現代風RPGとは (ゲンダイフウアールピージーとは) [単語記事]

現代風RPGとは、現代あるいはそれに近い世界観を持つRPGに関連する動画に付けられるタグである。

概要

RPGと言えば、主に中世ヨーロッパ風ファンタジーの世界観等が主流だが、身近で現代的な世界を舞台にしたゲームも数多い。特に現代の日本を舞台にした作品の場合、戦闘や武器のシステム、敵の存在やそれと戦う理由にも他所のゲームでは見られない独特な設定が用意されている事が多く、こういった要素も見逃せない。

該当タイトル

真・女神転生: SFC・PSに移植されている真・女神転生シリーズ第一作。199X年の東京を舞台に、悪魔を召喚しながら戦っていく。古今東西の様々な宗教の悪魔達が見所。悪魔合体による強化システムも非常に奥が深い。
女神異聞録ペルソナ: PSにて発売、PSPにて移植されたペルソナシリーズ第一作。町に悪魔が出現し、それに呼応する様に「ペルソナ能力」に目覚めた高校生達の物語。
MOTHER シリーズ: FCにて初代、SFCにて2、GBAにて1・2カップリング移植、三作目が発売。超能力に目覚めた子供達が謎の侵略者の野望を阻止する為、海外の田舎町から世界中を巡る旅に出る。
ファイナルファンタジーⅧ: PSにて発売、PSNにてDL 配信中。傭兵派遣業を兼業する軍学校「バラムガーデン」の生徒スコールが主人公。様々な独自のシステムや、非常に練りこまれたストーリーが見所。
迷宮クロスブラッド: チームムラマサよりPCにて発売、後にXbox360へ移植。データ情報を実体化させる「コードライズ能力」を持つ少年少女達が日本政府の極秘機関「XTH」の隊員として怪異事件を解決するため、ダンジョン化した廃墟や施設へ潜入する。元祖RPGであるWizardryライクの3D ダンジョン探索型 RPGで、キャラメイクも非常に細かく設定できるので、プレイヤーの想像の余地が大きい作品。
サガフロンティア: PSにて発売、PSNにてDL 配信中。「リージョン」と呼ばれる様々な次元を行き来するRPG。現代・近代的な町並みのリージョンも多く、特に「生命科学研究所」の異様な雰囲気は強く印象に残る。
PAL-神犬伝説-: PSにて発売。さらわれた飼い主の少女を救うため、神の国で修行して人に転生した犬「パル」が主人公。一度見たら忘れられない斬新過ぎるキャラデザと独特なテクノ音楽、そして少女に一途なパルのストーリーは笑えたり悲しかったり…。
G.O.D~目覚めよと呼ぶ声が聞こえ~: SFCにて発売後、PSにてリメイク「G.O.D pure」が発売。1999年にエイリアンが襲来して以来戦時下にある地球、超能力に目覚めた青年達が戦いの旅に出るRPG。ノストラダムスの大予言を始め、世界各地の遺跡を巡る神秘探求という意味でのオカルト要素が強いRPG。
ラプラスの魔: PC-98、MSX、PCエンジン、SFC等多数の機種にて発売された、クトゥルフ神話を題材にしたRPG。あるアメリカの田舎町の幽霊屋敷を調査する為に主人公は、同じ目的で町に現れた人達を募って探索に赴く。探偵やジャーナリスト、霊能力者に科学者などユニークな職業のキャラが登場する。
幻影都市-ILLUSION CITY-: マイクロキャビンよりPCにて発売され、後にメガCDへ移植された。新香港を舞台とする対魔掃討業者「天人」が主人公のRPG。「操演システム」というドットによる非常に細かいアニメーションは必見。
ごきんじょ冒険隊: パイオニアLDC（現ジェネオンエンタテインメント）がSFCで発売した。幼稚園児の女の子が神様から与えられる試練に、友達と一緒に出かけるほのぼの RPG。
ヒーロー戦記: バンプレストよりSFCで発売されたコンパチシリーズの一つ。ガンダムのパイロット「アムロ・レイ」ウルトラセブンへと変身する「モロボシ・ダン」仮面ライダーBLACK「南光太郎」の三人が仲間達と共に悪の野望に立ち向かう。
ヴェルヌワールド: バンプレストよりSFCで発売。小説作家として名高いジュール・ヴェルヌの作品を再現したテーマパーク「ヴェルヌワールド」が何者かに乗っ取られた!残された子供達で力を合わせて、捕まった両親を助けるんだ!テーマパーク内にある売店や食事コーナーで回復したりアイテムを入手するなど、ユニークな設定が見られる作品。
スウィートホーム: カプコンが同名のホラー映画をゲーム化したFCのRPG。死んだ仲間は無残な姿が映し出され、けして生き返らないハードな仕様や、後に同社のバイオハザードシリーズへも活かされる細かな恐怖演出は今なお色褪せない。
ゴッドメディスン: GBにて発売、後にイベントが追加された復刻版も発売。小学生三人組がゲームの中から出現した勇者から託された力で魔王に立ち向かう。現代と異世界を行き来するRPG。
爆釣リトリーブマスター: GBにて発売、主人公は夏休みを利用して、幻のブラックバスを釣り上げる旅に出るストーリーで釣りゲーのイメージを抱くが、RPG色が強めで、レベルや必殺技などがあり、バトルはコマンド式。
GetBackers-奪還屋-: GBAにて「地獄のスカラムーシュ」「メトロポリス奪還作戦！」「-邪眼封印！-」の三作発売された、同名の漫画をRPG化した作品。
レーシングラグーン: 旧スクウェアよりPSで発売したYOKOH AMAを舞台とするハイスピードドライヴィングRPG。俺たちは剣をエンジンに…鎧をエアロに武装したSTREET WAR RIOR 遅い奴には、ドラマは追えねぇ･････
すばらしきこのせかい: スクウェア・エニックスよりニンテンドーDSで発売されたアクションRPG。現代の渋谷を舞台に、少年少女達は自らの存在を賭けたゲームに参加する。独特の世界観に個性的なキャラクター、DSの持つ機能をフル活用したシステムが特徴。またデータ容量を割いてまで入れた多くの歌入り楽曲は非常に評価が高い。
イナズマイレブンシリーズ: ニンテンドーDSやニンテンドー3DSなどで発売されたサッカー物でスポーツゲーのように思えるがRPG要素が強い作品、大会優勝が目的、侵略者に対抗するのがメイン、その両方が目的の話の作品に分かれ、過去や未来や宇宙に行ったりもするが主人公達の通う学校や住み処は現代風の世界観である、本編は2022年時点で6作品ほど発売された。
妖怪ウォッチシリーズ: ニンテンドー3DSやNintendoSwitchなどで発売されているRPG シリーズで本編は2022年時点で5作品ほど出ている、妖怪を見ることの出来る不思議な時計・妖怪ウォッチを手に入れた主人公は至る所に出没する妖怪と友達になり協力しながら物語を進めていく作品、過去や近未来要素も有るが基本的には1作目発売当時の平成の日本風の世界観である。

