雀魂(じゃんたま)とは、Yostarが日本運営を務める、萌え要素のあるオンラインリーチ麻雀ゲームである。英語版の名称は「Mahjong Soul」、中国語版は「雀魂麻将」となっている。
同ゲームのアニメ版の記事はこちら→ じゃんたま(アニメ)
中国で開発され日本を含む世界同時リリースされたオンライン対戦麻雀ゲーム。2019年4月25日より日本語版のサービスが開始された。
中国開発ではあるもののルールには日本式のリーチ麻雀が採用されており、アリアリが採用されている。点数計算は天鳳に似て、ビリ回避の要素が強い。
デフォルトでの自摸や鳴く際の選択時間は猶予5秒+通常持ち時間20秒。持ち時間にかかわらず毎回5秒の猶予があり、それ以上の長考では持ち時間が減っていく。
なお、友人戦(フレンドマッチ)であればルールを細かく決められる。その際の持ち時間は「猶予3秒+持ち時間5秒」「5秒+10秒」「5秒+20秒(デフォルト)」「60秒+持ち時間なし」「300秒+持ち時間なし」から変更することができる。
牌の自動整理機能、ドラがキラキラ光る、聴牌時に当たり牌や残り枚数が表示される、対戦中に役一覧を確認できる等、視覚的な補助機能やヘルプが充実しているため、これから麻雀を始めたいと考えている初心者にはうってつけ。
公式チャンネルではプロ雀士やVTuberを招いてのバラエティ豊かな生放送が配信されている。エンタメとして楽しめるものは勿論、牌譜検討や麻雀教室など役立つ番組も多数。
課金要素として多彩なスキンが用意されているが、ゲーム自体は純粋な麻雀であり、課金自体は勝敗の優劣には一切関連しない。
スキン要素としては立直棒や卓デザインは勿論、多数のキャラクターが用意されていることが最大の特徴。設定すると行動に合わせて多彩なボイスを喋ってくれたり、キャラごとに設定された可愛らしいスタンプを対戦中に使用できる。ただし某麻雀漫画のように能力が使えたりキャラが脱げるといった要素は皆無である。
日本時間2019年6月9日午前から、DMMサーバーと合わせてのマッチング調整に加え、国際マッチング可能とするメンテナンスが行われ、英語版・日本語版・中国語版すべてに適応され、アジアサーバーに日本語版が属することになった。
競技麻雀のプロ団体「RMU」が新たな試みとして、すべての対局をリアル麻雀ではなく本ゲームの大会戦(後述)で行う「闘魂杯」という公式タイトル戦を2021年3月に創設し主催している。
本ゲームを原作としたテレビアニメ『じゃんたま PONG☆』がSCOOTER FILMS制作、森井ケンシロウ監督で毎日放送/TBS系列「スーパーアニメイズム」枠おしりにて、2022年4月から6月までの毎週金曜日(土曜深夜)に放送された。
2023年8月16日から夏祭りイベント「にゃんこの一手」が開催され、このイベント開催を記念して雀魂公式テーマソング「紅ノ御魂」をYouTube上にMV付きで公開した。⇒リンク
先に、このゲームでの共通ルールを説明する。麻雀ってローカルルール多くて大変だよね
一部のルールについては友人戦モードで変更することができる(段位戦では変更不可)。変更できる内容については後述(こちら)。
なおゲーム中には詳細ルールの説明がない。非公式まとめサイトのこのページも参照。
いわゆるランダムマッチ。銅の間から王座の間までの部屋ランクがあり、階級によって入場できる部屋が決められており棲み分けが図られている。
すべての部屋で東風戦・半荘戦および三人戦・四人戦が選択可能。レートがある場合、半荘戦は東風戦の1.4倍のレートになっている。
なお、コインや段位点の増減にかかわるウマは全部屋において共通で以下の通り。
本ゲームではプレイヤーの段位は下から初心者、雀士、雀傑、雀豪、雀聖、魂天の6つに大別される。勿論、四人麻雀と三人麻雀で段位はちゃんと別で扱われる。
段位点(早い話が経験値)によって段位が上下する。また、各段位は★から★★★で細分されている。
段位ポイントは次のように計算される。
順位によるウマは常に共通(15~-15)。上位ボーナスは打った部屋によって異なる(10~240)。ビリペナルティはプレイヤーの段位と★の数、東風か半荘かによって異なる(-10~-290、ただし初心者は0)。
