「バァァァニング、ラァァヴ!!!」
金剛(こんごう)とは、角川ゲームス開発、DMM.comより提供されている
艦隊型育成シミュレーション『艦隊これくしょん~艦これ~』に登場する艦娘である。
大日本帝国海軍の金剛型戦艦1番艦「金剛」をモデルとした艦娘。史実に関しては個別記事参照。
イギリス、ヴィッカース社で建造されたということもあって、アグレッシブで元気いっぱいの帰国子女。
このような数々の特徴を持ち、金剛四姉妹の中で一際立ったキャラ付けで高い知名度を誇る。
そのお陰か、フィギュアやイラストといった商業化の際にはほぼ間違いなく早いうちからラインナップされている。
二次創作でもその傾向は顕著であり、金剛が主人公または提督と金剛のお話を描いた作品は数多に上る。ただし、そのやかましい性格が裏方の実務よりも前線というイメージを与えるのか、金剛が「提督と最も近しい艦娘」と言う設定が用いられる事も多い「秘書艦」になっている作品はその知名度ほど多くはない(同じ金剛型でも霧島や榛名はメインの話になると大抵秘書艦にされている)。
同型艦である妹の比叡、榛名、霧島はいずれも姉を慕う良き妹(当然ながら温度差はあり、特に姉好きを隠そうともしないのが次女の比叡)であり、姉妹仲は良いようである。ちなみに妹達は、姉を手本に日本で建造された純国産なので、変な英語は話さない。
ちなみに、四姉妹のコスチュームは共通しており、胸元の金色の飾り紐とむき出しになった肩が印象的な巫女服(千早)を思わせる上着に、ミニスカートという出で立ちだが、そのスカートの色が姉妹で違っている(金剛=黒、比叡=グリーンのチェック柄、榛名=赤、霧島=グレー)。
中破絵で分かるが、この上着の下はノーブラである。
ちなみに米海軍の潜水艦に「デース」と言う艦が存在したけども金剛とは関係ないデース!
現在艦これで実装されている中で建造時期が最も古い艦娘である。金剛おばあちゃ(ryこんな性格でも鎮守府では歴戦のベテラン艦娘の立場として艦娘をサポートすることもできる。
「高速戦艦」の名の通り、他の戦艦と違って金剛型四姉妹(とビスマルク、リットリオ(イタリア)、ローマといった海外戦艦)のみ、速力が「高速」になっている。
高速艦と低速艦を混ぜて編成すると艦隊全体の回避力に影響を及ぼすとの事で、高速艦であり回避をメインとする駆逐艦や軽巡洋艦と一緒に運用するならば金剛型でないと不都合が生じる。
・・・らしいのだが、現在の所この速力差のシステムは未実装または非常に小さな差しか無いとのこと(公式回答より)。
2013年秋のイベントマップでは艦隊が高速艦で編成されているか低速艦で編成されているかでルート分岐が固定されるポイントがあり、以後も艦隊全体が高速で統一される事で(後に更に上の「高速+」「最速」も加わる)固定されるケースが増えたので、戦艦勢で高速の金剛型には出番が多い。
では速力以外の性能ではどうかと言うと、改造前は装備スロットが3しか無い、九一式徹甲弾が装備できない等の欠点があり、単純な戦艦としての性能は伊勢型・長門型に比べると負けていると言わざるを得ない。
しかし長門型はともかく伊勢型は改造すると「航空戦艦」となり性質が変わってしまうので、「戦艦のままの改」としてはメイン火力を張っていける。が、伊勢型・扶桑型共に九一式徹甲弾が装備できるメリットがあり、改の状態では高レベルになって命中が安定してくると主砲二門による高火力の連撃装備を保持しつつさらに火力を伸ばせる航空戦艦娘に一歩劣る。
また金剛型は戦艦の中では航空戦艦と同等の燃費の良さ、という利点もある。確かにパンチ力では長門型に負けるが、割と手軽に繰り出せる戦艦という史実的な再現である。航空戦艦勢は火力上限が改造で下がってしまうため、最もコストパフォーマンスに長けた戦艦は金剛姉妹である(2016年8月にイギリス艦娘であるウォースパイトが加わり、姉妹以上のコストパフォーマンスを発揮している)
そうでなくても側においておくならおさわりOKな娘のほうが
2013年11月1日の秋イベント開始と時を同じくして改二への改装が可能になった。必要レベルは75。史実・昭和19年の改装に合わせてか、21号と22号の2つの電探(+41cm連装砲)を装備しての登場。
