『モンスターハンタークロス』(Monster Hunter Generations)とは、カプコンから発売されたニンテンドー3DS専用ゲームソフトである。略称は「MHX」。
モンスターハンタークロス | |
基本情報 | |
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ジャンル | ハンティングアクション |
対応機種 | ニンテンドー3DS |
発売元 | カプコン |
発売日 | 2015年11月28日 |
価格 (税別) |
パッケージ版:5,800円 DL版:5,546円 |
対象年齢 | CERO:C(15歳以上) |
通信 | |
その他 | |
ゲームソフトテンプレート |
2015年5月31日に開催されたイベント「モンスターハンター ハンターの集い 2015」内で情報が解禁された。
11年目に突入したモンスターハンターシリーズの新しいスタートを切る形で、誰も見たことのない新機軸のハンティングアクションが誕生。
CMにはDAIGOが起用された。
ディレクターはポータブルシリーズのディレクターを務めていた一瀬泰範、プロデューサーは初代からMH3までの全作に関わっていた小嶋慎太郎がそれぞれ務めているが、「ナンバリングタイトル」ではなく実験的な作品ということで、モンスターハンターの新たな魅力を創造すべくシリーズで培ったノウハウや今だからこそ出来る新しさを"クロス"させたハンティングアクションゲームとして制作されている。
「ナンバリングタイトル」ではないとは公言していたものの、本作より先に発表されたMHSTが明確に外伝作品である事が公言されていたこと、本作以降「メインシリーズ」にナンバリングされた作品がないので、結局「メインシリーズ」の範疇から飛び出していないのだが。
新たな拠点として「ベルナ村」が登場するほか、「ココット村(MH)」「ポッケ村(MHP2)」「ユクモ村(MHP3)」といった過去作の村に行くことが可能になっている。
狩猟フィールドは「古代林」が新規登場する他、初代から「森丘」、MH2系列から「雪山」「火山」「沼地」、MH3系列から「孤島」「渓流」が復活する。
MH4系列から続投する「遺跡平原」「原生林」「氷海」「地底火山」「旧砂漠」を加え12個もの狩場が用意されていることになる。
本作では、モンスターの調査を行うために気球を使って上記の過去作の村を転々としていくストーリーになっている。上記の村にも集会所も存在するが、マルチプレイをスムーズにさせるためにベルナ村以外の集会所は使用できないようになっている。また、それぞれの村でできる要素に関してMHXで新たに追加されたものもあるようだ。
随所で過去シリーズを踏襲しているが、過去シリーズにあったシステムに関してMH3系列にあった「水中戦」やMH4系列にあった「ギルドクエスト」「狂竜化・極限状態」は本作では登場しないと明言されている。
しかし、4シリーズでの「高低差概念」「乗り攻撃」というシステムは続投している。ただし、本作では4シリーズでの暗黙の了解であった「乗り中は攻撃しない」という概念を取っ払い、積極的に仲間ハンターも攻撃することで乗りゲージの蓄積を助けることができるようになった。
そして過去シリーズでは類を見ない四頭ものメインモンスターが登場する。それぞれが異なる特徴や生態を持っている。本作のOPでは過去作のメインモンスターと熱いバトルを繰り広げているのでこちらも必見。
また、本作の醍醐味の一つとして、「狩技」と「狩猟スタイル」を"クロス"することで自分だけのハンティングを生み出すことが可能になる。詳細は後述。
そしてさらなる新要素として「ニャンターモード」というモードで遊べることが、TGS2015でのイベントステージで明らかになった。PV2でもその様子が見られる。詳細は後述。
また、本作では亜種や希少種とはまた違う「二つ名モンスター」と呼ばれる特異個体が存在する。厨二全開。
そして上記で「極限化」という強化はないと記述したが、本作では「獰猛化」という新しい強化がなされる。怒り状態とは違った変化のようで、獰猛化個体を討伐すると特別な証が手に入り、この証を消費することでマカ錬金や武器の生産・強化ができるようだ。
本作発売から11ヶ月後、Monster Hunter Direct 2016.10.27で本作のアッパーバージョンである『モンスターハンターダブルクロス』が発表された。
一撃で大ダメージを与える、自分の力を強化、周囲の仲間を癒やすなど、様々な効果がある。
この狩技を使うことで、派手で爽快感を感じるアクションを実現できる。また、視覚的にも鮮やかな演出が楽しめる。
全14種の武器ごとにそれぞれ異なる狩技が用意されている。
狩猟前に装備を変更するような流れでこの狩技と後述の狩猟スタイルを選択する。また、狩猟スタイルによって狩技をセットできる上限が決まっている。
それぞれの狩技については個別記事へ。
本作の特長となるハンティングアクションを決定づける要素。
全14種の武器ごとに以下4種類の狩猟スタイルが用意されている。
その名で予想ができる通り、アイルーを操作できるモードである。アイルーなハンター通称「ニャンター」を操作して遊ぶことができる。ニャンター状態でのマルチプレイも遊べる。オンラインでも可。
全員がニャンター必須のニャンター限定クエストもあるが、基本的にはハンターと同じクエストを選べ、3人ハンターで1人だけニャンターなど自由にニャンターを組み込むことができる。
ハンターというだけあって、元々ハンターができることはニャンターもすべてできる。(攻撃、採取、虫取り等)
ハンターと違うことを簡単にまとめると、
スタミナバーの代わりにドングリが2つあるがこれは前述のライフのようなもの。
