アツメタ・・・ブッシハ・・・ヤラセハ・・・シナイ・・・・・・ッ!
集積地棲姫(しゅうせきちせいき)とは、ブラウザゲーム「艦隊これくしょん」に登場する深海棲艦の一種である。
2016年2月10日より始まったイベント「出撃!礼号作戦」にて初登場した陸上型の深海棲艦。E-2のボスを務める。
深海棲艦初の眼鏡っ娘(?)で、肥大化した両手でドラム缶を抱えている。両耳にはヘッドフォンのような艤装が見受けられ、三つ編みの長い髪をマフラーのように巻いている。他にも木箱や爆雷のような物も確認できる。
地味に名前が五文字以上の敵艦は何気に装甲空母姫や南方棲戦鬼(南方棲戦姫)以来で久しぶり。
オートロ島に上陸した敵が設営した飛行場に鎮座。そこで集められた物資の守護をしている。戦略補給物資集積所と名付けられているところを見ると、かなりの重要拠点のようである。その場所を襲撃しに来た艦娘を迎撃するため、PTボート群とともに動く。
陸上型の例に漏れず雷撃は無効なので雷巡の出番は少ない。また、この集積地棲姫は他の陸上型とは異なり雷撃戦も可能で、損害(中破)以下まで削り切れなかった場合は雷撃で追い打ちをかけてくる。
装甲も堅いうえ、600というHPは14年夏に出現した中間棲姫に並ぶ高さを誇るが、随伴機がPT小鬼群や輸送ワ級など弱めなので早い段階で取り巻きを全滅できれば撃破はそこまで難しくない。
陸上型なので三式弾やWG42といった対地装備が特効となるほか、こちらは陸上型でありながら雷撃戦ができる代償なのか大発動艇(八九式中戦車&陸戦隊)や特二式内火艇も特効になる等、他の陸上型ボス以上に弱点が多い。大発を搭載可能な駆逐艦や軽巡に特効装備を複数持たせれば、相乗効果で一撃で損壊~破壊まで持っていく事も一応不可能ではない。
ゲージを破壊できる段階になると、名前も「集積地棲姫-壊-」になる(「改」と引っ掛けてあるのかもしれない?)。ゲーム中で「壊」の文字が追加された最初のボスキャラで、後に中枢棲姫や港湾夏姫等、ゲージが破壊可能になると半壊した姿になっていくようになる。集積地棲姫が「壊」になると、無表情だった顔は殺意に満ち溢れ、台詞も「マタ・・・キタノカ・・・モウ・・・カエレヨ・・・・・・ッ!」「生カシテ カエスナ・・・ シズメェ!」などと怒りの言葉を発する。
性能も、ゲージが破壊可能になると通常はボスのHPや火力・装甲値などが上昇するのが一般的なところ、「壊」形態は後述する通りHPが低下する代わりにそれ以外の性能が上昇するようになる。集積地棲姫の場合は、確かに火力や装甲などは上昇するのだが、HPが600から480~380まで低下するという過去にない変化を見せる。そのためゲージ破壊の段階になるとある意味では逆に難度が下がる。
しかし、集積地棲姫が-壊-になる事を含めた「最終形態編成」になるのは敵戦力ゲージ残量が600以下になったらなので、集積地棲姫のHPは480しかないのに、敵戦力ゲージは500以上ある・・・なんて状況があり得る。この場合、最終形態であるはずの集積地棲姫-壊-を撃沈してもゲージが破壊できないという現象が起こる。もしそうなった場合はもう1回来るしかない。
何より、この集積地棲姫の特徴として「被弾するたびに集めた物資を燃やされ悲鳴を上げる」というものがある。
