ヒーローコール(Hero Call)とは、2020年生まれの日本の競走馬。黒鹿毛の牡馬。
主な勝ち鞍
2022年:鎌倉記念(南関東SⅡ)
2023年:雲取賞(南関東SⅢ)、黒潮盃(南関東SⅡ)、戸塚記念(南関東SⅠ)
2025年∶報知オールスターカップ(南関東SⅢ)
獲得したタイトル
2022年:NARグランプリ2歳最優秀牡馬
父ホッコータルマエ、母アインライツ、母父*ティンバーカントリーという血統。
父は言わずと知れた10年代国内ダートを代表する名馬で、手強いライバルたちの中にあってGⅠ級競走10勝という輝かしい成績をあげた。2017年からいわゆる「国内シャトル形式」の種牡馬として供用され、既にレディバグやブリッツファングなどのダート重賞馬を輩出、幸先のいいスタートを決めている。ヒーローコールは3世代目の産駒にあたる。
母は中央で25戦2勝。半兄に2001年の函館2歳ステークス勝ち馬サダムブルースカイがいる。さらに母系を遡ると、日本の名門在来牝系の祖であるフロリースカツプに辿り着く。
母父はプリークネスステークス勝ちなどで知られるウッドマン産駒で、種牡馬として日本に輸入されて以降の代表産駒はアドマイヤドン。母父としてはコパノリッキーが代表的だろうか。
2020年5月2日、伯父や母と同じ新ひだか町の坂本春雄氏のもとで誕生。2021年の北海道サマーセールにて、比較的安価な価格の300万円(税抜)で落札された。
オーナーの山口裕介氏は馬主業として著名なところでは*リフレイムの所有のほか、競走馬の育成調教を中心とした「山口ステーブル」の代表としても活動している。
馬名意味は「ポーカーの手法の一つ」。「相手の出方をブラフと読んでそこまで強くないハンドでコールする」ことを指すフレーズである。
初獲得の2012年以降南関東リーディングを獲り続けている浦和競馬場の超名門・小久保智厩舎に入厩。
2022年5月30日、浦和・ダート800mのドリームチャレンジ2歳新馬戦でベテラン左海誠二騎手を鞍上にデビュー。スタートで精彩を欠いたが直後に即挽回して3番手で追走、直線で前の2頭を抜き去って無事単勝1.3倍の期待に応えつつデビュー勝ち。
次走の紅花特別こそゴール直前にハナ差で差されるという悔しい負け方をしたものの、その後川崎で開催されたレースでは破竹の3連勝と勢いに乗る。
初重賞挑戦となった鎌倉記念(南関東SⅡ)でも、前方の2番手で追走しつつ4コーナーでハナを切っていたスペシャルエックスに並んで追い抜くいつも通りの競馬で2馬身差つけて勝利している。
続いて年末の2歳ダート王者決定戦・全日本2歳優駿(JpnⅠ)にも出走。ちなみにそれまで主戦を担当していた左海騎手が調教師免許試験に合格・11月末に騎手を引退していたため、今回は大井の笹川翼騎手に手綱を託すことになった[1]。
地方馬の中では最高となる4番人気単勝6.0倍に支持されて迎えた本番、途中までは6番手辺りの中段で先行勢を見ながらレースを進めていく。迎えた最終直線は既に脱落していた先行勢を尻目に内へと進路を取り前を狙うものの、外のデルマソトガケ・オマツリオトコ・ペリエールら中央馬3頭には及ばずに人気通りの4着。
しかし、同レースの地方馬の中で最先着と十分力を見せたことも事実であり、それまでの成績の良さと合わせて2022年度「NARグランプリ2歳最優秀牡馬」を受賞している。
3歳馬となった2023年、雲取賞(南関東SⅢ)を始動戦に選んだ陣営。
同レースは地方重賞昇格が2019年と比較的歴史が浅いながらも、東京ダービー勝ち馬ヒカリオーソや羽田盃勝ち馬ゴールドホイヤーといった、いわゆる「南関東三冠」に該当するレースに縁深い出世レース[2]だけあって、昨年のハイセイコー記念を制したマンダリンヒーローのような強力な馬も出走を表明、最終的には「1番人気ヒーローコール1.5倍・2番人気マンダリンヒーロー3.2倍」とオッズの上で2強ヒーロー対決の形相となった。
