に関する件
・1937年9月9日、陸軍省報道検閲部局「新聞掲載事項拒否判定要領」
・1937年10月14日　陸軍省報道検閲係長通牒「戦死傷者名を新聞紙上に多数羅列せざる様指導相成度件」
↑盧溝橋事件のあった1937年に一斉強化されてて反戦的な報道や大日本帝国批判は取り締まられてる

その後の1938年に成立した国家総動員法や特別高等警察の活動で言論統制が加速して
共産主義を弾圧するついでに反戦論や政府批判まで取り締まってたら世論は勝手に戦争が正しいと思い込む
マスコミや国民の暴走に加え政府や軍部もそれを積極的に後押しして負のスパイラルを生んだんだろう

>>279>>286
東南アジアの幸福の為に取った行動なら感謝を求めたくもなるかもしれないが、
日本の幸福の為に東南アジアを利用しただけなら感謝を求めるのははっきり言って図々しいな
↓インドネシアの高校教科書、Sejaraha NASIONAL DAN UMUM (Kelas 3)の翻訳によると
http://www.geocities.jp/indo_ka/buku_pelajaran/bahasa_jepang2.html
『日本による占領期間は短かったとはいえ長期のオランダ支配より遥かに重い苦しみを受けた』とある
日本の農業政策が失敗して水害が酷かったとか、農作物や労働者を徴発されて餓死者が激増したとか
イスラム教徒に天皇崇拝を強要して反乱が起きたとか反乱軍の家族を日本軍が人質に取って捕虜処刑とか
軍事訓練や学校教育などでインドネシアの独立を結果的に手助けした事へも言及してるんだが
それと同時に狡猾とか残忍とか日本軍に対する批判がまあまあ多くて慰安婦の事も書かれてる
>>288
「挑発的な外交」と「直接的な武力行使」は大違いだし武力行使の方が悪いってのは常識

>>309
自国の利益が優先するのが普通だよ。
ただネットで日本軍はアジアを解放したとか、そのために戦ったと本気で信じていそうなのを見かけるんだよな。

当時の植民地だった国々からしたらミカジメ要求してくるのが山口組から後藤会になった程度の差だろうしな

大戦中（1939～1945）のGDP
アメリカ＞（日本＋ドイツ＋イタリア）

勝てない（確信）

>>309
あっちから感謝してくれるなら「ふはは」となるけど、「感謝しろ」「するのが当然だろ」とはいえぬ

＞「感謝しろ」「するのが当然だろ」
あんまり東南アジアに対してこんな言葉を吐いている人間を見たことがないな。
だから感謝を強要することは図々しいなどという人がいても「そうでしょうね。それで？」と言いたくなる。そういう主張をぶっている人間がいないのにそういう主張をすることはいけないことだと言っても空回りにしか見えない。アジアの発展に貢献したと主張することは感謝を強要することとイコールではないのだから。
「日本は特ア以外のアジアの国からは感謝されている」ならそれなりに見るね。どちらかといえばそういう人の中でまるで東南アジア諸国の国民全員が日本に感謝していると勘違いしているような人が気になる。そんなわけはないだろうと。日本は一回インドネシアやビルマを現地人の手に依らずに統治したのだから、それに対して恨みを抱く人間だっていないはずはないと言いたくなる。
ま、俺の知らないところで「アジアは日本に感謝すべき！」と怒鳴る勢力が存在していたらごめんなさいだけど。

この戦争の事から目をそらすのは論外だが、いつまでも敗者コンプレックスに縛られてる日本も問題だよな。
これからは戦後レジームからの脱却ってやつが大切。

>>315
何をさしてそう言ってるのかは厳しく問われなきゃならんけどね。
日本は戦前と戦後とで体制の断絶があまりなかったもんだから
どさくさまぎれに悪行をなかったことにしようとする連中が
右にも左にもごろごろ紛れ込んでるので。

石原閣下の最終戦論の質疑応答(1941年11月)
質「たった30年以内に日米の最終戦争が起きるなんて考えられない」

石「確かに30年は余りに短すぎるように感じるが、現在の科学の発展から考えれば、30年後に最終戦争があってもおかしくない」

翌月12月 真珠湾攻撃 太平洋戦争開始
四年後 1945年 8月 原爆投下

やっぱ社会は何が起こるかわからんね

石原は現役時代から
「自分らの行動が日米戦をあまりにも早期に誘発してしまう」可能性に
目を向けてこなかったからねえ

石原は楽観視しすぎたというか
アメリカとの関係が悪化している事は分かっていたんだろうが、深刻なレベルだと認識していなかったんだろうね

「世界最終戦論の最高の生徒は米国だった。」っていうのを聞いたことがあるな

俺の母方の祖母は小学生の頃（1943～1945頃）
米軍の戦闘機の機銃掃射で殺されかけたんだと
用水路か何かに隠れて蹲ってやり過ごしたらしいが
それを見た父親（俺の母方の曽祖父）が
「＊＊（祖母の名前）が殺されてしもうた！」と騒いだらしい
やはり食糧難だったようでサツマイモや米を生で食べたりしてたそうだ
ちなみに茨城南部の田舎の話

>>321
良くわからないんだが、何で米軍の戦闘機はまだ小学生だった>>321の祖母を機銃掃射で殺そうとしたんだ？
軍規違反というかなんというか、、、明らかに非戦闘員な民間人に対する攻撃じゃないのかそれ？
兵士らしき男が近くに居たから巻き添えで殺されかけたってのならまだ分かるけど
小学生の女の子が一人で歩いてる所を空からいきなり機銃掃射って正気じゃないだろそれ、、、ｗ

日本に限った話じゃないよ民間人への攻撃
ドイツでもソ連、連合軍による民間人への攻撃は行われドイツもUボートによる通商破壊、占領地への弾圧政策
日本も本土爆撃、機銃掃射、艦砲射撃など
当然中国戦線での作戦なども多くの民間人がなくなってるからな
どこの軍でも民間人への攻撃は戦時国際法によって禁止されてるが、しかし現実問題として戦争が起きれば民間人関係なしに戦闘に巻き込まれるケースがたくさんあるし、中には>>321の言ったように面白半分で民間人攻撃する軍人もいる
どこの世界の軍でもそう言う奴は存在する

正気で戦争やってる奴なんかほとんどいない

敵も味方もみ～んな狂ってる！

>>322
321の状況がわからんからなんとも。面白半分に撃ったのかもしれないし、別の施設を狙った銃撃に巻き込まれたのかもしれんし。
ただ一説には、当時の日本が国民に着用を奨励していた「国民服」が遠目には軍服と区別がつかなかったため、民間人の被害に拍車をかけることになったという話はある。

>>323
そうだね。
第二次世界大戦では、戦勝国と敗戦国の双方が民間人への攻撃を行い、
問題視されたのは後者のみだった。

戦争の敗者になるというのは、そうした扱いも含まれるわけです。

講和条約にがっつり書いてありますからね。敗戦国側から戦勝国への賠償や戦犯追及は一切認めない、って。
それもまた戦争やる上での常識でありまして、だからこそ安易に戦争という手段に訴えちゃいかんのであります、が……

・Freeze って言ったのを Please って聞き間違えられた
・日本人の竹槍投擲技術を過大評価しすぎた
・黄色いサルを駆逐したかった

>>322はたぶん子供。
まぁみんな大人の振る舞いをしよう