例えば銀の間4人東風戦で35000点で1位になった場合、計算式は10+15+20となり段位点が45アップする。同様に金の間3人半荘戦で55000点で1位になった場合、計算式は20+15+105となり段位点が140アップする。
逆に金の間3人半荘戦で雀傑★3が15000点で3位になった場合、計算式は(-20)+(-15)+(-120)となり段位点が155ダウンする。冒頭でも述べたが、このような計算方法のためビリを回避することが重要になっている。
初心者および雀士★1は降格することがない(つまり、一度雀士になればもう初心者には戻らない)。しかし雀士★2からは段位点が下がりすぎると降格する。
魂珠という指標によってレベルが上下する。レベルは★の数ではなく、Lv1からLv20までの数字で表す。
魂珠の計算はかなり単純で、点数にかかわらず順位に応じて一定量が増減する。対局する全員が魂天の場合、魂珠増減量が2倍になる。
4人東 | 4人半 | 3人東 | 3人半 | |
---|---|---|---|---|
1位 | +0.3 | +0.5 | +0.3 | +0.5 |
2位 | +0.1 | +0.2 | ±0 | ±0 |
3位 | -0.1 | -0.2 | -0.3 | -0.5 |
4位 | -0.3 | -0.5 |
初心者 | 雀士 | 雀傑 | 雀豪 | 雀聖 | 魂天 | 最低コイン 東風戦/半荘戦 |
レート 東風戦/半荘戦 |
場代 東風戦/半荘戦 |
|
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
銅の間 | 無し | 無し | 無し | ||||||
銀の間 | 2500/3500 | 50/70 | 500/700 | ||||||
金の間 | 5000/7000 | 100/140 | 1000/1400 | ||||||
玉の間 | 10000/14000 | 200/280 | 2000/2800 | ||||||
王座の間 |
大会ロビー、各種特殊ルール、交流の間がある。
麻雀の大会を開催、または大会に参加できるモード。ルールは大会の主催者が設定できる。特に変更されない場合は段位戦と同じだが、友人戦より更に詳細なルール設定が可能となっている(トビのあり/なし、切り上げ満貫のあり/なし等)。
開催は7日に1度しか行えない。公式サイトの大会メニューから新規開催、管理ができる。また、開催1度につき60輝石が必要。大会には6ケタの番号(ID)が付与され、共有することで大会に参加できる(大会リストから探したり、大会名で検索することも可能)。なお、コインや段位等の増減は発生しない。
通常の麻雀とは異なる特殊な麻雀を行える。現在のところ期間限定開放として実装。いずれにおいてもコインの増減は発生するが、段位点は変化しない。
なお、以下のほかにもアカギコラボで「闇夜の戦」や、鷲頭麻雀を基にした「明鏡の戦」が実装されたことがある。
基本は4人打ち東風戦。
基本は4人打ち東風戦。
最初からドラ表示牌が3枚となっている状態で始まる。王牌の数は変わらないので、ドラが増えるのは槓2回までで3回目以降は増えない。
いわゆるフリーモード。コインや段位の増減なしで段位戦と同様の麻雀ができる。
いわゆるフレンドマッチ。ルーム作成・参加ともに無料で行える。ルールは部屋の作成者が設定できるが、特に変更されない場合は段位戦と同じ。戦歴は段位戦と別で記録される。大会戦で行える特殊ルールの麻雀も可能。
ゲーム内で新規開催およびルール設定ができる。大会には5ケタの番号(ID)が付与され、共有することで友人戦に参加できる。なお、コインや段位等の増減は発生しない。
ルーム作成時に各種のルールを設定できる。デフォルト設定は太字で表示している。麻雀のルールも参照。
以下は詳細設定を有効にすることで設定できる。
雀魂では使用する雀士キャラクターを設定することが出来る。特にキャラクター別に特殊能力とかステータスとかあるわけではないので、ビジュアル的な要素として存在している。
