| 発売日 | PC:2016年12月22日発売 PS4:2019年2月28日発売予定 |
|---|---|
| 対応機種 | Windows7/8/8.1/10/PS4 |
| 原画 | はましま薫夫 |
| シナリオ | 海原望・禾刀郷・茗荷屋甚六 |
| 企画・製作 | Azurite/DiGination |
| レイティング | PC:18歳未満発売禁止 PS4:未定 |
| 価格(税抜) | 8,800円(PCパッケージ版) 7,400円(PS4パッケージ版) 6,900円(PS4DL版) |
シンソウノイズ〜受信探偵の事件簿〜とは、Azurite(アズライト)から
発売中のアダルトゲームである。
概要
AzuriteはDMM GAMESの運営するPCゲームの総合ブランドで、ホラーやミステリーを中心に手掛けるDiGinationのレーベルに属している。このDiGinationの2作品目が本作品である。ちなみに、「Azurite」とはブルーマラカイトと言う宝石(藍銅鉱:らんどうこう)の事。
作品概要としてはシナリオに好評のあるライアーソフトに、イラストのクォリティーに定評のあるシルキーズプラス、キャラクターデザインにはましま薫夫と言う夢のコラボレーションで実現された作品である。混ぜるな危険。
本作品は「明るく」「爽やか」なハートフルボッコストーリー青春群像劇として描かれていて、メインビジュアルもそれを全面に押し出した形になっている。シルキーズプラス生放送の中にて広報担当者が内臓が飛び出るお話はないと番組内で話しているが、そもそも構成スタッフからしてアレだから誰にも信用されていないという・・・。
*その「グロ表現」に関して、原画が『euphoria』『フラテルニテ』を担当したはましま薫夫であるが故に、凄惨な
画になるとの懸念があったが、広報の見解では『ダンガンロンパ』を想定すればいいとの事である。
要はグロ表現に関しては緩やかなので安心してプレイして欲しいとの話である。
物語の流れとしては各章に事件が発生しその事件を解明する推理パートが実装されている。ヒントとなりえる情報は回想シーンで再確認できるようになっているので確認しながら推理して解決する流れで物語が進められる。
2019年2月28日にはPlayStation4への移植が決定した(CREOは未定)。
販売はエロゲ―から乙女ゲー、そしてBLゲーのコンシューマー移植を多く取り扱うdramatic createである。
あらすじ
大都会近郊のベッドタウン・静乃宮――今春、この町の中央にある"静乃宮学園"に入学した
少年・橘一真は、"他人の心象を受信する"という特殊な能力を持っていた。
他人の心がわかる――といえば便利そうに聞こえるが
"どの意識が誰のものかはわからない""対象が複数いると入り混じって受信する"
などの弊害があり、実際には中途半端なもの。
生まれながらの能力ではあるが、完全に制御できるわけではなく、
否応なしに雪崩込む意思に振り回されることもしばしば。
そんなある日、学園の取り決めで、1年を通じて様々な行事を共にこなしていく"行動班"を組むことになる。
人付き合いの苦手な橘の元に集まったのは、個性の塊のようなメンバーだった。
無口でクールな雪本さくら、天然でボケボケしている桃園萌花、快活で運動神経抜群な風間夏希
自称霊感少女の黒月沙彩、演劇部に所属する美女・大鳥百合子、運動はできるが頭が弱い北上陽一
モテることしか考えていない高永瞬太・・・
くじ引きで集められた8人は特にまとまることもなく最小限の付き合いをしつつ行動を共にするが、
女子更衣室からの盗難事件を機に橘の周囲は慌ただしくなり……。
キャラクター(声優はPC版及びPS4版共通)
主人公
- 橘 一真(たちばな かずま)CV:なし
他人の心象をやたらに受信してしまう能力者。
大抵は平坦で無機質な『声』として聞こえる。
最近こそ能力とうまくつきあっていけるようになったが、幼い頃は
制御ができず、気味悪がられていた。現在も、人の心の裏側を覗きすぎ
たせいで人間不信気味。
表情や空気を読むことが苦手で、本音と建前が存在する一般的な
コミュニケーションには未だに慣れていない。
ヒロイン
- 雪本 さくら(ゆきもと さくら)CV:くすはらゆい
橘のクラスメイト。おとなびた雰囲気を持つ学級委員長。
口数が少なく、何事も淡々とそつなくこなす。パーソナリティの情報少なすぎるため、
色々とおかしな噂をたてられている(援助交際している、動物虐待している、など)。
昼休みには決まって、屋上から下を見下ろし、自らの無残な落下死体を思い描いている。
- 桃園 萌花(ももぞの もか)CV:萌花ちょこ
橘のクラスメイト。素直で優しい、無垢な心の持ち主。人の心理の裏を読むことや、理屈だてて物事を
処理することが苦手で、要領が悪い。クラスメイトにとっては「みんなの妹」的存在で、可愛がられてはいるが、
弱めの頭を馬鹿にする者もいる。
裏表のない性格のせいか、肉声と変わらない『心の声』を持つ。
そのため、彼女の思考だけは識別することが可能。感覚記憶、短期記憶に秀でている。図書委員。
- 風間 夏希(かざま なつき)CV:橘まお
