クレイジーサイコレズとは、常軌を逸する暴走レベルの愛を同性に向けた女性キャラに対する言葉である。
概要
pixiv「現代アート」タグ祭りで生まれたあざと犬に対して使われていた名称である。
元々、機動戦士ガンダムSEEDのフレイ・アルスターを指して「クレイジーサイコビッチ」と海外ファンが称されていた。その後、舞-HiMEの藤乃静留が同じく海外ファンに「速やかに死ぬべきクレイジービッチ」と称されたことからそれらの単語が混同・変質し、主に同性への愛ゆえに恐るべき行動を起こした女性キャラに対して、ふたばちゃんねるの二次裏で使われるようになった。以来、同期作品たる神無月の巫女の姫宮千歌音や、けんぷファーの沙倉楓他への使用を経て、pixiv「現代アート」タグ祭りにより本格的に外部流出して現在に至る。…………と、言われている。
祭り後は様々なキャラクターにも使われるようになった。読んで字のごとく、狂気じみた(クレイジー)病的(サイコ)同性愛者(レズ)、つまり(主に二次創作における)ヤンレズの中でも特に危ないレベルの人物に対する一種の称号として用いられている様子。
語感が良いせいか時好が重なったせいか妙な流行を見せており、今日も今日とてクレイジーサイコレズ認定されるキャラが生み出されたり発掘されたりしている。なんとも業の深い言葉である。
主なキャラ
- あざと犬
pixiv「現代アート」タグ祭りで生まれたキャラクター。猫の身体にイヌの頭部を付けた実写コラージュで鳴き声は「にゃーん」というアート犬の擬人化。プハ子(プハプハ鳥の擬人化【プハーをHIRAいた】)を一方的かつ性的にねらっており、その行動からクレイジーサイコレズと呼ばれるようになった。
- 赤座あかね (ゆるゆり)
掲載雑誌でもその作品名からでも分かる通り、(ゆるい)百合描写がメインの作品の中でさえ頭一個抜けてるド変態。他の追随を許さないラスボス。
柔和で笑顔の可愛い美人なお姉さん。然してその実態は、妹の写真や自作グッズ、姉妹モノの薄い本で部屋を埋め尽くす重度のシスコンである。あとパンツはかぶるもの。もちろん妹にはそのことを隠している。
妹の姿がプリントされた(キスマークが口あたりにベタベタ付いた)抱き枕を携え、姉妹モノの薄い本を嗜むという優雅な趣味を持つ。性癖を除けば本当に良き姉なのだが……。
- V・りら・F (夜桜四重奏)
実の姉であるV・じゅり・Fが大好きな手品師の女性。
子どもの頃から姉を喜ばせるために手品の練習をしていたが、当時の姉は医者になるための勉強に夢中で構ってもらえず、りらはより凄い技で姉に振り向いてもらおうと手品にのめり込んでいく。しかし「何本もの剣で体を貫く」など、その内容は不気味さを増していくものとなり、逆に姉が距離を置きたがるまでエスカレートしてしまった。
「脈と心臓を止める」という手品を最期に死んだと思われていたが、十年ほど経ち生存が判明。姉と再会すると同時に誘拐するという暴挙に出た。
なんやかんやあって姉と和解した現在は、二人で胸を揉み合ったりイチャイチャしたりしながら同棲中。
ちなみに、りらのトレードマークである左頬の花模様は、医学の勉強に執心している姉のために自分で入れた赤十字の焼き印の痣である。愛が重い。
- 一条蛍 (のんのんびより)