長い時間かけて集め続けた資材を失って(溶かして)しまう悲しみは提督達にとってもいわば共通の悩みであり、そのため敵味方の立場は違ってもステージ攻略過程で被弾する度に物資が燃やされることを切実に訴えるさまに感情移入してしまったり、撃破することに抵抗を覚える提督が少なくなかったとされている。
ゲージ破壊時、物資を燃やされ炎が上がる情景に魅入られていくさまは、どこか切ない。
なおバリエーションも込みでイベントではほぼ皆勤を果たしている姫級でもあり、対地戦闘がありさえすれば、大抵の場合はどこかに登場する。そして登場のたびに燃やされている。ボスマスにでもいようものなら「これから毎日眼鏡を焼こうぜ」状態も同然となり、実際にどっかのwikiではそう書かれていたりする。
2020年冬イベント(扱いはミニイベント)では強化型の集積地棲姫IIが登場。耐久値は歴代深海棲艦でもトップクラスとなる990を誇る。……なのだが対地耐性が特殊な彼女は、対策装備満載だと掠っただけでどっちみち昼ですら4桁ダメージを受けて一撃で爆散するため、耐久値が飾りにしかなっていないのが現状で、むしろ随伴のPT小鬼群の方がS勝利狙いでは厄介になるという本末転倒な状態となっている。
2022年冬イベントではついに集積地棲姫IIIが登場。ゲージ破壊段階に入ると陸上型なのに先制雷撃までしてくるほか、壊になると艦載機を投げ捨てて対空カットインの装備に切り替えてくる。が、一番問題となるのはケタ違いの耐久であり、甲作戦ではとうとう6000と一人だけ違うゲームをやっているかのごとく数字を誇る。丙・乙作戦でも2000には到達するので、丙以上では三式弾だけだと倒すのはかなり厳しくなっている。幸い改修した対集積地装備をフル搭載した特効艦の攻撃が刺さればカンストダメを食らって吹き飛ぶほか、下述する夏Verに比べて回避率が低いことも合わさって、対地装備をしっかり改修してあれば数字ほどの苦労しないが、昼に処理できないとその桁違いの耐久から夜戦でカットイン艦の攻撃を吸われてしまい、S勝利を取るのが不可能になってしまうのが問題。特に初登場のイベントではボス旗艦で出たほかにも、ラスボスの随伴に鎮座していたことで昼に処理できなかった場合はA勝利以下が確定したため非常にうざがられた。なお丁の個体は耐久こそ900あるが、装甲が12~22しかないために三式弾だけでも簡単に吹き飛ぶ。
2023年春イベントでは集積地棲姫IVが登場。今度は連合艦隊の禁断技である第一艦隊からの先制雷撃を撃ってくる。耐久も甲作戦で8000とさらに増えている。……がIII同様に回避率は低く、装甲値もIIIと誤差レベルなので、やはり対策を施した艦娘の攻撃がスナイプすれば、カンストダメージを喰らって吹き飛ぶのも変わっていない。むしろ甲作戦では掘りの段階に到ってはじめて随伴艦隊に3体もいるPT小鬼群の方が強敵とか言われたあたり、甲に挑むような提督にとっては耐久は見掛け倒しにしかなっていない。乙で4800、丙でも2400に到達する上、極端に装甲が薄いわけでもないので対地装備が不足していると難易度を下げても苦しくなる方が問題かもしれない。丁であれば耐久1200、装甲15~26までダウンするのでIII同様に三式弾だけでも燃やし尽くすことが可能。