橘のクラスメイト。明るく活動的で気が強い。思ったことをずけずけ口にする。意地っぱり、負けず嫌い、強がり。
女らしくふるまうことに照れがあり、胸が大きいことを気にしている。無意識下でヒエラルキーを気にかけており、
人によって態度が違うが、一度好感を覚えると、相手がどんな立場だろうと、勝手にどんどんポイントが
貯まっていくタイプでもある。水泳部所属。間違っても超高校級のスイマーとは関係ない。
- 黒月 沙彩(くろつき さあや)CV:秋野花
橘のクラスメイト。人懐っこい不思議ちゃん。常に大きなくまのぬいぐるみを抱きしめている。
何もないところを凝視したり、妙なおまじないをしたり、言動が胡乱で不安定。が、成績は学年トップレベル。
絶妙なバランスの立ち回りにより、彼女への評価は「鬱陶しい」ではなく「興味深い」のほうに、
紙一重で傾いている。彼女曰く、静乃宮学園は霊の住処だとか。
霊や超能力の存在を否定する風間夏希とは、あまり仲が良くない。
持ってるぬいぐるみは喋らないし爪などは出てこない。またどこぞの鬼が持ってるぬいぐるみと違って奴隷でもない。
- 大鳥 百合子(おおとり ゆりこ)CV:かわしまりの
橘のクラスメイト。知的で冷静なお嬢様。地元の有力者大鳥家の一人娘で、
生まれ持った才能と英才教育とたゆまぬ努力が重なりあって、万事に秀でている。
周囲からは憧れ尊敬されている一方で、萎縮し敬遠されてもいる。
好奇心と知識欲が強く、低俗なものから高尚なものまで何でも手を出す。
一度ハマるとなかなか抜け出せない。演劇部所属。
サブキャラクター
- 北上 陽一(きたがみ よういち)CV:佐和真中
橘のクラスメイト。単純で素朴な性格。マイペースで細かいことは気にしない。思ったことはわりとそのまま口に
出してしまう。
細かいことを考えるのは苦手だが、地頭は悪くなく勘もいい。ただし語彙力はない。
パッと見シャープで精悍なのに、言動は朴訥。そのギャップが母性本能をくすぐるらしく、よくモテる。
野球部所属。
- 高永 瞬太(たかなが しゅんた)CV:小池竹蔵
橘のクラスメイト。気さくで面倒見のいい性格。
そこそこのイケメンだが、中身も相まって立ち位置は二枚目半くらい。とてもビビりやすい。
とにかく女の子大好き!モテたい!という思いが強く、たゆまぬ努力を重ねている。
好みのタイプは「巨乳」もしくは「美人」で、やや顔より乳優先。
進学前までやっていたサッカー部に入るか、興味のある美術部に入るか、未だに迷っている。
その他
- 園城寺 景子(えんじょうじ けいこ)CV:七々瀬輪
地元の有力者にして名家の女当主。52歳。やり手の美魔女。知的で、人を使い慣れている。
飴と鞭を巧みに使い分けるタイプで、甘い時と厳しい時の差が激しい。
- 園城寺 渉(えんじょうじ わたる)CV:囲まこと
園城寺景子の息子。28歳。園城寺家の跡取りとして育てられたが、財に興味を示さずに家を飛び出し、
推理小説家になるという夢を叶える。内気でおとなしいが、譲れない事柄に関しては人一倍頑固。
- 常盤 昴(ときわ すばる)CV:鶴屋春人
2年生。演劇部部長。男装の麗人的なハンサム女子で、校内に女生徒の作ったファンクラブがある。
普段は柔和な王子様風だが、役に入ると別人のように豹変する。
演劇に関しては一貫したポリシーを持ち、誰にも譲らない。
- 緋村 真里亜(ひむら まりあ)CV:あじ秋刀魚
2年生。演劇部部員。プライドの高いお嬢様。母親が女優で、幼いころから俳優になるべく鍛えられてきた上に、
最近プロの舞台に立つことも増えてきたため、自分の演技力とメソッドに絶対的な自信を抱いている。
方向性の合わない常盤とは衝突することが多い。
- 藤崎 恵美(ふじさき めぐみ)CV:桜川未央
2年生。演劇部部員。緋村の腰ぎんちゃく。緋村の演技力に心酔し、同じアクタースクールに通っている。
彼女自身もプライドが高く、他の演劇部部員を「素人」と見下している。
- 藍原 久子(あいはら ひさこ)CV:国時真琴
55歳。厳格な国語の先生で、演劇部顧問。元舞台女優。
和装にお団子髪、小柄な体躯だが、鋭い眼光を持ち、威圧感がある。自分にも他人にも厳しい性格。
現在は病に倒れて入院中。部員である大鳥百合子の、女優としての素質を高く評価している。
- 社浦 芳樹(しゃうら よしき)CV:古河徹人
金持ちのボンボン大学生。24歳。チャラチャラした若者。どんな相手だろうと物怖じせず、
軽い口調の裏に皮肉や毒を潜ませる。金持ちの御曹司・自信家・挫折を知らない半生などの
条件が相まって、謎の貫禄がある。
- 国分 直哉(こくぶ なおや)CV:日向遥乙
若くして警部の肩書を持つ男性。36歳。実直で真面目、詰めが甘く、不器用なところがある。
ある事情によって経歴と年齢にそぐわぬポストについたが、プレッシャーに押しつぶされそう。
- 諏訪部 理子(すわべ りこ)CV:もんぶらん
橘たちとおなじ静乃宮学園に通う少女。別のクラスの同級生。成績は優秀。
それを鼻にかけてツンと澄ましたところがある。ずっと真面目にふるまってきた反動か、
よりにもよって社浦に惹かれている。
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