ウルザとは
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ウルザ(Urza)とは、マジック:ザ・ギャザリング(以下MTG)の登場人物である。
プレインズウォーカーとして知られている。
人物像
考古学者トカシアの弟子として弟のミシュラ(Mishra)と共にアーティファクト(魔法機械)を学び幼少時代を過ごす。
偶然から旧スラン文明の遺産であるパワーストーン(マイトストーン、ウィークストーンの内マイトストーンをウルザが、ウィークストーンをミシュラが手に入れた)を手に入れるが、後にこれらのストーンの所有を巡って兄弟のあいだで争うようになる。
ウルザはミシュラと幾度となく争い(兄弟戦争)、最後の決戦時において既に人でなくなっていたミシュラを葬った。この際に次元を駆ける力を持つ強大な魔導師"プレインズウォーカー(強大な魔導士)"に覚醒する。
プレインズウォーカーとなった彼は、弟を人外へと変えたファイレクシアに仇討ちのため乗り込むも、敗北しファイレクシアから撤退。そして永い時間をかけてファイレクシア打倒のための計画を練り、ファイレクシアのドミナリア [1] への次元侵攻が始まると、飛翔艦ウェザーライト号を手助けしつつ自身も戦場で戦った。
最終的には自らの命と引きかえに、ドミナリアに勝利をもたらした英雄・賢者である。
・・・いや、上記は間違っちゃいない。間違っちゃいないんだけど、ウェザーライトサーガの頃からMTGやってる人は「なんか違う」って思うよね。
実際のところは『大きな目的のためならあらゆる犠牲は仕方がない』を限界まで突き詰めたような性格であり、だいたいマジキチ。
次項でもっと詳しく来歴を述べる。
より正確な人物像
ここでは、自覚をもって行った行動は赤、行動の結果として意図せず起きた事態は青で表記する。
- 弟と対立する切っ掛けとなったパワーストーンだが、これの奪い合いに巻き込まれ師匠が死亡する。
- その後ウルザとミシュラはそれぞれ大国を味方につける。これは2人の争いが個人レベルから国家間の戦争へと移ることを意味する。
- 兄弟戦争の末、弟が既に人間でなくなっていたことの衝撃で全魔力解放&増幅装置の存在で殲滅破が発動。これに巻き込まれる形で小大陸1つが消し飛ぶ。そして本人もプレインズウォーカーに覚醒。
- ついでにドミナリアを含む12の次元が多元宇宙から隔離される。その影響で2000年以上に渡る氷河期へと突入。「ドミナリアがファイレクシアに侵攻されないのは僕のおかげなんですよ(暗黒微笑)」
- 氷河期へ突入するほどの気象変動を起こしたせいで、魔道師やアーティファクト技師に対する宗教弾圧が起きる。この頃ウルザは他の次元へ行っていた。
- 自分の招いた戦争と災厄の爪痕を目にしたり実の弟を手に掛けたことに酷く心を痛め、さらに不老不死となったことで親しい人との死別を繰り返したり、目の代わりになった2つのパワーストーンからの邪悪な囁きによって狂気に陥る寸前になるが、
「俺は悪くねぇ!悪いのは全部ファイレクシアだ!」と逆ギレすることでなんとか心の平衡を保つ。 - 仇討ちのためファイレクシアに乗り込むも、機械の兵士と疫病の蔓延する次元を相手に途中で敗走。プレインズウォーカー・セラとその従者である天使達の住まう次元へと逃げ渡る。そしてウルザを追ってきたファイレクシアがセラの次元を発見して侵攻してきたため、人も町も破壊されたうえに黒マナで次元が汚染される。 [2]
- 怨敵であるギックスとの決闘。全魔力を解放してギックスを打ち倒す。
ついでにウルザが最も信頼し心を寄せた元ファイレクシア人のザンチャと、ザンチャが見つけてきてウルザの心を救った弟似の少年・ラプテが消し飛ぶ。 - ドミナリアに戻った後、ザンチャと歩んだ1600年の知識を元に魔法研究・魔導士育成のためのアカデミーを設立。
- 過去に1度ファイレクシアの侵攻を撃退している古代スラン文明に対ファイレクシアの鍵があると考え、ついでに自分の尊敬する古代スラン人がファイレクシア人になったという事実を改変するために、