2025年春イベントのE3の前座ボスにも随伴で出るが、肝心のボス旗艦がワ級IIなので夜戦連撃が入ってしまえば簡単に倒せるので放置して試行回数で突破するのが一番。なお随伴に集積地だけでなく対空小鬼もいるのでモモチを使ってしまいたくもなるが、1隻しかいない場合ここで使ってしまうと集積地がボス旗艦で出てくるE5で面倒なことになるのでサブ艦を持っていない限り起用は非推奨。特殊砲撃もかなり有効なボスマスなのだが、ネルソンタッチに関してはE5でほぼ必須になる関係からネルソン級が1隻しかいない場合はここで使ってしまうとE5がより鬼門になるので、間違っても使ってはいけない。幸い前段作戦のラスボスも札が同じなので、基本的には戦車が積めるながむつタッチあたりが最有力候補になるが、ボス旗艦が前述通り貧弱な関係でタッチ無しでも倒せるので戦力の余裕がない場合の起用艦の見極めは必須。同じく戦車が乗る大和改二重のタッチは後段の難度が段違いに上がる関係でよほど余裕がなければここで使う人はいないと思われる。
2025年春イベントでは集積地棲姫改が登場。グラフィックは新規だが、ボイスはVと違って据え置き。挙動はIVに準拠し先制雷撃もしてくるのも同様だが、装備の関係でより航空戦艦に近くなっており、対空電探を外す代わりに夜戦と夜攻を積んでいるので制空値はかなり高い。なお電探はないので対空カットインは無くなったが最弱個体以外が特殊高角砲自体を積んでいるのは変わらないので、2本高角砲を積んでいる甲個体は普通に防空も凶悪。耐久は甲作戦で9800、乙と丙で5900、丁作戦で3000。圧倒的な耐久と丁における紙装甲(8/13)をV同様に逆手に取ったカスダメ対策をしてE5の海域ボスとして出る......が、なんと随伴の陸上型が飛行場姫の亜種である飛行場棲姫しかいない上に、輪形陣相当の第三陣形なので敵艦隊の攻撃が先制雷撃も含めてさっぱり当たらない。ボスマスの随伴艦隊自体は強力なのだが、陸上型は庇えないので陸上型を優先攻撃する第百一号輸送艦の揚陸攻撃でカンストを喰らって跡形もなく燃やされることになる。ネルソン級も投入できればさらに万全。モモチの専用装備をイベントで揃えていない場合はやや面倒だが、それでも他の対地装備さえ揃っていれば陸上型が少ないので試行回数で燃やせる範囲だが、対地装備の改修が進んでいなかったり、モモチ不在でネルソン級も起用できなかった場合は海域ボスとしてふさわしい陣容なので注意。なお装甲破砕ギミックもあるが、モモチとネルソンが揃っていればゲージ破壊段階であろうと展開が全く変わらない上に、ギミック条件も甲個体の軽巡新棲姫と初期型ではない駆逐ラ級4隻からなる第一ボスマスでS勝利2回を要求するなど異様に厳しい上に効果もボス旗艦以外の装甲が微減する程度なので不要。なお掘りに関しては道中が厳しく到達が不安定な上、ボス艦隊も主力艦隊が強固な上に前衛にもお馴染みのPT小鬼群や本イベントの顔の一人であるワ級IIもいる関係で、レア艦のドロップ率低下が避けられないA勝利前提の地獄の様相となる。むしろ友軍前は昼戦で主力艦隊の陸上二人を落としておき、夜戦で随伴艦隊を壊滅させる展開になった方がB敗北の事故が起こらない分マシかもしれない。ただ最後の情けかイベント新艦は掘れるがE5のみの特定ドロップはないので、友軍到達後すらE4やE6で掘った方がマシと言われているぐらいにはS勝利は困難。しかし前イベントで掘りが地獄だったPhoenixが本イベントではここでしか掘れないので、前回掘りを断念した提督は本イベントでも地獄の周回を強いられることになった。