絆レベルはいわば好感度のようなものであり、段位戦の「銀の間」以上や大会戦の特殊ルールで対局を行ったり、キャラクターにアイテムの贈り物をしたりすることで上げることが出来、絆レベルが上限に達することで対局中にアガる時に「役名」を読んでくれるようになったり、「契約」という要素を行ったりすることが出来る。
契約をすることで衣装が違うビジュアルになったり、一部のスタンプが使用解禁になったりする。また、一部のキャラのみの実装になっているが、SPボイスという対局中のボイスパターンが増加し、このSPボイスにも条件が設定されている。
特別雀士祈願ガチャで手に入る特別雀士キャラクターについてはそのキャラクター専用の装飾品を入手することができ、一定の絆レベルを上げることによって入手することができる。また、契約すると入手できる契約後の着せ替えでは、通常雀士では静止スキンであったところが、特別雀士では動くスキンとなっている。
雀魂の世界ではガチャを「祈願」と呼んでおり、ここで祈願することによってさまざまなキャラクターに出会ったり、装飾品などの特別なアイテムを入手して対局を盛り上げることができる。
ちなみに、ガチャに登場する神社は一姫が巫女として在籍する魂天神社である。
ガチャの種類は、女性キャラクター専用ガチャの「落桜の道」、男性キャラクター専用の「竹林の道」の2つに分かれており、目的のキャラの反対の性別を持つキャラクターを引くことはない。内容は装飾品、贈り物、キャラクターが混ぜられた形式になっている。なお、装飾品、贈り物については両方のガチャ共通で引けるアイテムとなっている。キャラクターの排出確率は5%で、重複キャラクターは「願いの石」という交換アイテムに変換される。個数は1キャラクターにつき、75個に変換される。一方、所持済の装飾品を引くと、「星の石」という交換アイテムに変換される。個数は1アイテムにつき、5個に変換される。
10連は1回分お得な値段にはなっているものの、1回は必ず最高レアリティとなる紫色の贈り物が排出され、キャラクター入手機会は実質9回分となる。
ガチャには確変演出または、確定演出があり、流れ星が流れたり、夜空に顔文字が浮かび上がると、キャラクターを引いている可能性が高い。(2023年8月16日に下記に変更された。)
2023年8月16日にガチャのデザインがリニューアル。確変演出も変更され、タップ後に千本鳥居の中をくぐって奥へ移動しているときに流れ星と思われる複数の光の玉が尾を引きながら追随していると、キャラクターを引いている可能性が高い。
イベント期間中に出現することが多いガチャとして、「満開の道」(女性キャラクター専用)と「新緑の道」(男性キャラクター専用)がある。このガチャでは、対象に選ばれたキャラクターが当たる確率が上昇したガチャとなっており、排出確率5%の中でその対象キャラクターを引く確率が59%アップしている。
また、これ以外のピックアップガチャとして春季イベント開催時に出現することが多い「早春魅影」(女性キャラクター専用)と「早春華光」(男性キャラクター専用)、夏季イベント開催時に出現することが多い「仲夏魅影」(女性キャラクター専用)と「仲夏華光」(男性キャラクター専用)、冬季イベント開催時に出現することが多い「冬凪魅影」(女性キャラクター専用)と「冬凪華光」(男性キャラクター専用)がある。いずれもキャラクター出現確率は、通常のピックアップガチャと同等であることが多い。
2021年12月22日から期間限定ガチャイベントとして実装された特別祈願ガチャでは、通称「四貴人」と呼ばれる特別雀士が追加されたガチャとなっている。排出確率5%で、その中で引く確率は20%と通常祈願ガチャよりも低い設定となっている。
特別雀士では、通常のキャラクターでは持ち合わせていない特別な特典が実装されており、キャラクターを引くと動画演出で登場したり、対局で和了る際のカットイン演出が特別雀士独自の物だったり、絆レベルを上げることによって解放できる特別装飾品が付属している。
「四貴人」であるが、現時点では西園寺一羽、北原リリィ、東城玄音の3人が公開されている。
特別祈願ガチャの名前は、西園寺一羽、北原リリィの時は「特別祈願・桜」であったが、東城玄音の時は「狐心恋歌」であった。