予定通り森泰斗騎手を鞍上に迎えた雲取賞。2枠2番から好スタートを切りつつ内の3~4番手にポジションをとったマンダリンヒーローに対して、7枠8番のヒーローコールは前に行き2番手でレースを進める。両者前方で気づけば終盤、直線で抜け出しを図るヒーローコールとそれを追い込んで捉えにかかるマンダリンヒーロー。両者名勝負を見せつつも1馬身差つけてヒーローコールが押し切り勝ち。見事に重賞2勝目を飾ってこれ以降は森騎手が主戦となる。
幸先いい始動を見せた次に狙うのは、意外にも中央ダート馬の登竜門・伏竜ステークス(OP)。昨年の全日本2歳優駿では地方馬最先着と実力を発揮したので、ここでもう一度中央との力関係を見る意図での出走であったようだ。
JRA初挑戦、初コース、初の坂と色んな要因に加えて別定戦のこのレースでは1頭のみ57kgの斤量を背負わされつつも、4番人気7.4倍と中々の支持を受けて臨んだ当日。向正面から一気に動き、先団まで押し上げるものの勝ち馬のミトノオーたちには及ばず3着。負けこそしたものの不安要因を踏まえても人気以上の着順ではあったので、この馬に対しての評価はむしろ上がる一方であった。
そして満を持して臨む「南関東三冠」の初戦。
その間では雲取賞で下したマンダリンヒーローが「サンタアニタダービー(米G1)でハナ差2着」という驚くべき健闘を見せていた。加えて目標とする春二冠は地方重賞であるため、デルマソトガケ・オマツリオトコ・ミトノオーのような強豪中央馬が出てくることもないし、他にこれといった南関の強豪馬の話も出てこない。
ここまで多くのレースを重ねた結果、ヒーローコールへの評価と期待は絶対的にも相対的にも凄まじい盛り上がりを見せていた。山口オーナー自身も「ヒーローコールが正直抜けてる」「楽勝すら有り得ると思ってる」
と強気なコメントを残すのも無理はない。当日最終オッズ単勝1.4倍という絶大な支持からも伺えるように、陣営はおろか地方競馬ファンの大半もこう思っていただろう。
「施行最終年となる南関東三冠の主役はヒーローコールに違いない」と……。
かくして羽田盃(南関東SⅠ)当日、前述通りの圧倒的ヒーローコール1強の下馬評でレースはスタート。
同厩同オーナーのポリゴンウェイヴが外枠からハナを取りに行って引っ張るレース展開。3枠6番ヒーローコールは中段やや前目の6番手くらいで縦長の隊列を見ている。3コーナーでポリゴンウェイヴのリードが無くなってずっと2番手を走っていた別の見慣れない馬に先頭が変わる。迎えたクライマックスの4コーナーカーブから直線、外からヒーローコールが早めに仕掛けた先頭の馬をまんまと捉えに……捉えられない。一向に先頭の馬との差が縮まらない、むしろ広がっていく。
200mの標識を切る頃には差が3馬身4馬身5馬身……ヒーローコールの2着が電光掲示板が表示される頃には1着の馬との差は6馬身、しかも(羽田盃が1800mとなってから)初の1分50秒台となる1:50.9のレースレコードだった。
観客たちが呆気に取られる中、破格のパフォーマンスで勝ったそいつの名前は4番人気のミックファイア。体質の問題や春先の故障でここまで一度も重賞レースに出走することなく、もちろんぶっつけ本番ギリギリの出走枠に、しかも5ヶ月の休み明け-16kgで、極めつけに偶然空いていた初騎乗の騎手に鞍上を任せて……何もかもがここまで順調かつ堅実な歩みで来たヒーローコールとは正反対のような経歴で、突如として大舞台をかっさらっていった馬だった。
しかし突然現れた無敗の羽田盃馬にもヒーローコールの陣営はひるまない。
「南関クラシックは皆が思っている以上に過酷」「過去の羽田盃馬が東京ダービーでどうなるのか見てきた」
とオーナーが言うように、次走の東京ダービーは羽田盃からの200mの距離延長もあって勢いのままに勝てる条件ではない、要求される能力が全く違うのだ。
ミックファイアのあのパフォーマンスや馬体重から渾身の仕上げだったかもしれない。たまたま色んな条件が重なって1冠目を獲った馬の可能性だってありえる。今まで安定した地力を見せてきたヒーローコールの評価と強さがたった1回の負けで揺らぐことはないだろう。
と陣営やファンが息巻く中、始まった東京ダービー(南関東SⅠ)。ボヌールバローズがハナをとりレースを引っ張る中で2番手につけたミックファイア、対して中段に構えたヒーローコールが……。