夏専用のバリエーションとして2017年夏のみに登場した集積地夏姫、2018年初秋以降の夏イベントに登場する集積地棲姫 バカンスmode、2020年夏イベントに登場した集積地棲姫II 夏季上陸mode、2021年夏イベントに登場した集積地棲姫II バカンスmode、2022年夏&初秋イベントに登場した集積地棲姫III バカンスmodeがいる。集積地夏姫は対地特性が異なる為に他のタイプより若干堅く、バカンスmodeと夏季上陸modeは燃え易さこそ変わらないが回避率が高く、特にラストダンスでは顕著になる。
なお夏季上陸modeは先制雷撃してくるのだが、最大の特徴は耐久で甲作戦だと2400という空前絶後の数字になっている。とはいえ特効のある駆逐艦が対集積地用のフルセット装備をし、かつ装備が改修済の状態で直撃させればカットインやクリティカルが無くとも3000以上のダメージを喰らって一撃で爆散するため脆弱性はさほど変わらず。ただしそういう歴戦提督以外は一撃で仕留めにくいので、2発当てなきゃいけないケースもあったりする。むしろ夏mode特有の回避率の高さで、なかなか攻撃が当たらないケースがある方が厄介。なお耐久が甲の場合だと高すぎてカスダメでも300近くダメージを喰らうので、装甲の意味がほとんど無い状態だったりする。ちなみに乙だと1200、丙以下だと600にまで耐久が下がるので、先制雷撃してくる以外は通常のバカンスmodeとさほど差がない。
集積地棲姫II バカンスmodeは甲が耐久4800、乙が3200、丙が1200まで増量されている。やはりここまで耐久が増えると三式弾だけだと倒すのは難しい。回避率も高い上に、ギミックマスや随伴で登場しまくったためにヘイトを集めた。ただし夏季上陸modeにあった先制雷撃は無くなっている。なお丁の個体は耐久440、装甲26~47と姫にもかかわらず完全に紙である。対地装備さえあれば簡単に倒せるほどもろい。
集積地棲姫III バカンスmodeは甲が耐久7200、乙が3600、丙が1800まで増量されている。しかし最大の特徴は陸上型ではなく水上艦(航空戦艦扱い)であるということである。対地装備による特効は存在するが、キャップ前補正がなくキャップ後補正のみのためダメージは出づらい。その代わり水上艦なので夜戦での攻撃力は火力+雷装で計算されるうえ魚雷カットインも出せるため、大発系+魚雷カットインで大ダメージを出せるようになっている。とはいえ大ダメージを与えにくい上にバカンスmode特有の高回避も相まって、初登場イベントで旗艦で出た際にはラスボスより強いとの声も一部で上がったほど。なお丁の個体は耐久960で装甲25と柔らかいが、壊だと装甲135と上昇する。それでも水上艦ということを考慮すれば対地なしで普通の夜戦装備でも十分撃沈を狙える程度ではあるのだが。
IVのナンバリングを飛ばして登場した集積地棲姫V バカンスmodeはまさかの新規描き下ろしグラフィックの上、台詞も新規収録されるという超優遇を受けている。持ち前のHPも甲が耐久8600、乙・丙で5200まで増量されている。丁は装甲こそ12~22だが、耐久は2300もあるので流石にここまで来ると最弱個体でさえ三式弾だけだと吹き飛ばすのは難しい。あと実は丁だと装甲が薄すぎるせいで普通にダメージが通ってしまうことからカスダメも入らないので、対地装備があまりに貧弱だとHPを削ることすら問題になってくる。