想い人から飴玉をもらってアヘ顔、取られそうになるとガチ号泣。一緒に遊びに行くとなると気合の入った衣装で行き(ただしそのせいで、想い人には別人だと思われてた) 、「こまぐるみ」と名づけた想い人の人形を部屋に入りきらないほど作っては「いいなあ、こまぐるみ。いいなあ」と自己陶酔に浸るなどかなりの重症。小学生でこの有様である。
他の隔離病棟クラスのレズ共と比べればそこまでじゃないかもしれないが、基本的にのんびりまったりな作風の中で彼女のレズ描写は相当な異彩を放っており強烈な印象を与えている。
この手の作品でここまでストレートなレズ描写のあるキャラはある意味貴重。
- 暁美ほむら (魔法少女まどか☆マギカ)
愛の力によって悪魔と化した魔法少女。またの名を『コズミックデビルレズ』。
もともと想い人のために何回も世界をループしたというところから、(ただ、この地点では友達としての親愛の情を超えていなかった。多分)ニコニコを含めた二次創作でも変態レズのキャラ付けが頻繁にされてたのだが、まさか公式がそれ以上をやってくるとは。
愛故に神を貶め、宇宙の法則すら改竄し、想い人を銀の庭に閉じ込めた。その所業や「痛みすら愛おしい」などの台詞から某コズミックヤンデレ精霊に例えられる事も(方向性はおそらく違うが)。漫画版では、更に葛藤を捨て去った見目麗しい笑顔を拝む事ができる。愛ってすごい。
- ガチレズ大井bot (「艦隊これくしょん~艦これ~」に登場する大井の二次創作)
かつてTwitter上に存在した艦これなりきりbotの一つ。同作揺籃期頃に出現。
大井の姉妹艦北上に対する愛情を重度にサイコな方向に偏向した形で描き、また時折アカウント主が手動で他の艦娘の恋愛感情も交えた波瀾に満ちたストーリーをtwitter上に投稿したために、なりきりbotでありながら艦これユーザーの間で話題が沸騰。
その結果二次創作界隈に多大な影響を及ぼし、一時期「大井=クレイジーサイコレズ」というキャラクター像が完全に確立してしまった程であった。
なお公式ゲームの彼女は北上を特別な存在と思っているのは確かだが、決してbotのようなこじらせたレズではなかった。だが時報実装以降はこのbot経由の三次・四次創作ネタを拾ったため、サイコレズ度が増してしまっている。
「艦隊これくしょん-艦これ-(アニメ)」では、北上に近づこうとするものを毛嫌いしている。このbotほどではないが、かなりの潔癖症である。
アカウント自体が無くなって久しく、また二次創作での大井のキャラ解釈も増えたこともあって、現在同botのは影響力は殆ど残っていない。
- 小日向未来 (戦姫絶唱シンフォギア)
主人公の立花響の幼馴染。別名『グラビティレズ』
彼女の愛は重く依存的であるが、響も基本的には未来に依存的であるため、問題は起きない。
二段ベッドの上の段で一緒に寝たり、一緒に風呂に入ったり、一緒に流星デートしていたりするけれど。
だが関係が拗れると一変。響に冷たく接する、ベッドで一緒に寝ないなど…あれ、普通の夫婦げんかじゃね…?
その後、仲直りし、最終決戦では危険も顧みず暴走する響を止めた。
二期では度重なる変身で命を削る響に悩み、これ以上、響を戦わせないために闇堕ち。
シンフォギアと適合する為の薬『LiNKER』と響への愛によって、最弱にして最凶の『神獣鏡』の装者となり、響の前に立ちはだかるッ!
