ザンダクロス(MSK-00100)とは、MSVの1つである。ザンタクロスと誤記される事もある。
型番 | MSK-100 |
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頭頂孔 | 18.5m |
重量 | 30.7t |
出力 | 4.380kw |
推力 | 120,000kg |
搭乗者 | アムロ・レイ |
装甲 | ガンダリウムγ |
兵装 | 肩部ミサイル |
腹部ビーム | |
ビームサーベル | |
グレネードランチャー | |
ビームライフル |
クワトロ・バジーナ大尉専用MSとして開発された百式はその運動性能とクワトロ・バジーナ自身の高い操縦技術とがあいまって、グリプス戦役においてはエウーゴ側に多大な貢献をしたことで知られている。
一方、地球圏ではカラバがティターンズの地球部隊と闘いを続けていた。ニュータイプたるアムロ・レイの持ちうるポテンシャルをフルに発揮するにはリック・ディアスの改良型のディジェでは限界があり、MSを新規に制作する必要が出てきた。しかし、戦域は主に宇宙であり、地上用に新規のモデルを起こす余裕がAE社には存在しなかった。そこで百式をベースに地球圏専用に改造したモデルがザンダクロスである。百式ベースとなったのはRX-78の直系の後継であるMk-2が旧態化していた事、Zガンダムの場合は製造・維持コストが非常に高くなってしまう事が理由である。
百式との区別を付ける為とアムロ専用を印象付ける為か、RX-78以来のトリコロールカラーを採用しているが、配色を変えているのが特徴である。武装は百式と共通でありながら、腹部ビームと肩部ミサイルが追加されている。これにより武装の多重化が図られている。なお、これらの武装を装備した結果、重量が大きくなったのと後述する理由でバルカンの装備はオミットされている。
なお、開発途上でAIのテストを行ってたとされ、本体を設置していたと思われるスペースが頭部に存在する。現状ではサイコミュが搭載されているとされ、思念だけで操縦できる節も存在している。バルカン機構はサイコミュ取り付けの為、機構自体はオミットされているが、この部分は百式と共用した為にバルカンの発射口は通風孔として使用したのでそのままとなっている。
運動性の高さは百式譲りであり、地球圏での使用や腹部ビーム追加によるエネルギー確保を見据えてジェネレーターの大幅な出力増強やアクチュエーターのレスポンス改善など通常の百式よりも高い機動性を確保する為の改良も行われている。テスト段階で側転やちょっとしたダンスなどを実現、地球圏のみならずこれまでのMSよりも格段に高い運動性能を誇る。
最大の特徴は各部のユニット構造化である。これは地球圏への搬入にあたり、MSのままではティターンズにマークされる為、テンプテーションに偽装した輸送用シャトルで地球圏を往復、カラバの基地において接合する方式をとると言ったのだが、これが図らずも高い整備性を誇る事となった。万一、不具合があってもその部分だけを取り外し、スペアとの部品を付けるだけであり、この時代の可変型MSに代表される運動性能と反比例の関係にあった整備性の悪さの解決に対する解答の1つを導き出した。
名称は当初、陸戦型百式と命名されるはずであったが、パイロットのアムロ・レイ大尉が難色を示したため、Z計画+アムロ専用のA、未知数のXを加えたザンダクロス(ZanDA-X)と命名された。なお、完成時期は宇宙世紀0087年12月であり、サンタクロースとも掛けていたのではないかと言われている。開発当初はJUDE(JUDgEment…審判の意味)のコードネームが与えられていた。
実戦に出されるや、ティターンズ勢を圧倒し、ティターンズ勢からは「(金色の)まがい物」と言うあだ名で呼ばれた。この機体の登場によりカラバ勢にとっては大きな戦力となったが、百式ベースでありながら、実際は共用部品がそれほど多くなく専用部品も多かった為、結果的には高コストとなり、製造は1機のみとされている。この戦闘から得られたデータはその後、陸戦型百式改に生かされた。
