東方不憫劇場とは (トウホウフビンゲキジョウとは) [単語記事]

東方不憫劇場とは、アカウント名「匿名既望」氏が投稿している東方手書き劇場シリーズである。

概要

もともとはpixiv等で漫画を描いていた。しかし、友人が動画化を唆した結果、「【渾身の】東方の手書き漫画に挑戦だ【紙芝居】」でデビューすることとなった。友人 GJ。

特徴は視聴者から「やつれいむ」と呼ばれるように、霊夢が貧乏どころか極貧すぎるところである。

「霊夢＝貧乏巫女」二次創作では定番の設定だが、氏の動画ではそれを極限まで煮詰めており、視聴者からしばしば「不憫すぎる」などのコメントを寄せられる。

シリーズが進むにつれて霊夢以外にも不憫な扱いを受けているキャラクターが続出し、「東方不憫劇場」というタグが定着した。

以下に主な登場キャラクター一覧を不憫キャラとその他に分けて記述してあるが、誰もが不憫キャラになってもおかしくない状態である。

もはや匿名既望氏の「登場キャラを不憫にする程度の能力」のなせるワザであろう。

尚、当然ながら作者は特定キャラクターを貶めるつもりは一切ない。ギャグと承知した上で不憫劇場をお楽しみ下さい。

主な不憫キャラ一覧

博麗霊夢: この動画の中で最も不憫な人物。恒久的に御賽銭が不足しているため、深刻な飢餓状態にある。
頬はこけ、目はどこか虚空を見つめており、腕は枯れ枝のように折れてしまいそうなほど。
時々魔理沙が訪れて世話をしているようで、辛うじて生きながらえている。が、藍に世話させると鏡餅になる。; 幸か不幸か、当動画において唯一の皆勤キャラとなっている。
伊吹萃香: 霊夢と神社で同居しているため、霊夢と同様に飢餓状態にある。; 自慢の瓢箪もすっかり萎れてしまったようだ。
能力で食物を集めろと言うのは禁句。というか能力使うと「そのまま霧散して死にかねない」と言及されてしまった。ちくしょう。
アリス・マーガトロイド: アリスはいつも通り・・・どころの騒ぎではない（主に人付き合い方面で）。
良い子だよ？ちょっと一人暮らしし過ぎてコミュニケーション能力低下と対人恐怖症が侵攻しているだけで。; どんな顔をして会えばいいのか。どんな声をかければいいのか。頑張れアリス。; 「信頼と実績のアッテムト」も参照。
フランドール・スカーレット: みんな大好き妹様。躁鬱の差が激しい、あるいは情緒不安定。というか双極性障害のやばい方。
躁状態だと至って普通なのだが、鬱状態になると自身を精神的に追い込んでしまう。
レミリアはそのあたりも織り込み済みで接しているようなのだが･･･
る～こと: 旧作に登場したメイドロボ。･･･なのだが、博麗神社の蔵（倉庫？）に放置されている。
定期的に起動し霊夢の異状を感知しては世話に行こうとするのだが、エラーや待機命令に阻まれ泣く泣く行動をキャンセルしている。まりかーさんが神社に足しげく通っていることが唯一の慰め。
エリー: 夢幻館の再建を目指し一人でガラクタ探しや内職をしている。
手持ちの情報が旧作当時で止まっているため、自分の力（能力とか）で家を建てる事に強い抵抗がある。
その内面はアリス並にネガティブなものとなっている上、肝心の夢幻館再建の見通しは全く立っていない。