そしてTVシリーズ完結編である第5期ではついに……「ところでみなさん、哲学兵装ってご存知ですか?」
- ヒュウガ (蒼き鋼のアルペジオ)
最初の会戦でイ401に大火力を叩き込まれてボッコボコにやられた際に何かに目覚めたらしく、イオナのことを『イオナ姉様』と呼んで付き纏う。
遂には、リアルでのイベント『”蒼き鋼“ 帰港記念式典』にて、中の人(藤田咲)に「クレイジーサイコレズ」を自称されるに至る。
- 藤乃静留 (舞-HiME)
中の人効果でネイティブに近い京都弁を使うはんなりサイコレズ。当初は主人公の一人、玖我なつきを支える親友ポジションだったが、やがて肉欲を含んだ情念をあらわにする。そして、なつきに拒絶されるや、己の能力をなつきを守るためだけ(つまり、敵味方はどーでもいい)にふるい、犠牲者を出しまくる。最後になつきとサシの対決の末、「(あくまで友情として)おまえが好きだ」というなつきの言葉に改心。復活した味方ヒロインたちとともに最終決戦に向かう。とは言え、これまでの所業が許されるはずもなく…
「かんにんやぁ」(笑顔)
許されました。
続編の舞-乙HiMEでは、スターシステムによりシズル・ヴィオーラとなる。今回はナツキの側に公明正大にいられる立場を得てクレイジーっぷりは鳴りを潜め、主人公の目標の一つとなる強キャラポジションに落ち着いた。しかし、ナツキの為なら「なんでも」すると言う本性には変わりない。
あと、心はなつき(ナツキ)一筋でも結構浮気というかつまみ食い大好きであり、ちょっとカワイイ子がいればおいしく頂いてしまうようである。そんな相手の一人であったトモエ・マルグリットも相当のクレイジーサイコレズである。
- 白井黒子 (とある科学の超電磁砲)
ルームメイトの御坂美琴に心酔する変態淑女。日常的に美琴に抱きついたり胸を揉んだりキスしようとしたりする他、レベル4の能力「空間移動(テレポート)」を駆使して美琴のシャワールームに潜り込む、着衣の上から下着だけをピンポイントで脱がすなどその変態行為は留まるところを知らない。変態にテレポートを与えた結果がこれだよ!
美琴からは毎度のように電撃の制裁を喰らっているのだが、それすらも快感を覚えてしまうという上級者っぷりを見せる。これでも一応学園都市の治安を守る風紀委員(ジャッジメント)である。
ただし、街の治安が脅かされるようであれば仮に相手が美琴であっても風紀委員として行動すると発言しており、並々ならぬ正義感と自分の信念を貫き通す意志の強さが窺い知れる。そのため「クレイジー」で「レズ」ではあっても「サイコ」ではないとする意見も多い。
- 浦添伊緒奈(selector infected WIXOSS)
アニメシリーズ第1期のライバル兼ラスボス的なポジション。
「セレクター同士の真剣なバトル」に徐々に魅了されていく主人公、小湊るう子に「同類」として執着を見せる。
これだけなら従来のカードゲームアニメの系譜を汲んだライバルキャラと言えなくもないが問題は最終話である。
突然るう子のことを「るう子」とか、家族か相棒のタマくらいしか呼ばない「るう」という愛称で呼び始め、ヘブン状態で対戦、あまつさえ「私の小湊るう子!!」という問題発言(モノローグ)まで飛び出した。
終いには自分がるう子の物になる始末。
この時の「最高だね・・・ るう。」は衝撃的な結末とか重すぎる愛と共に彼女を象徴する台詞として使われている。
ちなみに最終話までで、2人の接触回数はたったの2回。(4話、7話)
7話ではるう子の潜在的な欲求を看破した後、2人でに無邪気に(?)対戦しておられましたがその後なんの絡みもないしるう子の視点から見ればお世辞にも仲が良かったとは言えない。
だが2期で伊緒奈の正体や戦いに身を置き続けた理由が明らかになり、最終的にはるう子と健全な形で絆を構築。彼女自身も徐々にるう子によって毒を抜かれていったことなどから、偏執的な愛情は健全な友情と愛情へと変化したのであった。
