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逆転裁判 蘇る逆転とは、ニンテンドーDSで2005年9月15日に発売されたカプコンの法廷バトルアドベンチャーゲーム。
概要
2001年にゲームボーイアドバンスで発売されたシリーズ1作目「逆転裁判」の移植に加え、ニンテンドーDS用に新エピソード「蘇る逆転」を追加した作品。後に廉価版が出たり、WiiウェアやiPhoneに移植されたりした。
読み方は「よみがえる」である。間違っても「そる」ではない
。
4話まではリメイク以前の「逆転裁判」から特に変化は無いが、新規に追加された5話には様々なシステムが追加されている。
あらすじと登場人物（1～4話）
この項目では逆転裁判1～4話（移植分）のあらすじと登場人物を表記。
第1話 初めての逆転
あらすじ
主人公「成歩堂龍一」の初弁護となる裁判。アパートで殺人事件が発生し、被害者の恋人で成歩堂の親友の「矢張政志」が容疑者として逮捕される。成歩堂は矢張の無罪を信じ弁護を引き受ける。
登場人物
ゲーム内表記は「ゲーム中に会話した者」だけが所有。
表記の無い者は空白にしておく。
| 名前 | ゲーム内表記 | 説明 |
|---|---|---|
| 成歩堂龍一 なるほどう りゅういち |
ナルホド | 逆転裁判（1～3）の主人公。髪がとがって服が青い。 綾里法律事務所所属の新米弁護士。「成歩道」ではない。 |
| 綾里千尋 あやさと ちひろ |
チヒロ | 綾里法律事務所の所長で成歩堂の師匠。素敵おっぱい要員。 ナルホドの裁判をサポートする役目を担う。 |
| 矢張政志 やはり まさし |
ヤハリ | 当事件で容疑者として逮捕された、成歩堂の古くからの親友。 事件のカゲにヤッパリ矢張と言われるほどの男。 |
| 亜内武文 あうち たけふみ |
アウチ | 第1話の検事。新人潰しの異名を持つ凄腕検事。 毛根がヤバいくせに妻が超美人らしい。 |
| 裁判長 さいばんちょう |
サイバンカン※ | 逆転裁判全シリーズの裁判長を務める。 ※シリーズ1作目だけは「ｻｲﾊﾞﾝｶﾝ」と表記されている。 |
| 高日美佳 たかび みか |
1話の被害者。鈍器のようなモノで殴られ死亡。 尻軽モデル。 |
|
| 山野星雄 やまの ほしお |
ヤマノ | 不自然すぎる髪形をした事件の「目撃者」。 名前の由来がネタバレ。 |
第2話 逆転姉妹
あらすじ
綾里法律事務所内で「綾里千尋」が何者かに撲殺される。その容疑者として第一発見者であり千尋の妹である「綾里真宵」が逮捕される。留置所での面会で彼女が犯人ではないと確信した成歩堂は事件の調査を開始するが…。
登場人物
| 名前 | ゲーム内表記 | 説明 |
|---|---|---|
| 綾里千尋 あやさと ちひろ |
チヒロ | この事件の被害者。何かを知りすぎたために殺された。 倉院流霊媒道の霊媒師であり死後も成歩堂を助ける。 |
| 綾里真宵 あやさと まよい |
マヨイ | 綾里千尋の妹で事件の第一発見者。当裁判の被告人。 倉院流霊媒道の霊媒師のタマゴ。 |
| 御剣怜侍 みつるぎ れいじ |
ミツルギ | 第2話の検事。赤いスーツとヒラヒラが特徴の天才検事。ナルホドの 同級生。どんな手を使っても有罪を勝ち取るため黒い噂が立っている。 |
| 糸鋸圭介 いとのこぎり けいすけ |
イトノコ | 初動捜査担当の通称「イトノコ刑事」。ある意味検事側の敵みたいな人。 ことあるごとに来月の給与査定を下げられる。 |
| 星影宇宙ノ介 ほしかげ そらのすけ |
ホシカゲ | 『星影法律事務所』所長であり千尋の師匠に当たる人。 千尋が知ろうとした何かに深く関わっているらしい。 |
| 松竹梅世 しょうちく うめよ |
ウメヨ | 当事件の目撃者。ピンク大好きおっぱい要員。 都合が悪くなると正体を露にする。 |
| ボーイ | ボーイ | 事件現場である事務所の向かいのホテル（目撃場所）の従業員。 仕事熱心だが女に弱い。 |
| 小中大 こなか まさる |
コナカ | スパイまがいの活動を仕事とする情報調査会社『コナカルチャー』の社長。 アクセでデコレーションされたルー大柴のようなもの。 |
