木多康昭とは、日本の漫画家である。
1995年、週刊少年ジャンプ増刊にて「仮面の告白」でデビュー。
1996年から週刊少年ジャンプにて『幕張』を連載開始。
野球部を舞台としたギャグ漫画。ただし作中で野球をする事はほぼ皆無。時事ネタ・パロディ・下ネタを多用した作風で人気を博する。連載が進むにつれて、当時の編集者である瓶子吉久氏[1]を中心とした内輪ネタや、タレントやジャンプ連載漫画をネタにした毒舌など危険なネタが増加。最終的には作者が作中で「やってられっか!!」とブチ切れ連載終了。全9巻。
1999年、週刊少年マガジンにて『泣くようぐいす』を連載開始。
当初はギャグを交えつつも幕張と違い野球をメインに据えていたが、徐々に脱線が増えていきギャグ漫画化。最終回は夢オチと打ち切りをネタにした壮大な自虐ネタで幕を閉じる。連載当時のマガジンは野球漫画が3つ(うぐいす、Dreams、雷神-RISING-)も連載されていたため、作者も危機感は抱いていた模様。全7巻。
2002年、週刊少年マガジンにて『平成義民伝説 代表人』を連載開始。
1話の内容が『宇宙飛行士を目指すためにアイドルグループを脱退した元メンバーが、宇宙船乗組員に元いたアイドルグループが選ばれたことを知りハイジャックする』という、これまでの連載以上にアウト過ぎる内容。元ネタが露骨だったせいか、連載開始早々から路線変更され12話で終了した。全2巻。
3年後の2006年、週刊ヤングマガジンにて『喧嘩商売』を連載開始。
さまざまな流派の格闘技がぶつかりあうシリアスな展開と、青年誌に移って規制が緩くなったギャグパートが合わさって人気連載となり、作者最大のヒット作となる。
2010年に第一部が終了、全24巻。2011年より第二部が開始される予定だったが、2012年現在まだ開始されていない。
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最終更新:2025/12/10(水) 14:00
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