Wonderland Wars(ワンダーランドウォーズ )は、セガが運営する4vs4のオンライン協力対戦型アーケードゲームである。
2015年2月に稼働開始、以降各年12月ごと、約1年おきに大規模バージョンアップを重ねていた。
2021年に新PVの発表、また筐体ムービーの変更はあったが、Ver6ではなくVer5.2という扱いになっている。
各バージョンには以下のようにサブタイトルがついており、テーマが変わるほか新要素が毎回追加されている。
Ver. | 稼働年月日 | サブタイトル |
1.0~1.1 | 2015.2.19 | - |
1.5 | 2015.12.16 | 月下の舞闘曲(げっかのワルツ) |
2 | 2016.12.14 | 運命の時刻盤(うんめいのクロノス) |
3 | 2017.12.13 | 醒し創聖の闘歌劇(めざめしそうせいのバトルオペラ) |
4 | 2018.12.12 | 七つ色の冒険譚(ななついろのロマンス) |
5 | 2019.12.11 | 禍ツ大和ノ宿曜典(マガツヤマトノナクシャトラ) |
ゲーム内容
概要
詳細
- プレイヤーはキャストと呼ばれるキャラクターを操作し、兵士(雑魚敵)や敵キャストを倒していく。
敵キャスト撃破、敵拠点破壊などで敵のチームゲージにダメージを与え、0にするか、タイムアップ時チームゲージの多い方が勝利。
- 戦場は2レーンないし3レーンで構成され、それぞれのレーンに拠点が複数配置されている。
各拠点からは兵士が出撃するため、これを倒してキャストの経験値を稼ぎレベルアップしつつ、
敵キャストを倒したり自分の兵士を敵拠点に送り込んだりするのが大まかなゲームの流れとなる。
- 敵兵士や敵キャストを倒して経験値を獲得する事でレベルアップできる。
これによりスキルやアシストアイテムが解放され、試合をより有利に運ぶことが出来る。
敵よりも早くレベルアップし、使用が可能になったスキルで更に差を広げるのが理想の展開。
- キャスト、拠点の被撃破が溜まっていくと、強力な大型兵士「巨人」が召喚される。複数の種類の巨人がいるが、どの巨人が出てくるかは後述のソウルカードで決まり、出現位置はランダム。一発逆転の要素であり、中盤以降の駆け引きの中心となる。
- 兵士は敵キャストとの交戦を安全に行うための盾となる。
同時に、兵士は拠点の攻撃力(敵チームゲージへのダメージ)に優れる。
なので敵兵士を殲滅しながら敵キャストの殲滅や妨害に対処し、効率よく自兵士を敵拠点に送り込むことが必要。
盾として使い捨てすぎると敵拠点も落とせなければ自分の盾も少なくなるため、ジリ貧となってしまう。
これがいわゆるレーン戦、ライン上げといわれる要素であり、これの勝利が要となる。
- Ver.2.0より後方の拠点は前方の拠点が破壊されるまで敵キャストの攻撃を受けず、兵士の生産を行わないという形に変更された。これにより前方拠点の破壊によって生じる継続的なアドバンテージが消滅し、ゲーム開始2~3分で試合の大勢が決まり、逆転できなくなってしまうという従来のバージョンでの不満点が緩和されると同時に、プレイヤーからあまり歓迎されていなかった「裏取り」という戦法が成立しにくくなった。
ペンアクション
wlwの特徴的な点の一つとして、備え付けのペン型デバイスを使用して攻撃やスキルの発動ができる。
コントローラーやジョイスティックよりも素早く、また簡素で直感的な操作が可能。
- 自キャラから敵に向かって軽く線を引く(フリックする)と『ストレートショット』となる。
ストレートショットは弾速が早く、敵を貫通しない。
ドローショットで貫通しない兵士の処理や、敵キャストの隙を突いた攻撃などに使用する。
基本的にMPを消耗しない唯一の攻撃手段であるため、適度にこれを織り交ぜる事が要求される。
- ペンのボタンを押しながら線を引くと『ドローショット』となる。
ドローショットは敵キャストや敵小兵士を貫通し、ペンで描いた軌跡をなぞるように弾が発射される。
主に敵兵士の処理に多用するが、使用のたびにMPを消費する。(MPは時間経過で回復)
- 画面下部の枠にセットされたスキルカードをフリックすることでスキルを使用することができる。
フリックで即発動するものや、フリック後に攻撃方向や攻撃範囲を指定するものなどがある。
使用にはドローショットよりも多くMPを消費する。
各キャストそれぞれ異なったスキルを持つため、キャストのスキルを生かした運用を心掛けよう。
- 定型文のチャットを使い、味方との意思疎通を行うことができる。
味方が敵キャストを撃破したり敵拠点を陥落させたときは賞賛のチャットを送ってあげよう。
巨人が出現した時や撤退で隊列に穴が開いたときなど、ハプニング時にも迅速な意思表示が大切。
またミニマップを操作することで、危険地点をマークしたり他プレイヤーへ移動要請をしたりできる。
Ver.2.0より他プレイヤーのチャットの一部(主に依頼系のもの)に対してYES/NOで返答する事が可能となった。また、チャット自体のカスタム性も柔軟さを増している。
カード
キャストを強化する要素であり、大まかに分けてスキルとアシストとマテリアルの3種類が存在する。
カードは試合が終了するごとに自動で選出される6枚のカードからランダムで1枚引くことができる。
チケットを消費することで更に引くことも可能だが、現在は後述の『WONDER LIBLARY』にて毎日2回まで100円で6枚のカードを取得できるようになったため、プレイしているゲーセンに設置されている場合はよく考えて行おう。
手に入れたカードは当然装備しないと使えない。カスタマイズモードでのセットを忘れずに。
装備したカードは対応した試合中のレベルによってアンロックされる。高レベルほど高い効果がある。
スキルも含めて試合の序盤と終盤ではキャラの特性が様変わりするため、レベルに応じたキャストの対策が重要となってくる。
カードの装備次第で、同じキャストでも大きく異なった個性を持たせることが出来る。
