山本直樹

山本直樹とは、日本の漫画家である。

概要

エロの少ない漫画を書くこともあるが、基本的に成人指定漫画が専門。

1960年生まれ。1984年にデビュー。

当時漫画でエロスを書くというのは、劇画で書くことが当たり前だった時代に、ロリコン絵、現在で言うところの萌え絵に近い絵柄でエロマンガ業界に革命を起こした人物である。

その高い画力からすぐに小学館へ引き抜かれ、以後はその縁もあり小学館で連載を持つことが多い。エロ専門で書いていた時は「森山塔」「塔山森」のペンネームを使用していた。

1988～1989年に東京・埼玉連続幼女誘拐殺人事件が発生すると、1991年性犯罪を誘発するとして東京都青少年保護育成条例で作品「Blue」が有害コミック指定を受けてしまった。これはそれだけ同氏の漫画がエロかったということの証左でもある。

また性的表現を入れながらも社会性をテーマにした作品も多く、映像化された作品は10本を超える。

「コミック表現の自由を守る会」発起人。

2010年に「レッド」が文化庁メディア芸術祭漫画部門で優秀賞となる。

現在はMacを使って作画。アシスタントをあまり使わない。小池一夫劇画村塾時代は小池一夫センセが師匠だった。元アシに奥浩哉などがいる。

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関連項目

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