挙動そのものは通常のIVに準拠しているが、問題は丙以上で常時二体に分身していることや、随伴のナ級IIも含めて先制雷撃が第四陣形で飛んでくることから命中率が高いこと。さらに甲では主力艦隊にいる港湾棲姫や港湾夏姫も高耐久・高装甲なほか、残りの2体も太平洋飛行場姫・戦艦夏姫と主力艦隊は姫6隻なので、生半可な対地装備だとどうにもならなくなっている。このイベントでの特徴通り、乙や丙でも姫級と随伴艦隊の対空小鬼1体&トーチカ小鬼2体の数が変わらないが、港湾棲姫とダイソンは乙以下、港湾夏姫は丙以下でわかりやすく弱体化するので甲ほどの脅威はない。問題は丁でも集積地と対空小鬼が1体ずつ減るだけで姫5体と随伴のトーチカ小鬼2体はそのままなので、対地装備があまりに貧弱だと苦戦が免れない点。……最も丁まで下げてこのゲージを突破できないような提督は比較的難易度が緩い前段作戦も対地戦が多いイベントだったので、大抵は後段に進むことなく門前払いを喰らって最終海域にたどり着けない可能性の方が高いので、よほど装備の比率が絶妙にアンバランスなケースに限られる。とはいえ対地装備が不足している場合、全難易度共通で本イベント最強の陸上型が跋扈するこのゲージは丙作戦以上において極悪ゲージと言われたE4-3やE5-5より苦戦するのは確かである。
……と対地装備が貧弱な場合はラスボス以上に厄介なのだが、今回は艦種が陸上基地に戻っていることからキャップ前補正が復活してる上に随伴にはPT小鬼群がいないという大ポカをやらかしているため、対地装備が十全にそろえた上で特効艦をイギリス戦艦の特殊砲撃に巻き込ませて直撃させればメガネは難易度関係なく一撃で吹き飛ぶことになるので実際の戦闘経過はIIIバカンスmodeの時よりだいぶマシ。バカンスmode特有の高回避や旗艦がさっぱりスナイプされないという不運を引き続きでもしない限りはそこまで苦戦しない。ナ級IIも削りでは乙では1体のみ、丙以下では消滅するので旗艦をスナイプしやすくなる。基本的には全難易度共通でボス前に鎮座している外南洋駆逐棲姫に大破させられて門前払いを喰らったり、甲限定のギミックでボスマスにおいてA勝利以上を数回求められる方が厄介。なおこのボスマスでは新艦のPhoenixが掘れることは掘れるが、全難易度共通でS勝利限定な上に道中扱いでノードロップあり。E4-3かE5-5で掘った方が明らかに現実的なので、丁ですらS勝利が難しいこのマスにわざわざ来る必要はないだろう。なお本イベントでPhoenixを掘れなかった人は次のイベントで再ドロップがあったのだが、こっちも道中がかなり鬼畜で到達が不安定になる上に、ボス編成もS勝利がほとんど取れない集積地マスの周回を強いられたので、掘り損なった提督は再び阿鼻叫喚の渦に突き落とされることになった。
そしてイベントが同年2月29日に閉幕し、集積地棲姫との別れを惜しむ提督も少なくなかった、と思っていた矢先、同年3月初頭に「艦これ×すき家」のコラボ企画が開催された。その中、キャンペーンの賞品としてもらえるオリジナル3Dカードのラインナップの中に、艦娘たちや北方棲姫に並んでなんと集積地棲姫の姿があった。
イベント閉幕からわずか4日後の出来事である。
このまさかの展開には提督たちも驚き、また喜んだが、このキャンペーンですき家の店舗へ赴いても貰えるカードの種類はランダムとなるので集積地棲姫に出会えるかは運次第。なおドロップ率は10%。
あなたのドロップ運はまだ残っているか?
