ニコニコ大百科

どんどん視聴率下がって大河ワーストまでいっちゃったみたいだけどやっぱりピエール瀧のせい？
それとも何か他に原因がある？
途中で視聴やめた人が無知で感受性やら何やらが低いから？
万人受けしない感じ？分かる奴だけ分かればいい感じ？
でもそれ天下のNHKの顔の一つの筈の大河でそれはどうなの

その前から下がってたしピエール瀧のせいでないのは確か

ツイで感想見てて面白かったもの

・露店で写真が売られて騒動になるシーンは、カメラが一般にも広まってきた描写
（三島弥彦のカメラは印象的なアイテムだったけど、あれはもう昔の話）

・1話で五りんが志ん生に見せたハガキの宛名が「小松りく」、シマの長女の名前が「りく」
（五りんはシマの孫ってことか）

>>660
話飛ぶけど、知人にインドネシアからの女子留学生に
「スカーフの内側で髪の毛どうしてるのか」って訊いたバカがいて
「それこっちでいえば水着姿の人に中身訊くようなものだぞ」って怒られてたなぁ
これはイスラム教の戒律という要素を含んだ話ではあるけど、仮に抜きにできたとしても
「それまで隠れてたところを出す」というのはそういうもんなんだろうとは思う

吉宗の近松門左衛門は、時空を超えて現代のお茶の間に直接語り掛けてたからかえって分かりやすかったけど、いだんてんの志ん生はねえ。

裏でサッカーやってたのか
なら数字をもってかれるわな

>>658-659
あれ、論破はしてないよね。
むしろ女子スポーツを推奨していく（見せていく）ときに目隠しすればいいの理論が成り立ってないし、教師として普及者としてやるべきはいかにそういう好奇の目から守っていくかなんだから。
娘が性的コンテンツとして消費されているって憤る板尾の怒りに対しては論点が根本からズレている。
今回出た人見絹枝だって「男オンナ」と嘲笑されていて、それはアスリートになってからさらに悪化する事態を招いているし、『目隠しをさせる』努力を示さないといけない。
四三の一見正論のようだけど非建設的で勢い任せな弁舌って、明らかに治五郎おじさん譲りで本当に良くも悪くもって感じがする。

>>661
単純に近代という時代で合戦がメインにならないってところで受けが悪いのもあるよ。
以前も近代大河3部作やった時に視聴率的にこけた前例があるし（あっちは『春の波濤』以外オリジナル主人公ってのも大きいが）
むしろスポンサーなしのNHKなら、物語の破綻なけりゃ視聴率うんぬんも気にしなくていいとは思うがね。
わかる人にはわかるってのもTwitterとかで知られざる史実情報とかを補足するやり方とかが今に即してるし、少なくとも以前の「花燃ゆで学ぶ女子力うんぬん」といった頓珍漢な企画乱発してた時より断然いい。

視聴率で煽られまくってて辛い……
NHKに本当に感想を送りまくりたい。
別にこの大河を生き甲斐にしている一視聴者にとって、視聴率はどうでもいい。このままの展開でこのままの結末が見たいだけなんだから。

ただ、ぶれてほしくないけど、ぶれざるをえない状況だけが続いていくのも事実で……。
治五郎センセーに一喝してほしい。現実とかそんなもの関係なく安心できる気がする。もしくは三島天狗にエールを送って欲しい。

>>667
近代三部作でも最後の橋田壽賀子は29％取ってるけどな
その後の政宗が高すぎて霞んでるけど

>>669
その手前の二作でゴダゴダあったりが近代系終焉の原因だったんだろうな。視聴率の良い『いのち』も歴史上の出来事こそ関わるが、歴史上の偉人は皆無という超異色作だし。
その後の政宗、信玄といった化け物大河ラッシュは本当にとんでもない流れだよなあ……
いだてんの後も超大御所脚本家起用での明智光秀だから、この流れも滅茶苦茶楽しみではある。

視聴率に関しては、BSで早くやる。録画勢。裏が強い。あと歴史物でないと年配がついてこないんだよね。
面白いとかそういう前に見てないと話題に出せないのが辛い。
ただ、いだてんって途中から入りずらいのは確かかな。録画してたから見直せたけど。
そろそろ主役交代だけどどうなるのかな？
下手なテコ入れはやめてほしいんだけど

いだてんはオリンピックと安倍ちゃんへの忖度ドラマらしいぞ
もっとちゃんと見てからこういこうとを言ってほしいよね
一瞬も見てないでしょ

らしい

９８歳の祖母曰く「落語とオリンピックに何の関係があるのかしら？」だそうだ。
狂言回しの役割があるし、金栗だけに任せてたら描けない当時の世情を描くのにも役立ってると思うんだけど。それは当時を知らない若いもんだからであって、当時を生きた人にはよくわからないのかもしれないな。