シミュレーション上のみの存在である。同時期に登場したデルタガンダム弐号機と共にカラバにプレゼンテーションされており、性能はほぼザンダクロスそのままであるが、配色がガンダムそのままであり、デルタガンダム弐号機がシャア専用なのに対し、アムロ専用を謳ったものとなっている。
ザンダクロスに簡易可変機構を取り付けた機体であり、同時期に稼働していたZプラスのノウハウが一部流用されている。
オリジナルである百式がもともと可変MSとして計画され、一旦は諸事情で中止になったのだが技術革新に伴い、百式開発当初における強度を中心とした各種問題についてある程度解決のめどがついたため、ザンダクロスに可変機構を一部導入した。
可変機構を取り付けてはいるものの、これをそのまま完全にザンダクロスにスライドしても問題があるとの試算が出たため、試作として後のリ・ガズィのBWSに似た機構を採用している。
Zプラスは大気圏内における性能が良好ではなく、ドッグファイトには不向きであるのに対して、ザンダクロスプラスは基本設計の段階で大気圏内を念頭に置いていた上に元来もちうるジェネレーターの、けた外れの出力により大気圏内においてもドッグファイトに対応しており、戦果が期待されていた。
実際、テストにおけるドッグファイトのスコアは非常に良好であったが、変形を繰り返すことで別の変形パーツの強度の脆弱性が問題となり、結果実際の運用におけるコストは非常に高額であるとの試算が出たために試作機1機が製造された後は各種試験に供されて用途廃止となっている。
用途廃止後はティターンズやネオジオン軍の目をごまかすため、再利用不能な形で解体処分となったとされたのだが、実際にはザンダクロスの予備部品となったとされ、一部は土木作業用ザンダクロスのパーツとなり、ノウハウもリ・ガズィに活用された。
ネオ・ジオンがカラバとの交戦において鹵獲したザンダクロスを撹乱及びプロパガンダ用のために改修したもの。
鹵獲とはいうものの、実際は用途廃止となって打ち捨てられていた土木作業用ザンダクロスを使用したものであり、ジェネレーターをはじめ、ほとんどの部品は使い物にならない状態であった。実際、側転はおろか動く事もままならないレベルであった。その為、内部のジェネレーターやアクチュエーターといった機構はザクⅡなど部品の流用で賄った。外装はガンダムチームに配属されていた百式に似せており、遠目からの判別は難しい。装甲も損傷がひどく、改めて板金しなおしたと言っていいもので、素材もガンダリウムでなく、超硬スチールと言う具合に完全に防弾性は期待できないレベルであった。
ガンダムチームが地球圏で活動する際に地球の人々にエゥーゴの嘘の情報を仕込むために各種活動を行った。また、ガンダムチームに紛れ込んで、寝首をかくといった用途に使用される予定であった。その際も機体に強力な爆弾を仕込んで、特攻する作戦でいたとされる。一説には核爆弾とされる。
結果としてこれらは実行されることなく、ガンダムチームは宇宙に戻ったため、ザンダカモフはスクラップとなったとされる。
開発途中でAIが搭載されたザンダクロスであるが、Sガンダムに搭載されたALICEとは別のものである。ALICEの第二弾として計画されたがルーツ博士遭難の一件もあり、名称もPIPPO(Progressive Intelligence and Personal Program Operation)という名前で秘密裏に開発が継続された。
Sガンダムが女性のAIだったのに対し、こちらは男性である。学習環境が悪かったのか、非常に口が悪い喋りになってしまった。しかし、気分がいい時にはPIPPOは引き寄せられない者はいないと言われるような非常に美しい歌声を披露し、それに引き寄せられた敵機がことごとく撃沈される様を「宇宙(そら)のセイレーン」というものがいたらしい
