オカダ・カズチカとは、AEW所属のプロレスラーである。
本名は岡田和睦。ウルティモ・ドラゴン校長による闘龍門出身者で最も成功した選手の一人。
身長191cm・体重107kg。キャッチフレーズは「レインメーカー」
「新日本プロレス40年の歴史で初めて出たホンモノ」「史上最強のインベーダー」など。お供に外道がいる。
くれぐれも"外道さんが本体"などと言ってはならない。
1987年11月8日生まれ。愛知県安城市出身。中学卒業後、闘龍門13期生として入学。
当初のリングネームは岡田かずちか。
同期生には後にハッスル、SMASH、WNC等で活躍する大原はじめ、大阪プロレスの松山勘十郎、タッグチーム"スピード・オブ・サウンズ(SOS)"で活動するツトム・オースギ、ヘラクレス千賀らがいた。
闘龍門の校長・ウルティモ・ドラゴンは、オカダを「飛べるG馬場」をプロデュースしようとしていた。
初任給のファイトマネーが交通費込みで50ペソ(当時の500円)で、そんな生活が1年続いた。
そんな中、ミル・マスカラスとの対戦のチャンスを貰ったり、当時の先生の一人であるネグロ・ナバーロ曰く
「10年もしないでビッグスターになっているだろう」と評され、更に第9回ヤングドラゴン杯優勝と評価が高まっていく。
2007年7月22日に行われたウルティモ・ドラゴン20周年記念興行にて、闘龍門の卒業及び新日本プロレスへの
入団を発表。石狩太一(現・タイチ)を相手にヤングライオンとして再デビューを果たす。
2009年にはNOAHへの対抗戦に抜擢。四つんばいになった相手の頭に蹴りを入れるなど、その闘志あふれるファイトに評価は高かったものの結果は残せなかった。
2010年2月からTNAへ武者修行の旅へ旅立つ。
2011年1月4日東京ドームにて後藤洋央紀とタッグを組み、杉浦貴(NOAH)&高山善廣を相手に凱旋試合をするが
善戦及ばず敗北。再びTNAへ。
5月13日~15日に新日本初の単独アメリカ遠征が開催、初日の初代IWGPインターコンチネンタル王座決定トーナメントに出場。
結果は優勝候補の元WWEスーパースター・MVPの前に一回戦負け。15日の8人タッグでは中邑真輔のボマイェで敗北。
翌2012年1月4日東京ドームで、”金の雨を降らす男=レインメーカー”オカダ・カズチカに変身し凱旋。メキシコ遠征から帰国したYOSHI-HASHIとのダブル凱旋試合でインパクトが残せず、知名度の低さも相まり、メイン後のIWGP王座挑戦のアピールではブーイングを受けてしまう。
だが、その後のシリーズから本来の実力を発揮し、棚橋を苦しめる戦いを展開。前哨戦でもCHAOSの面々とタッグを組み結果を残すと、2月の大阪大会で棚橋弘至からまさかの王座奪取。中邑真輔に次ぐ若さでのIWGPヘビー級王者となる。3月4日の旗揚げ記念日、後楽園ホール大会では内藤哲也戦で王座初防衛。
旗揚げ40周年を迎えた新日本における新世代選手同士によるIWGP戦を制し、レインメーカーの地位を確立した。
この時ばら撒かれたオカダの肖像画が描かれた”レインメーカードル札"(通称「オカダドル」)は、入場時の定番アイテムとなり現在に至る。
続く5月の福岡でNewJapanCup覇者・後藤洋央紀の挑戦を退け、オカダ時代の到来を決定づけたと思われたが、
6月に前王者・棚橋との防衛戦で王座陥落。王座を奪った大阪で、リベンジを果たされる形となる。
王座陥落で勢いを失う事はなく、G1 CLIMAX前の公開練習で国立競技場を貸切、50メートル走に挑戦。
運動靴ながら5秒94という脅威の記録をマークし、G1優勝に視界良好である事を猛アピール。(中学時代は陸上部)
公式戦では以前防衛戦で降した内藤・後藤・注目の同門対決となった中邑真輔に敗れるもBブロック首位で通過。
Aブロックを勝ち上がったカール・アンダーソンとの死闘を制し、史上最年少での初参戦初優勝という快挙を達成。
G1覇者は次期シリーズでのIWGP挑戦が通例となっていたが、マネージャーの外道がドームでの挑戦をブチ上げ、
団体側も挑戦権を防衛する事を条件に了承し、史上始めて挑戦権利書を賭けて試合が行われる事態となる。
