闘劇とは、エンターブレイン主催の「対戦格闘ゲームの全国大会」のことである。
という、全国規模の格闘ゲーム大会である。2003年に第1回大会が行われ、その後毎年1回開催されている。
闘劇では複数のゲームタイトルを扱っている。
これはイベントのコンセプトが、
全国のゲームセンターと協力し、
多くのゲームタイトルを同時多発的に盛り上げることで、
アーケードゲーム業界の活性化を狙う
というものだからである。
主にその年におけるメジャーなタイトルが取り扱われる(例外もあり)。
複数年に取り扱われるタイトルもあるが、基本的に毎年タイトルは入れ替えられる。
(例外については後述)
これはゲームが陳腐化するのを防ぐためにバージョンアップを行ったり、完全新作を取り扱うなどして、
ゲームセンターの中で扱われるタイトルが変わったりするからだと思われる。
第10回大会『闘劇'12 -THE 10th ARCADIA CUP TOURNAMENT-』の開催種目は次の通り。
今回は発表が通常の1~2月より遅れ3月に詳細が発表された。
闘劇初の家庭用タイトルでの開催、予選が4/28,29に開催されるニコニコ超会議から始まる等の新しい試みが
計画されている。
第9回大会『闘劇'11 -THE 9th ARCADIA CUP TOURNAMENT-』の開催種目と結果は次の通り。
地区予選は2011年5月~8月に全国のロケーション。
決勝大会は9/17に幕張メッセで行われた東京ゲームショウにて同時開催された。
当初、今回の闘劇は分割開催という新しいスタイルで開催される予定であった(便宜上、2回目は「闘劇2nd」等と呼ばれていた)。
2回目の日程、開催種目は未定で、鉄拳タッグトーナメント2は種目に選ばれることが決まっていたが結局2011年度中に開催は行われなかった。
本戦トーナメントはニコニコ生放送にて有料配信される。料金は1500ニコニコポイント(1500円)。中継されるのは本戦トーナメントの一部の試合であり、必ずしも有名プレイヤーの試合が見られるわけでもない。全試合を視聴するためには後日発売されるDVDを購入する必要がある。
闘劇2011のスーパーストリートファイターⅣAE部門において、事前に予選を勝ち抜いて青切符を手にしていた
USAチーム「TW Fighter」とクウェートチーム「WHITE TOWER Q8」を完全な闘劇運営側の手違いによって
門前払いしようとした事件。
・青切符と当日予選のシステムについて。
青切符:各地で行われる店舗予選を勝ち抜き「赤切符」を手に入れ、赤切符を持ったチーム同士のブロック決勝
も勝ち抜いた者だけに与えられる本戦出場権。
当日予選:闘劇当日行われるラストチャンスの予選。勝者は本戦へ出場できる。
当日予選出場には事前に予選で赤切符を獲得しておく必要がある。更に抽選を行い、
選ばれたチームが当日予選進出を懸けて戦うことになる。
・青切符を持ったチームは30組おり、当日予選枠を2つ設けていた。だが実際には青切符持ちが31組来ていた。
理由は不明だが、事前の予選では以下のような事例が起こっていた(スパⅣAEしたらば闘劇予選スレ等より)。
※タイ予選が行われる予定があったが、立ち消えになっていた。
※Dieminion(ガイル)LI Joe(サガット)が辞退してHsien Chang (ユン),Banana Ken(ケン)に
なった?という記事が載る。しかし実際は違うらしく詳細は分からず(実際は両チームが闘劇に来ていた)。
(http://www.examiner.com/arcade-game-in-houston/results-from-planet-zero-s-sbo-qualifiers-for-2011)
※闘劇開催数日前にウメハラが伊予と組んで闘劇参戦を発表。しかし、「赤切符が無いと当日予選に
出場できないのでは?」と言う意見が多かった。(http://blog.livedoor.jp/umesokunews/archives/3035286.html)
※パンフレットに台湾チームの記載が無い。「TW Fighter」というUSAチームを台湾チームと混同したのか?