スキル
- スキルカード
セットする事によりスキルを使えるようにするカード。
各キャスト毎に全く異なる個性豊かなスキルが存在し、汎用スキル的な物は存在しない。
立ち回りの幅を決める重要な要素であるため、3枚揃えてしっかりセットした上で試合に臨みたい。 - ワンダースキル
1試合に一度だけ使用することのできる特別なスキルを使うためのカード。
いわゆるボムや必殺技に相当し、MPを消費しない。また使用時にキャスト毎のジングルとカットインによる演出で5秒ほど、操作できるようになってから3秒ほどの無敵時間が発生する。 - マスタースキル
Ver.3より追加された新要素。
出撃時に1種類だけ選んでセットすることができるが、通常のスキルと異なりどのキャストでもすべてのマスタースキルを使用することができる。
使用回数が限られている(最大回数はスキルごとに異なる)、レベルではなく時間経過で使用が解禁され、また使用後はしばらく再使用できない、等の制限があるがMPの消費はなく、いずれも強力な威力を持つ。
アシスト
- アシストカード
こちらは全キャラクター共通で使用することのできる、ステータスが変化する装備カード。
ロール、あるいはキャスト専用のカードも存在し、他のキャストでも装備はできるが効果が十分に発揮されない。
装備品であるが、効果が発揮されるにはスキルと同じくレベル制限を解除しなければならない。
強力なアシストカードほど発動レベルが高い=発動が遅くなってしまうのでよく考えて装備しよう。
現在はLV1アシストでありながら過去のLv5アシスト並のステータスを持つカードもあったりする。
Ver.3までは同時にセットできるアシストカードは最大3枚までであったがVer.4で4番目のアシストカード枠が追加された。ただし4番目の枠にセットできるカードは発動レベルが6以上という制限がある。 - ソウルカード
大幅なステ―タス強化に加え、「巨人召喚」を行えるようになる特別なアシストカード。
装備できるのは各キャスト1枚まで。
ステータス強化の幅がアシストより大きく、また特殊なアビリティを持つ物も多数存在する。
マテリアル
ver.2.0よりOD(オーバードライブ)カードが廃止されその代わりとして採用されたカード。A(アシスト)とS(スキル)マテリアルカードが存在する。
カードを獲得するとゲージが溜まり一定以上のゲージが溜まるとゲージに応じたレアリティのカードを任意で強化できるシステム。AはN(ノーマル)からSはR(レア)からゲージを溜める事が可能。
SR(スーパーレア)までなら比較的楽にゲージを溜められるが最高レアリティのWR(ワンダーレア)まで溜めるとなるとかなり辛い、1度ゲージを進化させてしまうと溜め終わるまで変更出来ないのでよく考えてから進化させる事をおすすめする。
マテリアルにもレアリティがあり上位の物ほどゲージが溜まりやすくなる。
ランクシステム
キャストランク(CR)
ver2.0から導入された新たなランクシステム、各キャスト毎にランクを上げる事になった。
この為他のキャストがどれだけランクが高くても使用した事が無いキャストはほぼランク0からのスタートとなる。
ランク10以上はシルバー、ランク20以上はゴールドキャストになり、ランクアップ時のトータルランクにボーナスが付く様になる。
一定ランクに上がる際、それぞれに昇格試験が存在する、1度昇格試験を突破すればそれ以下にはランクが下がなくなる。
ランク20,30(EX0),40(EX20)がそれに相当し、Ver3.2まではランク10.15でも試験があった。
CR30に到達すると本棚が一新されエキスパートキャストとなる。表記は00に戻るが王冠が付いたり七色に輝いていたりとちょっと豪華になる。
トータルランク
キャストランクとは別に存在するランクシステム、キャストランクが上がるとこちらも上がり一定以上となると神筆の色が変化する。
ストーンランクまでは初心者として、消費チケットが1枚になり全国対戦でも相手側は全員COMとの戦闘になる。現在は最も高いキャストランクがこの計算に大きく影響する仕様で、トータルランクが上がるごとにアシストカードのリザーブ解禁などの恩恵がある。このため初心者の方はある程度キャストを絞ってプレイする事を推奨する。
Ver3.10およびVer.3.20で大きく計算式が変更され、トータルランク変動値およびペンクラス閾値が100倍に変更された。
現在判明している神筆の材質はこちら
トータルランク | 材質 | 特典 |
0 | STONE | 初心者枠、消費チケット1枚(購入制限あり) |
500 | IRON | リザーブスロット2枠解放、ステッカーが選択可能に |
1500 | BRONZE | リザーブスロットが4枠に増加、パターンが選択可能に |
3000 | SILVER | リザーブスロットが6枠に増加、ステッカーが2つ選択可能に、チャームが選択可能に |
4000 | GOLD | リザーブスロットが8枠に増加、チャームが2つ選択可能に |
10000 | RUBY | 特典ではないが、キャストランクEX00以上と未満でマッチングが分かれるようになる |
15000 | DIAMOND | Ver3.01までの最高筆 |
20000 | LAPIS LAZULI | |
25000 | ALEXANDRITE | ver.4.15までの最高筆 |
30000 | METEORITE |
Wonderland LIBRARY
2016/4/21より稼動開始、リプレイ再生・リプレイ購入・カード購入・店内大会LIVE機能を搭載した所謂センターモニター(サテライト)筐体。
特に恩恵を受けるのがカード購入であり、100円で6枚のカードを獲得できる(ゲーム後の追加獲得よりも遥かにお得)ほか、定期的に開催されるスタンプラリーで追加の褒章を得られる事もある。
リプレイの録画については、視点プレイヤーの変更・全景モード・ビハインドやフロントといったカメラ位置変更の機能が使える。被弾モーションのときにカメラを動かしてキャストの下着を撮影することに並々ならぬ情熱を持つプレイヤーもいるようだ。