同じような流れをわざわざいうまでもなく、結果も2着のヒーローコールに1着のミックファイアが6馬身差つけてレース初の2分4秒台となる2:04.8のレースレコード勝ち、と何から何まで前走のリプレイのようなレースとなった。
いくら歴戦の厩舎や強心臓のオーナーからしても、1回の負けならまだしも「2走連続で同じ馬身差をつけられてレコードタイムで負ける」というミックファイアから突きつけられた完敗はどうしようもなく、三冠路線を諦めて8月頭に開催される古馬混合ハンデ重賞・サンタアニタトロフィー(南関東SⅡ)にスライドすることを決めた。
かたやこの馬が出なかったジャパンダートダービー(JpnⅠ)は、ミックファイアが中央馬のミトノオーたちを突き放して「南関東三冠」を無敗で達成、およそ2001年のトーシンブリザードから22年ぶりの偉業を施行最終年となるギリギリにやってのけてしまう。もはや世間での「南関東の英雄」という肩書が彼に移ったのは疑いようもない現実であった。
一方サンタアニタトロフィー当日のヒーローコールはというと、51.5kgの古馬などに混じってトップハンデ57kgを背負わされる羽目になっていた。
「例年なら二冠馬になっていた(かもしれない)」というのを文字通り重く見られたのか、通常ハンデ戦で3歳夏の馬に乗せるべきではない斤量を課されたヒーローコール。さらにスタート直後の出が悪かったのも災いしてレースには置いて行かれる一方、結局10着という大敗に終わる。なお勝ったのは上記の51.5kgの6歳牡馬シュアゲイトだった。
陣営としてはここまで斤量が乗せられるとは思ってなかったようで、レースを使った理由も「(レースを重ねるごとに前進気勢を欠いてきたので)カンフル剤になれば」
という意図であったようだが、結果としては何もかも噛み合わない残念な内容に一走を費やしてしまった。
大敗の直後に次走に選ばれたのは、なんとサンタアニタトロフィーから中1週(2週間後)の黒潮盃(南関東SⅡ)。
幸い別定重賞なので前走ほど周囲と差のある斤量ということはないにしても、それでも課されたのは58kgと中々。加えてこのレース、マンダリンヒーローが帰国最初の復帰戦として前々から登録しているレースでもあった上、そのマンダリンヒーローは規定[3]により基準重量となる56kgでの出走となった。
そのため下馬評としては「一度は勝ったとはいえこの短期間のローテや斤量でヒーローコールは厳しいんじゃないか」「前走で陣営が問題にしていた前進気勢は何とかなっているのか」とマンダリンヒーロー優勢に偏りつつあった。
「1番人気マンダリンヒーロー2.2倍・2番人気ヒーローコール2.6倍」と雲取賞とは反対の形で迎えた2回目の2強ヒーロー対決、鞍上がレース開幕ムチを取り落とすというトラブルもそこそこに「マンダリンヒーロー2番手・ヒーローコール3番手」とこれまた雲取賞とは反対の形でレースが進んでいく。しかし3コーナーでヒーローコールが2番手に上がってからは雲取賞と同じ流れ、抜け出すヒーローコールに追うマンダリンヒーロー……今回も1馬身差つけて勝ったのはヒーローコールの方だった。
陣営はこれで嬉しい約半年近くぶりの重賞3勝目。しかも双方同条件の以前とは違って2kgの斤量差での勝利ということもあって、「ミックファイア不在のここは負けられなかった」「先輩の誠二さんの後を継がせてもらったのに、春は無冠とふがいない結果で終わってしまった」とレース後には森騎手からは改めて宿敵に対する闘志を燃やしつつも、本心を吐露するようなコメントが見受けられた[4]。
短期間のローテからの復帰戦に勝利した陣営はこの勢いに乗じてか、9月中旬の川崎競馬場2100mの3歳定量重賞・戸塚記念(南関東SⅠ)を選択。
秋が近づき世代重賞が減ってくる中での貴重なビッグレースだけあり(ダービーグランプリに回ったミックファイア以外の)南関東3歳有力馬がおおむね出揃っていたが、流石にここまでのタイトル実績や川崎競馬場での成績の良さ、前走前々走のように斤量で他の馬と差をつけられることもない点を考慮されて、ヒーローコールには当日最終オッズ単勝1.4倍という抜群の支持が集まった。