スタミナバーがないため、永遠にダッシュし続けることが可能となっている。
アイテム欄の代わりに、サポート行動欄が設置されている。事前に選択したサポート行動を使用できる。
おそらく、オトモアイルーができるサポート行動(○○の技)はすべて使えると予想される。
自分がニャンターであっても、オトモアイルーを2匹まで連れていける。
剣士 | |
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ガンナー |
モンハンシリーズにおける武器の詳細は各武器の大百科記事(上記)を参照。
以下、MHXにおける違いを簡単にまとめていく。記事内ジャンプは下記。
剣士 | |
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ガンナー |
草食種 | 獣人種 | 甲虫種 |
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鳥竜種 | 飛竜種 | 魚竜種 |
海竜種 | 獣竜種 | 牙竜種 |
牙獣種 | 甲殻種 | 両生種 |
蛇竜種 | 古龍種 | 分類不明 |
本作で新たに導入されたモンスターの区分の一つで、特定の既存種の中でさらに強大な力を持った個体の俗称。
別称の他にもう一つそのモンスターの持つ特徴を象徴するかのような“肩書き”が追加されており、その見た目も通常の個体とは微妙に異なっている場合が多い。
当然、その動きおよび戦闘能力は通常個体よりも遥かに向上しており、種にもよるが従来の常識も戦法も通用しないものも少なくないため、狩猟にはそれ相応の準備と心構えが必要とされる。中には下位の段階で戦えるようになる奴も居るが、それでもだいたい上位級の攻撃力を有していたりする。
生態的、能力的に極めて危険な存在である事から狩猟のためには特定の許可証が多分に必要とされており、なおかつ4のギルドクエストと同様クエストをこなす毎に次に戦える個体のレベルが上昇していき、それに伴ってモンスターのステータスが強化されるだけでなく戦う舞台が移り変わったり、確定で別のモンスターが乱入して来たりとどんどんその状況が厳しくなっていく事となる。
この二つ名モンスターから通常個体とは別の素材が取れ、さらに狩猟達成で貰える証明書と合わせてこれまた通常のものとは異なるデザインおよび性能を持った武具の作成が可能となる。防具の方は内包スキルがその防具固有のもので占められるため、基本的に一式で運用が主になる。
本作で新たに導入されたモンスターの区分の一つで、何らかの理由で極端に凶暴化してしまった個体の事。
見た目自体は通常とほとんど変わりないが、頭部、四肢、尻尾などの特定の部位に黒い靄のようなものが掛かっているのが特徴。
その靄の掛かっている部位を用いた攻撃は威力が大幅に向上し、それを繰り出す動きにも微妙に変化が生まれるなど4にあった狂竜化に近い状態と言えるが、一方でその靄のある部位への攻撃による狩技ゲージの蓄積値は高くなっており、上手く立ちまわってその部位への攻撃を繰り返せば強力な狩技を短時間で連発する事が可能となる。
なお、4Gで物議を呼んだ極限状態とは違い、獰猛化個体の防御力および各種耐性は通常とさほど変わらないらしいが、その反面獰猛化個体は疲労状態にならず、さらに体力も通常個体より増加しているため、相対的にこの獰猛個体を倒すにはそれなりの時間を要するとされ、特にこの状態のモンスターが複数登場するクエストは非常に時間がかかると言われている。
獰猛化個体からも討伐証明書の他に通常種から一部変化した別の素材が入手でき、基本的にあらゆる武具の強化においてその獰猛化個体の素材が必要になる。
モンスターハンターシリーズ | |
---|---|
メイン | MH - MHG - MH2 - MH3 - MH3G - MH4 - MH4G - MHW - MHRise |
ポータブル | MHP - MHP2 - MHP2G - MHP3 |
オンライン | MHF - MHF-G - MHF-Z |
スピンオフ | MHX - MHXX - アイルー村 - パズルー - MHST - MHST2 - MHSP - MHXR - MHR - MHNow |
メディアミックス | ぎりぎりアイルー村(G) - MHST RO - ハリウッド映画 |
一覧 | 関連項目 - モンスター - 楽曲 - お絵カキコ プレイヤー(生主・声優) |
掲示板
7623 ななしのよっしん
2024/01/27(土) 09:21:27 ID: +erTtm2CYS
むしろ原種より隙が多くて慣れると楽しい印象しかないが
ディアブロスとか顕著
7624 ななしのよっしん
2024/01/27(土) 11:17:13 ID: rUIXdgPtAT
二つ名単体で見ると出来は良かったと思う
(一部の奴の肉質は酷かったが)
装備の完成まで十以上のクエストをこなさなきゃいけない仕様と
そのクエストが決戦場型で強制同時狩猟だったり持ち込み無しで捕獲だったり、
新規コンテンツによる不慣れを理由にするにはあまりにも意地が悪すぎた
7625 ななしのよっしん
2024/01/29(月) 23:16:53 ID: lxk5dCzw23
出来ること増やすのは分かるけどそれ理由にしてストレス増やすのやめて欲しかった
この頃からソロだと快適に遊べなくなってきてる
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最終更新:2025/03/26(水) 00:00
最終更新:2025/03/26(水) 00:00
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