戦国物みたいに偉い人がわかりやすく良い服着て高い所に座って大層な肩書がついていないけど、
「いだてん」の主要人物は軒並み上流階級と金持ち目白押しなのであって、決して一般的な庶民じゃないんだなこれが
四三だって先代で落ちぶれたってだけで、先祖代々造り酒屋ってのは元々地元の名士で金持ちの家系の出
（この「造り酒屋の息子」は嘉納治五郎先生も田畑政治も同じ。この二人は東大出の超エリートでもある）。
血縁地縁があるから現在進行形金持ちの池部家から養子の話もあったわけで。
架空人物ではあるがシマだって、政府高官夫人に付きっ切りの女中なんだから
一昔前で言えば中流以上の武士の娘の宮仕えだし
そこから女子でありながら高等教育機関へ進学ってのは元々意識高い家系に育ったものと見て間違いない

だから意識的に庶民キャラを入れ込まないと、この時代の庶民感覚がどこにも感じられないドラマになってしまうんよ
そこで庶民代表を架空のA氏とせず、同時代人の中から接点作れそうな志ん生を抜擢して入れたってことだ
（連投します）

（連投続き）
じゃあ庶民感覚と庶民視線抜きでこのドラマが作れるかといったら、それは絶対に無理
何故ならスポーツは発祥の古来から常に一般人である観客の視線があったからであって、
報道や一般人の視線・リアクション抜きにスポーツ史なんて描けるわけがない

特殊環境の金持ちの内輪受けだけで話が進まないように
志ん生とその身内や知り合いがドラマに出てきているわけであって
志ん生パートが意味ないと思う人はスポーツにおける世間や観客の意味を深く考えた事が無い人なのだと思う

>>667
目隠しは女生徒の主張だから論破は言い方悪かったね　ごめん
四三くんは中立的にまず日本記録を褒めてやってくれって主張だった
だいたいスポーツと性（パパラッチ）も現代でも続いてる問題だしなあ
やっぱどっちが正しいより　今でもある問題をどう考えるかを提示してるんだろね

良かった所と悪かった所がハッキリしていた回だった。

良かったのは人見絹枝の存在感。世界の頂点を賭けて戦うのはこういう人なんだと思わせる説得力があった。キャスティングが良い。スポーツをしていない時は文学少女という一面が見えたのも良かった（これは史実通り）。

悪かったのは二階堂トクヨの扱い。女子体育の普及に掛けた故人の情熱を、まるで男にフられた後の代償行為であるかのように描いたのはどうなのか。妊娠を報告するシーンもあんなにおどろおどろしくする必要無いだろ。日本女子体育大学の関係者に怒られてもおかしくないと思うよアレは。

>>661
視聴率問題はねえ
いだてんの作りが悪くて下がってるんじゃなくて
僻地の一軒家のほうが「見やすい」ていう
そういう層がTV見てるからだと思うぞ

だいたいブームと言われるチコちゃんも朝再放送と夜本放送じゃ
5％近く違うようじゃ視聴率のほうが怪しいとは思わない？
だいたい鉄板と言われてた鉄腕ダッシュが視聴率落ちてて珍百景（一軒家の前番組）が上がってきてる
みんな熱心にTV見てる時代じゃなくてかなり惰性でとりあえずつけてて見てることだけは確か
消すのはヤだけど話分からければ見なくて惰性で見ても見なくてもいいような
次の日誰も話題に出さないようなTVを「つけてる」
そんなモデルが浮かび上がってくると思わない？
そういう人向けに大河作るほうが怖いけどなあ

視聴率問題はなあ…
やっぱり戦国幕末戦国幕末のローテが大正義だって不毛な議論になりかねない
いや幕末も不振だから戦国戦国幕末くらいの割合になるのかな？

志ん生パートがいらないって人がいたとしてもそれも１つの意見。結構馬鹿に出来ないと思うよ。
俺としては、いらないとまでは言わないし、森山未來って凄かったんだな、と感動すら覚えたが、
主役に狂言回しにナレーションにと志ん生１人に役割を任せすぎ。
狂言回しとナレーションくらいは分けるべきだったかもしれない。志ん生供給過多が「落語パートいらない」という大雑把な意見となって出てきたのだ。
俺の知ってる範囲の大河では、主役と狂言回しとナレーションはさすがに別の人物に振り分けてある。

>>678
てかそもそもなんだけど二階堂先生が野口君好きって設定いったい何で出てきたん?
いやまぁ志ん生の居眠りとかスヤさん（そういやこの人も熊本の女学校出てるよな）が一緒に冷水浴とか
三島天狗の予選会飛び入り参加とか、このドラマで描かれるネタみたいなエピソードは
だいたい実際にあった話（もしくはそれを基にしたもの）ってのが面白いところなんだけど
二階堂先生の片思いはさすがにクドカンの創作っぽいんだよなぁ（実際勝手にフラれた気になってるだけだし）
もしそうならなんでこの設定入れたし…