迎えたレース本番、3枠3番の赤帽子でゲートを出たヒーローコールは2番手で先行しながらレースを進む形に。向正面で先頭に代わってからもドンドンとリードを広げてそのまま6馬身差でゴールイン。これまでのレースの中でも特段の大圧勝を叩きつけた。
この勝利で重賞4勝目のほか、獲得賞金は1億越えの大台に突入。ヒーローコールの安定した実力を示す肩書がまた一つ増えることとなった。レース後のコメントでは「誠二さんの後押しがあったんじゃないかと思う」「誠二さんがあんなことになった後のレースだったので」とまたしても先達に触れる場面がありながらも、やはりミックファイアへの挑戦を森騎手が忘れることはなかった。
次走候補に挙がっていた10月のダービーグランプリ(岩手M1)は流石に間隔が詰まり過ぎているため回避。山口ステーブルの同期であるサベージに盛岡の大舞台を託すことになった。その後は山口ステーブルのSNSによると11月の浦和記念(JpnⅡ)へ。戸塚記念と同じ左回り2000m台のレースであり、何より斤量54kgで走れるのが有利な点だったのろう。3番手につけ、一時は逃げるミトノオーを捕まえるが、追い込んできたディクテオンにまとめてぶち抜かれ、置いて行かれた挙句にテンカハルにも抜かれて4着。とはいれ、歴戦の中央馬相手に掲示板入りできたのはさすがと言わざるを得ないだろう。
流石にこれだけ戦ったこともあり、3歳はこれで終わりである。
さて、そんなわけで浦和記念でレーティング100をもらったのだが、サウジアラビアのネオムターフカップ(G2・芝2100m)への予備登録が行われたとのこと。え?芝?なお、このレースの予備登録には国際格付けのレースで4着以内に入ったことがあるか、レーティング100以上が必要だったので、ぎりぎり足りた、といったところ。
年明け初戦は報知グランプリカップ(南関東SIII)。1頭競走除外で9頭立てになったこのレース。1番人気はギガキング(一昨年・去年と連覇した6歳馬)、2番人気がヒーローコール、3番人気がスワーヴアラミス(2022年東海S(GII)を制し、その後大井へ移籍してきた9歳馬)、4番人気がロードレガリス(中央でのオープンクラスでの勝ちはあるが、重賞などでは太刀打ちできずに船橋へ移籍してきた9歳馬)でここまでが単勝1桁台であった。だが、レースは思いもよらない形で決着することになる。
ハナを切ったのはエルデュクラージュ(10歳のせん馬で、中央では重賞に手が届かず船橋へ移籍したが2022年の川崎記念(JpnI)では2着に入ったこともある実力馬。7番人気単勝60.6倍)。だが、4コーナーを過ぎて他の先行馬が垂れていくなか垂れない。ヒーローコールが必死に追うも、詰まることはなく、2馬身差で逃げ切られてしまうのであった。3着はスワーヴアラミスで、上がり600mは彼と並んで最速(37.7秒)を出したが、エルデュクラージュが38.2秒でまとめた結果、届かなかった。
このまま南関重賞戦線を進み、次走は2月の報知オールスターカップ(南関東SIII)へ出走する。
得意な川崎2100mになった事もあってか2番人気に支持されるが、序盤でライトウォーリアと競り合う時間が長すぎたのか直線で末脚が伸びずに4着に敗れてしまう。
流石に使い詰め過ぎたのもあってか、陣営は1月程間隔を開けてからブリリアントカップ(SⅢ)に出走させる。ここは6頭が重賞馬で他馬も(ショウナンバルディ除く)近走でA級〜重賞で好走しているというハイレベルなメンバーとなっており中には勝島王冠で後に川崎記念を勝つライトウォーリアを下したサヨノネイチヤに宿敵マンダリンヒーロー、前年覇者にして重賞5勝を上げているランリョウオー、トライアル勝ち馬で昨年の東京ダービー3着のナンセイホワイトなどがいた。
レースではゲートの出があまり良くなかった事もあり、中団後方につけると今までとは違って向こう正面から豪快に捲り始める。そのまま先行抜け出しを図るサヨノネイチヤと同じ様に捲ってきたナンセイホワイトと共に叩き合い、一度は先頭に立ちかけるがサヨノネイチヤに抑えこまれて2着惜敗。