そこまで不憫じゃない頻出キャラ一覧

霧雨魔理沙: みんなの頼れるまりかーさん（聖母マリサとも）。博麗神社の命綱。そして霊夢の友達。; 神社に度々訪れては食事などの支援をする他、飢えて奇行に走る霊夢にブレーキをかける。; しかしその霊夢に付き合って共に不憫の海に溺れることも･･･。
八雲藍: （霊夢だろうとかぼちゃだろうと）当たり判定の大きさを3倍にする程度の能力を持つ、
ブルーベリー色の名前した半裸の巨乳。
時折セリフが長すぎて入りきらなかったり、橙の位置づけがペットっぽかったり、紫に振り回されたり。
ルーミア: 心の闇を操る程度の能力。天然ではなく素で毒舌。; 「そうなのか・・・」「できるのか？」など、そうなのかー多段活用で人妖の心を抉っていく。; 多くの人妖の心を抉り倒してきたが、彼女以外による毒舌に対してフォローに回ることも。; ↓しかしsm14218336では・・・; 記憶喪失状態のチルノにも毒舌を言ったが、見事に返されてしまい今度は罵倒を言った結果; これもまた返され、そしてチルノの最後の一言で致命的なダメージを負ってしまった。
チルノ: 普段は大妖精やルーミアと一緒にいて、ルーミアの放つ闇をがんばって食い止めようとする。; また、巨大モンスターと遭遇する程度の能力を持つ。幻想郷に生きる珍獣ハンターという一面も存在し、; 大怪獣ヤツメウナギを倒すほどの実力者だ。（しかし、ライバルである大ガマには勝利した事がない。）; 「モンスターハンターチルノ」も参照。
リグル・ナイトバグ: 幽香さんが好き過ぎる子。幽香に付きまとっては自業自得でひどい目にあっている。
不憫？いいえ、我々の業界ではご褒美です。幽香絡みじゃないと意外と常識的。
大妖精: チルノやルーミアたちとよく行動を共にするが、何かと気苦労が絶えない。…あれ？　それっていつも通りじゃね？; 長い間、常識人ポジだったが…第25回にてチルノを相手に…。
うおおおおおおおおおおおちるのちゃんうおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
藤原妹紅: 極めて高度な日本語読解能力を持つ竹林の自警団員。
事あるごとに何やら厄介事に巻き込まれている。詳しくは「竹林自警団シリーズ」を参照。; ちなみに、普通の会話だとその超絶的な読解能力はフリーズする。少しSの要素あり。
上白沢慧音: ご存知寺子屋の先生。たびたび自警団員・妹紅に厄介事を持ち込まれ解決の手助けをするハメになる。
だが可愛い物（幼女？）に目がなかったり、妹紅が女子を持ち帰ってくるとしもけーね化したりと、; 自身の頭が不憫なことがある。
くるみ: 夢幻館の崩壊以降、力尽きて倒れていた所を妹紅に救われる。
知っている情報が旧作当時のままなため、巫女（靈夢）や幽香に会うと殺されると思い込んでいる。; 今はどっちも丸くなっている（約1名明日をも知れない）のだが。; 妹紅宅に厄介になっているうちに、自分も丸くなってしまいやつれ果てるエリーとは対照的。最近ますます丸くなってきた。
射命丸文小めぇ丸: 日頃の行いが祟ってか？病に倒れても周囲の人に一切心配してもらえない。＼ザマァ／
スプラッタやホラー的な表現は苦手であるなど、新たな一面が垣間見える。マジョリカマジョリカ。; 高下駄をベースにした底上げ靴を愛用。脱ぐと25cm低くなり、魔理沙の母性をくすぐる小ささに。＼ちめぇ丸／
パチュリー・ノーレッジ: 死の危機に直面しながらも、体を鍛えようと奮闘する魔女。人呼んでパチェランカー。; どちらかというと周りが不憫。飛べよ。
標準語に限らず複数の方言も操る才女？でもある。
魂魄妖夢: 登場人物の説明をするという事は決して簡単ではない。; その者の持つ個性や魅力、作中での立ち位置を語弊のないよう記さねばならないからだ。; しかし文の捉え方など十人十色。どんなに優れた文才を持つ者でも、; 読む者全てを納得させる事など不可能ではないか。だがそれならばこう考えるのはどうだろう？; 「人それぞれが自由に感じ、考え、読むことができる文章」　－すなわち白。; 何色にも染まらない色で書かれたこの魂魄妖夢の紹介文は; 無限の宝玉たり得る可能性を秘めているのでは無かろうか・・・。
犬走椛: 職務に忠実な天狗。目が鋭い。茸龍を軽くのす程度の強さ。紅葉の神様を落とす程度のかっこよさ。; 一方傍若無人な短足烏天狗には礼儀をもって接しながらも色々ウザさを感じている様子。; もみしずが俺のもみじ鍋
秋静葉: 信仰や身長やおっぱいなど、あらゆる点において穣子より劣った描写をされている。
~~姉より優れた妹など存在しない！これでもお姉ちゃんのプライドはあるんよ？~~; もみしずが俺のもみじ鍋
秋穣子: （　農） < 見よ！今年も穣子様はたわわに穣ってらっしゃる！
（　農） < 豊作じゃ！大豊作間違いなしじゃ！; （　農） < ありがたや・・　ありがたや・・・
リリーホワイト: やたらとアグレッシブな春の妖精。; 妖精だが、穣子様のお姉様ぐらいなら簡単に手玉に取れる実力を持つ。
さらにもっと強大な「春」を召還する能力が・・・同族には優しい。
封獣ぬえ: 異変の時はテンションが高いが普段は引っ込み思案。NGワードは「迷惑」。
後に早苗に諭され不憫を　脱　却　した。・・・今の所は。
アリスの入水を止めたこともあり、その時から友達関係が続い・・・て・・・いる？