2016年3月11日のアップデートで新海域「中部北海域ピーコック島沖」(通称6-4)が追加実装された。
「姫」となってやって来た離島棲姫、新しい敵キャラ(砲台小鬼)に期待を膨らませた提督たちがボスマスで見たものは……
離島棲姫の随伴艦(艦って言っていいのか……?)として居座っている集積地棲姫であった。
陸上型深海棲艦が随伴艦として出てくるのは極めて珍しく(16冬イベの航空戦マスで飛行場姫が分身したり艦これ改で飛行場姫が随伴艦としてちょくちょく出てくるくらいである。)、先述の砲台小鬼も陸上型深海棲艦であるため、陸上型深海棲艦が5隻というわけのわからない編成である。
集積地棲姫が丙verなのがせめてもの救いか。
司令部レベルが低い場合は前哨戦だとたまに出てこないときがあるほか、5隻編成で4隻陸上型(離島、砲台×2、集積地)のパターンもある。
なお、HP600の通常状態とHP380の壊状態のどちらも出る可能性がある。司令部レベルが低い場合は前哨戦で壊状態が登場することはないが、最終形態では壊状態で固定である。
集積地棲姫は後述の理由でヲタク棲姫と呼ばれているが、離島棲姫が彼女が来るまでオタサーの姫と呼ばれていたこともあってこの編成をヲタク同盟と呼ぶ提督もいるとかいないとか。
ちなみにこのアップデート、イベント閉幕からわずか11日後の出来事である。
北方棲姫も真っ青になるほどの早すぎる通常落ちである。
すき家の件といい、扱いが破格すぎる姫である……
さらに集積地棲姫の人気は留まるところを知らず、次回の期間限定イベント「開設!基地航空隊」へ再びやってきた。前回のイベントと同じくE-2のボスを務めるのみならず、後段作戦にも出現する。
今回は航空基地建設の設営部隊を島にて迎え撃ってくるが、随伴艦が軒並み弱かった前回とは違い6-4で一緒に離島棲姫の脇を固めた砲台小鬼をお供に連れての登場なので攻略は一筋縄ではいかず、しかも安全な進軍ルートを優先する場合は駆逐艦軽巡メインの水雷戦隊で挑む事になるため、冬とは打って変わって苦戦を強いられる展開となる。
とはいっても、ゲージ削り時は砲台小鬼と集積地棲姫のどちらかがランダムでボスを務めるため、運次第ではボス戦に出てこない事もある。牛丼でも買いに出掛けたのか。砲台小鬼がボスの場合は撃破しやすいのでS勝利が掴みやすい反面、ゲージがあまり削れないので一長一短だが。
しかしこのマップはゲージ破壊が目前になってからが本番で、集積地棲姫・壊へパワーアップするのは一緒だがHPは甲乙丙全てで480で固定、さらに甲乙作戦の場合は砲台小鬼が2体出現するので、陸上型への特効装備が揃っていても展開次第では何度出撃しても倒しきれない泥沼に嵌まる場合もある。決戦支援は惜しみなく投入しよう。
なお、春イベントのE-2は戦力ゲージの残りがHP480以下で集積地棲姫及びボス艦隊が最終形態に変化するため、残ゲージが600~481の時に集積地棲姫を撃破すると、最終形態になる前にゲージを破壊できてしまう裏技がある。狙って実行するのはかなり難しいので、もし出来たらラッキー程度に考えた方がいいだろう。
これで出番は終わったかと思いきや、続くE-6及びE-7でも中枢棲姫のお供として出現、高いHPと装甲値でこちらの攻撃をボスから自分へ逸らさせる盾として活躍。鬼・姫級が勢揃いする本イベントが歴代最難関と評される一因を担っているともいえる。
16年夏のイベントでも引き続き登場。E-3ボス戦とE-4道中で、港湾夏姫の随伴として出現する。
他のボスキャラと違ってステータスも容姿も普段と一緒なので、夏を満喫しているというわけではないらしい。クーラーの効いた部屋で戦利品や薄い本を満喫してるんですね。