キャスト
プレイヤーが操作するキャラクター。
Wonderland Warsと言うだけあり、古今東西の『童話』がモチーフになっている。
キャストには3つの『ロール』(役割)があり、それぞれに特徴や得意な戦い方がある。
各ロールの役割は以下の通り。
- ファイター:敵軍兵士を倒し、自軍兵士を相手拠点に誘導して拠点撃破する、いわゆるレーン戦が主な仕事。兵士処理に重要なドローショットが主武器であり(例外もあり)アシストはドローショットを強化するのが基本。
(Ver.3.0からの新要素)レベル6以降は自分と周りの味方キャストおよび兵士の防御力が上昇する。 - アタッカー:相手キャストを撃破することでチームゲージに直接ダメージを与え、同時に人数差を作ることでレーン戦を有利にするのが主な仕事。必要に応じ他レーンの敵キャストを標的としたり、敵巨人を攻撃することも求められる。ストレートショットあるいは攻撃スキルが主武器。
(Ver3.0からの新要素)レベル4以降は自分と周りの味方キャストの攻撃力(ストレートショット、ドローショット、スキルすべて)が上昇する。 - サポーター:味方キャストの強化・回復や敵キャストへの妨害を行い、レーン戦やアタッカーの敵キャスト撃破を支援するのが主な仕事。敵拠点攻撃や自拠点防衛のため敵兵士処理を求められる場面も多く、比較的できること=やるべきことが多い。
(Ver.3.0からの新要素)レベル3以降は自分と周りの味方キャストのドローショットおよびスキルの消費MPが軽減する。
原典『シンデレラ』
サンドリヨン(CV:井上麻里奈) ロール:ファイター
今作の女主人公。
初期選択キャストらしく癖がなく扱いやすい性能。最初はこのキャラクターでゲームに慣れよう。
ファイターの中では自己HP回復や自己強化のスキルが光る。中盤からはかなり粘り強い。
ストレートショットがやや物足りない。その分を二種類のドローショット強化スキルで補えるかが対キャスト戦における要になる。
アシェンプテル(CV:井上麻里奈) ロール:アタッカー
ファイターであるサンドリヨンのアナザーキャスト。セリフも勝気で高圧的になっている。
サンドリヨン譲りのバランスでアタッカーの中では癖が少なく全距離で戦えるのが特徴。
ドローショットが弱く、逆にストレートショットが強い。スキルも対敵キャストに志向したラインナップ。
ストレート強化スキル使用後の射程は圧巻であり、さながら少しの隙を打ち抜くスナイパーと化す。
原典『桃太郎』
吉備津彦(CV:江口拓也) ロール:ファイター
今作の男主人公。
サンドリヨンと比較すると、ストレート攻撃力とHPが強化され、各種攻撃の射程とMPが低下している。
兵士の防御力強化に加え、拠点を殴った際のダメージ量上昇、拠点を巻き込んでダメージを与える範囲攻撃など、拠点攻撃に特化、即ちチームゲージへのダメージに関わりやすいスキルを持つ。
プレイヤーからの愛称は「桃」、「桃様」。「桃様」の愛称はゲーム中でもあるキャラが使用している。
闇吉備津(CV:江口拓也) ロール:アタッカー
吉備津彦のアナザーキャストで、闇の力を手に入れた感じの姿をしており鬼の要素も少し入っている。
美猴とスカーレットの中間の様な性能で射程が超短で基本的に接近が強いられるものの、全キャスト随一の攻撃力がある突撃型の性能。
ドローショットが直線状に突進するタイプの特殊型で、終端での斬撃がヒットした際の威力が強力。HPも高く、スキルで自身の防御力も高められる他、HPが減るほど強力な攻撃・スピードのバフがかけられるスキルも持ち、ダメージ覚悟だがレーン戦もある程度はこなせる。
原典『ピーターパン』
ピーター・ザ・キッド(CV:木村良平) ロール:サポーター
移動スピードはキャストの中でも随一で、スキルも瞬間移動や移動速度上昇を備えるなど、
機動力を生かした支援を行う。 火力自体はかなり低いが敵を長く拘束するスキル、性能を持つ。
そのため単騎の性能よりも味方キャストとの共闘に重きが置かれたキャラと言える。
初期段階では浮遊により一部の障害物などを越えて移動できる唯一のキャストだったが、かぐやの実装でユニークスキルというわけではなくなった。
ナイトメア・キッド(CV:木村良平) ロール:アタッカー
ピーター・ザ・キッドのアナザーキャスト。
ピーター譲りのスピードを持つアタッカー、序盤は火力不足が目立つが後半からSSを強化するスキル「エンドルフィン」やWS等で一気に強くなる大器晩成型キャスト。
いかに弱い序盤を凌ぎ後半から暴れられるかがこのキャストの肝である。
アイアン・フック(CV:中田譲治) ロール:ファイター
鈍足長射程を特徴とし、長所短所が際立った性能となっている。
また、全キャラ中でも射程・弾サイズ・初期威力・描ける長さなどを総合して一二を争う強力なドローショットを持つため序盤のレーン戦で右に出る者はいない。
兵士の強化や兵士の数による自身の強化、敵キャストの引き寄せ等、兵士との連携スキルが多い。
序盤は回復や攻撃スキルに乏しいが、カード・スキル追加により後半戦には突進する攻撃スキルも解禁する。
極めて鈍足なのもあり、遊撃ではなく自分の担当レーンを兵士と共に押し上げる運用が肝要。
デス・フック(CV:中田譲治) ロール:アタッカー
アイアン・フックのアナザーキャスト。 もはや骨だけになった出で立ちはホラー。
元となったフック譲りの長射程ドローと発生の遅いストレート、鈍足高耐久といった重量級エッセンスはそのまま。
味方兵士の命を奪い取って自身を強化するスキルの他、共通スキルも対兵士よりも対キャストダメージが重視された設定となっており、相手がさらした隙にスキルコンボを叩き込んで一撃必殺を狙う戦い方がメインとなる。
原典『マッチ売りの少女』
ミクサ(CV:五十嵐裕美) ロール:アタッカー
ミクサ(myxa)は蝋燭の芯を意味するラテン語で、マッチの語源になった言葉。
