グレゴリー・ラスプーチン(Fate)とは (コトミネキレイとは) [単語記事]

グレゴリー・ラスプーチン(Fate)とは、Fate/Grand Orderに登場するサーヴァントの一騎である。

概要

人理焼却、及び魔神柱残党との戦いを終え、国連と魔術協会による監査を迎えることになったカルデアの生存者達。2017年年末に訪れた査察団の面々には型月ファンにとって見知った顔が混じっていた。
そう、「言峰綺礼」である。その正体は新たなる敵対勢力、「異星の神」の使徒「グレゴリー・ラスプーチン」であった。

（クリックまたはタップで展開）ネタバレ注意！

ロシア異聞帯では「マカリー司祭」と名を偽ることでイヴァン雷帝に取り入り、カドック・ゼムルプスとアナスタシアを援護。アマデウスとサリエリを利用し雷帝を眠らせていた。策が功を奏し雷帝が斃されアナスタシアが皇帝となると、満足したのかグレゴリー・ラスプーチンは擬似サーヴァントとしての肉体の持ち主に体と自らの力を明け渡し消滅した。
後にロシア異聞帯を脱出したカルデア残党を追撃し、時速90kmでダッシュしながらロケットランチャーを撃ちまくるという笑劇の光景を見せつけつつ、捕虜となったカドックを救出。オリュンポス異聞帯まで護送した。

オリュンポス異聞帯では汎人類史勢力のサーヴァント残党を村正とのコンビで殲滅。ついに降臨した異星の神により廃棄処分されるとこであったが、新たな目的を持った異星の神により、南米異聞帯へと派遣された。

イベント「アークティック・サマーワールドカルデア真夏の魔園観光」ではエリセが経営する激辛屋台にて食べ歩きを楽しむ見慣れぬ神父が目撃されている。寄り道だろうか？

南米異聞帯では異星の神が記憶を失い、あまつさえカルデアを気に入り協力し始めたため、彼も仕方なくカルデアの協力者となる。

奏章Ⅳではメタトロン・ジャンヌに雇われ検察官として被告であるカルデア一行を裁くことに協力していた。が検察官として真面目に働いてはおり、(麻雀を打ちに来たついでに)怠惰の力で一か月程戦いをサボっていた主人公たちを正気に戻しに来たり、裁判所への到達を妨害しようとする天使の撃退に力を貸している。（しかしいつもの性根からメタトロンに対して「白紙化地球を解消すれば、すべての状況が2017年末の状態へ巻き戻る」という情報を伏せていた。）

ステータス

クラス：アルターエゴ
真名：グレゴリー・ラスプーチン / 言峰綺礼
身長／体重：193cm・82kg
出典：史実、ゾロアスター教、オーストラリアの伝承、Fate/stay night
地域：ロシア
属性：秩序・悪　　副属性：地
性別：男性
パラメータ

筋力：B 耐久：C 敏捷：B 魔力：D 幸運：D 宝具：A
スキル

代行者:B

代行者の中では一流と言えるレベルだが、A級、超A級、超々A級の者たちには及ばない。

洗礼秘蹟:A

主の加護を願う、癒しの祈り。対象が持っている『信仰』が、異教の教えによって道を見失った時、正しい在り方に戻す。即ち、洗礼である。

耐毒(機密):B

怪僧ラスプーチンは毒への強い耐性があったという逸話がある。真偽は定かではないが、この神父も毒物への強い耐性を持つ。

信仰の加護(独):A+

信仰による肉体・精神の強化。ラスプーチンは当時、読み書きを知る必要のない農民の出でありながら、主の教えに傾倒し、神の機密を学んだ努力の人でもあった。依り代は教会で正しく神学を学んだ神父ではあるが、その精神性はラスプーチンに似た部分があったようだ。ロシア正教、ゾロアスター教、そして民間伝承をミックスしているため、通常の『信仰の加護』とは異なった効果を発揮する。自分だけでなく、他者の肉体・精神状態にも効果を発揮する。皇太子アレクセイをはじめ、多くの病人を『祈り』で治療したというラスプーチンの逸話から。実際は薬学だったのでは、とも言われている。

悪心祝祭:A

自身から絶え間なく湧き出る『悪心』の呪い。苦痛、苦悩、死を表す悪竜アジ・ダハーカは、その存在自体が善なるものを脅かし、また、その体を傷つけても傷口から邪悪な生物が湧き出るため、善神であれ滅する事ができなかったという。男の体に刻まれた聖痕からは絶えず泥のような黒い血が流れ、血は油となって燃え、周囲を悪性の魔力で満たしていく。