- 蒼井晶(Selector spread WIXOSS)
上記の浦添伊緒奈に替わって、アニメ2期のクレイジーサイコレズ担当となった。自称「アキラブリー」。
1期では精神攻撃や弱いセレクターを狙ってバトルするなど小物描写が多く、作中中盤でバトルに3回敗れたペナルティとして顔と心に大きな傷を負い途中退場することとなった。
だが2期に入ってるう子の物となった伊緒奈の代わりに、彼女に成り代わったルリグ(パートナー的なもの)「ウリス」が利用目的で彼女に近づき、弱みに浸け込み、完全に籠絡されてしまう。
その結果ウリスを偏愛するサイコレズと化し、ウリスに無下にされた際には自我亡失の末に阿部定のごとくウリスを持っていたペンで刺している。
更にその後自我を取り戻すと、「何度でもウリスを傷つけ続け、その度に願いを叶えて癒やし続ける」という偏執的かつ病的な考えを抱くようになってしまった。
だがその願いが叶う前に晶はウリスに敗北。暫くしてセレクターバトルの仕組みが崩壊したこともあり、最終的に人並みの生活を送っている。
- 巻き毛(人類は衰退しました)
学舎時代の友人で、「わたし」に対し病的な愛慕の念を抱く少女。普段は「わたし」と親身に接しているが、陰では「わたし」に見立てた人形を相手に、ミザリーが如き愛情と暴行を交えた“おままごと”をしていた。
年月と共に奇行は鳴りを潜め、卒業する頃には「わたし」と普通の友人として接するようになったが、その後の行いを見るに情熱が冷めたという訳ではない模様。
- 武智乙哉(悪魔のリドル)
ミョウジョウ学園10年黒組の生徒。標的以外は全員暗殺者と紹介されているが、本性は「21世紀の切り裂きジャック」と称されるシリアルキラー。
ターゲットは若く美しい女性で、ハサミで生きたまま少しずつ切り刻む事でしか性的快楽を得られない。序盤に標的の一ノ瀬晴の暗殺に失敗し刑務所送りになるが、後に脱獄して再び命を狙ったように晴への執着が強い(晴の能力も多少は関係していると思われる)。
- 桐ヶ谷柩(悪魔のリドル)
ミョウジョウ学園10年黒組の生徒。小学生と見間違えられる可愛らしい外見とは裏腹に興味本位で他人を毒殺する暗殺者。同室の生田目千足を慕っている。
アニメでは特にクレイジーサイコレズに該当するような行動は見られなかったが、原作では千足に憧れていた相手に毒針を打ち込んで退場させ、その際に「千足さんに憧れるなんて許さないから」とアニメと比較して独占欲の強さが強調されている。
- ヴィーラ・リーリエ(グランブルーファンタジー)
主人公が訪れることになる城塞都市アルビオンの領主。主人公の最初の仲間であるカタリナ・アリゼとは学生時代を姉妹のようにともに過ぎしてきた存在だが、彼女に異常なほどの愛情を抱いており、彼女を籠絡するためならエルステ帝国の力、星晶獣シュヴァリエの力、果ては自身とカタリナとの間に起きたある事件に起因するカタリナのトラウマすら利用し、主人公たちと一時敵対した。
敗れた後に紆余曲折を経て自由の身となり、(ソーシャルゲーム特有のガチャで入手できれば)主人公たちの旅に合流することになるが、それ即ちカタリナお姉様との旅でもあり、仲間になってもストーカー行為に始まりお姉様への執着心はそのまま。まあ、当のカタリナは幸か不幸か、最初から現在に至るまでヴィーラの狂恋に全く気付いていないのだが。ソーシャルゲーム特有の事情からか、クレイジーサイコレズで居続けているという珍しい状態である。
ただし、お姉様への狂恋とは別に、主人公に対しては特別な感情を抱いているような描写が散見される。
でも主人公が女の場合はやっぱりクレイジーサイコレズ……。
通常のガチャで出現するヴィーラが常時発動しているスキルは、カタリナと同時に組みこむと性能がアップする「カタリナお姉様・・・」「お姉様お姉様お姉様」であり、ちゃんと性能面でも病んでいる。