スキル特化型キャスト。MPが潤沢で射程は中程度。
通常攻撃は並だが、スキルがすべて高スペックな攻撃技で距離や対象を問わず焼き尽くす。
儚げな見た目や声に反した殺意の塊であり、スキルのほぼ全てが攻撃スキルとなっている。
唯一の回復カテゴリのスキルも「敵キャストに攻撃を当てるとダメージに応じてMPが回復」という攻撃的な効果という徹底ぶり。
リン(CV:五十嵐裕美) ロール:ファイター
アタッカーであるミクサのアナザーキャスト。アメリカ版の結末を反映してか、ダウナーなミクサに比べてアッパーな性格になっている。サプラーイズ!チャットの煽り性能はトップクラス。
名前はマッチの発火に使われている主要な元素であるリンそのもの。設定上のフルネームは恐ろしく長い。
ドロー・ストレート共に威力が物足りない。そのためスキル重視の立ち回りとなる性能は変わらないが、攻撃スキルの対キャスト火力は抑えられている。その代わり、全体的な消費MPが減り、回復スキルも得てファイターらしく兵士処理と継戦能力が上昇している。また一部スキルは拠点・城に直接ダメージを与えることができる放火魔。
ちなみに本名はリン・ホスホリック・ルミネセンス・オブ・イグネイシャス・ルース=チャンドラー(Rin Phosohoric Luminescence of Ignatius Rouse Chandler)。
原典『西遊記』
美猴(CV:中村悠一) ロール:アタッカー
名前は仙術修行前のものに由来する。
スピードタイプの近接型。ひとたびダウンさせれば回避困難の起き攻め、相討ち上等の高威力ドレインなど、敵キャスト撃破に極めて特化している。加えてキャスト撃破によるチームゲージへのダメージを増やすスキルも持つ。
逆に短射程がネックであり、敵キャストと相対しての兵士殲滅は苦手。いかに敵キャストを退かせ、レーンの安全を確保できるかが要。
プレイヤーからの愛称は「猿」。そのまんまである。
大聖(CV.中村悠一) ロール:ファイター
名前の由来は、天界から脱走後、妖怪の王として悟空が自称した「斉天大聖」から来ている。
スピードが高く、如意暴風や吸命などの互換スキルの他、兵士を倒すたびに自身の攻撃力が上がる流転の理、兵士の拠点攻撃力を上げる断罪の天命を持つ。
特に流転の理による攻撃力の潜在強化は著しく、兵士撃破を積み重ねることでキャストや巨人への致命傷を容易に与えることが可能となり単独である程度の劣勢をひっくり返せるほどの強さを発揮する。
原典『人魚姫』
シレネッタ(CV:石田晴香) ロール:サポーター
名前はイタリア語でそのまま「人魚姫[Sirenetta]」。儚いイメージの強い原典から一転、歌うアイドル路線を突き進む。
火力自体は低いものの、妨害や遠距離攻撃を得意としているため差し込み自体は得意。
中盤はヒーラー、鈍足デバフによって味方キャストを手助けするスキルが主力。
だがゲーム後半は障害物無視・広範囲殲滅のスキル「パッションストリ~ム☆」(通称:津波)が解禁され、ライン戦の主導権を握れる。
そのため、サポーターながらフリーにしづらい抑止力を持つ。
メロウ(CV:石田晴香) ロール:ファイター
サポーターであるシレネッタのアナザーキャスト。妖艶な口調に青肌、際どい部分を泡で隠すなど色気や妖艶さを特徴としている。
元のシレネッタと同じく豊富なMPと一癖あるデバフスキル群が特徴。大きくかつ長射程なドローショットにより正面戦闘が極めて強く、懐に潜り込もうとしてもイキのいい回避性能で逃げられる。基礎性能は高いが、低HPでスキルが一癖あり使いこなすという意味でハードルは高い。
高レベルでは兵士を押し流す「ソウルストリーム」や、ドローを連発できるWSによる兵士の一掃により、レーン戦を塗り替える能力が高い。
原典『赤ずきん』
スカーレット(CV:佐倉綾音) ロール:アタッカー
ドローショットが他キャストのものと違い壁を超えるワープ技になっており、スキルもステルス移動を筆頭に、突進技や捕縛技など奇襲・キャストキルに特化した暗殺者。全体的にダメージも高く、手早くキャストを瞬殺してしまう。
欠点はストレートショットを除き兵士への攻撃力が皆無に等しく、また接近技が多いためステルスでの移動以外に兵士への接近が難しく、体力も低いのでライン攻防に貢献できないこと。美猴みたいなぶっ放しに向いた技も少なく逃しやすい点も欠点といえる。
とかく遊撃で戦局を荒らし、キャストのいないレーンを作って回ることが肝の玄人向けキャスト。
ヴァイス(CV:佐倉綾音) ロール:サポーター
モチーフは赤ずきん・・・なのだがヴァイスが被っているずきんは白色。ドイツ語で白[Weis]である。
スカーレットのアナザーキャストらしくサポーターでありながらアタッカーに近い動きが可能。
味方の各ショットと回避距離を強化するスキル「ラピッドブラスト」を持ち攻撃面を強化出来るのが彼女の強み。
原典『不思議の国のアリス/鏡の国のアリス』
リトル・アリス(CV:瀬戸麻沙美) ロール:アタッカー
スロウやポイズン、自身の透明化など、トリッキーなスキルを用いた搦め手を得意とする遠距離タイプ。
バステ付与のスキルで味方との連携を崩し、敵のキャストを追い払う能力が高い。
射程こそ長いがパンチ力に欠ける面があるため序盤はどうしても一押し足りない展開に苦しみがち。
だがレベルが上がると、びっくりさせたりおっきくなって踏んづけたりと暴れまわることができる。
シャドウ・アリス(CV:瀬戸麻沙美) ロール:サポーター→ファイター
アタッカーであるリトル・アリスのアナザーキャスト。
敵キャラを弱体化させるスキル・一番遠い味方のもとへワープするスキルなどを使い敵をかく乱するジャマー特化キャスト。
中盤からの強烈なミニオン処理能力こそないものの、防御力・ショット射程・スピードといったキャストの戦闘力を削ぐ事が可能。
当初サポーターとして実装されたが、できることがサポーターとしてあまりに異質だったためかVer.1.6でファイターにロール変更されたという異色の経歴を持つ。