その他の登場キャラ一覧

風見幽香: 向日葵畑のUSC。その美貌に引かれて近寄りたくない黒甲虫が寄ってくる。; ・・が、本人は満更でもなさそうだ。恋愛小説を執筆中であり、リリーホワイトによる出版が待たれる。; ゆうリグは俺の向日葵
八坂神奈子: 山坂と湖の権化。昔のことを根に持っているらしい諏訪子に笑顔で罵られたり、
間違った知識を教えられたりとひどい目にあっている。典型的ないじられキャラである。
洩矢諏訪子: 別の意味で蛇を食って生きている土着神。帽子は口ほどに物を言う。; 『(……かなちゃん……)ボソッ』。
東風谷早苗: 常識人。あるいは常識に囚われなくなれども良識は捨ててない良い子。しっかり者で数少ない癒し系。; 魔理沙が聖母なら彼女は女神。おい誰だ何か悪いものでも食べたんですかとかお前が言うなとか言う奴は。ただし身内には容赦ない。
レミリア・スカーレット: みんな大好きおぜうさま。ちょっとアホの子。今日も日光や流水に四苦八苦している。
十六夜咲夜ビート板: ビート板。; おい誰だ！こんなところに「ビート板。」なんて書いた奴は！
いぢめんな！！ビート板いぢめんな！！ビート板だってまっ平らなりに頑張ってるんだよぉぉぉぉぉ！！！
ミスティア・ローレライ: TNTN。大妖精と同程度にチルノに振り回されている常識人。
･･･のはずだが、チルノが倒した大怪獣ヤツメウナギをちゃっかり新メニューにしたり、
「だーんこ(ry」と絶叫するあたり、ちょっとネジが飛んでる気もしないではない。ルーミアも引いた。
八意永琳: 永遠亭の薬師。プレッシャーに弱いが芸人魂を持ち、ホットケーキを焼く際に特装法「永琳式浪漫円ぐりん（エーリン・ロー・エングリン）」を披露。
蓬莱山輝夜: 月から来たお姫様。初登場時はお笑い要員として登場。
最近の回では優雅さを取り戻したらしく、第23回ではホットケーキ作りに挑戦する永琳を; 期待のこもったまなざしで見守るかわいらしい姿が描かれた。
ルナサ・プリズムリバー: 虹川三姉妹長女。大妖精の音痴矯正をマジメにやろうとしているはずなのだが、ヴァイオリンを聴かせ過ぎて鬱状態に叩き込んだり、本来の方向性を見失っていることすらあるボケ役。ついつい他人の髪をいじる。
メルラン・プリズムリバー: 虹川三姉妹次女。ルナサに付き合って音痴を治すはずが、治療に乗り気な人物がボケるため方向の修正に忙しいツッコミ役。
リリカ・プリズムリバー: 虹川三姉妹三女。音痴矯正に付き合わず、ルーミアとチルノ相手に歌のおねえさんをしていた。
むしろキーボード役の彼女に頼めばよかったのではないか。
綿月豊姫: ノンカリスマな桃泥棒。妹に怒られても全くへこたれない。
綿月依姫: ご存知月の鬼教官。静葉の相談役なのだが、姉にブチ切れて言い放った一言が逆に静葉の心を抉ってしまった。
姫海棠はたて: 長身女性っていいよね。「ちーび」←トドメ
四季映姫・ヤマザナドゥ: 白黒決着を旨とする閻魔さま。彼女の前では『灰色』はあり得ないらしく、たとえそれがカフェオレだったとしても謎の力で白と黒の二色に分離してしまう。; 身も蓋もない事を素で言ってしまうのは、やはり仕事柄からだろうか？
小野塚小町: 幻想郷でも屈指の高身長であり、屈指のナイスバディの持ち主でもある。そのため、某天狗に変な内容のインタビューを受けたことも…。
村紗水蜜: 【みず/ゴースト】タイプの船幽霊。自分の一言が原因でぬえがいなくなってしまった時は彼女を守矢神社まで迎えに行き、不憫から救った。彼女曰く溺死は死ぬほど苦しい。
西行寺幽々子: 優雅でおっとりとしているお嬢様。本動画でもよく食べるキャラなのだが、自分の饅頭を霊夢に譲る程度のいい人（？）。突拍子のないタイミングで突拍子もない無茶ぶりを振ってくる事があり、第27回では彼女の一言が原因で危うく妖夢を泣かせてしまった。悪気はないんです。多分。