しかし期間限定シナリオやヴィーラが関連するキャラのシナリオではカタリナへの偏愛こそ描かれるものの、年下の少女達に頼れる年上の女性として振る舞ったり常識人として対応する場面を見せる方が多く、後に追加された別属性バージョンや上限解放で新規追加されたイベントでもクレイジーサイコレズと単純に言い切れない一面なども多く描かれており、後年になるほどフォローが入っている。
それでもカタリナに恋慕するチャラ男料理人・ローアインが相手の場合は、未だにクレイジーでサイコな一面を見せることも多いのだが。
(尤もローアインも友人二人を交えた自身の妄想話の中で、毎回勝手にヴィーラを「カタリナを生体兵器に改造する」等のマッドな敵役に添えていたりするので因果応報的な部分はある)
- 二重丸くるり(灼熱の卓球娘)
区立もず山中学校の3年生で卓球部副部長。もず山中を全国大会に導いたとされる人であり、部長の座敷童石榴に異常なほどの愛情を捧げている。
作品中では「なぜか石榴が朝家で起こしたドジを知っている」「ありがとうと言われオーバーヒート」「喜ぶ顔を想像するだけで興奮」「石榴の前で"石榴のためなら全てを捧げる覚悟(で卓球をする)"と言い放つ」「(頼まれてないのに)友達料を貢ぐ」「後輩に話しかけている石榴の後ろに立って無言でプレッシャーを与える」「目線が試合よりも石榴に向いている」といった行動を起こしている。
なおここまで石榴に心酔しているのは、1年の入部時に実力を見てやると言った先輩達を1点も取られず倒したことで「メンツ丸潰れ」と先輩全員に退部され、残った部員に全国大会に行けるように部を強くしてほしいと頼まれ猛練習を行ったところ「ついていけない」と退部され意気消沈していたときに、ただ一人石榴だけが辞めずについてきたため。
- 東郷美森(結城友奈は勇者である)
主人公・結城友奈とは隣人であり、自他共に認める親友同士・・・なのだが、彼女が持つ友奈への思いとそれに伴う行動が「クレイジー」の域に達していることは間違いない。東郷自身の凝り性な性格と、思い詰めると破滅的な言動に走りやすいという気質もあり、友奈の写真や映像の収集はもちろんのこと、友奈の体調を心配のあまり部屋に不法侵入するなどのストーカーまがいの行動も躊躇無く行い、挙げ句の果ては無理心中(未遂)を企てたことすらあるなど、笑い話では済まないものも多数見受けられる。
なお、クレイジーサイコレズ以外にも、彼女はネタが豊富な、いろいろな意味で濃いキャラとして知られる。
- 大澤悠(ラーメン大好き小泉さん)
元気系黒髪ショートな小泉さんのクラスメイトだが、小泉さんと仲良くなりたいあまり、小泉さんを尾行してストーカー化し始め、無理矢理一緒にラーメンを食べるように。
小泉さんにアタックして毎回スルーされても全く懲りない鋼のメンタルの持ち主・・・のはずだったが、周囲が小泉さんと密接しているのを見てるや激しく嫉妬し、小泉さんの個人情報を得る為なら手段を問わなくなったり、どうやったらラーメンになれるか考え始めるようになる。さらに、袋麺に残っていた小泉さんの香りを嗅ぎ当てたり、新幹線の車窓から名古屋の街を歩く小泉さんを察知するなど、人間離れした能力まで手にし始めている。あくまでも「小泉さんが好きな女子高生」を貫いているわけだが。
- 松坂さとう(ハッピーシュガーライフ)
元々「愛」という感情が分からず、その答えを知るために何人もの男をとっかえひっかえして付き合っていたが、神戸しおに出会うことでついにその感情を知る。
……と、ここまではいいのだが、叔母(だいたいこいつのせい)の影響で愛に対する考え方がおかしな方向に歪んでおり、この感情を守るためなら、どんなことをしても許されると考えている。そのため、しおとの生活を邪魔する人(それが結果的なことであって意図的ではないとしても)には容赦ない制裁を下していく。
- 松本香子(私に天使が舞い降りた!)