第3話 逆転のトノサマン
あらすじ
テレビで大人気の大江戸戦士トノサマン。怪人を倒すという毎回おなじみのシナリオが撮影所で殺人事件として現実に発生する。大のトノサマンファンである真宵に背中を押され調査を開始するが、事件は思わぬ方向へ展開していく。
登場人物
| 名前 | ゲーム内表記 | 説明 |
|---|---|---|
| 綾里真宵 あやさと まよい |
マヨイ | 2話で成歩堂に助けられ、パートナーとして成歩堂をサポートする。 食べ物、特に味噌ラーメンに関しては中毒レベル。 |
| 綾里千尋 あやさと ちひろ |
チヒロ | 2話以降、真宵に憑依して成歩堂にアドバイスを送る。 服装が真宵の物なのでおっぱいが大変なことになる。 この話ではまさに「天女」にふさわしいくらい、成歩堂に対して 他人行儀な感じもあるが、やさしく敬語で話すときもあった。 |
| 荷星三郎 にぼし さぶろう |
ニボシ | 当事件の被告人。見かけ倒しの体格と顔を持つアクションスター。 愛称は「ニボサブ」で口癖は「恐縮です」。 |
| 衣袋武志 いぶくろ たけし |
当事件の被害者で荷星の先輩。かつてはスーパースターだったが 色々あって悪役に落ち着いていた。 |
|
| 宇在拓也 うざい たくや |
カントク | トノサマンの撮影監督。とにかくウザイ。語尾に（笑）などを付ける。 ウザイので説明したくないが容姿は簡単にまとめるとお前らだよ。 |
| 姫神サクラ ひめがみ さくら |
ヒメガミ | トノサマンのプロデューサー。傲慢な態度だが撮影所を立て直した実績もあるため 誰も頭が上がらない。この事件以前の何かを知っている様子。 |
| 間宮由美子 まみや ゆみこ |
スタッフ | 不器用でもがんばる娘。トレカマニア。 表記ぐらいなんとかしてあげればいいのに。 |
| 大滝九太 おおたき きゅうた |
キュータ | この事件の目撃者。熱狂的トノサマンファンで口が悪い。 千尋には従順に従うため将来が楽しみである。 |
| トノサマン | 子供たちに大人気の大江戸戦士トノサマンの主人公。 ナウなヤングにバカウケらしい。 |
|
| アクダイカーン | 怪人アクダイカーンとしてトノサマンの前に立ちはだかる。 まさかリアルでもやられるとは誰が予想できたか。 |
|
| 大場カオル おおば かおる |
オバチャン | 逆転裁判シリーズ最強のヒロイン。偉い人と御剣には非常に弱く特に御剣に対し 「ミッちゃん」と呼ぶほどに溺愛している。得意のマシンガントークはもはや凶器。 |
第4話 逆転 そしてサヨナラ
あらすじ
クリスマスイブの公園、その湖のボート上で殺人事件が発生。逮捕されたのはなんと成歩堂の旧友でありライバル検事である御剣怜侍だった。御剣は成歩堂の弁護を頑なに受けようとしないが、調査を進めるにつれて今回の事件だけでなく15年前の「DL6号事件」が明らかになっていく。
登場人物
検事のみ変更
| 名前 | ゲーム内表記 | 説明 |
|---|---|---|
| 御剣怜侍 みつるぎ れいじ |
ミツルギ | 4話の被告人。 地震に対して異常なまでの恐怖を見せる。 |
| 生倉雪夫 なまくら ゆきお |
4話の被害者であり、かつて「DL6号事件」の弁護士を担当していた。 名前の由来は鋭い切れ味のイメージ（御剣）の反対（なまくら）。 ちなみに、とある同人誌にも言えることだが外見は某フルハタではない。 |
|
| 狩魔豪 かるま ごう |
カルマ | 過去40年間勝ち続けている経歴を持つ検事であり御剣怜侍の師匠。 今回の事件の検事を担当。 |
| 大沢木ナツミ おおさわぎ なつみ |
ナツミ | 事件の目撃者。大阪弁でアフロでまさにジャネットな人。 名前のとおり五月蝿く、事件をかき乱す厄介人。 ナツミ「関西人はケチちゃうで、ウチが個人的にケチなだけや！」 |
| 管理人 かんりにん |
オヤジ | もう一人の目撃者で現場付近のボート小屋を管理している。 記憶喪失らしく自身を蕎麦屋の店主と思い込んでいる。 |
| サユリサン | サユリサン | 管理小屋のオヤジが飼っている赤いオウムでよく喋る。 教わったことは大体覚える賢さを持っている。 |
| 灰根高太郎 はいね こうたろう |