その次走に帝王賞トライアルの大井記念(SⅠ)に出走。スタートで出遅れた上に前を塞がれてしまった事で慣れない後方からのレースとなり、そのまま6着惨敗。その次のフリオーソレジェンドカップでは先行できたものの伸びきれず4着。埼玉新聞栄冠賞では逃げに出るがフリオーソレジェンドカップの勝ち馬ナニハサテオキに3コーナーで差し切られそのまま抵抗できず4着。勝島王冠では9着と惨敗してしまいこの年は未勝利と散々な結果に終わってしまった。
5歳になったヒーローコールはまず1月末に南関の伝統の重賞である大井金盃(2600m)に出走する。ここには長距離巧者のミヤギザオウや道営三冠馬ラッキードリーム、JDDでミックファイアに敗れた後力をつけ直して名古屋グランプリからJBCクラシックを含めて6連続馬券内のキリンジがいた。レースでは矢野騎手が積極的に逃げの手を打たせ、直線でも先頭を保ったままいい手応えをしていたが、3番手にいたキリンジが物凄い末脚を爆発させてぶち抜かれてしまう。それでもキリンジが6馬身差を付けて圧勝する中、粘りに粘っての3着と復調を見せた。
こうして久々に馬券内に入ったヒーローコールは間6日の連闘で報知オールスターカップに出走する。ここには昨年覇者にして同条件の川崎記念(JpnⅠ)を勝ったライトウォーリアに元中央OP馬のテンカハルにランリョウオー、昨年の王冠賞(北海道三冠の最終戦)勝ち馬プラセボなどがいた。ライトウォーリアが圧倒的な人気を背負う中、ヒーローコールは連闘を考慮されて3番人気となった。
レースでは鞍上の内田騎手が積極的にヒーローコールを押して押してライトウォーリアと競り合いハナを切るのを諦めさせた後、そのまま淡々と逃げさせる。そして3コーナー手前でライトウォーリアがヒーローコールに襲いかかり。そのまま2頭の決戦となったが必死に食い下がって1/2馬身差で勝利。遂に古馬重賞を勝利して復活を果たした。そして内田騎手も2017年の日本テレビ盃以来の南関重賞制覇となった。
内田騎手は強引にでもいってスタミナを活かす競馬をと思っていたと語っており、ヒーローコールの強みを見事に活かした好騎乗といえる。
サンタアニタトロフィーを除いて掲示板こそ確保しているが勝ちが遠ざかっているヒーローコールだが、冠する「HERO」の名前に相応しい戦いの舞台で、宿敵・ミックファイアにリベンジを果たす日もいずれまた訪れるだろうか。
| ホッコータルマエ 2009 鹿毛 |
キングカメハメハ 2001 鹿毛 |
Kingmambo | Mr. Prospector |
| Miesque | |||
| *マンファス | *ラストタイクーン | ||
| Pilot Bird | |||
| マダムチェロキー 2001 鹿毛 |
Cherokee Run | Runaway Groom | |
| Cherokee Dame | |||
| *アンフォイルド | Unbridled | ||
| Bold Foil | |||
| アインライツ 2001 黒鹿毛 FNo.3-l |
*ティンバーカントリー 1992 栗毛 |
Woodman | Mr. Prospector |
| *プレイメイト | |||
| Fall Aspen | Pretense | ||
| Change Water | |||
| セレクトレモン 1991 鹿毛 |
*プルラリズム | The Minstrel | |
| Cambretta | |||
| セレクトサンキスト | トウショウボーイ | ||
| マイソール | |||
| 競走馬の4代血統表 | |||
クロス:Mr. Prospector 4×4(12.50%)
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最終更新:2025/12/05(金) 18:00
最終更新:2025/12/05(金) 18:00
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