主人公である星野みやこの高校時代の同級生で、自称親友かつライバル。だが実体は、彼女らが大学生になった本編において初めてまともにみやこに認識されたので知り合いですらなかった上に、年季の入ったストーカーだった(しかも本人は全くその自覚が無い)。
高校の頃みやこが所属していた被服部を見学した際、(ぼっちだったので)一心不乱に服作りに励む彼女の姿を見て憧れるようになったのだが、度を越えたリスペクトのあまり尾行や盗撮にまで手を染め、その様は既にストーカー以外の何者でもなくなり今に至る。長髪なのも高校当時のみやこの真似。飼い犬の名前もみやこ…。
みやこが自宅に籠って作製した衣装を把握していたり、彼女に着てもらうために松本が作製した衣装は、採寸もしていないのにサイズがピッタリだったりと、みやこのあらゆる情報を知り尽くしている。上記のストーキング行為に関連して星野家の周囲を散歩する事を日課としており、アニメだと6話で本格的に登場するまでに毎話モブに混じって映り込んでいる「気が付いたらそこに居た!」。みやこに食べ物をあげたり貰ったりした時の言動(血肉となって永遠に身体を巡り続ける云々…)が特にヤバく、聞いたみやこからはドン引きされている。原作の連載誌が百合物を主に取り扱っているだけあり、ソフトなものからスレスレなラインのものまで取り揃えた本作にあってなお、彼女のそれは作中一際重い。
- 北野啓子(かまいたちの夜×3)
初代かまいたちの夜から登場しているポッチャリとしたOL。通称クレイジーサイコデブ。
2の事件後、心に傷を負った親友の渡瀬可奈子を看病するうちに肉体関係を結ぶ。が、二人の間に割り込んできた美樹本洋介の登場によりお役御免状態に。
香山誠一から香山夏美の供養のため一年ぶりに三日月島への招集がかかった際、再び可奈子をモノにするため島に赴くがここで殺人事件が発生。
とあることから暗躍している人物の存在に感づくとこの状況すら利用しようと画策。機を見て油断している犯人たちを殺傷したのち自身と加奈子の死を偽装してフリーとなると矢島透などの生き残っている人物をも冷徹に殺傷してゆく。最終的に三日月館に二人きりの状況を作ると耳元で愛を囁きながら満足げに可奈子が目を覚ますのを待つ。もう彼女が頼れるのはこの世に自分しかいないのだから。
- 緑へも(おちこぼれフルーツタルト)
フルーツタルトの初ライブ後、新たに加入した5人目のメンバー。黒髪ツインテールの中学3年生。
同じくフルーツタルトのメンバーの桜衣乃に対して強い愛情を抱いており、周囲にもそれを隠そうとしない。
アプローチもかなり過激で、イノの料理にだけ特別な愛情という名の何かを注いだり、使用済みのタイツの匂いを嗅ごうとしたり、イノが収録用の勝負パンツを買いに行こうと言い出した際には勝負の意味を誤解してスタンガン(あくまで護身用です)をチラつかせたりした。
が、作品的にはこれでも「まだギリギリ健全」らしい。健全の定義とは一体…
なお、ここまでやってもイノの方は全く気づいていない。 - ニニア(便利屋斎藤さん、異世界に行く)
エルフの格闘戦士フランリルとコンビを組んで迷宮探索に挑んでいる人間の女神官。
前衛として戦うフランリルに防御力アップの強化魔法をかけて援護するタイプの後衛。
軽装ゆえ生傷の絶えないフランリルを心配し、怪我を確認するとすぐに回復魔法をかけようとする心優しい性格。
と思わせて、内心では回復魔法による魔力がフランリルの傷口へ入っていくのを見て、フランリルが自分のものになっていくと感じている相当の変態、もとい恋する乙女。本人がツバつけとけば治ると言う軽傷でもすぐに回復魔法をかけようとし、たとえ自分が重傷を負っていてもフランリルの治療を優先する。さらには「私の唾液を触媒にして回復魔法の効率を高める」と嘘をつき、フランリルの傷口を舐めながら回復魔法をかける暴挙にまで出た(フランリルは魔法の才能が無く、嘘だと気づかずに黙って受け入れている)。
関連動画
関連静画
関連項目
- pixiv「現代アート」タグ祭り
- vvズッ友宣言vvvレズッ友宣言VV
- 狂気 / サイコパス
- 同性愛 / レズ / 百合
- ヤンデレ / ヤンレズ
- 愛が重い / 愛なら仕方ない
- SBJK
- ネットスラングの一覧
- クレイジーサイコホモ
- 不審者 / ストーカー
- 情報 / 個人情報
- 特定
- 双眼鏡 / カメラ
- 知ってた / いつもの
- ドン引き
- 嫌な予感しかしない
- 予測可能回避不可能
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