ザンダクロスを重装甲・重武装化した機体で、同時期に活躍していたZZガンダムのノウハウがスライドされている。重装甲の結果、機動性が多少なりに犠牲になったフルアーマー百式改の反省に基づき、ジェネレーターの更なる強化がなされている。
腹部のビーム砲はZZガンダムのハイメガ粒子砲と同等の物を2門備えたものに換装された。その威力は敵味方から「歩くコロニーレーザー」と例えられ、中にはトラウマを引き起こす者がいた程である。
そのあまりの強力無比な性能より、「陸のザンタ・宇宙のZZ」とネオ・ジオンから恐れられた。
使用不能になったザンダクロスの部品のうち、修理可能なものを修理した上で主に規格落ちの予備部品と組み合わせて、各種工作活動に従事できるように現地改造した機体。作業用ザンダクロスとも言われる。
外観こそ変わりはないものの、陣地における各種建築物の設営、塹壕やトーチカ、バリケードの設置に備えて、ウィンチやアームなどの工作機械が取り付けられ、コックピットを胸部へ移設した上で操縦方法を建設機械と同等のものとしている。
修理したとはいえ状態の悪い物が多く、また規格落ちなので通常のザンダクロスの性能には到底及ばず、ジェネレーターの出力も落ちていたものの、元々が非常に高出力である為、その状態でも側転は一応は可能である。
非戦闘がメインの為、武装類のほとんどはオミットされているが、唯一腹部ビーム砲はそのままであり、用途としては建築物の解体や地雷原の破壊があるが戦闘状態においてもその強大な威力を武器にして最前線で活躍した事もある。
型番 | |
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頭頂孔 | 19.85m |
重量 | 29.3t |
出力 | 6,850kw(改修前は4,830kw) |
推力 | 129,300kg(改修前は123,000kg) |
搭乗者 | ノ=ビータ・ノビ |
装甲 | ガンダリウムγ |
兵装など | M16-1293 「スナイパービームライフル」×2 |
DRM-M293 「ビームマグナムピストル」×2 |
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「AI付きビームカタナ・デンコーマル」 | |
変形機構付き |
雑誌企画の「機動戦士ガンダム Iron Corps」にて登場。ザンダクロスを宇宙用に改修したもの。読みは「ゼクロスガンダム」
百式を陸戦型にしたザンダクロスを改めて宇宙用に改修するというのもおかしな話ではあるが、ザンダクロスとして分化された後は百式とは建前上は別の系統となっているため、実際は別機体扱いとなっている。
宇宙用にスラスター追加及び変形機構の本格的な実装を行った機体であり、乱暴に言えばザンダクロスにZガンダムの設計思想を擦り合わせたものとなっている。Z計画に組み入れられた際の名称は「ゼータカイガンダム」である。
この為、初期の立ち位置としては重武装、あるいはフルアーマー化したZガンダムの見方もできる。
当初はザンダクロスの名称のままで通す予定だったが、これをロンド・ベル隊のアムロ・レイに届ける予定であった'Big.G'ことゴウダ中佐率いる地球連邦軍独立部隊「ブルー・ラクーン」のノビ大尉がガンダムにすべきと言った為にこの名称になった。ちなみに同じ部隊にいる恋人のスー・ミナモト准尉はウェイブライダー時における広大な宇宙の海において優雅に漂うその様子から「シーオッター」というあだ名をつけていた。
連邦にとっては非常に強力なMSゆえにネオ・ジオン軍の襲撃に備えて、アイリッシュ級戦艦をベースとした輸送艦「ド・レイモン」を新造し(改修の説あり)、ロンド・ベル隊と合流するはずであったが、引き渡し直前に戦闘が勃発し、アムロに引き渡せぬままノビ大尉がそのまま運用する事になったのだがその際にノビ専用に改修されたものである。併せて形式も変更された。一説にはアムロにZXガンダムが渡る事を恐れた連邦高官がネオ・ジオン軍に輸送情報をリークしたと噂されている。このように連邦からマークされているにも関わらず、改修が行えたのはアナハイム・エレクトロニクス社が一枚噛んでいたとされる。「ド・レイモン」のメカニックであるスニーチ・ホネカワ曹長曰く「僕のパパとメラニー会長が友達でね」