火力及び装甲の上限値が長門型の改の僅か-1に拮抗しており、近代化改修が完了した状態で46cm主砲2門を搭載する事で現状キャップ値とされている火力150に到達できるため額面上では航空戦艦組のさらに上をいく(2015年11月現在は扶桑型姉妹の改二導入で追いつかれている)
ただし、史実での同改装で大量に追加されたはずの対空機銃は追加されておらず、対空値は長門型と比べれば15も低い。
実装当初は史実を反映してか燃料消費は長門型以上、弾薬消費はやや少ないといった感じで金剛型の強みであった燃費の良さが完全に失われてしまっていた(が、実際のカタログスペック上、史実の金剛改は長門型の倍以上の推力を誇っていたため妥当であるともいえる)が、2013/11/13ならびに2014/2/24のアップデートで燃料消費は長門型と同等、弾薬消費は45差になった事で以前の強みを取り戻した。現在では対空こそ劣るものの良燃費/高速の長門型戦艦と言った感じの総合能力になっている。
当初は史実で装備していた九一式徹甲弾が装備できなかったため、純粋な火力では長門型や大和型に劣っていたが、2014年7月28日のアップデートで徹甲弾が積めるようになった(上位互換の一式徹甲弾も登場)
但し、艦型に対して大型で過重量の「主砲」系装備を多数積載した場合は命中率が低下し、フィットした主砲を積めば若干向上する、という仕様変更が行われた。そのため、41cm砲(持参してきたが、実装当時はフィット砲システム未導入)や46cm砲は金剛型(と同じ主砲を搭載した扶桑型・伊勢型)にとって重量過多であり、完全な規格外である試製51cm連装砲は装備不可である。
2014年夏のイベント以降に導入された連合艦隊では戦艦も重要なポジションを担うが、上記のフィット砲システムに加えて「第一艦隊の昼の砲撃戦での命中率にマイナス補正がかかる」と言う性質により、よほどの高レベルでない限り、小型の主砲(35.6cmかビスマルクが装備してる38cm系列・リットリオやローマが装備している381mm系列、ウォースパイトの38.1cm系統が該当)を装備しての火力の安定化を図らないとまともに当たらないというケースも増えてきた。(参考:検証結果記事)
ならばより大型の砲がフィットする長門型ばかり使われるのかというとそうでもなく、第二艦隊には戦艦は高速艦しか編入不可と言う縛りがあるため、戦艦の中でも第二艦隊を補強できる数少ない大型艦として重宝される。
ちなみに改二艤装の構造も姉妹4人で共通で、バルジを模したシールドが艤装の両端についている。
独自の機構をプラスしているフィギュア・AGP(アーマーガールズプロジェクト)シリーズでの金剛改二は、この左右のバルジを前部へと可動し合体させる事で巨大なシールドとするギミックが付与されている(比叡は翼、榛名は巨大な機械掌、霧島は大バサミ)。
2016年9月末、外食チェーン『なか卯』とのコラボで私服姿を披露している。特徴的な頭の測距儀型カチューシャはそのままだが、淡いカーディガンを羽織った大人の雰囲気が出ている。この絵柄は対象商品購入時の特典第2弾として配布。10月21日のアップデートでゲーム立ち絵として期間限定で登場(丼や袋のなか卯ロゴが海軍の「錨と桜」に変更されている)
2021年1月、毎年恒例になったローソンとのコラボで新たな私服姿を披露。ローソンコラボへの参加は姉妹としては比叡に次いで二人目。シックなコートと縦織りのブラウンのセーターに大きなマフラー、そしてプレゼントを携えた落ち着いた姿。
同年4月1日のTwitterで告知され、更に同21日の八景島シーパラダイスでの『第三次瑞雲祭り』「ズイパラ!」のスペシャルステージでビジュアルが先行公開された。戦艦の第三次改装はビスマルクdrei以来二人目。
改装レベルは92。必要資材が膨大(弾薬8800・鋼材7900・開発資材300・改装設計図2枚・戦闘詳報1枚・新型砲熕兵装資材×2)なので改装には備蓄資材と充分に考慮すること。
ステータスは改装時のビジュアルムービーで強調されている通り雷装が追加(上限42)、運営鎮守府からの告知からも夜戦特化しており大和型をも上回る夜戦火力を発揮できる。装備面では通常魚雷装備(一部装備に補正アリ)瑞雲系統(これによって単艦での弾着観測射撃が可能に)、WG42が装備可能になり、持参装備でもある35.6cm主砲の上位装備(35.6cm連装砲改→35.6cm連装砲改二。同日改装可能になった)に大きな補正が掛かる
