カリボール 単語


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カリボール

5.5千文字の記事

カリボール(Calibore)とは、2016年生まれの競走馬である。
鹿毛セン馬ではない。まだついてるよ!

概要

ジャスタウェイ レイズアンドコール サクラバクシンオー

脚本家大和屋暁の所有馬で、『銀魂』の爆弾から名付けられたという珍名馬ながらGIを3勝という快挙を成し遂げ、ネタから名に駆け上がったシンデレラストーリーで知られる。

重賞勝利ながら短距離で5勝を挙げてオープン入りし、アイビスサマーダッシュ3着の実績もあるなど、譲りの短距離適性を発揮して繁殖入り。

言わずと知れた距離王。直子は短距離に偏っているが、としては名ステイヤー・キタサンブラックを輩出したりしているので血統から適性が読めるとは限らない。

さて、名前を見ればわかる人には分かるとおり、本と同じく大和屋暁の所有馬となった。命名由来は「伝説に登場する聖剣の名」とされているが、本当の由来は彼が監督したアニメイクシオンサーガDT』でライバルが使う武器の名である。

どことなく卑きにも聞こえますがこのカリボールという名前エクスカリバーの別称であり決して卑な意味などありません。過去にはカリバーンという名のおさんもいましたが、格好良い聖剣からとったのがこの名前です。税込み5000万えの名前に果たしてふさわしい名前なのかどうなのか、かなり悩んでみましたが、意味としては聖剣ですし、時間がなかったのでまあいいかと、こうなりました。

――『馬名決定』exit

イクシオンサーガDT』劇中では、所有者のエレクパイル・デュカキスは、主人公との闘の果てにボールを全摘されてしまう。そのため、当該作の視聴者からはよくセン馬と勘違いされているが、今のところカリボールのカリボールは2つとも事である。しかし、彼がこのままカリボールを守り続けるには種牡馬になる以外道はなく、そのためにはどうにか格好がつく結果を出さなければならない。

僕にKB走らせてよ

LD (Late Debut)

デビューは3歳2月と遅め。ここを2着にまとめると続く未勝利戦を快勝。皐月賞ダービーには間に合わなかったものの、10月2勝クラスを(一度の競争除外を除いて)パーフェクト連対で突破し、の上がりとして満を持して菊花賞(GI)に挑む。

RC (Reckless Challenge)

菊花賞? 

この記事を最後まで読んでからもう一度読み返すと、きっと奇妙に思えるはずだ。そうでなくとも、ここまでの成績では1800mで結果を出しているなので、いきなり3000mなんて大丈夫か、というのはしも思うこと。

しかし、3歳まで重賞に出ていないならそういうしくない。出ていたとしても青葉賞日本ダービーの2400mまでしか経験していない、ということはザラにあり、3000mなんて理に決まってると決めつけるのは計だ…という反論は一応可である。

血統面からは、は文句なしの短距離マイル~中距離…とやっぱり長距離は不安に見える。こっちも、同じサクラバクシンオー菊花賞天皇賞(春)も勝ったキタサンブラックがいるし…

最終的には、まだ3勝クラスの条件という身分と長距離には向かなさそうな血統からあまり期待されておらず、かといって成績はかなりのものなので全に見捨てられてもおらず…といった感じの9番人気(単勝52.4倍)に支持される。

そして、こういうネタに全力で乗っかるのはらが東スポ

新宿2丁が②萌えている

 カリボール

ラスト1冠へ そそり立つ

――東スポ 2019年10月19日の記事より

上には海外行脚からJRAに移籍したばかりの藤井一郎を迎え、大和オーナージャスタウェイ以来のGI出走にコラムで喜びを隠しきれず、未知の距離への挑戦が始まった。

中はいつものとおり後方に控え、脚を溜めて全頭ぶち抜きを…
…図ったのだ無理だった。第3コーナーで17頭に置いていかれ、第4コーナーを抜ける前にブービーからどんどん離され、大差シンガリ負けを喫してしまった。