該当する要素・演出が一部に存在するゲーム

ファイナルファンタジーXIII: 終盤、自然に浸食され廃墟となった現代の町並みを残した「オルバ郷」に立ち寄る。
メタルマックスシリーズ: 大破壊により荒廃した近未来、その所々に現代の駅や高層ビルなどの施設・ダンジョンが登場する。
ゼノギアス: ゼポイム文明と呼ばれる、現代の文明に酷似した高層ビルが立ち並ぶ地下遺跡「ゼポイム遺跡」というダンジョンに立ち寄ることが出来る。
天地創造: 文明の発展に協力することで各地域が村から都市へと発展してゆく。「ネオトキオ」という東京に似た街も存在する。
ライブ・ア・ライブ: オムニバスシナリオの内、現代の町並みが舞台の「近未来編」と格闘家が最強を目指す「現代編」がある。
聖剣伝説2: 終盤にて地下鉄構内に酷似した「地下通路遺跡」が登場。電車内部にはゾンビがすし詰めとなっている。
魔界塔士Sa･Ga: 様々な世界を連結した「塔」を登るRPG。その中で16階は近未来的な雰囲気を持ち「アキバ」「シンジュク」などの都市が登場する。
Fallout3: 海外で人気のオープンワールド型 RPG。一見するとFPSに見えるが、戦闘に独自のシステムを取り入れたRPGである。核戦争後の荒廃したビル、地下鉄ダンジョン、1950年代のアメリカンミュージックがラジオから流れる。
ジャングルウォーズシリーズ: GBで1が、SFCで2が発売、両方ともジャングルを舞台に主人公のジャングルボーイが冒険を繰り広げ悪の団に立ち向かうストーリーだが、同じく両方とも中盤で都会に行く流れとなり最終ダンジョンも現代風の建物の中を進んでいく。