歴史を改変するために時間遡行の実験を開始する。 - 上記の無二の友であるザンチャの心臓を素体にして時間遡行の探査機を完成させる。
- 潜伏工作員による襲撃による虐殺をなかったことにするために、緊急でアカデミーで時間逆行実験を行う。過去改変には成功するが実験よりも大幅に長い時間跳躍に耐えられずタイムマシーンが大爆発を起こしてしまい、アカデミーの一部が次元の狭間に飲み込まれる。当然、死者も行方不明者も出ている。その数、全職員・生徒・研究員の約8割。
- ファイレクシアの侵攻のせいでセラの次元は壊滅状態になる。当のウルザは『どうせ滅びゆく次元なら何も問題ない』と考え、セラの次元を崩壊させ、エネルギーへ変換してパワーストーンに封じる。一応元住民たちは難民として救出するものの…
- 元セラの次元の住人で今はドミナリアに移住した人たちを元に、遺伝子改良によって優秀な兵士の血統を作る。なお、この血統の一族は最終兵器を起動するための生体キーの役割も持っている。ちなみに最終兵器を起動した本人はまず間違いなく死ぬ。このことも自分たちがどのようにして生み出されたかということも、当然一族には言っていない。
- 遺伝子改良だけに飽き足らず、人造生命体の兵士をも製作する。さすがに仲間にも『それはないわー』と言われる。
- ウェザーライト号が追手から逃れるために次元の門を越えた際、追撃を防ぐためにウルザが門を閉じたので、門を開けたクルーが一人敵地に取り残された。もちろんウルザは彼を助けたりしなかった。クルーは優秀な魔導士であったが、捕まって改造手術と洗脳を受けて敵になった。
- ウルザの親友「この計画で本当に大丈夫なんだろうな?」
ウルザ『ああ、大丈夫だ。』
ウルザの親友「・・・わかった、信じよう。」
その後親友は家族を亡くす羽目になる。そして自身の命も。 - ファイレクシアの次元侵攻が始まると、他の8人のプレインズウォーカーと共にナイン・タイタンズを結成。ファイレクシアへ潜入し、強力な魔力の爆弾を使いファイレクシアを消滅させる計画だった。
- 上の計画の最中に裏切り者の手により数人が死亡する。裏切り者は即座に処刑され、その魔力は爆弾へとチャージされる。ウルザは裏切りを事前に察知していたが、魔力確保のために皆には黙っていた。ついでにそのことを問い詰められた際には、自慢げに「裏切りを待ってたんだ」とか言っちゃう。
- ウルザはファイレクシアに捕らえられる。その際ファイレクシアに心酔して、ファイレクシアの王に忠誠を誓う。
- ウェザーライト号の艦長代行と殺し合い敗北し首を落とされるも死なず、艦長代行に「おまえは最終兵器の起動キーだ、さっさと起動しろ。お前も俺も死ぬけど。(意訳)」と伝える。
- 最終兵器起動。ファイレクシアの王が滅ぼされる。この際に艦長代行とウルザも消滅する。
- はるか未来になってから分かったことだが、テフェリーがナイン・タイタンズ加入の勧誘を断りザルファーとシヴをフェイズアウトさせた後に、僅かな時間の間にそれらの地域の帰還が失敗したときのために対策アーティファクトを用意した。しかもそれを最も必要とするであろうテフェリーでは絶対に手に入れられない様に何重にも何重にも罠を仕掛け念入りに構築した迷宮の遺跡に隠していた。もはや悪意以外見受けられない行為であるが、このアーティファクトはテフェリーが自分の子供やかつての仲間、かつての仲間が集めた新たな仲間達と一緒にパーティ探索を行ったことにより獲得された。ウルザに「仲間」という概念がなかったことの証明と言えるかもしれない。
…そしてそれすらウルザの計算のうちであり、アーティファクトにはテフェリーがアカデミーの問題児時代に使っていたいたずら魔法を鍵としたプロテクトと、それを示唆するメッセージが施されていた。
ジョイラ経由でそのことを聞いていたジョダーが開錠すると、中身はウルザがかつて滞在した小屋を模した小次元でレガシーの兵器含むウルザの集積した知識が貯蔵されていた。そこにいたザンチャとミシュラを模した番人達はジョダーにテフェリーに和解を求めるウルザの言伝を伝える。ウルザは自分に何かあった際の後継者として人望の厚いテフェリーを見込んでいたのだ。