「異界の風」と呼ばれるコラボイベント開催時に出現する限定祈願ガチャがあり、そのコラボ限定でのキャラクターを引くことができる。コラボガチャではコラボ作品の都合上、キャラクターが女性または男性のみの場合がある。
男女両方ともキャラクターが実装されている場合は、ガチャ名に女性が「桜」、男性には「竹」が入っていることが多い。ただし、コラボイベントごとにガチャ名称がわずかに変化しており、これまでに登場したコラボガチャは、「異界の風」、「異界の風・桜」、「異界の風・桜II」、「異界の桜風」、「異界の風・竹」、「異界の風・竹II」、「異界の風・竹II」、「異界の竹風」である。
祈願(ガチャ)すると1回につき、「信仰」と呼ばれるアイテムが1個貯まるシステムとなっている。この「信仰」というアイテムは翼の生えた十字架のような図柄をしており、ガチャのトップ画面に所持数が表示されている。これと引き換えにガチャで引くことができる装飾品、またはキャラクターと交換することができる。(装飾品とキャラクターに関しては未所持の物に限る。)
交換する際に必要な「信仰」の数は、基本的には装飾品が50個または100個、キャラクターが150個必要であるが、特別雀士のみ300個必要である。
また、「信仰」は1個につき「願いの石」1個に交換することができ、キャラクターと契約する際に必ず必要なアイテムであり、祈願してなおかつ所持済のキャラクターを引かないと手に入らないため、輝石とともにゲーム内の重要アイテムに位置づけられている。
雀魂では、「祈願の巻物」と呼ばれるガチャ券がアイテムとして存在する。1枚につき、1回祈願できる。
「祈願の巻物」の入手方法としてはイベントの賞品や運営からのメールが多い。ただし、福袋小屋で「星の砂」50個と引き換えに1枚入手することができる。「星の砂」は、贈り物を奉納することによって入手することができ、贈り物は一定数の対局によって獲得したり、雑貨屋でコインと引き換えに入手できるため、理論上は無課金でも入手可能である。
なお、福袋小屋で入手できる「祈願の巻物」は、月ごとに入手できる枚数が決まっている。
2023年8月16日現在のもの。見方については、以下2点の注釈参照。
こちらのキャラクターに関しては、特別祈願ガチャと呼ばれる期間限定で出現するガチャで入手できるキャラクターとなっており、通常祈願ガチャ(落桜の道、竹林の道)には一切入手できない。また、信仰交換は出来るものの、通常の雀士キャラクターの2倍相当となる300信仰が必要である。
ちなみに、その雀士キャラクターは通称「四貴人」と呼ばれており、苗字に方角が入っている。
2023年8月17日現在、3人の雀士キャラクターが公開されている。
いずれもコラボイベント限定で配布またはガチャで獲得できたキャラクターである。イベント終了後は入手不可能であるため、注意が必要である。
ライトノベル投稿サイト「軽之文庫」とのコラボ。コラボイベントとしては唯一、イベントクリアの景品として配布されたキャラ。
アニメ『咲-Saki- 全国編』とのコラボ。コラボイベントは2回開催された。イベントでのガチャキャラ。
アニメ『賭ケグルイ××』とのコラボ。イベントでのガチャキャラ。
アニメ『アカギ 〜闇に降り立った天才〜』とのコラボ。イベントでのガチャキャラ。
アニメ『かぐや様は告らせたい-ウルトラロマンティック-』とのコラボ。イベントでのガチャキャラ。
アニメ『コードギアス 反逆のルルーシュ』とのコラボ。イベントでのガチャキャラ。
劇場版『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ 名前のない少女』とのコラボ。イベントでのガチャキャラ。
Yostarが運営するオンラインゲーム『ブルーアーカイブ -Blue Archive-』とのコラボ。イベントでのガチャキャラ。
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最終更新:2024/12/05(木) 22:00
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