出現するいずれのマップも、前回の春イベント(E-6を除く)と同じく航空隊が出撃可能なマップだったので、陸攻や艦爆による爆撃を受け開幕で損害~損壊状態まで追い込める事も多く、雷撃戦までに撃破または沈黙させる事も難しくない。しかし状況次第ではしぶとく生き残って港湾夏姫への攻撃を自分へ逸らすなど、戦艦棲姫(戦艦夏姫)に並ぶ吸引力を見せる事も。ゲージが破壊目前になると港湾夏姫と同じく「壊」の形態へ移行する。
また、E-4では針路が合流する中間地点(Iマス)で港湾夏姫共々「壊」の形態で再登場。戦艦棲姫が待ち構える夜戦マスに並ぶ難所・・・かと思いきや、集積地棲姫以外の随伴が駆逐艦と補給艦のみであるため随伴敵の殲滅は容易、しかもE-4ではボスマスに航空隊が投入しにくい都合上、基地航空隊をこのIマスへ総動員させる提督が多く、艦娘たちを出迎えると同時に部隊を壊滅状態にされる事がかなり多いという悲惨な状態となっている。
『拠点港湾要塞(再建中)』という艦隊名といい、艦娘たちが出撃してくる度に再建中の要塞を破壊され続けるさまはまるで、15年春(最終面)の泊地水鬼を思い出す不憫さである・・・
2016年11月、提督たちが来るべき秋イベントに向けて備蓄の最終段階に入るころ、三越百貨店と艦これのコラボイベントが発表された。
三越百貨店にて艦これとのコラボ商品が販売されるというものだが、その際の柱広告に書き下ろしの集積地棲姫が登場した。戦艦棲姫と一緒に買い物しているようで、私服姿の集積地棲姫にやはり私服姿の戦艦棲姫が新しい服を勧め、集積地棲姫がそれを拒否しているような構図になっている。
やはり戦艦棲姫が引きこもっていた集積地棲姫を無理やり連れ出したのだろうか。
17年夏のイベント海域で、ほぼ1年ぶりに登場。
海域ボスとしての登場ではないが、E-4とE-5の道中で出現する。(E-4・LマスとE-5のCマス)
他の深海棲艦と同様でこちらも夏modeとなっていて、名前も「集積地夏姫」へと変わっている。ヘッドフォンと眼鏡はそのままだが水着の上にパーカーを着ているという装いで、両腕に装備していた巨大なガントレットは外している為、全体的に軽めとなった印象。だが、長い三つ編みを巻いているスタイルは変わらないので所謂水着マフラーとでも呼べる状態である。暑いんだか寒いんだか。
他の鬼・姫級と違い胸部装甲は控えめ。
ゲーム的には耐久値(HP)が600→690まで上昇、主砲を二門搭載しているので夜戦で連撃を繰り出してくる。従来と違い魚雷は装備していないが、損害(中破)以上のダメージを与えられなかった場合は雷撃戦にも参加するのも同じ。
さらに今回はソフトスキン型陸上要塞と扱われているらしく、従来の集積地棲姫とは違い大発動艇(戦車大発)や特二式内火艇が有効打にならない。とはいえ、集積地夏姫が出現する海域はいずれも基地航空隊が使用可能なので、三式弾を搭載した重巡や戦艦、陸攻部隊を投入して畳みかければ昼戦でも撃破できるが。
今回は従来のイベントとは違いボスキャラとしての登場は無いので、艦娘と戦う機会が少なく済んでいるという意味では他の「夏mode」の仲間たちと違い割と幸せかもしれない。しかし、E-4で伊401や照月を掘り当てたい提督の場合はそうでもないらしいが。
ちなみに集積地夏姫の場合は「壊」形態は無い。
艦これ2期最初の期間限定イベントでほぼ1年ぶりの復活。今回は「バカンスmode」で登場する。
E-2にて戦力ゲージでのボスとして登場。通常艦隊で戦うことになる。HP720と今回もかなりのHPを誇り、取り巻きにも厄介な陸上型深海棲艦がいるが、対地装備が特攻な点は今回も変わらないため、これらを使用すれば割と簡単に落とすことができる。特に、複数の種類の対地装備を組み合わせた攻撃は集積地棲姫に4ケタダメージをたたき出す。一部の提督たちはダメージコンテストと称して、どれだけのダメージをたたき出せるかを競った。やめたげてよぉ!