原典『眠れる森の美女』
ドルミール(CV:石原夏織) ロール:ファイター
フランス語で「眠る」を意する“Dormir”から。
触手茨のモンスターの中央で眠る美女という出で立ちで可憐な本体とは裏腹に異形そのもの。
射程は中程度だが、ドローを描ける長さはキャスト随一であり、兵士を一列一掃して更に折り返してもう一列薙ぎ払うぐらい描ける。スキルはダメージゾーンを作り出したり、スロウ効果を与えるエリアを作るなど遅滞行動に特化している。
反面、火力に関して強力なものを備えていないため、攻撃の主力はやはりドローショットに限られる難しさがある。
エピーヌ(CV:石原夏織) ロール:サポーター
ファイターであるドルミールのアナザーキャスト。茨のモンスターを「兄さん」と呼ぶ。味方のスキル/リンク攻撃力を時間経過で増幅するスキル「百年の眠り」を筆頭に、ドルミール同様スリープやスロウを誘発する茨を発生させるスキルによる妨害を得意とする。
原典『かぐや姫』
かぐや(CV.井上喜久子) ロール:サポーター
移動速度はそこそこ遅めだが、攻撃射程やHP、MPが高い「超」遠距離型のキャスト。
MPの回復速度やレベルを低下させるデバフに特化したキャスト。位置指定型のドローショットと発射途中で分裂する3way弾のストレートショットを扱う遠距離砲撃を得意とする。アシスト次第であるが、レベル3からストレートショットだけで驚異的なミニオン処理能力を発揮する。浮遊移動のため、池などを超えることができる。
反面、近づかれてしまうとキャストによっては自衛もままならず、劣勢にも非常に弱いためパートナーとの共闘が必要不可欠となっている。
ツクヨミ(CV:井上喜久子) ロール:ファイター
サポーターであるかぐやのアナザーキャスト。
かぐやがSSによる兵士処理を得意としていたのに対し、ツクヨミはドローショットによる兵士処理を得意としており、ドローショットはアシストでの強化なしにレベル1の段階から範囲内の兵士を一撃で葬りさる程の高い威力を誇る。
近接するキャストを排除する竹光の足枷や相手MPを吸収する朧月の幻惑など、相対するキャストの選択肢を奪う戦い方はかぐやと同様。ドローショットが強化された分、ストレートショットは2wayになるなどかぐやと比較すると大幅なパワーダウンが見られる。
近寄られると竹光の足枷以外に大した自衛手段がないのもかぐやと同様だが、こちらは昇天の羽衣という壁を越えるワープ技を持っているので、事前に察知していれば離脱は容易。
原典『温羅伝説』
温羅(CV:最上嗣生) ロール:ファイター
読み方は「うら」。他キャストの倍以上はあるであろう体躯を駆使し戦う近接型キャストで突進型ドローを持つファイター内では初のキャスト。条件を満たすと硬質化(格ゲーで言うスーパーアーマー)になることができ、これが強み。
硬質化状態だと相手のショットをまるでオブジェクトのように体でかき消すこともでき、まさに蹂躙といっていい状態を作れる。
豊富なHPと硬質化でレーンを押し上げて行く異端のファイター。
多々良(CV:井口裕香) ロール:サポーター
読み方は「たたら」。ロボだこれー!!!
褐色ロリ鬼が自前のロボ「ヤシャオー」に乗り込み戦う。おまけに直接戦わない中身までモデリングする気合ぶり。
温羅さながらの豊富なHPで味方のダメージを肩代わりする一風変わったサポーター。いわゆる「タンク」に近く、これを活かして相方とともに強引にラインを押し上げる戦法が強い。
自身のHPを犠牲にするスキルが多いものの回復手段も持ち合わせており、その実継戦能力は低くない。
原典『ロビン・フッド』
ロビン・シャーウッド(CV:櫻井孝宏) ロール:アタッカー
かぐや・ツクヨミに続く超遠距離キャスト。寄られた際の自衛力が皆無ではあるが、スピードが非常に高いのでプレイヤーの技術次第では窮地を脱する事も可能。
このワンダーランドではなんとエルフになっている。そりゃイケメンで弓が上手いわけだ。
狩人らしく飛距離に応じて威力が増す「ジャストショット」や、敵キャストを検知して爆発するwlw初の設置罠スキル「ブラインドトラップ」などを持つ。「ジャストショット」は中央レーンにいながら端レーンのキャストまでカバーする程の射程を持つためアタッカーの中でも随一の遊撃性能を持つ。
メイド・マリアン(CV:日笠陽子) ロール:サポーター
アタッカーであるロビン・シャーウッドのアナザーキャスト。 味方のショット射程を延長したり、森の中をサーチする矢を放ったりして味方を援護する。
ロビンがエルフになっているのに対し、こちらはダークエルフっぽい見た目をしている。
ロビンとは対照な存在であることを強調するよう、立ち絵では『正面向き姿/見返り姿』で互いに対になるよう描かれている。
原典ではロビンの恋人であるが、今回アナザーとしての登場となった。また、オリジナルとアナザーで性別の違う初のキャストでもある。
原典『白雪姫』
シュネーヴィッツェン(CV:小倉唯) ロール:ファイター
7つの精霊の加護を受けた槍と真っ赤に輝く盾を持った、Ver.2.0稼働と同時に登場したキャスト。筐体やポスターにもサンドリヨンと並んで登場している事から新主人公的な扱い。
独自のシステムとして「精霊ゲージ」を持つ。ゲージがMAXの時では一部のスキル効果が強化されるのでゲージも意識した戦い方が重要となる。
ちなみにシュネーヴィッツェンとはドイツ語で「白雪姫」の事、スキルボイス変更でもドイツ語になっていたりする。
シグルドリーヴァ(CV:小倉唯) ロール:サポーター
白雪姫のアナザーは北欧神話のワルキューレ。シグル/ドリーヴァで“勝利の猛吹雪”といった具合。露出度がスゴイ
サポート内容は最大HP増加とHP継続回復。独自のゲージを溜めてからのスキル使用で、戦場全体に効果範囲が拡大する。
サポーターながら精霊ゲージのシステム上序盤のサポート力では同業サポーターたちに一歩譲り、序盤戦をどうごまかすかが問われるキャスト。
中盤以降はゲージの回転力が上がるため、自チーム全体に強力な継戦力をもたらす。