死なずのバールー:EX

月のバールーは死の淵に沈もうと浮かび上がり、蘇る。そして自らの教えを拒んだダーエン（人類）を嫌い、彼らに『死した後は蘇ることのない運命』を決定づけた。

宝具

悔い改めよ。打ち砕かれよ。悪しき者、欺く者を私が招く。
その罪に油を注ぎ、印を記そう。
『この魂に、憐れみを(Помилуй Нас, Господи)』

零れ氾く暗黒心臓（ザジガーニエ・アンリマユ）
ランク：A / 種別：対界宝具 / レンジ：測定不可能 / 最大捕捉：断定不能

三つ首の蛇、あるいは竜を触媒にし、世界に混乱をまき散らす悪性宝具。あふれ出した呪いは質量すら持ち、触れた者の悪心、そして悪しき行いを重ねた肉体を燃やす炎となる。悪属性に対してダメージ増加効果を持ち、善属性には即死効果（微弱）を発揮する。この効果が示す通り、『悪の心を糧（薪）にして世界を燃やす』ものであり、人間が存在しなければ成立しない宝具である。

怪僧ラスプーチン、悪竜アジ・ダハーカ、嘲笑者バールー、それぞれ異なる世界観を呑み込み、何処かの編纂事象において『聖杯によって世界を焼いた』経歴を持つ言峰神父ならではの複合神性宝具。

……ある結末において、人々はその祈りによって形而上の存在を『実在する』と確信するに至り、『神』は世界に穿たれた孔(あな)として証明、観測された。かくして善悪二元論の究極である悪神の心臓から零(こぼ)れ落ちた汚濁は、黒い泥のように、地上に氾(あまね)く伝わった。

ゲーム内性能

2023年正月ピックアップにて実装。
限定星５アルターエゴ。

アーツシステムはギリギリ可能なライン。

ユニークなのはスキル３のガッツ。回数無限３ターンのガッツが死ぬたびに発動するというもの。発動率はスキルレベル１０で80％。失敗を引くまでは3ターンの間生き延びられる。

キャラクター性能

HP	（Lv1/Lv90/Lv100） 2069/14107/15455
ATK	（Lv1/Lv90/Lv100） 1716/11107/12158
COST	16
コマンドカード	Quick/Quick/Arts/Arts/Buster
所持属性	擬似サーヴァント、地属性、秩序属性、悪属性、人型、男性竜、ヒト科

スキル

保有スキル
信仰の加護(独):A+ (CT6→4)	味方単体のHPを回復[Lv.](1000→2000) ＆弱体状態を解除＋自身の攻撃力をアップ[Lv.](3T)
悪心祝祭:A (CT8→6)	自身のNPを増やす[Lv.](20→30％) ＆HPを2000減らす【デメリット】＋〔悪〕特性の味方全体のNPを増やす[Lv.](10→20％) ＆Art sカード性能をアップ[Lv.](3T)
死なずのバールー:EX (CT9→7)	自身にガッツ状態を付与(1回・3T・1・他のガッツ状態と重複可能) ＆高確率[Lv.]で発動するガッツ状態を付与(3T・1) ＆「ガッツ発動時に自身の宝具威力をアップ(5T)する状態」を付与(3T) ＆ターゲット集中状態を付与(3T)
死なずのバールー:EX (CT9→7)	自身にガッツ状態を付与(1回・3T・1・他のガッツ状態と重複可能) ＆高確率[Lv.]で発動するガッツ状態を付与(3T・1・他の確率発動でないガッツ状態と重複可能▲) ＆「ガッツ発動時に味方全体▲の宝具威力をアップ(5T)する状態」を付与(3T) ＆ターゲット集中状態を付与(3T) ＆「被ダメージ時に自身のクリティカル威力をアップ(5T)する状態」を付与(3T)▲
クラススキル
陣地作成:B	自身のArts カードの性能をアップ
代行者:B	自身のクリティカル威力をアップ＆スター発生率をアップ
洗礼秘蹟:A	自身の精神異常耐性をアップ
耐毒(機密):B	自身に毒無効状態を付与
アペンドスキル3
対キャスター攻撃適性

宝具

零れ氾く暗黒心臓（ザジガーニエ・アンリマユ）
カード種別：Arts	ランク：A
自身のArts カード性能をアップ(1T)<OCで特攻威力アップ> ＋敵全体に強力な〔悪〕特攻攻撃[Lv.] ＆やけど状態を付与(3T・-1000) ＆延焼状態(やけどの効果量がアップする状態)を付与(3T・+100％) ＆呪い状態を付与(3T・-1000) ＆呪厄状態(呪いの効果量がアップする状態)を付与(3T・+100％) ＆〔善〕特性の敵全体に確率で即死効果

零れ氾く暗黒心臓（ザジガーニエ・アンリマユ）

カード種別：Arts

ランク：A

自身のArts カード性能をアップ(1T)<OCで特攻威力アップ>
＋敵全体に強力な〔悪〕特攻攻撃[Lv.]
＆やけど状態を付与(3T・-1000)
＆延焼状態(やけどの効果量がアップする状態)を付与(3T・+100％)
＆呪い状態を付与(3T・-1000)
＆呪厄状態(呪いの効果量がアップする状態)を付与(3T・+100％)
＆〔善〕特性の敵全体に確率で即死効果