>>682
女が一番燃えるのは失恋の炎……というのはおいといて。

トクヨさんの恋愛は物語的には、
①シマさんと増野さんの出会い
②帰国報告会でのトクヨさんの噛みつきが単なる批判だけではないことが伺える
③四三さんの奥さん隠しエピソード（史実）を野口くんにも適用して、アスリートの奥様紹介の更なる補填
になるのかな。

まぁ、インタビューで寺島さんも脈絡が無さすぎると言っているし（苦笑）
クドカンが恋愛の情念を演じる寺島さんの芝居が見たかった、というのが一番の理由な気がする。

面白いと思ってみてる方がやばいってこったな
残念残念
これからの展開がとても楽しみ
次回の辛い展開からどう光がさすのか

>>681
でもそれで「長距離走をドラマで楽しそうに見せる場合にどうしたらいいのか」というこのテーマの作品演出では結構デカい問題を
馴染みのある人物使って解決する手法に出たのは自分としては高く評価してる
トラック競技の場合は100m走でも槍投げでも一瞬の高揚感を強調して割と王道の演出なんだけど
長距離走は羽田予選会で嘉納先生が正直に言った通り定点観戦するとつまらないし
かといって毎回選手主観視点でストックホルムやアントワープ調だと重苦しい
当時はテレビが無いのでじゃあどうするかの解決方法が落語活用というのはなかなか面白い

>>682
現在だと「結婚に興味が無いので好きな仕事やってますが何か」って女性も決して珍しくないけどトクヨ先生はそうじゃない
実際日本女子体育大学では創始者トクヨ先生について「教育の為に結婚を諦めた」と習うとツイで見た
だったら「とても結婚したかった」って描写を入れないと逆に実際の人物と乖離するんじゃないか？

>>685
いだてんの描写だと
「失恋して結婚の道が閉ざされたからやむなく教育の道に進んだ」になっていて
「教育の為に結婚を諦めた」とは主従が逆転していると思う。

>>686
一応フォローしておくと、トクヨさんはシマさんに見合いを譲った時点で女子体育の道に生きるとは宣言してる訳で。一方でそれとは別に、野口への恋心を持ってしまってその決心が揺らいでしまいつつあった。
それを報告会での野口への叱咤で体育教育の方が優先だと再確認し、その後の失恋してしまい、その道からの退路を断つためへの剃髪だと思う。
そして、講師として野口を呼ぶことで、完全に恋愛を隔絶し、教育の道へ進むことを決心した、みたいな感じかな。

個人的には最初から最後まで教育一筋というよりはより人間味がある描写になってて好きかな。結局、野口への何だかんだ外見を気にしてしまうのも含めて、最初の頃は正論魔神で苦手だったのがだいぶお気にいりのキャラになった気がする。

>>685
でもトクヨ先生はともかく視聴者目線では「教育に身を捧げようが捧げまいが
相手が野口君ならそもそも詰んでるじゃん」ってことになってしまうので
その辺の葛藤上手く伝わってるのだろうかという懸念はある
>>687の方が書いておられるように人間味が増したというのは自分も感じたけど…

大学生活始まってごたごたしてようやく録り溜めしていたいだてんを見ている
やっぱりいいなあ
「え？マジ？」と思うような史実や意外なところでつながる群像劇、心に響く俳優さんの演技
自分の母がわかりにくいと言っててまぁその意見もわからんでもないしそれがこの作品の低視聴率の一因かもしれないけど、やっぱりいだてんは質は決して低くない、むしろ高い方の作品だな

>>686
言いたいことは全て>>687氏が言ってくれた通り。元々教育と野口への恋の2頭立てで行ってるところ、
教育＆野口なら（「教育」は人間じゃないから）不義理にはならんが
教育＆野口＆増野にしたら流石に不義理だから増野との見合いをシマに譲ったんだよね

けど、これ自分は皆とは違う感想だとは思うけれど、
あの自分の学校で講師をする野口君を見てやっぱりうっとりするトクヨ先生の描写がある以上、
トクヨ先生は野口を本質的に諦めたのではなく、
恋愛や夫婦という絆でなく教育という絆で繋がるという道を選んだんじゃないかと思う

それこそ日本女子体育大学のサイトに行くとトクヨ先生がいたころ生徒だった人の談話とかも載ってるわけなんだけど
これがその人の主観とはいえトクヨ先生私人としては寂し過ぎるんじゃないか心配になるレベルの内容でな…
仕事で知り合った人に精神的な充実を見出していた、って描写はその点クドカンの優しさなんじゃないかと思う