連邦軍始まって以来のスナイパーのノビの思想が前面に出たMSとなった。ビームライフルは連続発射に耐えうるような大容量のエネルギーCAPを使用、また元々大出力であるジェネレーターを用いて、直結状態で使用できるように機体を改造してある。そしてこのビームライフルを2丁備え、これを駆使して、数多くの敵MS・戦艦を駆逐していった。
最大の特徴は百式でさえ成しえなかった完全な可変機構を備え、ウェイブライダーでの運用も行われた事である。連邦軍一のスナイパーであると同時に応用の鬼と言われるノビ大尉が可変機構に目を付け、再設計した事である。併せて各部にスラスターが追加され、機動性がピーキーと評されるレベルで大幅に上がっている。
一方でザンダクロスにあった重武装は排され、またノビが白兵戦を苦手としている為、ビームサーベルの装備がない(正確には通常はド・レイモンに置いてある)など、結果として狙撃や銃撃戦に特化した仕様となっている。
なお、白兵戦になった場合に備えての近距離戦用にビームピストルを装備、ビームスプレーガンの系統ながら、ノビが接近戦での可能性を見出し、改修の上で装備、マグナム銃のごとく一撃必殺を狙って接近時においては敵MSに大ダメージを負わせた。この際バルカン機構も復活しており、オミットされた重武装を補っている。
なお、銃が使えない場合が見込まれる場合にのみ、ZXガンダムにビームサーベルが装備されるのだが、刀状のものが装備されている。これは峰打ちをして無闇な破壊や殺生を避けたいノビの意向が働いたとされる。その名も「デンコーマル」であり、こうしたビームサーベルを用いた白兵戦を苦手とするノビのためにAIを装備した仕様となっている。ただし、この場合はAIの指示が優先され、ノビの意思が反映されない弱点がある。
余談ながら、ノビは彼自身が無自覚に持つニュータイプ能力によって、ミノフスキー粒子が非常に濃い戦域にあっても、決してビームライフルを外す事が無い。そして、その非常に強いニュータイプ能力ゆえに恋人のスーと共に強化人間リルルとの間で刻の涙を見る事となる。
型番 | |
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頭頂孔 | 14.4m |
本体重量 | 12.93t |
出力 | 4.930kw |
推力 |
10.2930kg |
搭乗者 |
ノ=ビータ・ノビ |
装甲 | ガンダリウムγ |
兵装など | M16-1293 「スナイパービームライフル」 |
サイコミュ搭載肩部ミサイル | |
ビームサーベル | |
デュアルアイ内臓ビーム |
雑誌企画の「機動戦士ガンダム Iron Corps」の直接的な続編となる劇場版映画「機動戦士ガンダム Flying Angels」に登場。
恐竜的な進化を遂げたモビルスーツに対して、ヘビーガンと共にダウンサイジングコンセプトを掲げた機体として宇宙世紀0107年ごろに完成、主にエースパイロット向けとして設計されている。
開発・設計の多くを担当したサナリィはMS設計のノウハウに乏しい面もあり、エースパイロット用のMS開発の基礎研究としてZ計画に目を付けたのだが連邦政府によってトップシークレット扱いとなっており頓挫しかけたところ、旧カラバ拠点にモスボールされていたザンダクロスを偶然に発見、リバースエンジニアリングを兼ねて再開発した経緯を持つ。この為、ZXガンダムの系譜ではなく、ザンダクロスの直接的な後継を標榜することとなった。