また、E-4でもギミックのキーとなるマスや戦力ゲージボスの随伴として登場する。
今回のバカンスmodeでは重たそうな装備は取り払われ、ビーチパラソルの下、眼鏡の代わりにサングラスを頭にかけ、メッシュ地の水着姿となってフルーツを食べながら登場する。その周囲にはPT小鬼たちと深海浮き輪が楽しそうに遊んでいる。装備自体は主砲2基と集積地夏姫に近いが、魚雷も積んでいる分だけ雷装値が上がっている。
ゲージを削ってラストダンスに入ると「バカンスmode-壊」へと変化。フルーツが吹っ飛び、涙目で頭を抱える姿を披露してくれる。周りの小鬼たちも冷や汗をかいている。何故か艦載機を投げ捨てて高射砲を2基積んでくるため、攻撃機や爆撃機にとっては非常に危険になるため要注意。一方で彼女の制空値が0になるため、制空は取りやすくなる。また何故か壊のときのみ大幅に回避率が上がることが確認されているため、しとめそこなうケースも多々ある。
上記のような特徴のある容姿に加え耳に残る台詞や印象的なキャラ付けから、初登場のイベント開始から僅か数日にして、様々なネタが定着しつつある。
多数の物資を守る陸上基地型深海棲艦で尚且つ眼鏡・三つ編み・ヘッドフォンなどどこか近代的な姿は、インドアなイメージを連想させる。さらに戦闘では被弾すると上述の通り「ヤメロ・・・ モエテシマウ!」「ヤメロヨ・・・! セッカクアツメタノニ、モエテシマウ・・・ヤメロォ!」「モヤスノハ、ヤメテ・・・」などと必死に叫ぶ姿はさながら、長年かけて集めたフィギュアや薄い本、グッズコレクションを親や部外者に処分されそうになり必死に訴えるヲタク達のように映ったという・・・
そのためか、『でかい望月』なるあだ名で呼ばれていたりもするらしい。ちなみに公式4コマ漫画でも、マフラーを巻きお菓子の箱を大事そうに抱える望月を指差して「(集積地棲姫は)あんな感じ」と言われていた。
そのため、望月や初雪のような自宅警備員・ヲタクキャラが段々と定着しつつある。初雪たちとは案外意気投合するかもしれない。沖波や天城をはじめレアドロップ艦を狙う提督達に、執拗に乗り込まれ薄い本やコレクション物資を狙われ続ける集積地棲姫の明日はどっちだ。
これらのインドア派ネタを拾ったのか何なのか、上記の「艦これ×すき家」キャンペーンにて、オリジナル3Dカードのイラストの中の艦娘達が店舗の前や店舗内にいるのに対して、彼女のみ何故か在宅で、しかもテイクアウト用の牛丼を食べているイラストになっている。
また「娘TYPE」5月号には集積地棲姫の描き下ろしイラストがピンナップとして付属しているが、そのイラストがあぐら座りで何かのゲームパッドらしきものを持っているという姿。公式でも自宅警備員キャラ待ったなしである。
この、二次創作ネタが公式へフィードバックされたかのようなイラストも、彼女のインドアなイメージに拍車をかけているらしい。もっとも近年の人気沸騰ぶりを見ると、自宅警備どころか休む暇もなさそうではあるが・・・
ちなみに娘TYPEのピンナップイラストでは、ゲーム内立ち絵のゴテゴテの腕ではなく普通の素手でゲームパッドを持っているので、あの腕は「そういう手」なのではなく艤装の一部(着脱式のガントレット)のようだ。
また公式4コマ漫画でも「16夏イベント」の話で冬イベントに続いて再び登場し、今度は吹雪たちが鎮守府から持ってきた那珂ちゃんのシングルCDを持って帰った。ヘッドフォンで普段何を聞いているのかは不明だが、音楽には興味があるらしい。
上述のインドアなイメージに加え、大きな手とヘッドフォンはDJを彷彿させた。
そのため、ヲタクな姿に加えDJとなってノリノリになったイラストなども描かれている。
足柄改二?ジャマイカからやってきた金剛型1番艦?誰ですかそれは。
掲示板
急上昇ワード改
最終更新:2025/12/24(水) 18:00
最終更新:2025/12/24(水) 18:00
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。