以降、G1決勝で戦ったアンダーソン、G1公式戦とタッグで敗れた後藤洋央紀を相手に権利書の防衛に成功し、
"レインメーカーに相応しい舞台"東京ドームでのIWGP挑戦が正式決定。王者・棚橋との決着戦が行われる事となる。
2012年プロレス大賞でMVPとベストバウトの二冠に輝くなど、時代は完全にオカダのモノと思われたが、
史上最大の世代闘争と銘打たれたドーム決戦で棚橋に敗北し、時代と王座を死守されてしまう。
続く2月広島では、CHAOSと鈴木軍の本格抗争の開戦をきっかけに、鈴木みのるとの一騎打ちが実現するが惨敗。
さらに旗揚げ記念日でのイリミネーション戦でも鈴木の策略に敗れ、一気にスランプへと突入してしまう。
この1.4での敗戦からはじまったスランプを「己の慢心」と「ハングリー精神の欠如」と判断したオカダは、
スランプ脱出を図るべく、なんと世田谷への引越し、家具の総買い替え、高級車の購入など
総額一千万円に及ぶ浪費を敢行。自身のプロレス人生の原点である「無一文」に自らを追い詰め、
(虚実はともかく)ある意味レベルの違いすぎる独自の調整法で中卒デビューで培ったハングリー精神を取り戻した。
この後の復調を受けて、散財による調整法がYahoo!スポーツニュース(13年4月9日分)で取り上げられる事となる。
迎えた3月、春の祭典NewJapanCupに新技レッドインク(=赤字)を引っさげての初参戦。
初戦で鈴木軍ランス・アーチャー、二回戦ではカール・アンダーソンを降して順調に最終戦の後楽園に駒を進め、
準決勝では同門・矢野通を、決勝で過去3度優勝している後藤を撃破し、G1に続いての最年少初参戦初優勝。
わずか三ヶ月での異例の王座再挑戦が決まり、4月両国での棚橋との王座戦へと漕ぎ着ける。
4月の両国で「人類の想像を超えた史上最強のインベーダー(外道談)」となったオカダが死闘の末に棚橋に雪辱。
二度目のIWGP戴冠を成し遂げた。試合後は、アナウンサーのマイクに涙を見せる場面もあったが、
バックステージインタビューでは、「歴史が変わりましたー」と外道と陽気に乾杯、余裕の表情を取り戻した。
5月3日のレスリングどんたく2013では、自ら指名した挑戦者・鈴木みのるを相手に30分もの激闘を展開。
予告通りの"スペシャルな決め方"で初防衛を果たした。
6月22日のDOMINION6.22では、鈴木戦後に名乗り出た真壁刀義を相手に二度目の防衛戦。
自らを"ホンモノのプロレス"と称し、オカダを絶対に認めないという真壁の意地を打ち砕き前回と並ぶV2を達成した。
真壁を破った直後に挑戦表明をしたのは、BEST OF THE SUPER JrをIWGPJr王者として全勝優勝、
さらにはエース・棚橋を降した外国人軍団BULLET CLUB率いるプリンス・デヴィット。
オカダはIWGPJr王座に外道が挑む事を条件に挑戦を受諾、7月5日のシリーズ開幕戦でデヴィットvs外道が実現。
しかしBULLET CLUBの介入で外道の王座奪取は失敗、また戦場を北海道に移しての前哨戦においても
イリミネーション形式での全面対抗戦に完敗、さらに外道がリンチに遭う等、不安を残してタイトル戦を迎える事に。
だが7月20日 最終戦では、デヴィットと介入するBULLET CLUB相手に快勝。外道の仇討ちに成功した。
前年覇者として最年少での連覇がかかったG1CLIMAXでは、同門で盟友の石井智宏や、
異色対決となった柴田勝頼との試合などで勝利を収めるも、ライバル・棚橋相手にドロー。
開幕からの連敗や、最終戦での小島聡戦で喫した完敗が響き決勝進出すら叶わなかった。
G1最終戦で敗れた小島を挑戦者に迎えた9月のDESTRUCTIONでは、
「絶対にレインメーカーは当たらない」と豪語した小島に対して意地のレインメーカーで防衛。
直後に挑戦に名乗りを上げた棚橋弘至とは戦績が五分ということもあり、
負けた方がIWGP戦線から撤退というハードな条件での完全決着戦となった。
執拗な右腕破壊、徹底したレインメーカー対策、足の負傷を模した三味線殺法と形振り構わぬ棚橋に苦しめられるも、
最後は背中合わせに片腕をフックしてからのレインメーカーで防衛に成功。棚橋をIWGP戦線からの追放に成功した。