ハイネ | 15年前の「DL6号事件」の容疑者であり当時は法廷係官。 無罪の代償に地位や恋人を失い行方不明。 |
| 御剣信 みつるぎ しん |
『DL6号事件』の被害者で御剣怜侍の父。 幼少時代の御剣怜侍が憧れるほどのすばらしい弁護士だった。 |
|
| 綾里舞子 あやさと まいこ |
千尋と真宵の母であり、「DL6号事件」の霊媒の依頼を受けた人物。御剣信の 霊を呼び出すが告発に失敗し、偽者のレッテルを貼られ行方不明となった。 |
あらすじと登場人物（5話）
第5話 蘇る逆転
ニンテンドーDSへ移植の際に追加された、「逆転裁判」と「逆転裁判2」を繋ぐ新シナリオ。
タッチペンやマイクを用いたカガク捜査システムが追加されている。
追加されたシステム（カガク捜査）
- 3D証拠品
- 証拠品を3D表示し、X軸回転とY軸回転・拡大縮小を用いて様々な角度から証拠品を調べることができるシステム。
- ルミノール試薬
- 血痕に反応する薬品を気になる場所にタッチペンで「ふきつける」ことで使用する。血痕反応があるとその部分が青白く光って見える。ちなみに調査には関係ない血痕もある。
- 指紋検出
- 指紋のありそうな場所にタッチペンでの操作でアルミ粉（採取粉）をまんべんなく撒き、マイクに息を吹きかけ「吹き飛ばす」ことで指紋を検出する。またその指紋と一致する人物を調べることで調査を進める代物。
- 余談だが指紋が一致すると謎のSEが鳴り、続く「逆転検事シリーズ」も指紋調査で指紋が一致するとこの音が鳴る。指紋と関係ないが、茜やイトノコ刑事に「アルミ粉」をつきつけると、くしゃみを飛ばされアルミ粉が成歩堂にふりかかり、アルミ粉まみれになってしまう。
あらすじ
真宵が帰って（4話）から2ヵ月後、真宵の面影と重なる一人の少女が姉の弁護の依頼に来る。事件の内容は検察局の地下駐車場で捜査官が刺殺されるというものだったが、実はその日、同時刻に同じ捜査官が検察局から遠く離れた警察局でも同様に刺殺されるという事件が発生していた。
登場人物
この話では真宵がサポートではなくなり、茜が中盤までサポートになる。
| 名前 | ゲーム内表記 | 説明 |
|---|---|---|
| 宝月茜 ほうづき あかね |
アカネ | この事件の依頼人。姉思いな高校2年生。 科学捜査官を目指しており、カガク捜査を用いて成歩堂をサポートする。 |
| 宝月巴 ほうづき ともえ |
トモエ | この事件の被告人（検事局側）であり茜の姉の主席検事。 御剣の上司で、綾里千尋の大学時代の先輩であるなど繋がりが多い人物。 |
| 多田敷道夫 ただしき みちお |
タダシキ | 当事件の被害者。 同日同時刻に検事局・警察局で全く同じ方法で殺害された人物。 |
| 御剣怜侍 みつるぎ れいじ |
ミツルギ | この事件の担当検事。この話で初めて彼の検事室を見ることができる。 車が壊される上遺体が見つかり、原灰からの調書を見なかったことにより、 巌徒局長に嗜められたりと色々踏んだり蹴ったり。 |
| 市ノ谷響華 いちのたに きょうか |
キョウカ | 当事件（検事局側）の目撃者。「ベントーランド」で弁当販売をする裏で 「ゲロまみれのおキョウ」の異名を持つ謎の女性。 |
| 罪門恭介 ざいもん きょうすけ |
ザイモン | キザなカウボーイ…ではなく保安課の巡査。 検察局の事件の現場責任を担当をしていた。 |
| 原灰ススム はらばい すすむ |
ハラバイ | 頭も運もよくない巡査。警察局側の事件で逮捕される。 歪んだ姿勢と早口しゃべりや拡張器での大声は非常にウザイ。 |
| 巌徒海慈 がんと かいじ |
ガント | 威圧感MAXの地方警察局長。裁判長とは親しい間柄らしい。 無言の際の重圧感の沈黙はDSのフリーズと間違うほど（？）恐ろしい。 |
| 罪門直斗 ざいもん なおと |
罪門 恭介の弟で優秀な検事だった。 2年前の「SL9号事件」にて刺殺される。 |
|
| 青影丈 あおかげ じょう |
連続殺人犯として2年前に逮捕された人物。 「SL9号事件」で直斗を刺殺した人物でもあり既に処刑済み。 |
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関連項目
- 9
- 0pt