しかしパンフには「米国(中南部)」と記述されている。 http://bit.ly/oL4itG
(Yjojoチームの1回戦の相手は直前になってTW Fighterから台湾に変更された)
・この時点で当日予選2枠を1枠に戻す選択肢もあったはずだが、急遽ルールを改正。
・厳正な予選を勝ち抜いて青切符を手にしていたUSAチーム「TW Fighter」とクウェートチームに対戦を指示
運営「クウェートあまり強くないから、これで本戦出られれば問題無いでしょ?」
USA「クウェートに失礼だろう?彼らも青切符を持ってわざわざ来日したのに」
(0回戦については試合することのみが告げられ、会場には事の顛末のアナウンスは無かった。)
・敗北したUSAチームは本戦出場権を得て遠路はるばる来たのに本戦出場できず。交通費は支給なし。
・関係者が「クウェートチームが遅刻してきたからこうなった」とツイート。
10分程の遅刻らしいが、運営のミスを責任転嫁。負い目がある為クウェートも0回戦を了承したのかもしれない。
・その後、本戦出場枠が1枠あふれた件については、運営の確認ミスにより本来1組のアメリカに
2組分の青切符を与えたからとのこと(上記のことが関係している?)。
出場の意志確認など実施していればあり得ない話で、当日予選2枠確保のためにUSAを
間引いた?との疑いも。しかもTW Fighterのシエンはパンフに紹介記事まで載ってるのに。
・今回の一件に対する海外格闘ゲームファンの反響は大きく、Shoryuken.comなどの各格闘ゲームフォーラムに
おいて、闘劇のみならず日本の格闘ゲーム自体にすら批判が及ぶ事態となっている。
運営側からの事実関係についての説明は当事者に対するものを含め一切無く、
謝罪文ページが公式サイトの隅へ小さく掲載されたのみ。
http://www.tougeki.com/faq?id=121
・尚、この大会においては店舗予選に参加しておらず、各種切符も入手していなかったウメハラ・伊予チームが
大会開催直前になって急遽当日予選から特別参加している。その理由についても、運営側からの説明は無い。
・被害に遭ったUSAチームの付き添いFuberduckによる顛末のまとめ。
http://livedoor.2.blogimg.jp/hetmk73/imgs/7/9/792af51c.jpg
・その後、ふり~だが配信する「AmalgameTV」にFuberduckが出演して闘劇に対する思いを語った。
http://j
闘劇の対応を批判しながらも、中止せずこれからは誤りを直して改善して欲しい、と語っている。
第8回大会『闘劇'10 -THE 8th ARCADIA CUP TOURNAMENT-』の開催種目と結果は次の通り。
地区予選は2010年5月~7月に全国のロケーション。
決勝大会は9/18・9/19に幕張メッセで行われた東京ゲームショウにて同時開催されている。
※フィオガルンは「小川」、ウェイ=クビンは「はやし」として有名
本戦トーナメントはニコニコ生放送にて有料で配信が行われた。
1Day分でそれぞれ1500ニコニコポイント(1500円)、2Days分まとめると2500ニコニコポイント。
第7回大会『闘劇'09 -THE 7th ARCADIA CUP TOURNAMENT-』の開催種目と結果は次の通り。
地区予選は2009年4月~6月に全国のロケーションで、全国決勝大会は8月に東京の
東京ドームシティ・JCBホールで開催された。
闘劇専門誌『闘劇魂』が刊行されている。ゲームの対戦攻略の他、強豪プレイヤーへのインタビューなども掲載されていたが、闘劇’10以降発売されていない。
闘劇FINALの試合を納めたDVDも発売されている。
しかし闘劇'09は月刊アルカディアの2009年11月号~2010年2月号の特別付録として(タツノコVS.カプコン除く)、闘劇'10はエンターブレイン通販サイトで5種目のみ販売されている。
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最終更新:2024/05/01(水) 12:00
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