11月には年内最後の防衛戦をカール・アンダーソンと行い、BULLET CLUBの介入に苦しむが快勝。
直後にドームでの対戦が決定しているG1覇者・内藤が登場、「主役は俺」を豪語する内藤に
「知ったこっちゃない。主役なんてくれてやるが王者は俺だ」と強気の切り返しを見せた。
1.4東京ドームのメインで確定と思われていたオカダvs内藤であったが、
会場やネット上での内藤への不安感を受けてか、中邑vs棚橋のIC王座戦との投票による試合順争いが決定。
ダブルスコア近い票差を付けてIC王座戦が圧勝、年に一度の大舞台でセミファイナルに甘んじる事となった。
(名義上はダブルメインイベントとなっている)
それでも各プロレスメディアの2013年度MVPを総なめにするなど、支持率の高さをアピールすると、
(東京スポーツ制定プロレス大賞MVP連覇は天龍源一郎以来となる25年ぶりの快挙)
勢いそのままに2014年1月4日の東京ドームでは内藤哲也の夢を打ち砕いて7度目の防衛に成功した。
ドーム翌日の後楽園大会で後藤洋央紀が挑戦表明するが、復帰間もない後藤の挑戦を疑問視するオカダは拒否。
会社側が2月11日の大阪での後藤とのタイトルマッチを決定。オカダは不快感を露わにし「再びアゴを砕く」と宣言。
実力の違いを見せつけ完勝を収めるが、 後藤のセコンドに付いた盟友・柴田勝頼がオカダにつっかかり抗争を示唆。
続く3月6日の旗揚げ記念日では、IWGPジュニアヘビー級王者の飯伏幸太とメインイベントで一騎打ち。
新日本プロレス旗揚げの地・大田区体育館で、42年前の旗揚げ戦でのカール・ゴッチを意識したのか
ジャーマンスープレックスまで繰り出しての完全勝利。レベルの違いを見せつけた。
挑戦者決定戦に位置づけられていたNewJapanCup2014は同門・中邑真輔が優勝、IC王者・棚橋への挑戦を表明。
また抗争を示唆した柴田もタッグ戦線へと移行した為、オカダは挑戦者不在のまま4月の両国大会を迎える事に。
4月6日「INVASION ATTACK」ではYOSHI-HASHIと組み、BULLET CLUBのバッドラック・ファレ&タマ・トンガに快勝。
しかし試合直後に予てより参戦が噂されていた大物・AJスタイルズの襲撃を受け昏倒。
AJは 「TNAで若僧だったお前のベルトを奪う」と王座奪取を宣言。これを受けてAJとのタイトル戦が決定。
迎えた5月3日「レスリングどんたく2014」では、プリンス・デヴィットを追放し、新リーダーとなったAJを援護するBULLET CLUBの再三の介入に苦戦。高橋裕二郎がCHAOSを裏切りオカダを奇襲したのが決定打となり、最後はAJのブラディサンデー、スタイルズクラッシュの波状攻撃で一年一ヶ月に渡る長期政権にピリオドが打たれた。
リマッチ権利の主張が実り、5月25日の(団体としては11年ぶりとなる)横浜アリーナ大会でIWGP再挑戦が決定したが
直前のアメリカで開催されたROHとの合同興行では、対戦予定だったセドリック・アレキサンダーが負傷欠場、
それを受けて、メインイベントでのAJとマイケル・エルガンのIWGP戦に急遽二人目の挑戦者として参戦。
しかしエルガンがAJに敗れ王座奪還ならず。続く横浜大会でも完敗を喫しIWGP戦線から一歩後退する事となった。
苦境を打開したいオカダはG1直前に特殊なマスクを用いてのトレーニングを敢行、G1全勝優勝を宣言。
"史上空前の夏"と銘打たれたG1CLIMAX24、宿敵AJと同ブロックに編入され、7月21日の開幕戦での激突が決定。
連敗続きのAJ相手にジャーマンスープレックスからのレインメーカーで勝利し、借りを返すことに成功。
前年度王者・内藤哲也、曲者カール・アンダーソンに敗れ全勝はならずも勝ち点16で決勝進出。
史上初の西武ドームでの開催となった決勝戦(8月10日)では、中邑真輔と"禁断のCHAOS同門"対戦が実現。
ボマイェ乱打に苦しめられるが、前代未聞のレインメーカー三連発で中邑を降し二年ぶり二度目の優勝。
1.4東京ドームでのIWGP奪取と日本マット界に金の雨を降らせると自らのマイクで力強く宣言した。