ザンダクロスと言えるものはシルエットと設計思想程度であり、事実上は新規設計に近いものとなっているが、変形機構を備えていなかったり、重武装化といった先祖帰りを起こしている。また一部設計及び生産を担当したアナハイム・エレクトロニクス社はこの機体に色々と挑戦的な機構を実装しており、アナハイム・ガンダムの集大成的な見方もできる。
出力や推力こそZXガンダムより大幅に下がっているものの、小型化に伴ってZXガンダムと比べても機動性が上がっているのが特徴となっている。再設計に際して、腹部ビーム砲の位置がデュアルアイ部に移設されており、またZXガンダムで廃された肩部ミサイルやビームサーベルの復活など、重武装化もされている。この為、ダウンサイジングを掲げながらも本体重量は後のF90などと比べても重くなっている。肩部ミサイルはサイコミュを取り入れており、PIPPOとの協調を前提に敵機への非常に高い着弾率を実現している。
設計・開発の多くをサナリィが担当しているため、製造を担当したアナハイム・エレクトロニクス社の人物からは「サナリィ・ザンダ」とか「サナリィ・デルタ」と陰口をたたかれていた。
完成後はブルー・ラクーン隊の機動戦艦である「ラー・ミド」に配備され各種試験に供されたが、ネオ・ジオン残党である鉄人兵団と交戦、ギラ・マンティスやシュツルム・メタリッカーと言ったMSを駆逐し、F90への道筋を立てていった。
ザンダクロスZweiに搭載された人工頭脳であり、秘密裏に開発が継続されていたPIPPOの次世代である。隠匿性を高めるためにハロ或いはヒヨコの姿をとっており、次世代のバイオセンサーを実装している。
手足のようなものがあり、PIPPO単体で人間の行動に極めて近い思考・行動を取ることができる。これにより、パイロットのサポートもしくは万が一に備えて代替を務めることも可能となり、パイロットに荷重にかかってた精神的な負担軽減に寄与することとなったが実際は高度な知能を持つものの、情緒が生意気な子供であるためにパイロットとしばしば喧嘩してしまうのが弱点となった。
実装時から不可解な現象が発生しており、具体的にはPIPPOは男性であるのに明確に別人格である女性の意思が介入する現象が多発していた。この場合、ほぼ100%に近い着弾率や撃墜率を誇っているのだが、人知を超えた事態に恐怖を覚えなかった者はいなかったとされる。
メインパイロットであるノビ大佐とミナモト大尉によれば、戦死した強化人間リルルの思惟を感じるとのこと。
ドラえもんの映画である「ドラえもん のび太と鉄人兵団」に出てきたロボット。本来の目的は土木作業用であり、メカトピアより地球侵略の為に送られた。地球へ送られる際は各部品がバラバラの状態であり、丸い球体をした人工知能の信号を頼りにワープをして送られてきた。ある程度ユニット化されているので、それをくっつけるだけと言う可搬に適した形となっている。本来は北極においてリルルと合流をし、前線基地を建設する予定であった。
全長は20mで百式より少々大きい程度だが、重さは150トンで遥かに重い。
性能はおおよそ土木作業用には似つかわしくないものであり、また人工知能を使用するにもかかわらず操縦席がある。操縦席の中は重力が一定に保たれており、天地逆転している状況においても操縦者には特に影響が出ない。腹部にレーザーがあり、ビル一つを崩壊させられる能力を持つ。また、肩部にミサイルを搭載していて、リメイク版の映画では最終決戦時にミサイルを発射している。
人工知能はボーリング玉のような3つ穴の青い球体をしており、ピコピコ電子音を発するが通常の状態では会話をする事が出来ない。また、自分である程度移動が出来るもようで暴れている場面が見られる。なお会話するには翻訳こんにゃくを使用する必要があった。この際に上の部分に乗っけていたが、いかにも悪役といった感じで口が悪く、荒々しい口調であった。その後、ドラえもんによって改造を加えられ、ドラえもん陣営に協力するようになった。リメイク版の映画ではなぜかヒヨコになった。どういうことなの・・・w