アカデミー設立以降真っ赤っ赤。しかしコレ詳しい資料を探せば絶対もっとたくさん出てくる。
海外版の資料等に詳しい方、追記をおねがいします。
人間関係
- ■ミシュラ / Mishra
- ウルザの弟。金髪で学者肌なウルザとは対象的に黒髪で社交的。おのとしひろ漫画版では2人のキャラが入れ替えられている。
- 兄弟でコイロスの聖窟を見つけ出しパワーストーンを手に入れるが、ウルザと石の奪い合いを始めたついには師を死に至らしめたため決別。生き別れた後はヨーティア国と争うファラジに捕まり奴隷にされるも、長王の息子の家庭教師に任ぜられたことを機にとんとん拍子に出世、同時期にヨーティアをバックに付けたウルザと国家同士で争うようになる。
- アルゴス大陸を狙ってウルザの軍と戦った際に戦場でウルザと再会する。しかしこの時すでに、ファイレクシアに取り込まれており、肉体は機械化されていた。最後はウルザの力により消滅する。
- ■トカシア / Tocasia
- ウルザ・ミシュラ兄弟のアーティファクトの師匠で母親がわり。兄弟のパワーストーン争奪戦に巻き込まれ死亡。
- 兄弟はパワーストーンの奪い合いですでに険悪になっており、彼女の死について互いに相手のせいだと非難しあうようになったことで亀裂が決定的となり、しまいには殺し合い(兄弟戦争)へと発展した。
- 「Old Woman」と表記されていたことから年配の女性、おばさんであったと思われ、実際カード化された姿は発掘調査に勤しむ老婦人であったが、おのとしひろ漫画版では若いお姉さんとして描かれている。
- ■カイラ・ビン・クルーグ / Kayla bin-Kroog
- ヨーティア国の王女。王女の婿捜しの試練をクリアしたウルザの妻となる(でも当初のウルザの目的は、婿に与えられる宝の中にあったスラン文明の本だった模様)。のちに息子のハービンを産んだ。
- ちなみにおのとしひろ漫画版では幼い少女として描かれており、ウルザとの出会い、およびどうやって結ばれたかが描写されている。
- ちなみに彼女が残した兄弟戦争の記録が「アンティキティー戦争」である。
- ■ハービン / Harbin
- ウルザとカイラとの間に生まれた息子。のちにアルゴス大陸を発見する。
- ■タウノス / Tawnos
- ウルザがヨーティアに仕えるようになってからとった弟子。動物型アーティファクト作成に関して高い才能を持つ。兄弟戦争ではウルザとともに戦うも負傷してコールドスリープに入り、覚醒後はハービンを育てる。
- 漫画版ではウルザに心酔する弟子の少年として描かれている。カイラいわく「あなたも同類ね(アーティファクト馬鹿という意味)」
- ■ジャーシル / Jarsyl
- ハービンの息子でウルザの孫。アイスエイジ(小説)の主人公であるジョダー(Jodah)のご先祖様。ジョダーはザ・ダークとアイスエイジ・ブロックを題材とした小説の主人公であり、不死の魔術師として団結のドミナリア現在であるAR4562年現在まで活動し続けている。
- ■バリン / Barrin
- ウルザと共にトレイリアのアカデミーの創設に関わった魔術師。ウルザの友でもあり、1000年以上にわたって彼の実験やアーティファクト製作に手を貸してきた。そして彼に関わったせいで色んな人や物を失った被害者でもある。《抹消/Obliterate》のフレイバーとそこに至るまでのストーリーが端的にそれを表している。
ほかの方たちからの評価
あなたに反論するのはすぐに止めますよ、ウルザ。あなたが正しいことを言うようになればね。
ウルザは自分が正気だと言ってる。多分そうなんだろう。しかしプレインズウォーカーの正気の度合いは、判断が難しいからな。
カードとして
Blind Seer / 無明の予見者 (2)(青)(青)
伝説のクリーチャー — 人間(Human) ウィザード(Wizard)
(1)(青):呪文1つかパーマネント1つを対象とする。それはターン終了時まで、あなたが選んだ1色の色になる。
3/3
ファイレクシア侵攻の際、ウェザーライト号のクルーに助言を与えるために変装した姿をカード化したもの。