レース後の藤井騎手コメントは「距離がありましたね」。そりゃそうだよ。

大和オーナーコメントは…

あんな手な負け方をしたもので、レースについて触れる気がしませんでした。もうちょっとやれるのかと思っていましたが、どうにもなりませんでした。

――『今度こそ』exit

大分期待していたようである。

カリボールが3000m以上を走ったのは結局これっきりで、これ以降は自己条件および得意距離で勝負することになる。じゃあなんで出したんだ、とも思えるが、大和オーナーGI舞台に送り込めるチャンスを作れたのが、この時点では彼ぐらいしかいなかったという事情もあったのだろう。天皇賞(秋)流石辛いだろうし。

AS (Awoken Sprinter)

分をわきまえて3勝クラスに舞い戻ったカリボールであるが…翌2020年は2桁着順ばかりというひどい成績で終える。2021年には復調し、1400mで2度3着になったことで短距離の方が向いているらしいことが分かってきた。返す返すも菊花賞はなんだったのか

これを踏まえてか、2022年1400mを中心に出走しまくり、着を拾い続ける。そして4月30日ステークス(芝1200m)にて2年半振りの勝利晴れ大和軍団3頭[1]オープンとなった。

ER (Expensive Rents)

満を持して2度重賞CBC賞(GIII)に挑んだカリボールだったが、9着惨敗。その後もオープンでは賃が高かったのか、2桁着順ばかりの日々に逆戻り。翌2024年には阪急杯(GIII)に挑むも18着シンガリ負け。このままではカリボールのカリボールがちょん切られる日も近いか…と思われた矢先のことだった。

IP (Inverting Popularity)

2024年7月14日のこと。テレビの前の馬券師たちは、函館記念(GIII)を心待ちにしながら、直前に開催された福島テレビオープン(OP)を眺めていた、そこに「カリボール」という名前が出走してきたのを見て、彼らの大多数はその名前にニヤニヤするか、柱を見て「こんなん来るわけがない」と思うか、「いや前走鞍馬ステークスは3着だったし」と思うか、面がって100円ぐらい馬券を買うかしていたことだろう。最後の2つが意外と多かったのか何なのか、彼は9番人気と成績の割りにはそれほど悪くない評価を得る。

レースでは、内を活かして前から5頭と好位置を取り、第3コーナーから進出を開始。1番人気エターナルタイムやデュガとの競り合いを制してゴールを駆け抜け、日曜お茶の間に「カリボール先頭ゴールイン!」が高らかにき渡った。

単勝3,710円決着は当然なのだが、2着が単勝1.6倍の1番人気エターナルタイムであったことを差し引いても馬連2,690円、この2頭のワイドが960円とあまり伸びなかった。みんなヒモで買ってた?

とはいえ、オープンでも戦えることを示したカリボール。次走からは再度重賞に挑戦する。

UD (Upside Down)

さあこのまま連勝街道だ! となるほど世の中は甘くなかった。2年振りに挑戦したCBC賞(GIII)は18頭立て14着、セントウルステークス(GII)は18頭立て18着のシンガリ負けと惨敗を喫し、オープンリステッドでまた2桁着順の日々に逆戻り。2025年、9歳になっても現役を続行していたが、もう上積みは期待できないし、いよいよ彼のカリボールもここまでか…と思われた矢先のこと。

宝塚記念(GI)が開催されるその日、本馬場入場に心躍らせながら東京メインパラダイスステークス(L)を眺めていた競馬ファンたちは、そこに「カリボール」という名前が出走していたことにニヤニヤしていたことだろう。面がって、または福島TVOPの走をまた期待して100円ぐらい馬券を買った御仁は…今度はもうほとんどおらず、14頭立て14番人気単勝207.2倍というぶっちぎりの最低人気を喫していた。ごくまれに競馬場間違えてメイショウタバル馬券を購入するつもりで間違えて彼の馬券を購入した人もいるようだが…。[2]

名前だけ面がられている9歳のジジイ、と思っていた視聴者は、彼が忘れた頃に走する男であること、そして上菊沢一が近年男として覚醒しつつあることを思い知らされることになる。

スタートすると、1番人気サトノカルナバルがまさかの大出遅れ。ダノンタッチダウンハナするで中団に控えたカリボールは、第3コーナーで番手まで追い上げ、直線で後退するタッチダウンをちぎり捨てて末脚を発揮。天皇賞(秋)安田記念再現するかの如く、2馬身半差の圧勝を以て逆襲を果たしたのだった。