・・・が、デメリットとして三式弾系統での対地上目標への補正低下(→2020年4月の比叡改二丙実装と共に補正復活。補助増設設備との兼ね合いで三式弾改はより向上している)、英国製主砲の+補正が消滅(ウォースパイトの38.1cm連装砲系統・ネルソンの16inch Mk.Ⅰ系統)、装甲の大幅な減少(上限改二94⇒改二丙88で二次改装戦艦として最低レベル)があるので手持ちの装備と改修状況によっては改二の方が戦力として活用しやすい状況もある。一度改装すると改二には戻せないので、丙への改装は慎重に決めたいところ。
2020年の比叡改二丙実装と同時に金剛改二丙にも「僚艦夜戦突撃」が実装された。長門型改二・ネルソン・コロラドに実装されている特殊砲撃であり、呼称の通り夜戦で発動する。基本的に比叡改二丙と同様だが、条件が異なり・・・
すでに専用記事があるのでこちらを参照のほど →「金剛型戦艦」
日露戦争終了後、海戦の優位性を見出した日本が海軍最強のイギリスの技術を吸収すべく発注した戦艦。
同時並行的、に発注した「金剛」の設計を参考にし、「比叡」「榛名」「霧島」の3隻を完全国産にすることで日本の造船技術として定着させるというプロジェクトによるものである。
元々、建造当時では世界最高クラスの性能を持って生まれた金剛であったが、太平洋戦争初期に(魔)改造を施され、さらに強力な高速戦艦として生まれ変わる。
生まれ変わった金剛に匹敵するような、30ノットで移動する同クラスの火力を持つ艦を当時の米海軍は保有していなかった。
既存の戦艦では火力で勝ててもそもそも追いつけず、追いつける艦はいずれも火力で押し負ける巡洋艦クラスしか無く、金剛を含む高速艦隊には既存の船では対抗できないからだ。
いざ実戦が始まると、砲撃による長射程攻撃よりもさらに遠方からの攻撃を可能にした艦載機が主流となるなど、戦艦にとっては逆風ともなる展開になってしまうが、今度は「機動部隊についていける戦艦」として、護衛艦としての役割が生まれ、引き続き重宝される。
運用の困難さから張り子の虎ともいわれた戦艦の中で数少ない主力であり続けた名戦艦といえよう。
なお、サマール沖海戦では筑摩や羽黒と共に米軍の空母に対して砲撃を行い撃沈する事に成功している。これは米軍の空母を砲撃で沈めた世界で唯一の例である。(米護衛空母「ガンビア・ベイ」)
米軍の空母は10隻以上沈没しており、空母撃沈自体はそこまで珍しい事ではないのだが、その殆どが駆逐艦や潜水艦からの雷撃、航空機からの攻撃か、「特攻」による大破ばかりであり、砲撃による正面からの撃破は極めて珍しい。
しかし、30年の老朽化は確実に船体を蝕んでおり、左舷に着弾したたった2本の魚雷による浸水の後に転覆。
被弾後も16ノットの速力を保っていたことから退避判断が遅れ、多くの乗組員が犠牲になったとされる。
ちなみに、金剛型四姉妹の中で金剛のみ、天皇陛下の御召艦(行事などで天皇陛下を始めとした皇族の方々を乗せる役目を受けた艦)を経験していない(ただし裕仁皇太子(後の昭和天皇)の御召艦は短期間ながら務めている)。
最後まで実戦で頑張り続けた数少ない艦なので当然ではあるのだが。
時を経て、圧倒的なミサイルの物量攻撃を着弾前に捌く、「海上の盾」が求められるようになった。
それが装備した火器をコンピューターで制御し、的確な迎撃射撃を行うイージス艦である。
ダイヤモンドのごとき防衛を期待されたこれは「こんごう」の名を襲名することとなった。
詳しくはこちら →「こんごう型護衛艦」
MikuMikuDanceにおいて、MMDユーザーモデルが開発され、配布されている。
テスト動画(あとは兵装のみという完成度) |
完成版(ついに進水デース!) |
以下、金剛改二デース
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最終更新:2024/12/03(火) 00:00
最終更新:2024/12/03(火) 00:00
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