プレインズウォーカーとしての姿は、長らく黒枠(通常のゲームで使えるセット)ではカード化されていなかった。
プレインズウォーカーというカードタイプが作られるよりもかなり昔のカードセットの登場人物であることに加え、設定上「時のらせんの大修復以前の古のプレインズウォーカー」はカード化されている現代のプレインズウォーカー面々に比べ非常に強力な力を持つためカード化は差し控えされてきた経緯があった。(のちに権能のごく一部を再現したに過ぎないという形で古のプレインズウォーカーのカード化も統率者用セットなどを中心に開始される。)
銀枠(ジョークセット)でカード化されたときの性能はご覧の通り。
Urza, Academy Headmaster (白)(青)(黒)(赤)(緑)
伝説のプレインズウォーカー - ウルザ[+1]:AskUrza.comに行き、[+1]をクリックする
[-1]:AskUrza.comに行き、[-1]をクリックする
[-6]:AskUrza.comに行き、[-6]をクリックする
4
Webサイト「AskUrza.com」を見に行かないと起動型能力の結果がわからないうえに毎回効果はランダム。いかにもジョークセットらしいものに仕上がっている。
銀枠世界のウルザは(黒枠世界のストーリー中で)首を切られた後も、首から上だけの姿でアカデミーの校長として悠々自適な生活を送っているらしい。ほかにも《Urza's Hot Tub》や《Urza's Fun House / ウルザの秘宝館》など彼の名を冠する銀枠的なアーティファクトや土地が登場している。
最高工匠卿、ウルザ / Urza, Lord High Artificer (2)(青)(青)
伝説のクリーチャー — 人間・工匠最高工匠卿、ウルザが戦場に出たとき、「このクリーチャーは、あなたがコントロールしているアーティファクト1つにつき+1/+1の修整を受ける。」を持つ無色の0/0の構築物・アーティファクト・クリーチャー・トークンを1体生成する。
あなたがコントロールしているアンタップ状態のアーティファクト1つをタップする:(青)を加える。
(5):あなたのライブラリーを切り直し、その後一番上のカードを追放する。ターン終了時まで、あなたはそのカードをそのマナ・コストを支払うことなくプレイしてもよい。1/4
さらにあとにカード化された人間時代のウルザ。要するに現在のストーリー(ドミナリアの時点でAR4565年で、ウルザが死んでから360年経過している)から4500年以上前の時代のウルザ。モダンホライゾンのカードである。
かなり強力なカードで、モダンではソプターコンボを無限コンボにする活躍をしている(弱者の剣をタップして青マナ出して、飛行機械の鋳造所でマナ使って生贄にして1/1の飛行機械トークン出して、1/1のクリーチャーが出たので墓地にある弱者の剣が戻ってきてそいつについて、あと無限に繰り返し)。
パワーストーンの神童、ウルザ / Urza, Powerstone Prodigy (2)(青)
伝説のクリーチャー — 人間・工匠
警戒
(2)(T):カード1枚を引き、その後カード1枚を捨てる。
あなたが1枚以上のアーティファクトカードを捨てるたび、パワーストーン・トークン1つをタップ状態で生成する。この能力は、毎ターン1回しか誘発しない。
1/3
文字通り「兄弟戦争」にフィーチャーした兄弟戦争セットでは若き頃から最終的にプレインズウォーカーに覚醒するまで、様々な時期のウルザがカード化されている。
こちらはミシュラと仲違いする前、兄弟で羽ばたき飛行機械の復元に勤しんでいたころのカード化。
いわゆるルーターであり、警戒を持つので殴りながら能力を使える(あまりP/Tは殴りに向いてないが)うえに、アーティファクトを捨てるとパワーストーンによるマナ加速が可能となっている。
クルーグ公、ウルザ / Urza, Prince of Kroog (2)(白)(青)
伝説のクリーチャー — 人間・工匠あなたがコントロールしているすべてのアーティファクト・クリーチャーは+2/+2の修整を受ける。
