英語版タイトルは「Parascientific Escape」。
| ゲーム情報 | |
|---|---|
| ジャンル | 脱出アドベンチャー |
| 開発元 | インテンス |
| 販売元 | インテンス |
| 機種 | ニンテンドー3DS |
| 配信日 (日本) |
1作目:2014年7月9日 2作目:2015年12月2日 3作目:2017年2月22日 |
| 配信終了日 | 全作品:2023年3月28日 |
| 価格 | 1作目:800円 2作目・3作目:500円 |
| CERO | 1作目:A 2作目・3作目:B |
| セーブデータ数 | 1 |
| その他 | 体験版あり |
| ゲームソフトテンプレート | |
コマンド選択式のアドベンチャーゲームと、脱出ゲームが融合したインテンス生え抜きの新感覚脱出アドベンチャーゲーム。主に登場人物によるストーリーが展開されるアドベンチャーパート、脱出ゲームとなる探索パートから構成されている。謎解き自体は他作品に比べてやや難易度が低めで、脱出ゲーム初心者にも楽しめるものとなっている。
本作は3部作であり、全ての時系列が繋がっている。世界観としては「超能力を持つ人間が少なからず存在することを認知されている」世界であり、本作の探索パートでも超能力を使用することで攻略が可能となることが大きな特徴である。
1作目では茜野瞳が、2作目では綾名京介が主人公となりストーリーが展開される。3作目では瞳と京介それぞれが並行して主人公となるが、探索パートについては京介に寄った構成となっている。瞳ファン涙目。
全作品ともプロローグ+4つのチャプターで構成されていて、プロローグまでは体験版でプレイできる。1作目は1本のストーリーだが2作目・3作目についてはマルチエンドとなっており、アドベンチャーパートで会話選択が発生しその選択によって3つのエンディングに分岐する。ただしエンディングのみの分岐のため、各チャプターに個別ルートがあるわけではない(なお、周回によって選択肢が変わることはある)。
2作目・3作目では各チャプターは会話の選択結果によって黄色★(正規ルート)、ピンク★(別ルート)、無印(バッドエンド)のいずれかで判定され、チャプター4終了後にいずれか多いものに対応するエンディングが流れる。なお2周目以降はパートごとにスキップする機能があるが、チャプターを全部スキップすると強制的に無印となってしまうので注意。
余談だが、本作のWikipediaは英語版
はあるしなんなら個別記事
も立っているが、日本語版はまだない。誰か書いて(他人任せ)
物語の主人公である16歳の少女「茜野 瞳(あかねの ひとみ)」は2つの超能力の持ち主。
「あなたのお父上とお姉さんのことについて、ぜひお耳に入れたいことがございます」
差出人不明の手紙に、豪華客船の就航記念パーティ招待状が入っていた。
親友の「司緒 千園(しお ちその)」とともに船に乗り込み、指定された部屋へ入った瞬間、轟音と共に船が大きく揺れ、瞳は部屋に閉じ込められてしまった。
これは事故か? それとも事件か? 超能力を持つ少女たちを巻き込む物語はここから始まる……。
本作のみシリーズ名が「超科学脱出ストーリー」だったりサブタイトルが~でくくられていたり、超能力の使用方法が続作と大きく異なったりする。
主人公の瞳は透視と念力を同時に操る多重能力者で、超能力パートではこれを利用し仕掛けを解除したり鍵を取り出したりする。透視で覗いた内部の構造を念力で動かすパズル形式となっているが、それぞれに「エーテル」の所持数による手数制限がある。エーテル所持数は上画面左上に表示されていて、超能力使用時に消費されていく。ただしパズルをリセットorクリアすれば元に戻るため、節約しようと頑張る必要はない。あとエーテル切れたのにどうやってリセットできるのよっていうツッコミをしたい。探索を進めていろいろなものを調べていくと「エーテル」が手に入り、手数が増えてパズルが解きやすくなる。
操作は移動か90度ずつの回転が行える。別の物体を動かすか移動と回転を切り替えるとエーテル数が減り、同一物体の連続回転や連続移動ではエーテルは消費しない。同一物体なら右回転と左回転を連続させてもエーテル消費にはならない。
ちなみに、隠し要素としてチャプター4で金色のスマートフォンを入手することができる。解かなくてもクリアに差支えはないが、ちょっとしたご褒美があるので余力があれば謎を解いてスマートフォンを開錠してみるのも一興だろう。
超能力者の存在が公式に確認されてから二十数年の歳月が過ぎた。
しかし、透視、念力、精神感応……
数ある超能力はいまだ正しく認知されたとは言えない。
そんな世に、超能力を有するひとりの探偵がいた。
物語の主人公、綾名京介(あやな きょうすけ)は
時空を越えて物体に干渉できる能力を持つ義手義眼の探偵である。
彼は、自分の育ての父親を殺した犯人を追っていた。
ある日、彼のもとに凪瀬月子(なぎせ つきこ)
という一人の依頼人が訪れた。
能力者だけを狙った連続殺人事件の犯人に狙われているという。
従兄弟で探偵の助手でもある細峰真理(ささみね まり)と共に、
犯人の情報を得るため殺人現場の洋館に辿り着いた。
物語はここから始まる…… 。
京介の義手義眼による超能力で過去視・過去干渉ができる。こちらはパズルというよりも謎解きに寄っており、超能力は(一部の場合を除き)探索パート中はYボタンから発動できる。過去視の範囲は10分刻みで5日前までとなっており、それまでに起きた出来事を観測・改変して現在の密室から脱出するというのが主な流れ。こちらではエーテルの制限が撤廃されているので、一度に何回でも能力を使用してもかまわない。最悪総当たりでもいい。メニュー内には時間メモが用意されており、一度表示すれば上画面に常時表示されるので超能力の時間設定に役立てることができる。
ちなみに、隠し要素として特定の条件を満たすと京介・真理・月子で温水プールに行くイベントが発生する。
豪華客船の爆破事件から数ヶ月が経ち、2つの超能力を持つ少女、茜野瞳(あかねの ひとみ)は超能力研究機関ZENA(ジーナ)に所属し多くの人を救うため能力強化に励んでいた。
ある日、見覚えのある幽霊マークの手紙が彼女に届いた。
それは、豪華客船の事件の時と同じものであった。一方、椿丘市での連続殺人事件から間もなく過去改変能力を持つ義肢の探偵、綾名京介(あやな きょうすけ)は連続殺人事件の関係者である神志律(かみじ りつ)が東欧の小国ウィツァロークで紛争を起こそうと行動している情報を聞き、律の暴走を止めるためウィツァロークへ向かうこととなった。
本作では主に瞳視点・京介視点の2つが並行しており、それぞれの視点から物語が展開されていく。ただし超能力の使用方法は2作目と同じで、プレイヤー側から瞳の超能力を使う機会はない。
ちなみに、隠し要素として特定の条件を満たすと月子・瞳で高級スパに行くイベントが発生する。
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最終更新:2025/12/16(火) 12:00
最終更新:2025/12/16(火) 12:00
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