なお、ザンダクロスに組み込まれた際には漫画では「どうぞお乗りください」と会話をしていたが、映画においては特にそういった場面は見られなかった。なお、この人工頭脳が組み込まれる以前はドラえもんが未来デパートで買ってきたコンピューター(バーゲン品)を購入、それをサイコントローラーという念波で操縦すると言う、一種のサイコミュのようなものであった。
ザンダクロスの名称は北極から来たと言う事でサンタクロースをもじったものとなっているが、本来はジュドという(ZZガンダムの主人公の名はジュドー・・・まさか)。ちなみに鉄人兵団がコロコロコミックで連載されたのは1985年8月、ZZガンダムは1986年3月に初放映されており、似た名前は偶然の一致である。
なお、のび太は原作ではガンダムやマジンガーを希望していた。却下はされたがもしのび太の意見が採用されたらきっとリアルからサンライズと永井豪先生が怒りにきただろう。
メカトピアとの闘いの中でドラえもん陣営の強力な攻撃力となったが、最終決戦ではメカトピア側の凄まじい数の兵の前に多勢に無勢となり、ついには崩れ去ってしまう。しかし、しずかとリルルが3万年前のメカトピアへ行き、メカトピアの兵らの「先祖」となるアムとイムに「他人を思いやる心」をプログラミング。歴史の改変が行われ、鉄人兵団と共に光と共に消えていった。
そのデザインゆえにガンダムの関係者が加わっていたのではと言う声があったが、実際のデザインは藤子・F・不二雄氏のアシスタントが担当した。そしてアシスタント氏は百式を参考にしたとファンクラブの会報誌で明らかにしている
リメイク版ではキャラ性が強化されることになった。またザンダクロスの大きさが小さくなり、14.4mとかなり小さいものとなった。
ザンダクロスの頭脳たる「ジュド」は青いボーリングのような玉であるのはオリジナルと変わらないのだが、オリジナルにおける頭脳改造の所は時代背景に合わせて、ひみつ道具(おはなしボックス)でひよこのような姿になり、のび太らより「ピッポ」と呼ばれることとなった。性格は当初こそオリジナルと同じような人間に対する見下しであったり、口の悪さなどが目立っていたのだが、その姿より仲間であった鉄人兵団から敵とみなされたり、文字通り義姉弟(?)の契りを結んだリルルがのび太らの味方をしたことから、その心を徐々に改めて行った。
ジャイアンが唸るほどに歌がうまい事、そしてその歌を歌う行為は労働階層たるピッポには禁止されている行為であること、その際にほぼ壊れた状態になった時にリルルに救われて彼女の「心」のパーツを移植された設定が追加された。
担当声優は「クレヨンしんちゃん」の現在の野原しんのすけを担当する小林由美子氏である。
掲示板
86 ななしのよっしん
2024/01/09(火) 19:36:25 ID: De2yA2MxuB
>>82
「あの無敵のザンダクロスですら手も足も出ないなんて・・・もう駄目だ・・・おしまいだぁ・・・」
って絶望感しか感じなかったよ
けど土木作業用って言っていた割に同型機もなければ初見の顔合わせ時もさっさと撤退したところを見るに、やっぱり鉄人兵団にとってもザンダクロスはフラグシップみたいな扱いだったんだろうか・・・?
87 ななしのよっしん
2024/10/01(火) 20:18:27 ID: UYXQGtSZzN
>>31
ちなみに小説版は作者がパラサイト・イヴの人で、ドラえもんとジュドの人工知能の会話に片鱗を見ることが出来る。
あのやり取りはかなり怖かった。
88 ななしのよっしん
2024/10/01(火) 20:22:06 ID: UYXQGtSZzN
>>83
そういえば小説版だと最後の決戦の時に自己修復しようとして、鉄人兵団側に戻りかけてスネ夫に機能停止させられてた。
急上昇ワード改
最終更新:2024/12/27(金) 14:00
最終更新:2024/12/27(金) 13:00
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