単勝20,720円、複勝ですら3,550円という大荒れ決着となった。2着・3着も4番・7番人気だったので、馬連や彼を含むワイドが軒並み万馬券となった。枠連だけは1番人気サトノカルナバルと同だったため800円だったが。

WIN5は4レースにして112,045票から179票に減。宝塚記念も7番人気メイショウタバルが取ったので40,855,250円(的中票数14票)とこれまた大荒れの決着となったが、一方で最後の2レース人気薄決着だった割りには少ないな、というも聞かれた。

かくて、3歳時にわなかった「菊を、菊違いとはいえついにカリボールは実現させたのだった。これで通算6勝であり、勝利数だけはジャスタウェイに並んだ。また、これで獲得賞金が1億3000万円をえ、オツウを抜いて(ジャスタウェイとはべるべくもないが)大和軍団2位に躍り出たことになる。

次走は北九州記念(GIII)久々重賞。このままの勢いで重賞制覇なるかと期待されたが、特に何もなく11着。その後CBC賞(GIII)に出走を予定するも、右前肢フレグモーネにつき出走取消。10月パールS(L)は果敢に先行策を取るも9着に終わった。

まだリステッドを勝っただけなので、カリボールを守るためのはまだまだ遠い。すは重賞勝ち。できれば種牡馬入りをしたいところ[3]GIを勝ってカンパニーえることだってではない…はずである。

己のカリボールを死守するため、忘れた頃に走するカリボール。彼を追いかけ続けていれば、あなたもいつかゴールデンボールを手にすることができるかもしれない。

フィクション

ぱからん

カリボール (ジャスタウェイレイズアコール)

驚愕「何してんすかお父さん!?

大和屋暁自らが執筆した、ジャスタウェイ主人公(?)とする小説。なんとヒヒーンと共に帯の推薦文を書いている。

劇中では、「ジャスタウェイさんはお世辞にも種牡馬として大成功したとは言えませんよね?」というヒロイン(?)の言葉に、「一応、(ダノンザ)キッドや(ヤマニン)ウルスや(ルージュ)エヴァイユやヒヒーンが頑ってくれていると思うんですけど……」とジャスタウェイが言い返すのだが、カリボールは言及されていない。発売時点でヒヒーン1勝クラスに対してカリボールはOP勝ちしているのだが…

血統表

ジャスタウェイ
2009 鹿毛
ハーツクライ
2001 鹿毛
*サンデーサイレンス Halo
Wishing Well
アイリッシュダンス *トニービン
*ビューパーダンス
ビル
1999 鹿毛
Wild Again Icecapade
Bushel-n-Peck
*シャロン Mo Exception
Double Wiggle
レイズアンドコール
2001 鹿毛
FNo.4-m
サクラバクシンオー
1989 鹿毛
サクラユタカオー *テスコボーイ
アンジェリカ
サクラハゴロモ *ノーザンテースト
*クリアアンバー
*モーリストンベル
1989 鹿毛
Herat Northern Dancer
Kashan
Barkerville Belle Ruthie's Native
Celebrity Belle

クロスNorthern Dancer 5×4(9.38%)、Nearctic 5×5(6.25%)

関連動画

関連リンク

関連項目

脚注

  1. *ジャスタウェイ、オツウに続く。
  2. *こちらのポストexit参照
  3. *種牡馬入り自体はきちんと理由があれば重賞勝利でも可である(オンファイアがわかりやすい。ディープインパクトブラックタイドの全という背景から、3戦1勝重賞3着1回だったが脚部不安で引退したにも関わらず種牡馬入り。ほかにもシルバーステート(日本産のほう)も5戦4勝で屈腱炎引退を余儀なくされたが、やはり強さの底が見えない段階だったこともありあっさりと種牡馬入りしている。あとはタニノフランケルなんかもわかりやすいだろう。あちらはGIII2着が1回あるがそれだけである。しかしながらウオッカ息子ということもあり、Frankelの血を引くとして種牡馬入りしている)し、逆にGI勝利していても種牡馬入りできなかった事例も山ほどある(ビートブラックブラストワンピースなど)。ジャスタウェイ産駒の彼の場合、種牡馬になるとダノンザキッドあたりが種牡馬としてライバルになるだろうが、あちらは現役時代マイルから中距離戦場であり、短距離寄りの彼とは明確にめられる役割が変わるだろう。
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