原典『アラジンと魔法のランプ』
ジーン(CV:内山昂輝) ロール:ファイター
シュネーヴィッツェンと並ぶVer.2.0の柱として紹介されたキャストが、Ver.2.0稼働から4ヶ月、満を持しての登場。 やっと入国審査を通過できたんだね。
敵を引き寄せる重力フィールドの設置、発動後待機し続けると攻撃判定が拡大する攻撃など、トリッキーなスキルで相手を翻弄する。
また、最大の特徴として一定回数スキル攻撃Hitで「魔神化」することができ、この状態では基本能力が大きく向上する。
マリク(CV:内山昂輝) ロール:アタッカー
ジーンのアナザーキャストだが、アラビア語で「王」を意味するマリクを名乗るだけあり性格はとてつもなく尊大で傲慢。そのためチャット力は低め。
ジーン同様「魔神化」で大幅パワーアップすることができるがゲージ蓄積がジーンよりシビアな上に制限時間もジーンより短い。一方で強化された状態のストレートショットは超強力でキャストの体力はもちろん、巨人や巨大化したアリスすらあっという間に溶かすことができる。
原典『雪女』
深雪乃(CV:水樹奈々) ロール:アタッカー
ver2.0のPVに登場していたジーンを差し置いて先に登場した新キャスト。
冷気を操る戦い方とは裏腹に性格は熱血漢そのもの、本人曰く山から下りてきた理由は花婿探しらしい。
婚活中だよ♪
独自のシステムとして「凍気の刻印」を持つ。一部スキルをヒットさせると相手に刻印を刻み一定回数(3回)当てると敵を氷漬けに出来る。凍る前でも段階ごとに移動速度が下がるのでなかなか厄介なアビリティ。
凍結状態では一切身動きが出来ず、この状態で攻撃を受けると追加ダメージが発生する。一部スキルでは追加ダメージを上げる物もあり、追加分が一撃必殺級に設定されたものもあるので凍結のタイミングとMP管理が重要となるキャスト。
ユクイコロ(CV:水樹奈々) ロール:サポーター
アイヌ民族と共生したという妖精的な存在、コロボックルがモチーフのアナザーキャスト。
東北弁とアイヌ語の混ざった独特の喋り方をする。
雪だるまの形をしたコアという設置物を置き、このコアの周囲にいるキャストにスピードアップやHP回復などの効果をもたらすサポーター。
ノーマルキャストの深雪乃がストレートショットに特化したキャストである特徴を継いで、ダウンさせない超回転率のストレートを持っていた。ただちょっと殺りすぎたやりすぎたため、現在は平均よりは上程度のショット性能に落ち着いている。
原典『金太郎』
怪童丸(CV:小西克幸) ロール:アタッカー
けだもの集めて鍛えた腕っぷしをひっさげ、ワンダーランドにスモウレスラーがやってきた。
傾いた台詞回しの力士…うん?どこかの対戦格闘ゲームで見たような…
三度笠のような特徴的な髪形をしており、その見た目から「キノコ」「しいたけ」というあだ名も。
背負った独自システムは「発気揚々」。対応スキルカードを任意に一つ選び、「チャージ状態」にすることができる。
時間経過でチャージが溜まれば溜まるほどスキルの性能が向上し、MAXチャージ時の性能は破格の一語。
邪道丸(CV:小西克幸) ロール:ファイター
鬼面がついた兜を被った、闇堕ち後の怪童丸。台詞を聞く限り、とある鬼が怪童丸に取り憑いた姿らしい。
怪童丸のあだ名が「キノコ」なのに対し、円錐形の兜からこちらのあだ名は「たけのこ」…別の戦争を起こす気か!
怪童丸同様スキルをチャージすることができるが、素の状態ではチャージ時間が長すぎる。発動後に兵士を倒した数に応じて自身を強化するスキル「酒呑の邪気」で最大限まで育成するとチャージ時間が大幅低減するので、その状態でようやく強力なチャージスキルをガンガン使うことができる。
…というように、怪童丸と大聖を足して2で割ったような性能である。弱点も共通で大聖以上に撤退しない立ち回りが求められる。
原典『ハーメルンの笛吹き男』
マグス・クラウン(CV:鈴村健一) ロール:ファイター
兵処理を旨とするファイターながら、スキルは兵士・拠点関係のサポート偏重という癖の強いキャスト。
crown(王冠)ではなくclown(道化師)。マグスは魔術師とか奇術師とかいう意味。仮面の下はPVで。
特有のアビリティ「歪曲のフェルマータ」を有し、ゲージMAX時に特定スキルの性能が変化する。
シュネーヴィッツェンに近い性質だが、ゲージの貯め方が異なる。
自身はのらりくらりと躱しつつ他のレーンを徐々に優位にするという邪道のような戦いを正道とする。
エルルカン(CV:鈴村健一) ロール:アタッカー
後述のミラベルと並びVer.4.0のもう一つの顔と呼べるキャスト。マグスのアナザーキャストであるが、キャラデザインは子供の姿となりだいぶ異なる。性格も見た目通り自尊心の強い子供。撃破されると「マ゛マ゛ー!」と叫ぶ。
マグス同様ゲージMAX時に特定スキルが強化されるアビリティを持つが、それよりも彼を特徴づけているのはストレートショットと攻撃スキルが壁に当たると跳弾するということ。むしろストレートショット・スキルともにゲージMAXかつ跳弾の利用を前提としている。制限は多いがその分噛み合ったときのキャスト殲滅力はかなり高い。当初は兵士殲滅力すらファイター顔負けであったがさすがにお仕置きされた。
跳弾を利用するため、中央レーンより端レーンのほうが相性がいいという変わり種のアタッカーでもある。
原典『浦島太郎』
火遠理(CV:梶裕貴) ロール:ファイター
ほおり。Ver.3.0へのメジャーアップデートに伴いショタジジイ浦島が登場。これでau三太郎が揃った。
2.0でのシュネーヴィッツェン同様、筐体・ポスターでの扱いは3.0の新主人公格。
連れている青いマスコットらしきものは水龍の「オト」。彼女も鉄砲玉相棒として戦闘に参加する。
スキルで自身のレベルを操作することで、アシストの発動を早めたりアビリティゲージを溜めることができる。
アビリティ「竜宮の刻煙」を持つ。ゲージMAXで移動速度上昇に加え特殊なフィールドを展開する。