(6):あなたがコントロールしているアーティファクト1つを対象とする。他のタイプに加えて1/1の兵士・クリーチャーであることを除き、それのコピーであるトークン1つを生成する。
2/3
こちらはカイラ王女との結婚後の姿。アーティファクト・クリーチャーのロードであり、アーティファクトを兵士トークン化してコピーする能力を持つ。
護国卿、ウルザ / Urza, Lord Protector (1)(白)(青)
伝説のクリーチャー — 人間・工匠
あなたがアーティファクトやインスタントやソーサリーである呪文を唱えるためのコストは (1)少なくなる。
(7):あなたが護国卿、ウルザと「マイトストーンとウィークストーン」という名前を持つアーティファクト1つの両方をコントロールしていてそれらのオーナーであるなら、それらを追放し、その後、それらを「プレインズウォーカー、ウルザ」へと合体させる。起動はソーサリーとしてのみ行う。
2/4
マイトストーンとウィークストーン / The Mightstone and Weakstone (5)
伝説のアーティファクト — パワーストーンマイトストーンとウィークストーンが戦場に出た時、以下から1つを選ぶ。
・カード2枚を引く。
・クリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それは-5/-5の修整を受ける。
プレインズウォーカー、ウルザ / Urza, Planeswalker
伝説のプレインズウォーカー — ウルザプレインズウォーカー、ウルザの忠誠度能力を、各ターン1回ではなく2回起動してもよい。
[+2]:このターン、あなたがアーティファクトやインスタントやソーサリーである呪文を唱えるためのコストは (2)少なくなる。あなたは2点のライフを得る。
[+1]:カード2枚を引く。その後、カード1枚を捨てる。
[0]:無色の1/1の兵士・アーティファクト・クリーチャー・トークン2体を生成する。
[-1]:土地でないパーマネント1つを対象とする。それを追放する。
[-10]:ターン終了時まで、あなたがコントロールしているすべてのアーティファクトやプレインズウォーカーは破壊不能を得る。土地でないすべてのパーマネントを破壊する。
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ついに黒枠でカード化された、プレインズウォーカーのウルザ。
異界月以来の「合体カード」仕様で、アルゴスでの最終決戦でプレインズウォーカーとして覚醒する様子がカード化されている。
同時に弟のミシュラも《ギックスに拾われし者、ミシュラ/Mishra, Claimed by Gix》と《ファイレクシアのドラゴン・エンジン/Phyrexian Dragon Engine》の合体カード《ファイレクシアに下りし者、ミシュラ/Mishra, Lost to Phyrexia》として、最終決戦時のギックスの改造によって生ける機械と化し下半身をドラゴンエンジンと融合した様子がカード化されている。
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兄弟戦争以前のウルザとミシュラの話については、おのとしひろにより漫画化されている。
関連コミュニティ
関連項目
脚注
- *「Magic: the Gathering」における物語の舞台の一つ。いわゆる「地球」に相当する場所だが、舞台そのものは多元宇宙(マルチバース)であり多岐にわたっているため、あくまで「舞台としては中心的な場所」と考えてもらえるといいだろう。
- *ただしこの件に関しては、一緒に逃げてきたファイレクシアの裏切者ザンチャ(Xantcha)がセラの次元の不自然さを口にしたことで、ウルザがセラの次元やファイレクシアなどの人工次元の不安定さに気づき、さらにファイレクシアが安定した次元であるドミナリアへの侵攻と移住を狙っていることを予想するきっかけにもなったため、あながち無駄だったというわけでもない。
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