ここ最近ではリング外での活動も多く、特にブシロードが発売するカードゲーム「バディファイト」のCMにも出演するなど、イメージキャラクターとして活躍。そのため、小学生を中心とした低年齢層にもオカダ人気が広がっている。
ちなみに現在、キャプテン・ニュージャパンに変身した平澤光秀は新日本内で同期の関係にあたる。
スーパーヒーローとして活躍する彼とIWGP王者になったオカダは真逆の出世を果たした二人と言えよう。
2019年には声優の三森すずことの結婚を発表した。
身長191cmと日本人レスラーの中では長身の部類に入るオカダであるが、
闘龍門出身ならではのジャベ(=メキシコ式関節技)や、天性のバネからくる跳躍力を活かした技が得意。
シンプルなものからオリジナリティ溢れるものまで、まさにレベルの違うオカダの得意技を以下に紹介。
2012年2月12日「NewBeginning」において棚橋弘至から奪取。23分22秒 レインメーカー→片エビ固め
3月4日「旗揚げ記念日」で内藤哲也を相手に初防衛に成功。28分50秒 レインメーカー→片エビ固め
5月3日「レスリングどんたく2012」で後藤洋央紀を相手にV2。24分55秒 レインメーカー→片エビ固め
6月16日「DOMINION6.16」で前王者・棚橋に敗れて陥落。28分06秒 ハイフライフロー→片エビ固め
2013年4月7日「INVASION ATTACK」で棚橋弘至から奪取。31分41秒 レインメーカー→片エビ固め
5月3日「レスリングどんたく2013」で鈴木みのるを相手にV1。30分49秒 レインメーカー→片エビ固め
6月22日「DOMINION6.22」で真壁刀義を相手にV2。25分04秒 レインメーカー→片エビ固め
7月20日「KIZUNA ROAD 2013」でプリンス・デヴィットを相手にV3。19分14秒 レインメーカー→片エビ固め
9月29日「DESTRUCTION」で小島聡を相手にV4。24分44秒 レインメーカー→片エビ固め
10月14日「KING OF PRO-WRESTLING」で棚橋を降しV5。35分17秒 レインメーカー→片エビ固め
11月9日「POWER STRUGGLE」でカール・アンダーソンを相手にV6。22分49秒 レインメーカー→片エビ固め
2014年1月4日「WRESTLE KINGDOM8」で内藤哲也を相手にV7。30分58秒 レインメーカー→片エビ固め
2月11日「THE NEW BEGINNING in OSAKA」で後藤洋央紀を相手にV8戦。22分51秒 レインメーカー→片エビ固め
5月3日「レスリングどんたく2014」でAJスタイルズに敗れて陥落。24分31秒 スタイルズクラッシュ→エビ固め
2012年8月13日に外道がドームでの挑戦を要求、9月6日に菅林直樹社長が防衛戦を行う事を条件に了承し、獲得。
10月8日「KING OF PROWRESTLING」でカール・アンダーソンを相手に防衛。16分26秒 レインメーカー→片エビ固め
11月11日「POWER STRUGGLE」で後藤洋央紀を相手に防衛。15分43秒 レインメーカー→片エビ固め
外道「つまんねえ事聞くな!テメエで探せコノヤロー!」タグ検索→レインメーカー or オカダ・カズチカ
掲示板
95 ななしのよっしん
2024/02/28(水) 04:32:28 ID: /Fq60QjiJK
オカダカズチカ退団に真っ先に気づいたのが
奥さんの三森すずこファンだったの面白かったわ
英会話の話からそうなったとか
96 ななしのよっしん
2024/03/07(木) 15:25:25 ID: 8crAxrdyzY
97 ななしのよっしん
2024/03/09(土) 12:00:43 ID: V3zFD1DFus
AEWでの年俸が3年20億とか言われてるけどかなり眉唾な気がする
AEWの年間売り上げが大体1億ドルと言われてる中で新規レスラー一人に年俸単年500万ドルってあるか?と思っちゃうのよね
急上昇ワード改
最終更新:2025/04/22(火) 18:00
最終更新:2025/04/22(火) 18:00
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