フィールド内の敵はMP回復速度とショットの弾速が下がる。近接キャストの弾さえほとんど止まって見える程。
基礎性能がおしなべて高い反面、直接攻撃スキルを持たない為、劣勢時の切り返しはプレイヤーの腕に依存する。
彼には「亀」を設置するスキルをあり、これを放置すると兵士を倒す攻撃を亀が行ってくるので敵は倒さないといけない。ゆえに「浦島太郎のお話で亀をいじめる人々」という原作再現の構図が作られる設計。
このとき亀のダメージSEが「オォン…」と癖になる独特のもので、ユーザーが診断メーカーでひたすら「🐢オォン」と出力されるものをお遊びで作成したところTwitterでトレンド入りするという事態を起こした。淫夢やニャンちゅうではない。
ワダツミ(CV:梶裕貴) ロール:サポーター
ショタジジイのアナザーはジジイ……というわけではなく、ちょっと古めかしい言葉遣いの好青年。
玉手箱の力でショタジジイになる以前の火遠理の真の姿である。
自身のレベルを操作する能力は健在で、レベル7という高レベルには戦場全体を効果範囲とするスピード&HP回復スキルがある。
原典『ピノッキオの冒険』
ジュゼ(CV:水瀬いのり) ロール:アタッカー
獲得イベント直前に、ヴィラン戦(レイドイベント)のボスとして実装された異色のキャスト。暴走して自らを作り出した創聖を殺害した…という経歴はプレーヤーを驚かせた。
3.0のPVなどで火遠理と真っ向殴り合ってる、3.0もう一方の顔。
原典では男の子の人形だがこのワンダーランドでは何があったのか女体化している。しかもボクっ娘。
アビリティ「ハートレス・ドール」を持つ。自ら敵を倒す/専用の状態異常を付与するなどでゲージを溜めると、対応スキルの性能変化/消費MP減少の効果を受けられる。
加速バフやワイヤーアクションめいた攻撃スキルをからめて近距離に迫り、HP吸収するダメージフィールドや兵士ごと薙ぎ払うショットでダメージレースを挑む近接アタッカーである。
原典『琺瑯質 ( エナメル ) の目をもつ乙女』
コッペリア(CV:水瀬いのり) ロール:ファイター
上記のジュゼのアナザーキャスト。公式サイトのキャスト紹介では「ピノキオ」が原典とされているが、人形である以外の共通項が少ない。性善説の塊のような純真な乙女で、人間について学習中である。過度な接触を行うと愛の始まりだと叱られる。
ジュゼと同じくアビリティ「ハートレス・ドール」を持つ。トリッキーなアタッカーのジュゼと異なり、コッペリアの立ち回りは無慈悲な固定砲台ファイター。行って戻るバトン型の多段ドローショットで敵を切り刻んだり、一度発動すれば止まらないスーパーアーマー状態でぐるぐると回転して敵に襲いかかる殺人ドールじみた戦いをする。
原典『千年狐狸精伝説』
妲己(CV:田村ゆかり) ロール:アタッカー
だっき。アゲアゲだったりイケイケだったり、なんともバブリーなセクシー妖狐様。フジリュー版封神演義か。
ドローショットの終点に宝貝「乾坤圏」を設置し、そこを起点にスキルを発動できるトリッキーなキャスト。相手の意識外からの攻撃は強力だが、アビリティゲージ「酷刑の宝貝術」により設置は無制限ではない。さり気なく初登場のレベル1スキルを持つ。
どうでもいいが本来乾坤圏は封神演義における哪吒太子の持ち物。wlwの世界において何かあったらしい。
玉藻(CV:田村ゆかり) ロール:ファイター
たまも。九尾の狐キャストのアナザーということで日本で特に暴れた方の妖狐である。このゲームの世界観では上の妲己と同一人物で、ホクロや肌の文様などが一致している。「わっち」が一人称の長命のじゃロリ。
宝貝「乾坤圏」を設置したのを起点にスキルを発動できるファイターだが、もっぱら非ダウンのドローショットで相手をハメ倒す動きが強力。スキルは妲己のものよりファイター向けに調整されていて、キャストへのダメージは低めだが兵士を焼き尽くす炎で長時間封鎖することもできる。
原典『オズの魔法使い』
ドロシィ・ゲイル(CV:M・A・O) ロール:サポーター
脳のないカカシ・心のないブリキの木こり・勇気のないライオンと共に冒険する「オズの魔法使い」の主人公・ドロシーがモチーフ。…なのだが、あまりライオンに見えないマスコット風のライオン・UFOっぽいブリキん・自爆するカカシさん、そして本人は二丁拳銃を得物にする関西弁のウェスタンガール(アメリカ西部のカンザス出身だから?)という、大胆すぎるアレンジが加えられている。身長は年相応に小さめだがその割にある部分は大きめ。
アビリティ「ダブルトリガー」を持つ。これはスキルを使用すると「ダブルトリガー状態」となり、その状態でスキルをもう一度発動すると別の効果が発動するというもの(むしろダブルトリガー発動させないとほとんど意味のないスキルも)。必然消費MPが大きくなるのが欠点か。
ウィキッド・ドロシィ(CV:M・A・O) ロール:アタッカー
ドロシィ・ゲイルのアナザーキャストであるが、モチーフはドロシーと同時に同作の悪役の「西の悪い魔女」の要素を含んでいるとも考えられる(「オズの魔法使い」のスピンオフであるミュージカル「ウィキッド」は西の悪い魔女を主人公とした作品)。淡々とした雰囲気のギャングの女ボスといった感じであり、マグス→エルルカンとは逆に、少女だったドロシィに対し大人の女性としてデザインされている。
ドロシィ同様アビリティ「ダブルトリガー」を持ち、一部スキルは1回目の使用時に敵キャストを「ロックオン」状態にし、ダブルトリガー発動により有利な状況を作り出すことができる。スキルで強化されたストレートショットをメインとし、ロックオンを利用して弱った敵キャストにとどめを刺すアタッカー。
原典『美女と野獣』
ミラベル(CV:花澤香菜) ロール:ファイター
「美女と野獣」の美女であるが、美女というよりはまだあどけなさが残る美少女といった方がふさわしい修道女。何らかの理由で影の魔獣「ア・バオ・ア・クゥー(通称クゥちゃん)」と運命を共にしている。シュネーヴィッツェンや火遠理同様、Ver.4.0の主人公格のキャスト。はわわわわ~!!
