和田慎二(わだ しんじ)とは、日本の漫画家、漫画原作者である。
1971年に集英社の「別冊マーガレット」で漫画家デビュー。「別マ」や白泉社の「花とゆめ」でキャリアを重ねていく。このような経歴ではあるが男性である。(※当時の花とゆめでは他にも男性作家が在籍していて、彼らの活動により少女漫画の領域が広がったと評されている。)
1999年に連載していた「少女鮫」の打ち切りに対し一悶着あり、白泉社から版権を引き上げている。その後はメディアファクトリーで活動する。
2011年7月5日、自宅で執筆作業の合間に仮眠を取っている際に虚血性心疾患を発症し死去。
非常に温厚な人柄で知られていて、死去の報には業界の内外を問わず悼む声が寄せられた。
代表作としてよく挙げられるものだけでも
他にもホラーものも多く手がけるなど幅広く、描けないジャンルはなかったのではという声も。なお本人は恋愛ものは苦手と述べていたとか。
同じキャラクターデザインの人物を複数の作品で起用するいわゆる「スターシステム」を積極的に採用している。その人物が同じ世界線のキャラクターとして行動することもあれば、逆に悪役として使われた人物が他の作品では善人という設定で描かれることもあり、ワンパターンに陥らないように考えられていたようだ。
和田本人も髭面に眼鏡という本人の容貌そのままで古い民間伝承に詳しい漫画家・岩田慎二(通称:岩(ガン)さん)というキャラクターで度々登場する。(※ガンさんは自身のあだ名でもある。本名の岩崎からだと考えられる。)
登場人物の死亡率が主要人物だろうがお構いなしで高く、同時代の田中芳樹や富野由悠季らとともに「皆殺し」の二つ名で呼ばれたとかなんとか。
単行本1冊に1回はあるといったペースで、通りがかった森の泉で沐浴するとか、バトル中のダメージで服が破れて胸が露出したり…となんやかんやで脱ぐ(もしくは脱げる)場面が、差し込まれている。
基本的に掲載誌が少女漫画誌であったことや、画風からエロと言うよりかは絵画的な色気に仕上がっていることもあり、サービスになっていたのかは何とも言えない…。(当時の流行とかも加味しないといけないしね!)
映像化に関して
といった行動を取っていて、制作側からは和田作品の映像化は鬼門と捉えられていたようである。
ちなみに
ということで他業界との常識の差といったものが根底にあるのではと考えられる。
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最終更新:2025/02/15(土) 23:00
最終更新:2025/02/15(土) 22:00
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