Ver.4.0から導入された新システムである「クロスドロー」の恩恵を大きく受ける(言い換えれば、それを最大限活用することを求められることでもある)ファイター。
クロスドローは先に味方が撃ったドローショットの軌跡に交差させるようにドローショットを撃つと弾が強化されるというシステムで、その仕様上味方キャストが近くにいないと使えないが、彼女のみ自分のドローショットのみでクロスドローを発生させることができる(ミラベルとクゥちゃんが交互にドローショットを放っている、という設定があるため。実際奇数回目と偶数回目でドローショットのエフェクトと性能が異なる)。
そしてクロスドローを発生させたりスキルを使うたびアビリティ「シャイン・オブ・トラスト」のゲージが溜まり、ゲージMAXでスキルが大きく強化される。ゲージ自体は重いものの、シュネーやマグスのようにスキルを使用してもゲージは消費されず、また撤退でゲージが減少することもなく、ゲージMAXになればスキル強化の効果が試合終了まで永続的に発生するのが特徴。
原典『死者の書』
マァト(CV:花澤香菜) ロール:ファイター
上記ミラベルのアナザーキャストだが、獣をパートナーする以外に関係性が浮かびにくい意外な人物として登場。サンバの踊り手のような格好をした高飛車なエジプト女神。ロールも元と同じファイターのまま。実は童話「美女と野獣」の原典が「死者の書」ではないか……という研究が存在するのを開発チームが拾った形。知らなかった、そんなの……
同じく「クロスドロー」に特化したキャストで、大きな特徴は自由曲線のドローと直線突進ドローが交互に入れ替わる点。コントロールが難しい一方、使いこなせればアタッカーの攻撃性能とファイターの兵士処理性能を兼ね備えたような動きも実現できる。また「シャイン・オブ・トラスト」のゲージまわりの仕様もミラベルとほとんど同じ。専用アシストカードも併用すれば試合後半は実質MP消費なしにいくらでもドローショットを連発できるようになる。
原典『義経記』
遮那(CV:森川智之) ロール:アタッカー
かの武将、源義経がキャストとして転生した姿。山伏の格好をしており背中には輪宝を背負い、天狗を連想させる翼化した腕を持つ。縁の深い武蔵坊弁慶も般若のような姿で今も彼に付き従っており、遮那の号令とともに次々と武器を渡してくれる。
1000の武器を集めようとした弁慶の逸話をモチーフとし、太刀・長槍・手斧の三種類の武器を使い分ける変幻自在なアタッカー。武器ガチャともいう。特に非ダウンかつ連射される手斧ではハメ技が成功させれば理不尽なまでの火力を出せる。
クラマ(CV:今井麻美) ロール:ファイター
遮那のアナザーキャストであり、幼年期(牛若丸)の師匠である天狗。こちらも山伏の格好をしており、脚は怪鳥ハーピーのような鳥足をしている。モチーフに花魁が入っており、口調ははんなりとした「ありんす」言葉。あとショタコンである。
こちらもスキルを使うと変化する太刀・長槍・手斧の三種類の武器を使い分けるファイターだが、試合通してドローショットを多用する分MPの管理は難しめ。回避性能が他のファイターよりも優秀なため、のらりくらりと躱しながら強烈なショットを叩き込む。
原典『しっかり者のスズの兵隊』
錫の新兵(CV:悠木碧) ロール:サポーター
いわゆるPvEモードに相当する「冒険譚」専用のキャラクター。脚が欠けた25番目の兵隊をモチーフにしており、金属製の義足になっている。各神筆使いのもとにキャスト見習いとして預けられた設定になっており、名前や姿をプレイヤー自身がカスタマイズできる。
初期はココロが『空白』でいわゆる無感情系キャラになるが、空っぽであるゆえに他のキャストたちのスキルを学習、自在に使えるという設定。ストーリーを進めると『ツンデレ』『怠惰』『清純』『無邪気』の心を獲得し、悠木碧氏が演じるセリフもまるで別人のように変わっていく。
ルカ(CV:悠木碧) ロール:アタッカー
上記の錫の新兵が成長した姿の一人で、フルネームはミルカ・プレポリザ。『強気』な心をアタッカーのキャストたちから学習している。
また下記のメイディ・ローザと合わせて「リトル・イーダス・フラワーズ(Little ida’s Flowers)」というアイドルユニットを組んでいる。ルカのイメージカラーは赤。
スキル・各種モーションは他のアタッカーたちのコンパチから学習したもので、ストレート攻撃もスキル攻撃も器用に使い分けられる癖のない性能をしている。
メイディ(CV:悠木碧) ロール:サポーター
同じく成長した錫の新兵で、フルネームはフルネームはメイディランド・サマースノウ。『冷静』な心を持つ緑色イメージの少女。
「しっかり者のスズの兵隊」と同じアンデルセン童話である「小さなイーダの花」の要素を持ち合わせており、彼女らの名前はすべて花の名前が由来。
5種類あるスキルのうち4種類がバフスキルという異色の構成をしており、そして全サポーターでも本人のHPや硬直周りは最低レベルである。ある意味でもっともサポーターらしいサポーター性能をしているともいう。
ローザ(CV:悠木碧) ロール:ファイター
アイドル3人目で『誠実』な心の黄色い意匠の成長した錫の新兵。フルネームはラインローザ・バイオレット。立ち絵では胸が大きいのだがPAD疑惑がある。
WS演出では満員の観客に囲まれてライブを行う姿がみられる。
癖のない正統派ファイターで兵士をファンを見立てており、周りに兵士が多いほど効果が強力になるスキルを複数持つ。
パピール(CV:伊藤美来) ロール:ファイター
原典でのヒロインにあたる紙の踊り子で、フランス語で「紙」(Le papier)が由来。
ただゲーム内での初出は「冒険譚」深度999で解放される「黒き踊り子の痕跡」であり、錫の新兵の前に対峙する。いわゆるラスボスがプレイアブルキャラとして参戦しました枠。
自分のHPを消費するバフスキルや、HPが減るほどダメージが上がる攻撃スキルなどとても攻撃的な構成。冒険譚モードで出てくる巨大ボス「ヴィラン」たちはいずれも戦闘後半でワンダースキルを使い超強化されるのだが、キャストとしてのパピールのアビリティ「闇の隆盛」もそれに倣って、WSを使うとすべてのスキルが永続で強化される。
原典『ペルソナ5』
ジョーカー(CV:福山潤) ロール:アタッカー
アトラスのゲーム『ペルソナ5』とのコラボキャラとして、同作の主人公が登場。いくつの作品に駆り出されるんでしょうね彼は…。
威力の高いストレートショット・多彩な攻撃スキル・優秀な移動スキルを兼ね備えた万能型アタッカー、というか実装当初は他のほとんどのアタッカーの上位互換になりうる壊れキャラであった。なおVer.2.0以降に実装された完全新規の(既存キャストのアナザーではない)キャストとしては現状唯一特殊なアビリティを持たない。
スキル「HOLD UP!」では敵キャストへのヒット時に原作の総攻撃の演出が入るので一見の価値あり。演出に合わせてペンデバイスが振動するため原作とはまた違う爽快感がある。
ワンダースキル使用時のジングルはこのゲームへのコラボに合わせて新規に作成したものである。
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